東方太陽録   作:仙儒

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52話

それから三が日が過ぎ約束? の時がやって来た。

お土産に外の世界の物を持って帰りたかったけど流石にあんな事があった後なので外に出る事が出来ず、しょうがないと溜息をはいて能力でクッキーの詰め合わせを幾つか出した。これで我慢して貰おう。

そう思い能力を行使して幻想郷にある家の玄関に転移する。

何故玄関なのかはもちろん理由がある。

転移事故を起こさない為だ。

幻想郷の者は皆飛んできて縁側とかから家に上がってきたり、能力でいきなり中に現れたりするのばかりで玄関から入ってくる人はほとんどいないのだ。

喜んでいいやら悲しんでいいやら・・・・・

取り敢えず転移で帰る時は必ず玄関に転移している。

転移した先には紫を抜いたメンツがそろって私を出迎えてくれた。

 

「「「「「「「「「「お帰りなさい」」」」」」」」」」

 

・・・・・こう言う風に誰かが出迎えてくれるのは良いものだな。

 

「ただいま」

 

笑顔で返す。そう言えば忘れてたな。魔理沙に霊夢にちゆりにお年玉を渡す。

それで喜んでいる所を見ると渡して良かったと心から思うよ。

一番近くに居た夢子にクッキーの詰め合わせを渡した。

それで解ってくれたのか「お茶を入れてまいります」と一礼してキッチンに向かって行った。

と言うか

 

「神綺殿、魔界の方は良いのですか」

 

そう言うと顔を反らした。おいこっち見ろや。

まぁ、夢子が一緒に居ると言う事はそんなに大変では無いのだろう。

 

そんな訳で皆でリビングに向かう。

そう言えば幽香久しぶりに会ったな。最後に会ったのは秋か?

 

「風見殿、久しぶりです」

 

新年の挨拶と共に久しぶりの挨拶をする。

するとムスッとした顔で

 

「何時も思うのだけどいい加減に名前で呼んでくれないかしら。他人行儀みたいで嫌なのだけど」

 

と言われても、やはり女性の下の名前で呼ぶのはちょっと・・・・

な~んて思ってたら幽々子がにこにこ顔で出て来て

 

「私は名前で呼んで貰ったわ~、”あなた”とは違って仲が良いもの♪」

 

何て爆弾を落としやがった。

それに全員が反応して私に詰め寄って来た。

 

 

結局、その後数時間によるO☆HA☆NA☆SHI☆と激論の末、全員を名前で呼ぶ事に成った。

何故こうなった!!

 

まぁ、名前で呼ぶだけで喜んでくれるのならそれでいいか。

生前の記憶で親しくても女性の名前を気安く呼ぶ事はボハットだったので下の名前を呼んでも良いのかずーっと悩んでいた所だった。

良いふんぎりが出来たのかも知れない。

少し恥ずかしさが入るが確かに皆と少し距離が近く成ったかな?

そんな感じがした新年でした。

 

 

因みに餅はまだまだ残って居て結局二、三個食う羽目に成った。

外で三が日潰した意味無いじゃん!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三が日が過ぎ、お師匠様の帰ってくる日、お出迎えしようと玄関に行ったら何処から情報が漏れたのか知らないが雌豚共がお師匠様の帰りを待ち構えて居た。

軽く頭痛がする。

それで帰って来たら亡霊が爆弾発言をした。

自分だけ名前で呼んで貰っていると。

ちょっとお師匠様にお話する事が出来た見たい。

それはほかの連中も同じだったらしく、暫く話し合いが続き、お師匠様が全員の名前を呼ぶ事で落ち着いた。

しかし、この亡霊、油断も隙もあった物では無い。本当に亡霊を殺す兵器を作った方がいいかも知れない。

その後お師匠様はお餅を食べて居た。が様子がおかしい。

態度も顔色もそのままだが何か様子がおかしい。

もしかしてお餅が嫌いなのか?

だから三が日帰らないと言ったのか。それなら納得が行く。

言って下されば良いのに。まぁ、兎達の事を考えて無理して食べて居るのだろう。

変な所で子供らしい方だ。

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