私とした事がお兄様に浮かれていた。
まさかこんな物に気がつかないとは・・・・・。
浮かれて居た。そうとしか言いようがない。
そう思い使い魔を握りつぶし歯を食いしばる。
ギリッっと軋む音が響く。
「依姫、侵入を許したわ。対応をお願い」
「お姉さま、詳しい情報をお願いします」
それから妹の依姫に詳しく詳細を告げる。
もしかしたら第二の月面戦争に成るかもしれない。
出来るだけそれは避けたいが、場合によれば仕方がない。
それにお兄様がいれば百人力だ。
それに私達とて、数億年と無駄に過ごしていたわけでは無い。
鍛練の成果をお兄様に見せる絶好の機会かもしれない。
名門綿月を名乗るのは伊達じゃない。
今日はお兄様に会えないなと内心激怒している。
その腹いせも含めて主犯にはたっぷりと恥をかいて死んでもらう事にしよう。
お兄様、今日は会いに行けそうにありません。
今日は例の姉妹は来なかった。
珍しいな、毎日来てたのに・・・・
まぁ、流石に仕事とかあるか・・・・
そんなこんなで今日も他の人から話を聞いて過ごすことにした。
未だに所々聞き取れない単語があるが気にしないで聞き流す事にしている。
子供達に授業もやらねばならないか・・・・
意外にやること多いな。
そう思いつつ、子供達に授業する。
ついに出来あがった。
月行きのロケット。
ようやくお師匠様を助けられる。
戦力もそろってるしこれでお師匠様を助けだせるはずだ。
最悪時間稼ぎが出来れば問題ない。
「そろったわね、じゃあ行くわよ」
メンバーを見て再度確認を取りロケットを出発させる。
ゴゴゴゴゴと言う大きな音を立てて地面を飛び立った。
まさかこんな感じで再び月の地を踏む事になろうとは・・・・
あの子たち、元気でやってるのかしら?
将来の妹達であり、弟子である二人の姉妹を思う。
それにしても魔界の創設神にその娘、妖怪の賢者達、紅魔館とか言うメンバーにお師匠様の式神に夢見にちゆり、博霊の巫女に白黒の魔法使いに亡霊姫に姫たちも付いて来た。
・・・・何か凄いメンツだな。
月の都が大丈夫か心配に成って来た。
別に都が滅びようがどうしようがどうでも良いが、お師匠様がそれを良しとはしないだろう。
それにしても月、か・・・・
昔に捨てた筈なのに何かが胸に込み上げて来る。
・・・・・・・・。
っと、月についたわね。
目の前を見る。
目の前には臨戦態勢をとり、構えて居る綿月姉妹が居た。
「久しぶりね、元気そうで何よりだわ」
そう問いかけると二人は一瞬目を合わせ、また此方を向き
「降伏を、師匠、いや、八意永琳」
二人ともあくまで構えながら言う。
交渉の余地無し、か。
まぁ、来る時に覚悟していた事だ。
「それは出来ない相談ね、私はお師匠様を取り返しに来たのだから」
「それならばなおさらできません。お兄様は私達で守ります」
そう言いながら弾幕を放ってきた。
・・・・・!
今かなりの霊力に神気を感じた。
一体何が起こってるんだ?
避難勧告見たいのが流れて皆がそれに従い逃げて行ってる。
そんな人達に何が起こったかを聞いたところ、月に地上の人間が攻めて来たとの事だ。
ここは月だったのか。と言う事はあの青い星は地球か。
そう考えつつ人々の流れと逆方向に飛んで向かう。
確か月の民は地上の人間を見下す習性があった筈だ。
なら何故地上の人間である私を受け入れたのだろうか?
まぁ今はどうでも良い。
騒ぎの現況へ行かねばならない。
嫌な予感がする。
普段なら気のせいだと置いとく所だが、ガウェインとしての、幾重にもわたり、冒険や戦場を駆け抜けて来た勘がただ事では無いと告げて来ているのだ。
行かない訳にはいかない。
そう思い更に加速する。
何やら神気の中に禍々しい神気も発され始めた。
一体何が起こってると言うんだ。
そう思い、心の中で舌打ちをする。
っ、見えた!
ガラティーンと幽々子から貰って強化した剣を両手に出し握る。
何故今まで思い出せなかったんだ私のバカ!
綿月姉妹は月のお偉いさんじゃないか!
っと、今はそんな事どうでも良い。
激突しそうな霊夢と依姫の間に入り二人の攻撃を受け止める。
「っ、お兄様!!」
「セイバーさん!!」
ガラティーンと幽々子の貰った刀に魔力を流す。
月のせいか魔力が晴れてく。
何か前にも同じ事があった気がすると苦笑い。
さてと・・・・
「双方刃を引け!」
そんなに大きな声で言った訳ではないが皆が戦闘をやめて注目してきた。
さて、何と言うべきか・・・・・
特に無いです