友達とカラオケオールしたら風邪ひきました(笑)
しばらくカラオケは行きたくないです…
それでは本編どうぞ!!
真姫と喫茶店で話をした翌日の夜、穂乃果から電話があった。
仕事が終わったばかりのタイミングで電話が来るとは…
なんか盗聴器でも仕掛けてるんじゃないか?なんてふざけたことを考えながら電話に出てみると…
「ひろ君!!大変だy…」
とりあえず耳が痛くなるほどうるさかったので電話を切る。
やけにテンション高かったなぁ…
あいつはテンション高いとき、いっつも大きな声で話すから丸わかりだ。
などと考えているとまた穂乃果から電話がかかってくる。
「ひろ君!!なんで電話きったn…」
「うるさい!声の大きさ考えてくれ!」
また大きな声で話してきたので、穂乃果に負けないような声量で返答する。
「ご、ごめん…。」
どうやら反省したようだ。
「で、どうしたんだ?何か用事があったんだろ?」
「そーだった!あのねひろ君!なんと西木野さんが曲を作ってくれたんだ!!」
先ほどまでよりはいささか声量が落ちてはいるが、やはりテンションは下がらないらしい。さっきまで落ち込んでたのに相変わらずコロコロ変わるやつだ。
それにしても、昨日から作り始めてもうできたのか。
やっぱり真姫の才能は半端じゃない。
今回は才能というよりは一日で作ったっていう努力かな?
なんて考えてると穂乃果が、
「ねぇひーくん聞いてるの!!」
なんて言ってくる。
「あぁ、聞いてるよ。真姫のやつやっぱ作ってくれたんだな。」
「…真姫?」
…なんか穂乃果の様子がおかしいぞ?
怒ってらっしゃるのか…?
俺の返事におかしなところなんてなかったはずだ。
と、思考を巡らせていると、
「…ねぇひろ君。」
「はいっ!」
「西木野さんのことを名前で呼ぶなんて相当仲がいいみたいだね。」
なんだそのことか。
「あぁ、そのことか。真姫はお前たちと同じで幼馴染だからな。そりゃあ仲がいいはずだろ?穂乃果たちのことだって名前で呼んでるんだし。それとも穂乃果たちのことも高坂さん、南さん、園田さんって呼べばいいのか?」
「っ!?そうだったんだ!?ごめんね、変なこと聞いて。それと私たちのことは今まで通り名前で呼んでね。苗字だとなんかひろ君と距離が開いたみたいでいやだから…。」
「あぁわかった。…で曲はもう聞いたのか?」
「聞いてないよ!ひろ君と一緒に聞こうと思って。だから今すぐ穂乃果の家に来て!」
何だ聞いてないのか。
俺なんて待たずに先に3人で聞いてみればいいのに。
そう思い、穂乃果に聞いてみる。
「あぁすぐ向かうよ。それよりも3人で先に聞いててもいいぞ。俺のこと待ってる必要なんてないだろ?」
「だめだよ!!この曲は私たち3人とひろ君の4人で聞いてこそだよ。これまでの活動だって4人で進めてきたんだから今回だって4人でやらなきゃだめだよ!」
嬉しいことを言ってくれてはいるが、俺は基礎とダンスのメニュー組んでたまに練習指導してるだけであってあんま活動に貢献できてはいないんだけどな…。
なんか申し訳ないな。
これからはなるべく練習を見に行くようにするか。
「分かった。じゃあすぐ向かうな。」
「うん!待ってるね!!」
そうして俺は電話を切った。
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「すぐ向かうって言っても結構帰るまで距離あるんだよな~。」
なんて考えてる俺。
一番最初マネージャーの斑鳩さんは仕事の場所と家まで送り迎えしてくれると言ってくれたんだが、何か申し訳ない気がして普段は公共交通機関で移動している。
今日もいつも通り電車で帰ろうと思っていたが、穂乃果からの電話によりそうもいかなくなった。
時間的にももう遅いので、もし電車を使って帰ったらあと2時間はかかってしまうだろう。それだと穂乃果たちに申し訳ない。…仕方ない。マネージャーさんに乗せてもらうか…。
先ほど送り迎えを断っている理由として申し訳なさがあると言ったが実はもう一つの理由がある。それはマネージャーの斑鳩さんがいい人ではあるのだが、面倒というか対応に困るというか何だかとりあえずめんどくさい人なのだ。最初こそ斑鳩さんの本性を知る由がなかったため、申し訳なさだけだったが、ある程度月日が経ち斑鳩さんがどんな人かわかった日からもう一つの理由が増えたわけだ。
とまぁそんなことで今まで斑鳩さんには家まで送ってもらったことはない。
だからしっかりお願いしないとな…
「斑鳩さん!」
「あら、どうしたの翔人君?」
「実は用事ができて家まで早く帰らなくちゃいけないんです。家まで送ってくれませんか?」
「もちろんいいわよ。翔人君が最初に断らなきゃ元々そのつもりだったのだし。…で用事って彼女とデートとかかしら?さっきの電話の。」
そう。
こういうところが面倒くさいのだ。
女性だからこういう話題が好きなのはわかるが…
いい年してそんなこと言ってるからいつまでも結婚できないんだよ…
なんて思ってると斑鳩さんが笑顔で、
「何か言ったかしら?」
なんて脅してくる。
っていうか、何も言ってないのに…
海未といい、斑鳩さんといい女性はエスパーなのだろうか?
「確かに会うのはさっき電話してた人ですけど、彼女とかそういう関係ではないですよ。」
しっかり言っておかないと後あとさらに面倒くさくなるからな。
ここでしっかり言っておかねば。
「そうなの?翔人君も高校生なんだから彼女の一人でも作っておかないともったいないわよ~。うちの事務所恋愛禁止とかないんだし。」
何がもったいないのだろう?
彼女なんていなくても別に俺は楽しめているんだけど…
「別に今楽しめてるんで彼女なんていなくても大丈夫ですよ。それにアイドルとして彼女がいたらやっぱりファンが離れてしまうんで…」
いくら事務所がOKしてもやはりアイドルをやっている以上恋愛をするのはどうしてもイメージダウンに繋がってしまう。
別に自分がイメージダウンしてしまうのはどうでもいいのだが、自分のせいで事務所に迷惑がかかるのはいただけない。
なんて考えていると斑鳩さんが、
「どうせ翔人君のことだから『事務所に迷惑がかかっちゃうんじゃないか?』、なんて考えてるんじゃない?私たちのことは考えなくていいわよ。大事なのは翔人君の気持ちなんだから。自分のことを第一に考えなさい。」
たまにこういうことを言うからよくわからないんだよな。
やっぱり斑鳩さんはいい人だ。
「分かりました。…それより早く家まで送ってもらってもいいですか?もう夜遅くなるんで早めに帰りたいんです。」
「あっ!ごめんなさい。じゃあ行きましょ!」
そういって俺は斑鳩の車に向かった。
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そんなこんなで家に着いた。
家に着いたのはよかったのだが俺は今かなり疲れている…。
なぜなら、帰ってる途中で『電話の彼女とはどんな関係?』とか『他にもそういう子いないの?』とか俺を質問責めにしてきたためである。
今すぐ寝たい気分ではあるが、穂乃果たちと約束があるため今から穂乃果の家に行かなくてはならない。
もう絶対斑鳩さんの車には乗らない!と決心して穂乃果の家へと向かう翔人であった。
ここで今回でてきた斑鳩さんについてちょっと説明を。
今回出てきた斑鳩さんですが後でそれなりに重要な位置づけになります。
オリキャラですがみなさん忘れないでいてあげてくださいね!(笑)
次回第7話!
「初ライブに向けて!」