特に言うことがないので連絡を(笑)
今週木曜から大学の講義が始まったので更新が遅れるかもしれません。
ご了承お願いします!
前回のラブライブ!
穂乃果から連絡をもらい穂乃果の家に向かおうとする俺であったが、普段使っている電車だと帰るのに時間がかかるためマネージャーの斑鳩さんに送ってもらうことに。斑鳩さんは色々面倒くさい人ではあるが、なんだかんだいい人だった。そんな斑鳩さんから帰りの車の中で質問責めにあった俺は疲れたまま穂乃果の家に向かうのであった。
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ピンポーン
穂乃果の家についた俺は普段とは違い裏口から入る。
大抵穂乃果の家に来るときは昼間なため、普段は店のほうから入るのだ。
そうして大抵、真穂さんがつまみ食いしてるとこを目撃する。
「はーい!」
なんてどうでもいいことを考えていると雪穂の声が聞こえる。
高坂雪穂。穂乃果の妹だ。
姉の穂乃果とは違い、とてもしっかりしていて本当に姉妹なのかと疑いたくなるほどだ。雪穂はいつも姉に迷惑をかけられているので、俺にとっては数少ないよき理解者なのだ。
「あぁ、俺だよ。翔人。開けてくれ~」
「翔人君か。こんばんは。」
「こんばんは、雪穂。それで早速で悪いんだが穂乃果いるか?海未とことりもいるはずなんだが…」
「うん、いるよ~。3人ともお姉ちゃんの部屋で待ってるみたい。」
やっぱり待たせてしまったか。いくら斑鳩さんに送ってもらったとはいえ、それなりに時間は経ってしまっている。
夜も遅いため後日にしてもらおうかと思ったが、穂乃果のことだから『今日がいい!』なんていいそうだから結局何も連絡せず来たのだ。
「おうわかった。ありがとな。」
そういって雪穂の頭をなでる。
すると頬を赤く染めた雪穂が
「もう!やめてよ翔人君!私もう子供じゃないよ!」
と言ってくる。
「すまん、悪かったな。つい癖で。」
もう中学生だもんな…。
いくら幼馴染の妹でも子ども扱いはできないなと思い、頭をなでるのをやめる。
「あっ…」
「ん?何か言ったか?」
「う、ううん!何も言ってないよ///」
「そうか?じゃあ俺はそろそろ穂乃果の部屋に行くな。」
「分かった。じゃあお茶か何か持ってくね。」
やっぱり穂乃果と違い出来た子だ。
こういう気配りが大事だとこの子の姉に教えてあげたい。
「いや、いいよ。たぶんすぐ帰ると思うから。雪穂はもう遅いんだし寝たほうがいいぞ~。受験生に睡眠不足は敵だぞ。」
「むーっ。大丈夫だよ。しっかり勉強してるもん!…でもわかんないところあったら翔人君のところに聞きに行ってもいい?」
やっぱり穂乃果とは違う。
あいつだったら聞きもせず急に俺の部屋にくるからな。
「あぁ。わかんないところがあったらいつでも来い。穂乃果じゃ雪穂に教えられないだろうからな。」
「だよね!分かった、ありがとう!!」
というと雪穂はうれしさ半分、苦笑い半分といった顔で自分の部屋に戻っていった。
それをみた俺は、
「妹にあてにされない姉っていったい…」
なんて独り言を嘆いていた。
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そんなこんなで穂乃果の部屋の前にやってきた。
「穂乃果入るぞー。」
呼ばれているとはいえ、挨拶はしないとな。
「どうぞー。」
穂乃果の返事が聞こえたので部屋に入る。
「おつかれー、ひろ君!」
「お疲れさま~。ひー君。」
「お疲れ様です。翔人君。」
おうおう。
三人ともそれぞれ個性あふれる挨拶をしてくるな。
「おう。ありがと。穂乃果たちも今日の練習お疲れさま。」
そういって空いているスペース(ことりの隣)に座る。
…座ると視線を感じたので見てみると不機嫌そうな穂乃果、海未と笑顔のことりだった。
「むぅー。ひろ君こっちも空いてるよ!」
穂乃果がそういうと海未もその通りと言わんばかりに視線を向けてくる。
座るところなんてどこでもいいだろ…
「別にどこに座ろうと俺の勝手だろ。俺も疲れてるんだ。一番近いところで勘弁してくれ。」
「まぁ、ひろ君がそういうなら仕方ないか。」
そう思うなら最初からそうしてくれ。
と、思ったが口には出さない。
口は禍の元だからな。
「で、曲ができたんだって?早速聞こうぜ。」
「そうだね!今日はそのために呼んだんだし。」
そういって穂乃果はパソコンを持ってきてCDをセットする。
そうすると、曲の再生ボタンが出てくる。
「みんな準備はいい?これが私たちの曲だよ!」
「楽しみだなぁ~。どんな曲なのかな?」
「私は私の作った歌詞がどのようになっているか気になります。」
3人ともかなり楽しみなようだ。まぁ俺もかなり楽しみなんだが。
「じゃあ、再生しようぜ。」
「「「うん(はい)!!」」」
そうして曲が始まる。
………♪…………
曲の再生が終わる。
曲が終わったというのに誰も声を出さない。
いや、その表現は間違っているだろう。
正確には声を出せないのだ。
あまりにも感動しすぎて。
曲が終わってから何分が過ぎただろうか?
そんなに時間は経っていないのかもしれないが、俺たちには何分、何時間もの時が経ったかのように思えた。
そんな静寂を破ったのはやはりというべきか…穂乃果であった。
「…す、すごい。…すごいよ!!!海未ちゃん!ことりちゃん!ひろ君!聞いたっ!?なんか言葉で表すのは難しいけど、とにかくすごいよ!!!」
かなり興奮しているのか穂乃果は大きな声でそう言った。
穂乃果ほどではないが海未とことりもかなり興奮しているようだ。
「うん!すごかったね。これが私たちの歌う曲なんだねっ。」
「感動…としか言いようがありません。私の書いた歌詞がこんな風になるなんて…。感無量です。」
3人ともそれぞれが思ったことを口にしている。
「ねぇ、ねぇ!ひろ君はどう思ったの?」
やはりといべきか、流れ的に俺に話が回ってきた。
穂乃果の問いに海未とことりも興味津々なようだ。
そんな顔で見られたら恥ずかしいだろ!なんて言ってやりたいがどうしようもないので、その言葉は心の中にしまい込む。
「あぁ。俺も感動した。なんていうのかな…力強さがありつつも切なさがあるってのがストレートに伝わってくる感じ…だな。これ本当に海未が作ったのか?一高校生が書けるような歌詞じゃないぞこれは…。歌詞に感動する曲なんて久しぶりだ。俺の歌う曲の歌詞を担当してもらいたいよ。」
「えぇ!?翔人君の歌う歌詞を私に作るなんて無理ですよ。翔人君は日本で有名なアイドルなわけですし、私なんかよりプロの人に頼んでください///」
プロの人が作ってくれる曲も嫌いではないんだが、どうしても仕事の作業感がでてしまうためあまり心に響かないと思うんだよな。偏見かもしれないが。
それに比べて海未の歌詞は心に響くものがあった。…でもこれは廃校を阻止しようと頑張っている穂乃果、海未、ことりの努力の結晶なのかもしれない。もしこの曲がきっかけで廃校が阻止されてしまったら海未はもうこのような歌詞を書くことができなくなるかもしれない。そんな気がした。
「まぁ、その話は置いといて…。今まで歌詞のことばっかり言ってたけど作曲のほうもすごいよなこれ。真姫のやつよくここまでのクオリティのものを一日で作るかな…。相変わらずあいつの才能には頭が上がらないよ。」
本当にそう思う。真姫は昨日から作り始めたはずなのに一日でこれ以外は考えられないというほどのものを完成させたのだ。はっきり言って化け物だ。プロでもなかなかできないだろう。
「「真姫?」」
俺がそんなことを思っていると、ことりと海未が不思議そうな顔をして聞いてくる。
こいつらも穂乃果と同じか~なんて思っていると、
「真姫ちゃんとひろ君は幼馴染なんだってさ~」
と、穂乃果が説明してくれる。
これで余分な説明をしなくてすむな~
…なんて思っていた時期が俺にもありました。
「「どういうこと(ですか)!?」」
うん。なんというかデジャヴ。結局話さなくちゃならないのか…。
穂乃果のやつめ。大事なところを言ってないぞ。まったく…。
「真姫と俺は幼馴染なんだ。」
俺は完結に真姫との関係について話す。
というかこれ以上でもこれ以下でもないから話しようがない。
というか穂乃果と言ってることまったく一緒だな(笑)なんて考えていると、
「なんでそのことを隠していたのですか?」
海未が笑顔で聞いてくる。
怖いです海未さん…
「別に隠してたわけじゃないさ。別に言う必要もないだろ?」
俺は思っていたことをそのまま告げる。
というか、なんでそんなに切羽詰まってる感じで聞いてくるのだろう?
「大ありです!!!」
俺がそんなことを考えていると、海未が大声で俺の言葉を否定してきた。何が関係あるんだ?なんて思っていると、
「そのことを知っていれば、翔人君に曲のことを頼んでおけばすぐできたはずです!翔人君が何も言ってくれないからばかりに私たちがどれだけ苦労したことか…。」
なるほど。それも一理ある。
が、しかしそれは間違っている。
「なぁ海未。確かに俺が頼めば曲はすぐにできたかもしれない。だけどそれでお前はいいのか?」
「「「えっ?」」」
海未以外の二人も首をかしげている。
ここはしっかりと言っておくべきかもしれない。
「確かに俺が頼めば曲はすぐにできただろう。幼馴染っていうほどだから仲はいいしな。でも俺が頼んでなんの意味がある?あくまで歌うのはお前たち3人だろ?だったらお前たち3人が真姫に認められるまで頼むのが筋ってもんじゃないのか?俺が頼んだらきっとここまでの曲を作れたとは俺は思わない。お前たち3人が真姫を本気にさせたからこそこの曲があると思うんだ。その辺どうだ海未?」
実際に穂乃果たち3人の熱意がなければこの曲はできていない。俺はそう思う。
確かに昨日真姫と話はしたがあくまで俺は3人のためになるように話したはずだ。
結局のところ真姫は穂乃果の熱意に負けたのだ。
「はい…。確かにその通りかもしれません。…すみません自分勝手なことを言って。」
そういって海未は謝ってくる。
「別に謝る必要はないさ。俺がお前たちの立場だったら、ちょっとくらいはそういう風に思うと思うからな。」
そういうと海未は笑顔で、「はいっ!!」と、言ってきた。
「じゃあとりあえずこの件は終わりな。…でこれからはどうするつもりなんだ?ライブまであと2週間くらいしかないんだろ?」
「はい!とりあえず曲ができたのでこれからは歌とダンスの練習に重点をおいてやっていきたいと思います。」
なるほど。いい判断だ。
「…それであの…」
「どうしたんだ?」
「翔人君に振付けを一緒に考えてもらいたのですが…。私たち翔人君くらいしかアイドルのことについて知らないので…」
海未は不安気に訪ねてくる。
よし!ようやく出番が来たってかんじだ。
「あぁもちろんいいぞ。というか、ある程度振付は考えてあるんだ。」
「えっ!?ホント!?」
と、穂乃果が大声で聞いてくる。時間を考えなさい時間を…
「あぁ。前に練習メニューを渡してからずっと考えてたんだ。海未の言った通りお前たちアイドルに対してそんな興味ないだろ?だからいつか振付けでつまずくと思ってたんだ。」
「さすがひー君だね~」
と、ことりがほめてくれた。ありがとう、ことり。俺ことりのためなら何でも頑張れる気がするよ。
「おう!というわけで振付けに関しては俺に全部まかせてくれ!」
「「「ありがとう(ございます)!!!」」」
「いやいやお前たちに比べたら大したことなんてしてないよ…。…というかお前たち時間大丈夫か?」
時計を見るともう23時を回っている。女子高生が帰るにはもう遅い時間だ。
「「「あっ!」」」
どうやら3人とも時間なんて気にしてなかったようだ。
「うーん、今から帰ってもいいが夜も遅いし危険だよな…。よかったらことりと海未、俺の家泊まってくか?明日の朝家まで送ってやるから。」
「「「えっ!?」」」
そういうと3人の目つきが変わった。てか輝いている。…あっ。これやらかしたやつだ…。今夜はまだ終わりそうもない…。
初ライブはいつからはじまるのだろうか…
自分でもわかりません(笑)
色々書きたいことが多すぎてまとめるのが難しいです。
次話~次々回くらいでオリジナルの話をやるつもりですが、初ライブまではそれ以外オリジナルはいれないつもりです。
ただ初ライブが終わったらガンガンオリジナル入れてくと思うのでよろしくです!
次回第8話
「お泊り」