東方太陽録   作:仙儒

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萃夢想編

鈍い頭痛で目を覚ます。

 

頭が痛いし気持ち悪い・・・・・

 

完璧に二日酔いである。

 

頭を片手で押えながら立ち上がる。

皆が所せましと雑魚寝をしている。

まぁ、あれだけ飲めばしょうがないか・・・・・どれだけ飲んだかの記憶は無いが・・・・・

覚束無い足取りでなるべく寝てる連中を避けながら台所を目指す。

今は水が欲しい。

しかし、二日酔い状態で寝てる連中を避けるのは至難の業だな。

 

 

 

やっとの思いで台所に付いたら永琳が居た。

 

「あ、お師匠様、水にこれを」

 

コップ一杯に薬を渡して来た。

何かと聞いてみれば二日酔いに効く特効薬だと言う。

試しに薬を飲んでみる・・・・・に、苦い。

しかし同時にスーッと頭痛が引いて行く。

すげえな永琳、流石は永琳。

改めて居間を見る。

今度はちゃんとした足取りで主犯の元へ行く。

涎を垂らしながら幸せそうに寝て居る顔を見て少しでも救いになれただろうか? と言う不安が吹っ飛ぶ。

こいつめ、そう思いながら頬をつつく。

そうしたら眉をしかめて寝がえりをうった。

 

取り敢えず片付けるか。そこら辺に散らかって居る皿や料理を台所に持って行って残り物を違う皿に移し換えたりして開いた皿から食器洗浄機にかける。

入りきらないぶんは手で洗う。

台所に立っていた永琳も手伝ってくれた。

私が皿を洗い、それを受け取って拭くのが永琳。

何だかわかんないけど永琳が嬉しそうである。

何か良い事でもあったのだろうか?

まぁ、本人が嬉しそうなので良いか。

あ、やべえ、今何時だ? 時計を確認したら8時ちょい過ぎ位。

慧音は・・・・まだ寝てる。こりゃ起きても二日酔いで駄目か・・・・

永琳の薬飲ませれば大丈夫だろうが大事を取って今日は寺子屋を休みにしよう。

洗い物を永琳に頼んで急いで寺子屋に急ぐ。

もう既に何人か生徒が集まって居た。

その子達に今日は休みだと伝える。

そんでもって寺子屋の前に能力で出した看板に本日休みと書いて立てておいた。

 

帰りは別に急ぐこと無いので近所の人達に挨拶をしながら世間話をしつつのんびり帰り路を歩く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝起きて周りを見渡すとたくさんの人物が雑魚寝をしていた。

そう言えば昨日は宴会だったんだっけと思いだし薬箱から二日酔いの薬を幾つか持ち台所へ移動し薬を飲む。

そうしていたらお師匠様が頭を抱えながら台所にやって来た。

どうやら薬を幾つか持って来て正解だったらしい。

薬を飲んだお師匠様はみんなに毛布をかけつつ宴会の片づけを始めた。

見てるのも何なのでお師匠様の手伝いをする。

お師匠様が洗った皿を私が受取り拭く。

まるで夫婦みたいだと思いニヤニヤしてしまう。

不意にお師匠様が時計を居間にある時計を見て飛び出して行った。

何事だと思ったがそう言えば寺子屋の時間である事を思い出し納得する。

雌牛が居間で眠って居るから今日は休みだろうか?

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