最近ようやく僕たちはひとつの光が普通に聞けるようになってきました。
映画で聞いたことを思い出すとどうしても泣きそうになってしまうんですよね…。
自分は映画2回見に行ったのですがもっともっと見に行きたい!と思わせてくれる作品でした。
BDの発売が待ち遠しいですね。
それでは本編どうぞ!!
そんなこんなで俺の家に到着した。
「おし、ついたなー。さて今からどうする?つっても時間が時間だし寝るぐらいしかすることがないが。」
その通り。幸い明日は土曜日なので学校はない。俺は学校全然行ってないけども、明日は仕事がある。なんでも今度行うライブについて話し合うようだ。そんなの俺抜きで話を進めてもらいたいものだけど、文句を言っても始まらない。
なんて考えていると穂乃果が、
「えー!寝るなんて嫌だよ!!せっかく久しぶりにひろ君の家に来たんだしもっとお話ししたいよー!」
なんて駄々をこねる。
穂乃果さんや…あなたたちは明日学校が休みで暇なんでしょうけどもわたくしめは仕事があるのでございますよ。てなわけで寝たいんです。今日は色々と疲れたので明日のために休みたいのです。
「穂乃果、何を言っているんです。もう日を跨ごうとしているではありませんか。今から話始めたら寝るのがいつになるかわかりません。ということで私は寝させていただきます。」
海未さんや、ナイス!
俺が言いたいことをそのまま言ってくれたぜ☆
海未は普段寝るの早いからな。今日この時間まで起きてるだけで辛いのだろう。
穂乃果さんや、海未さんのためにもそして私のためにもここは寝るという選択肢を選んではくれないだろうか。
「えー!海未ちゃんそんなのないよー!…ことりちゃん!!ことりちゃんはお話ししたいよね!?」
まだ折れないか…。
そしてあろうことにことりに話を吹っ掛けるとはいただけない。
だって、ことりはよっぽどでない限り穂乃果の問いにはyesと答えるのだから…。
ことりさんや…もうちょっと穂乃果に厳しく接してください。
なんてことを考えていると、
「うーん…。私もお話しはしたいかな。ひろ君の家に来るのも久しぶりだし、明日は学校もないし。」
oh、やっぱりこうなってしまったか。
こうなってしまってはしょうがない。
天使ことりのお願いを断るなんてできるはずがないからな。
「っ!ことりは穂乃果に甘すぎます!」
全くその通りだが、もう流れ的に今日はこのままいくしかないだろう。
「じゃあ海未ちゃんは寝ててもいいよ~。私とことりちゃんとひろ君の3人でお話ししてるから♪」
と言って穂乃果は海未を挑発?する。
というか俺が話すことは確定なんですね…。
しかし、このままだと海未がかわいそうだと思い、海未の耳元でそっとささやく。
「…海未、あきらめろ。あぁなった穂乃果はどうしようもない。それはお前が一番よくわかっているだろ?それにことりも言っていたが、世間では明日は土曜日だ。幸いと言ったらなんだが、お前たちは明日は休みだろ?ちょっとくらいならいいんじゃないか?それに穂乃果は眠くなってすぐ寝ちゃうだろ。」
「…それもそうですね。それじゃあお言葉に甘えてそうすることにします。…先ほど翔人君は、世間では休日だと言っていましたがもしかして翔人君は明日用事でもあるんですか?」
「…あぁ。明日は昼からマネージャーとかと会議があってな…。だからホントは俺も海未と同じで早く寝たかったんだがこうなってしまった以上しょうがない。」
「そうだったんですか…。穂乃果が無理を言ってすみません。」
「気にするな。いつものことだ。」
なんて会話を繰り広げた俺たちは居間へと向かう。
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「ほえ~。相変わらず大きい居間だね~。」
なんて穂乃果がつぶやく。
「あぁ俺もそう思う。こんなに大きくても使うのはたいてい俺一人だから意味ないと思うんだけどな。」
そういって俺は苦笑いをする。
普通の人の目で見ればこの居間…というかこの家はでかいと思うだろう。
住んでいる俺でさえそう思う。
確かに大きくて不便はないのだが、ここまで大きいと一人でいるとたまに寂しくなるときがあるため少々考えどころではある。
「そうだよね。ひー君のご両親は忙しいから基本的にはひー君一人なんだよね…。そうだ!これから定期的に私がひー君の家に来てあげよっか?」
自分のことについて考えていると、ことりが嬉しいことを言ってくる。
確かにたまに寂しい時があるため、来てくれるのはうれしいが…。
「嬉しい提案だけど、やめておくよ。基本的に俺帰ってくるの遅いんだ。特に仕事が最近増えてるからな。今日よりも遅い日なんてざらだろう。そんな時間に女の子を待たせるようなことはしたくないからな。」
そう、俺は帰ってくる時間が分からないのだ。
そんな中俺の家で待たせるわけにはいかない。
「そうなんだ…。でももし来てほしかったら言ってね♪私はいつでも大歓迎だよ。」
「ありがとな。」
あぁここに天使がいる。
そんなことを思いながら、いつもここにいてもらいたい気持ちを押し殺す。
「そう言えばさっき仕事が増えているって言っていましたが、どんな仕事何ですか?」
「ん?あぁ、今度ライブをすることになってな。それの打ち合わせとか準備とかで忙しいんだよ。あっ、大丈夫だと思うけど、これまだ未発表の情報だから他言はしないように頼むな。」
「「「ライブ!?」」」
「あぁ、最近急に決まったんだ。」
そう最近忙しくて穂乃果たちの練習に顔を出せていないのもライブの打ち合わせが大きい。ライブをすることは嫌ではないのだがこう急に話を持ってこられるとこちらとしても少々迷惑だ。
「そんなの聞いてないよ!?」
穂乃果がそんなことを言ってくる。
「そんなの当たり前じゃないか。言ってなかったんだから。」
「なんで言ってくれなかったの?」
穂乃果がそう言うと、ことりと海未も穂乃果に同意なのかちょっとした非難の顔を見せてくる。俺そんなに悪いことしましたかね…。
「なんでって穂乃果たちだってあと少しでライブがあるだろ?今、穂乃果たちには自分たちのことに集中してもらいたいからな。」
その通り。
穂乃果たちは初ライブなのだ。何事も初めてというのは大事なのだ。失敗したらずっと記憶に残るだろう。
穂乃果たちにはそんな思いをしてほしくないからな。
それに俺はもう何度目になるかわからないライブなのだ。
応援してくれているファンには悪いが今は穂乃果たちの活動のほうが大事なのだ。
そう思っていると海未が、
「翔人君はもっと自分自身を大事にするべきです。私たちを思っての行動なのはわかりますがそれでは翔人君に迷惑ばかりかけてしまいます。私たちはそんなことは望んでいません。」
と言い、さらにことりが、
「そういう大事なことはことりたちにも言ってほしかったなぁ~。ひー君はいつも自分ことをことりたちに言うの遅いよ。毎回ことりたちがそのせいでどれだけ苦労していることか…。」
なんかひどい言われようだ。
そこまで俺自分のこと大切にしてないつもりはないんだけどな…。
だけどここまで言われたら謝るしかないのかな…?
俺が悪いの…?
「その…言わなくて悪かったな。けど俺そんなに自分のこと大切にしてないか?」
「「「してないよ(してません)!!」」」
お、おう。そこまでしてないのか…。
「分かったよ。これからはなるべく気を付ける。」
「…それでライブはいつあるのですか?」
俺を非難する時間は終わったのか…。
良かった…。
「たしか2か月後だったかな。場所は埼玉ドームだ。」
「え!?埼玉ドーム!?それってあの有名な人がよくライブとかやる場所?」
と、穂乃果が聞いてくる。
「たぶんその認識であってるぞ。俺も話を聞いたときは驚いた。」
埼玉ドーム。日本でも有数のキャパを誇る有名なドームだ。
なぜこんなにも大きな場所になったかというと前回やったライブがキャパがそんなに多くなかったためファンが全員入れなかったのだ。応募総数がすごかったようで今回このようなことになったのだ。
正直埼玉ドームのキャパだと空席が目立ちそうで怖いのだが…。
「ほぇ~。なんだか急にひろ君が遠くなったようだよ。」
そんなこと言わないでくれよ。なんだか寂しくなるだろ。
「そんなことないさ。俺はいつも通り過ごしているだけだからな。流れに身を任せてるだけさ。」
「流れに身を任せるだけでそうなれるなんてすごいことですよ?」
「そうだよ!ひろ君じゃなきゃそうはならないよ。」
海未とことりがほめてくれる。
海未がほめるなんてなんだか新鮮だなぁ~。
「そうかな?まぁそういってくれるとうれしいよ。ありがとな。」
「いえいえ。思っていることを言っただけですから///…ちなみにそのライブは私たちも行っていいのですか?」
海未がそういうと穂乃果とことりも興味津々という顔で見てくる。
「来てくれるならうれしいが、海未たちそんなアイドルに興味ないだろ?来てもつまらなくないか?」
そうなのだ。
来てくれるならうれしいのだが、興味がないのにせっかくの時間を割いてもらうのは申し訳ない。
ことりなら興味を持ってくれてそうな気もするが、穂乃果や海未はアイドルに興味を持ってそうもないからな。3人とも今回のスクールアイドルでちょっと興味を持った程度だろう。
「それなら大丈夫です。私、翔人君の出したCDはすべて持っています。曲なら全部知っていますし、以前からライブに行きたいと思っていました。これまでのライブも行こうと思っていたのですが、弓道の試合や稽古と日程がかぶってしまっていてなかなか行けなかったのですが、2か月後なら大丈夫そうなのです。」
「穂乃果もひろ君の曲は雪穂から貸してもらって聞いてるよ~!自分じゃお小遣いが少ないから買えてないけど、曲なら全部わかると思うよ!ひろ君のライブ楽しそうだし行ってみたいな!」
「ことりもひー君のCD全部持ってるよ~。ことりもずっと前からライブ行ってみたいと思ってたんだ~。もしよかったら次のライブ行きたいな。」
なんと3人が俺の曲を買って聞いていてくれてるなんて知らなかった。
ただ俺が中学の時から出してるCD全部っていったらそれなりにお金がかかってるはずだ。言ってくれたらCDなんてあげるのに…。
「なぁ、今更だけどCDなんかでよければいくらでもあげるぞ?幼馴染なんだし。CD買うお金を別のものに回した方がいいだろ?」
「もう、ひろ君はわかってないなぁ~。ひろ君のCDは買ってこそ意味があるんだよ?それにもらってたらひろ君のためにならないでしょ?」
穂乃果さん、あなたは雪穂から借りてる身ですよね?
なぜそんなドヤ顔で俺にものを申せるのでしょうか?
「穂乃果の言う通りです!それにお金はしっかりと考えて使っているのでご心配なく。」
「私もそう思うな。ひろ君がくれるって言ってくれるのは嬉しいけどそれは何か違う気がするし。」
穂乃果に続いて海未とことりがそれぞれ意見を言ってくる。
そんなに違うものなのかな?自分自身CDを買ったことがないためその辺はよくわからないが3人が言うからその通りなのだろう。
「そうか。じゃあライブのチケットもあげようと思ってたんだけどいらないよな。後で斑鳩さんにチケットはいらなくなったって言っとくか。」
「「「え!?」」」
「ん?どした?」
「ライブのチケットは違うよ!!ひろ君の場合簡単に手に入らないんだから…。だからチケットはほしいな。」
そういって穂乃果は上目遣いで俺を見てくる。
不覚にもドキッとしてしまった。
こうしてみるとやっぱりかわいいな。
「そうなのか?」
確認するために、ことりと海未にも聞いてみる。
「「うん(はい)!!」」
満面の笑顔で返事をされてしまった。
女の子3人にこんなことされてしまったら渡さないわけにはいかない。
「分かったよ。チケット用意できたら渡しに行くからそれまで待っててくれ。いい席用意するように頼んでおくから。」
「「「ありがとう(ございます)!!!」」」
そこまで感謝されるとこっちもうれしいな…。
次のライブ穂乃果たちのためにも頑張んないとだな。
俺も穂乃果たちに負けないようにしっかり練習しないと。
「…っと、こんなこと話してたらだいぶ時間が経ってるな。どうする?もう寝るか?」
時計を見ると1時半を少し過ぎたところだ。穂乃果たちと話に夢中になっていて先ほどあった眠気はないのだが、明日のことを考えるとそろそろ休まないとさすがにまずい。
「そうだね~。ひろ君とも久しぶりにたくさん話せたし今日はそろそろ寝よっか?」
元はといえばあなたがお話ししたいなんて言わなければこんな時間まで起きていなくてよかったんですよ?
そこんところをわかってほしい。
ことりを見てみろ。苦笑いしてるぞ。
とは言っても俺も久しぶりにこんなに話せて楽しかったので特に文句はないが。
「そうですね。時間も時間ですし、そろそろ寝ましょう。」
「ことりももう眠くなっちゃったから寝たいな。」
どうやら3人とも眠くなったようだ。
「よし、じゃあ寝るか。じゃあ穂乃果たちは昔俺の家泊まってたときに使ってた部屋で寝てくれ。一応布団とか一式全部そろってると思うが、もしなかったら俺の部屋に来てくれ。」
「「「分かった~(分かりました)」」」
穂乃果たちの返事を聞いて、俺は自分の部屋へと戻るのであった。
次回第10話
お泊り~another side~
お楽しみに~!