その名は『ロリコン』   作:安いぞ

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カラムーチョ(130gのパーティサイズ)を頬張る作者です。ただし太ってはいません

一応筋肉質だからね一応


それでは本編をお楽しみください


始まりの歌

凪子「まぁそれがきっかけで桃子は路裏の事を段々好きになっていくと…」

 

陽歌「確か路裏君、迷子になった桃子ちゃんの事を凄い心配して校内中を探し回ってたりしてたんだよぉ」

 

菫「さっきまで何も思い出せなかったハルの事は信用できないがや」

 

陽歌「うぅ…でもこの前菫だって3年の先輩と私を見間違えたよね?」

 

菫「た、たまたまだがや!」

 

陽歌「それに菫とナギーだって去年桃子ちゃんと会ったんだよ?ちゃん覚えてるの~?」

 

菫「えと…あの…と、ととと当然だがや!(え?どういう事だがや?全く思い出せないの~…)」

 

くるみ「嘘ついてるのバレバレでっす」

 

凪子「あれ、そうだっけ?」

 

陽歌「くるみちゃんを除く私達全員で去年の櫻花祭で演奏したじゃーん!」

 

凪子「…え?もしかしてあの子?」

 

桃子「あやや、凪子ちゃん先輩達も忘れてたんですか~…残念です…」

 

凪子「いやあの時も身長は確かに低かったけど去年と見た目全然違うじゃん?あの時は確かおかっぱでトイレの花子さんみたいな格好でテレビで大忙しの…」

 

桃子「私はちびま○子ちゃんじゃないですよ~…」

 

凪子「ごめんごめん、流石にからかいすぎた。でも髪型は今と違かったし何より印象がねぇ…前はもっと地味じゃなかった?」

 

桃子「そうでしたっけ~?」

 

くるみ「え?ていうか私だけ仲間外れで演奏!?」

 

陽歌「まぁそれは当然だよ~。去年の事だし聖櫻学園の生徒でもないのにあの舞台に立つなんて事は極めて稀だからねぇ」

 

桃子「そう…あの時の櫻花祭で路裏先輩、陽歌ちゃん先輩達と運命的な出会いをしたんです…」

 

陽歌「今思えば懐かしいな~!あれは去年の櫻花祭の日の朝…1年の時からクラスが同じで共通の趣味と食べ物の好みとかで意気投合したからか異性で一番仲のいい路裏君と二人でその日の櫻花祭を楽しんでたんだぁ…その時に小さい女の子、桃子ちゃんが『うぅ…あたしゃたまちゃんと離ればなれになって「ストーーーーップ!」

 

桃子「もうち○まる子ちゃんネタは引きずらないでくださいよ~!」

 

 

それじゃー此処からはさっきまで出番のなかったナレーターである俺が話そう

 

去年の櫻花祭、先程誰かさんも自慢するように話していたがクラスの中でも『鴛鴦夫婦』とからかわれるくらい仲の良かった路裏と陽歌。二人は櫻花祭でも二人で楽しそうに歩き回っていた…

途中、その時は名前も知らない圧倒的小さい圧倒的美少女、桃子が一人で泣いていた

 

桃子「うっうぅ…ユズちゃ~ん何処にいるの~?」

 

友達の名前を呼びながらポロポロと涙を溢す彼女。皆も困ってる人を見かけ、助けよう思ってもなかなか勇気を出して声をかけられない、なかなか実行できない…そんな経験がないだろうか。陽歌はこの時まさにそのような状態だった

 

陽歌(小学生くらいの子かな?誰かとはぐれちゃって泣いてるみたいだけど…えーと、どうしよぉ~)

 

この時迷わず桃子に近付き声をかけ、助けようという姿勢を見せたのが路裏である。だが…

 

路裏「ほらメソメソすんな、お兄ちゃんに何があったか詳しく教えてくれないかな?」

 

桃子「う…うぇぇぇぇぇぇぇん!ユズちゃああああああん!」

 

この時不良スタイルに憧れていた路裏は赤紫に染まったソフトドレッドにサングラス風の眼鏡、そして制服もかなり着崩しておりまさに悪っぽいいでたちだった。

知っている人がいるかどうか分からないが10年近く前にやっていた某アニメ、漫画のラスボス感溢れるあの千年に一人の天才に似た姿を見てまず大半の奴は「なにアイツ!?コスプレっぽいけど怖っ」と思う。純粋というか実年齢より思考等が子供っぽい桃子から見たら圧倒的畏怖を覚えるのも当然である。

 

紺「お、落ち着いて!俺達は君が困ってるみたいだったから力になりたかっただけ!」

 

桃子「グスン…そうでしたか。すいませんでした…私は朝比奈桃子といいます。今年受験生で友達の柚子«ゆずこ»ちゃんと一緒に文化祭に来ていたのですがはぐれちゃって…」

 

まず最初に路裏と陽歌はその見た目と年齢が合っていない事に驚いた。…まぁ小学生っぽい中学生なんて沢山いそうな気がするが

そして次にその年で迷子になる事に驚いた。「もう高校生になるんだぞ…こんなんで平気かなー?」と心配する二人。だが路裏は密かに可愛いから許せると思っていた。

 

 

そして柚子を探そうとするところまでは良かった。桃子と柚子は携帯を持っていてはぐれても一応連絡がとれる。しかしその携帯を桃子はなくしていた。

 

 

…本当に大丈夫なのかと誰もが真面目な方で心配してしまうだろう。…親友柚子はある意味苦労人である。

 

 

携帯も見つけ、柚子とも再会した桃子。嬉しそうに微笑みながら『お兄ちゃん達ありがとう』と言い、感謝の印に彼女のお気に入りの笛ラムネを二人に渡した。

 

 

…かなり小さなお礼だと思う。

 

桃子も柚子と無事会うことができ、ほっとしたのも束の間、「あ!」と陽歌は叫び凄いソワソワし始めた。

 

紺「どしたの陽歌」

 

陽歌「どうしよぉ…私達のバンドの演奏が始まっちゃうなーと思って…」

 

紺「じゃあすぐ行かねーと駄目じゃん!何時から?」

 

陽歌「14時からだから…3時間後だね~」

 

 

まだまだである

 

陽歌「私だってリラックスしないと~」

 

紺「3時間の間なにするっつーんだよ」

 

路裏の空手チョップ!

 

効果は抜群だ!

 

陽歌「うぅ…女の子に暴力はいけないよぉ~」

 

紺「それ以上に俺はあなたに傷つけられた事がありました」

 

陽歌「ごめんなさい…」

 

陽歌「話を変えると本当はその演奏にキーボードも使いたかったんだけどメンバーが私含めて3人しかいないから私がギタボ(ギターボーカル)、ナギーがベース、菫がドラムで後一人どうしても欲しかったんだよね~…」

 

紺「ん?菫って誰?」

 

陽歌「だがやー!」

 

紺「あーわかった」

 

陽歌「路裏君はキーボードで「きません!」

 

陽歌「そっかー…」

 

桃子「あの~…もし良ければ、私ピアノとかキーボード出来るんで演奏のお手伝いさせて頂けませんか?後3時間あるなら少し合わせられれば多分なんとかなりますよ~」

 

柚子「モモ、すっごく上手いんですよ!」

 

陽歌「え!?手伝ってくれるの!?やった~!そうと決まれば部室に急がないとね!」

 

桃子「わわわっ、強く引っ張りすぎです~!」

 

おいてけぼりの柚子と路裏

 

紺「いっちまったな…」

 

柚子「…」ジーッ

 

紺「そんなキラキラした目でこっちを見つめないで!照れちゃうぅ!」

 

柚子「その焼き鳥美味しそうですね!何処で売ってたんですか!?」

 

紺「………あっちだよ」

 

柚子「ありがとうございまーす!」

 

ダッシュでその店に向かう柚子。

 

紺「えーと…がちでこのあとどうしよう…」

 

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