ローニエです。
まずは投稿が遅れたことを謝罪します。
申し訳ありません。
理由としてはですね、シルバーウィークということで考える時間がなかったんです。
まぁほかにも水樹奈々さんのライブに行ったり、東京観光をしたりと色々してたんですが(笑)
まぁ週2,3くらいのペースで投稿するつもりだったのでそこまで遅れてはない!・・はずです。
そんなこんなで第五話どうぞ!
穂乃果たちと話をしてから1週間が過ぎた。
穂乃果たちを手伝うとは言ったが自分のアイドルとして仕事もあるため、以前話をしたとき以降一度も練習を見には行けていない。
海未に練習メニューやダンスについては指導しておいたので、しっかり者の海未のことだ。一週間もあればかなり様にはなっているんではないだろうか??
などと考えていると携帯にメールが届いた音が鳴る。
「こんな時間に誰だ??」
現在は夕方の5時。
穂乃果たちならまだ練習中のはずだ。
また、この携帯はプライベート用なため、仕事の連絡が入ることはない。
そんな感じで考えを巡らせながら差出人を見てみると意外な人物だった。
「真姫?」
そう、なんと差出人は幼馴染第4号西木野真姫だった。
穂乃果たちとは違い真姫は最近連絡を取らなくなった。
真姫が受験で忙しそうなのもあったためなのもあるが俺が時間を取れなくなったのが大きな理由だ。だから真姫とメールをするのは半年ぶりくらいになる。
そんな真姫がいったいどうしたんだろうと考えながらメールを開くと、そこにはなんと驚くべきことが書いてあった。
『ちょっと助けてほしいんだけど・・・』
俺は旋律した。あの真姫が俺に嫌味の一つも言わずに助けを求めたのだ。驚かないわけがない。事実これまで真姫に直接助けてなんて言われたことはないのだ。
真姫は少々・・いや、結構ツンデレが入っているため自分の意見や考えを直接言わない。そのため俺が真姫のことを察して助けてあげる必要があったのだ。
そんな真姫が俺に助けを求めるなんて・・・
よほど真姫にやばいことがあったのではないかと思い、すぐに真姫に電話した。
「・・・もしもs」
「真姫!無事か!?なんか怪我とかしてないか!?」
「ヴェッッ!?ひ、翔人!?」
「ああ、そうだ!それで大丈夫なのか?」
「な、何がよ!?」
あれ・・・?話がかみ合ってないぞ?
「真姫が俺に助けを求めるなんて初めてだろ?
だから心配になってすぐに電話をかけたんだ。」
「そ、そうだったの・・・ごめんなさい、心配をかけて。」
「いや、そんなことはどうでもいいんだ。それよりホントに大丈夫なのか?」
「ええ、確かに困って連絡はしたけどそんな心配されるようなことじゃないわ。」
あぁ・・・よかった。
「なら、よかった。」
「えぇ、心配してくれてありがとね・・」
こんな素直な真姫も珍しいななんて思っていると、
「普段からこれだけ素直だと非の打ちどころがないくらいかわいいんだけどな・・」
なんて本音を口にしてしまった。そんなことをしてしまえば真姫は当然怒るわけで・・・
「ちょ、ちょっとそれどういう意味!!」
となるわけである。ここは素直に言っとくか。
「そのまんまの意味だよ。さっきくらい素直だったら彼女にしたいくらい可愛いなと思っただけだ。」
「な、なにそれイミワカンナイ!!」
どうやら機嫌を損ねてしまったようだ。
「まぁそんなに怒るなって。」
「誰のせいよっ!!」
「そうだな・・・今から真姫の好きなカフェでも言って話でもしないか?真姫のさっきいってた困ったことっていうのも気になるし。」
そうなのだ。話は振り出しに戻るわけだが真姫が連絡するということは結構深刻な悩みの可能性が高い。そんな真姫が俺を頼ってくれたんだ。大したことはできないかもしれないが話を聞いてアドバイスくらいはしてあげられるだろう。
「ま、まぁいいけど・・」
どうやらご了承がいただけたようだ。
「じゃあ今から昔真姫とよく行ってたあのカフェに集合な。」
「分かったわ。ついたら連絡するわね。」
「はいよー。」
そんな感じで電話を切る。あの真姫の悩みだ。そんな簡単な話ではないだろう。
俺も少し気合いを入れていくか!と、思いながらカフェへと進んでいく翔人であった。
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電話を終えてから20分が過ぎた。やばいやばい。遅れたら真姫に怒られる・・
あいつが本気で怒ると海未並に怖いんだよね・・・主に精神的に。人を罵倒することに関してはあいつの右に出るものはいないだろってくらいだ。っといけない。そんなこと考えてる場合ではなかった。
「いらっしゃいませー!」
真姫はもうついてるのかな?なんて考えていると一通のメールが届く。
『右の奥』
メールの送り主は真姫。先についてたのか・・・これは色々文句を言われることを覚悟しないとな・・・
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「遅い!!」
「すまん!!」
まるで打ち合わせをしていたかのような反応だ。だがこれは長年積み上げてきた俺の経験則だ。真姫は怒らせてはいけない。もし怒らせてしまったならすぐに謝る。
これが大事だ。
「自分から誘っておいて遅刻はないんじゃない?」
「すまん!遅れたのは事実だから言い訳はしない!ホントにすまなかった。」
「そこまで謝られても・・・ただなかなか来ないから何かあったかと思ったじゃない・・・」
「ん?最後のほうなんて言ったんだ??」
「な、何でもないわよ!」
ん、許してもらったと思ったのに何でまた怒ってるんだ?相変わらず対応に困るやつだ。
「そうか。それでどうしたんだ?電話するなんてそれなりの悩みなんだろ?」
「そうなのよ。ちょっと学校で困ったことがあって。」
学校で困ったこと?いじめかなんかか?
「・・・いじめでも受けてるのか?」
かなり真剣な表情で真姫に問いかける。
「ち、違うわよ!そんなんじゃないってば!そんな表情されたら焦るじゃない!?」
どうやら違ったようだ。真姫は自分に素直になれないところがあるからいじめの対象になりやすい部分がある。しかし、そんなことをされて俺が黙っているはずがない。
もし真姫がそんなことをされていたら俺は・・・
「ちょ、ちょっと、翔人!?聞いてる!?だからいじめなんて受けてないってば!」
「・・・あぁ、ちょっと考え事しててな。だけどもしそんなことがあったら俺を頼ってくれよ?真姫に何かあったら俺が自分をゆるせなくなる。」
「な、なんで許せないのよ!?」
なんでそんなに焦ってるんだ?そんなの当たり前のことなのに・・・
「そんなの真姫のことが好きだからに決まってるだろ?」
「えっ!?」
「だから真姫のことが好きだって言ったんだ。だって昔からの付き合いだろ?」
「・・・そういうことね。やっぱ翔人ね・・」
なんであきれているのだろう?よくわからないが話を進めないとな。時間も時間だし。
「で、実際はどうしたんだ?結構気になってるんだけど・・」
「その・・・相談っていうのは・・」
「言うのは・・?」
「実は学校の先輩から曲を作ってって頼まれたのよ。それで私は何度も嫌だって言ってるんだけどなかなかしつこくて・・・どうすればいいかしら??」
・・・ん?
学校の先輩・・?
もしかして・・!
「なあ・・・その先輩って2年生か?それもサイドポニーの・・・」
「よく知ってるわね。もしかして知り合い?」
やっぱり穂乃果だったようだ。1年に音楽ができるやつがいるって言ってたけど、やっぱ真姫のことだったか・・・
「あぁ、知り合いというか・・その幼馴染ってやつだな・・」
「えっ・・!お、幼馴染!?」
まぁそれは驚くか。散々つけまわす先輩が俺の幼馴染なのだから。
「翔人・・・話があるわ・・」
はい!来ました!
さーて今回はどんなことを言われるのでしょうか?
俺はMじゃないから蔑まれて喜ぶわけじゃないからあんまり言わないでほしい。
「そ、その幼馴染とは仲がいいの・・・?」
はい?なんか想像していたものと違うぞ・・?
まぁ何も言われないならそのほうがいいし、ここは質問に答えとくか。
「あぁ仲はいいぞ。幼稚園からの付き合いだしな。俺の家の隣にある穂むらってしってるだろ?そこの長女だよ。」
「そ、そうだったの・・・」
なんで落ち込んでるんだ?
よくわからないが、穂乃果が迷惑をかけていることが分かった以上俺が何とかしなくてはだめだな。ダメもとで頼むか・・・
「な、なぁ真姫。何を落ち込んでいるかわからないけど話を戻してもいいか?」
「お、落ち込んでなんかないわよ!ちょっと考え事をしてただけなんだから!!」
「そ、そうか?じゃあ話を戻すぞ。」
真姫が首を縦に振ったので話を続ける。
「穂乃果が頼んでいるのは歌の作曲だよな。急に頼まれて嫌なのはわかるがどうか引き受けてやってくれないか?」
そういって頭を下げる。
正直な話、真姫に作曲を断られたら穂乃果たちはオリジナルの曲を作ることは時間的に不可能になってしまうだろう。穂乃果たちが、せっかく学校の廃校を阻止しようと頑張っているのにそんなのはあんまりだ。俺は何としても彼女たちに成功してもらいたい。
「な、なんで翔人がそこまで彼女たちのために行動するの?頭まで下げる必要なんてないじゃない!だって、翔人は私たちの学校がどうなろうと関係ないでしょ?」
「あぁ。確かに音ノ木が廃校しても俺には関係ないのかもしれない。そこまで思い入れがあるわけでもないしな。・・・でもな廃校になられると困ることがあるんだよ。」
「困ること?」
「あぁ。廃校になったら穂乃果たちが悲しむだろ?俺はそんな穂乃果たちの顔を見たくないんだ。俺はいつでも彼女たちには笑顔でいてもらいたいからな。・・・それに今、もう一つ理由ができたからな。」
「もう一つ理由ができた?」
「それはだな真姫・・・。もし廃校になったら真姫には後輩ができなくなるだろ?そんなの寂しいじゃないか。俺は穂乃果たちの笑顔だけじゃなく、真姫の笑顔も守りたいんだ!それがもう一つの理由かな。」
確かに今までは穂乃果たちのためだけに行動してきた。(まぁ行動といっても大したことはしてないが・・)だが今の話を聞く限りもう一人の幼馴染にも関係のある話であることが分かった。
俺は自分をどれだけ犠牲にしても友人や家族は守りたい・・・
そう過去に誓ったんだ!
もう誰かの悲しむ顔なんて見たくない!
「な、なによそれ!イミワカンナイ!!」
「まぁ、そこらへんは俺の行動してる理由だからそこまで気にすることじゃない。・・・それよりも真姫。どうか頼まれてくれないか?俺は真姫の音楽の才能が素晴らしいことを知っている。昔からピアノを弾いているとこを何度も見たし、そのたびに聞いていたからな。だから俺は真姫に頼みたい。真姫じゃなきゃダメなんだ!!」
「っ!」
「もちろん頼みが急だし迷惑なのはわかってる。俺にできることならなんだってする!・・・だからどうか穂乃果たちのために作ってやってくれないか?」
もし、これで断られるならあきらめるしかない。いくら幼馴染でもなんでも話を聞いてくれるわけじゃない。むしろ今回なら聞いてくれるほうがめずらしい。普通、知らない人に急に曲を頼まれたって作らないからな。さて・・・真姫はなんていうのかな・・?
「・・・はぁ。・・・わかったわ。作るわよ、曲。」
な、なんと!
「ほ、ホントか真姫!!ありがとう!!」
そう言って俺は真姫の手をつかみ腕を上下に振る。
「ちょ、ちょっと放しなさいよ///」
「あっ、ごめん。」
どうやら喜びすぎてしまったようだ。
「曲は作るわ。でも条件が二つある。」
そういって真姫は俺にピースサインを見せてくる。なんでもするって言った以上条件が提示されるのは仕方ない。そんなにきつい条件じゃなきゃいいけど・・・
「まず一つ目ね!一つ目は翔人が今度私の買い物を手伝うこと。」
え?
それだけ?
どんな無茶ぶりをしてくるか構えていたのでこれは想定外だ。
「そ、そんなことでいいのか?」
確認のため聞いてみる。
「そ、そんなことって何!?私は翔人と一緒にどこかに行くことを毎回楽しみにしてたんだからね!それに最近は仕事のほうが忙しいのか連絡もくれないし・・・」
そういうことか・・・
確かに真姫とは遊ぶようになって以来よく買い物に行ったものだ。
確かに俺も真姫と一緒にどこか行くのは楽しかったなぁ。
最近は真姫の言う通り仕事が忙しくて連絡できないでいたが・・・
まぁそれならこっちからお願いしたいくらいだ。
「悪かったな。真姫と一緒にどっか行くのが好きなのは俺も同じだ。それでいいなら俺のほうからお願いしたいくらいだよ。」
「ほ、ほんと!?約束だからね!!」
そういって真姫はうれしそうな表情を浮かべる。真姫はああいう性格のせいか友達が少ない。だから少し寂しかったのかもしれないな・・・真姫とどこか行くときはめいいっぱい楽しませてやろう。
「で、もう一つの条件は?」
最後まで気は抜けない。こっちが本番かもしれないからな。
「うん。もう一つは条件っていうわけじゃないんだけど・・・。私はあくまで翔人のお願いを聞いただけであって、あの人たちのお願いを聞いたわけじゃないわ!そこのところしっかり理解してもらいたくて。」
なるほどな。まぁ作ってもらう以上文句は言えないが、穂乃果たちが歌うんだしできれば穂乃果たちのために歌ってほしいもんだなぁ。でも今はまだこれでもいいのかもしれない。きっと真姫だって穂乃果たちの頑張りを見ればわかってくれるはずだ。・・・と信じたい。
「あぁわかった。だが、俺ももう一つ頼みというかお願いができた。」
「何よ?」
「ぜひ穂乃果たちの練習をみてやってくれないか?あいつらの練習を見ればきっと曲を作るヒントにもなるはずだ。」
まぁ実際の理由は違うんだけどな。
「分かったわ・・・っとそろそろいい時間ね。じゃあ私はそろそろ帰るわ。」
「おう!俺はもう少し考えたいことがあるから残るな。会計は済ましとくから気を付けて帰れよ。」
「了解よ。今日はありがとね、ごちそうさま。」
「礼を言うのはこっちだ。ありがとな、曲作り引き受けてくれて。」
俺の言葉を聞くと手を振って真姫は帰っていった。
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さて、曲はできたことだしダンスと体力作りは練習中。
あとはどこまで完成度を上げることができるかにかかっている。
今日はまだ穂乃果たち練習やってんのかな?
やってるなら久しぶりに見にでも行くか~、なんてことを考えながらコーヒーを飲む翔人であった。
なんと5000字超えました!
いやぁ~びっくりです!
僕が真姫ちゃん推しなせいかな?
次回第六話
「マネージャー斑鳩」