後どうでもいいけどガキの頃から極力使わずに貯めたお金とバイト代でなんとか大学生活エンジョイしているのですが、それ故に高校まではあんま人と関わろうと(というか遊ぼうと)しなかったので高校で甘酸っぱい青春の日々を過ごしたかったと思う今日この頃
それでは本編をお楽しみください
野々花お姉ちゃんのデスクッキング!
「ちょっと紺?大丈夫!?……あーまたやっちゃったか~」
此処はとあるカフェ。其処で手作り料理を食べたら死人の様に倒れ、今は気を失っている青年は我等が主人公路裏。彼に声をかけている人妻の様な見た目の優しそうなお姉さんは笹原野々花。こう見えても高校3年生だ。しかし聞いて驚くな、このバイオレンスな料理を作ったのは彼女である。
二人は決して愛人関係ではない
野々花「せめて恋人って言って欲しいわね」
まぁ二人の関係を熟語で表すとなると『親戚』である。当然と言ったらいいか分からないが野々花は路裏の事をとても可愛がってはいる。しかし、それ故に過保護になったりすることもしばしば
…それだけならまだいい。むしろ好印象。しかし今のように料理が上手くなりたいからと言って路裏にまずいとわかっている自身の手作り料理を食わせると言う圧倒的残虐な虐めをさりげなくする。
野々花「い、虐めじゃないわよ!」
野々花「隠し味を入れてみたんだけどやっぱりそれがダメだったのかしら?」
……何を入れたのだろうか。
野々花「青酸カリよ」
人でも殺すつもりなのだろうか……
というかこの料理は何なのだろうか?
野々花「クリームシチューだけど?」
…なんか色が混沌としているのである。もはや一種のアートだな…うん、それなら万人の心を揺さぶる作品として永遠に称えられるだろう。
野々花「もう!あくまで料理ですから!」
あーすまんすまん。
野々花は高校生とは思えないほどの落ち着きっぷりで癒し系の彼女に憧れる後輩も少なくない。
しかし彼女、周知の通り圧倒的料理音痴である!いや、もはや殺し屋と言っても過言ではない…
野々花「直そうと思って紺君に食べてもらっているんだけど…味見もして大丈夫だったのよ?」
味見ってまさか青酸カリ入りのを…?
野々花「えぇそうよ?」
一度彼女の胃袋と舌が見てみたい
笹原野々花「もう、ナレーターさんのエッチ…」
「い●かのエッチ」みたいな言い方をしないでくれたまえ。まぁ、言っているキャラの雰囲気や体型は似ている様な気がするから許そう。…中の人は違うけど
紺「の、野々花姉ちゃん?此処は一体…」
野々花「あ、やっと意識が戻ったわね。…いつもごめんね?食べ物とはいえないものばかり食べさせちゃって…」
これでも一応本人も自身の料理が不味かったりヘタクソなことはわかっているため練習をしているのだ。…しかし進歩なし!
紺「いつもの事だから気にしてないよ。でも料理教室いった方がいいんじゃ?」
野々花「そしたら4つの教室を内部崩壊させてしまったのよぉ…」
紺「そんな腕前の人の料理を俺に食わせてたの!?倒れる事もなれたけど!」
野々花「でも私、味覚音痴でしょ?だから食べても感想が…他の人には断れるし」
当たり前だ
紺「じゃあ椎名はどうよ」
野々花「心実ちゃんかぁ…」
椎名心実とは、野々花に憧れる後輩の一人である。野々花も才色兼備の心実に憧れており、妹のように可愛がっている。というか二人は姉妹のように仲がいいのである
紺「もしかしたら喜んで食べてくれるかもよ?不味かったらどうなるか分からないが…」
野々花「うっ…やっぱり可愛い後輩に不味い料理は出したくないわ」
紺「……俺は?」
野々花「喜んで食べてくれるから対象外」
紺「喜んでません」
野々花「もう少し自慢できるくらいの腕になったら振る舞ってあげようかしら!」
紺「おう、それでいいんじゃない?」
野々花「そうと決まれば再び練習よ!味見よろしくね紺!」
紺「え…また食うのかよー」
数十分後
野々花「完成!オムライスよ♪」
紺「…卵多めチャーハンだよね?」
野々花「いやオムライスよ♪食べてみて?今度は自信あるから!」
紺「(た、確かに今までのと比べたら見た目も大分マシだが…)い、頂きます………」
恐る恐る、まずは一口…
紺「…ん?なんか変な味するけど?」
野々花「いっけない!ケチャップじゃなくて1年の後輩のグロ好き『甘利ちゃん』から貰った誰かの血を入れちゃったみたい!」
紺「え?んぐっおううぇぇえぇええ…」
野々花「だ、大丈夫!?しっかり~!」
不器用な彼女が料理上手になる日はまだまだ遠い、いや一緒なさそうだ
一方その頃
心実「あ、笹原先輩からメールが」
明日うちのおじいちゃんがやってる喫茶店に来てくれる?ご馳走を振る舞うわぁ、多分!
心実「今から楽しみです♪」