真剣で私に恋しなさい! ~Junk Student~   作:りせっと

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19話 ~国吉灯の八つ当たり~

 本日は土曜日。学園に登校しなくていい曜日であり、川神学園の生徒たちはそれぞれ思い思いの過ごし方で休日を満喫しているだろう。

 

 ただ今は夕方になろうかという時間帯。太陽は既に傾き始めて本日の仕事を終えようとしている。夏という季節からか、太陽が落ちるスピードは比較的ゆっくりであるもものの、徐々に徐々に姿を消そうとしている。

 

 

 

 そんな綺麗な夕日を浴びながら、多馬大橋を……通称変態橋をトボトボと歩いている2人の姿が目に付く。心なしか覇気が全くないように見える。何せその表情は2人共苦々しいもの、言うならば「やっちまったなー……」と心の声が聞こえてくるだろう顔。

 

 

 

 その正体は?

 

 

 

 1人は風間翔一、あだ名はキャップ。常時天真爛漫で楽しいことを追い求め、悩むという単語が日本一似合わない男が、今は肩を落として歩いている。はっきり言ってこれは異常な光景。多少彼のことを知っている人が今の風間を見ればきっと驚く。

 

 

 

 もう1人は国吉灯、通称川神一の問題児。彼も非常に不快な表情を浮かべてる。イライラしているのは明らかだ。刺々しい目で自らが強く握りしめているチケットのような小さな紙を見ている。

 

 

 

「ちっくしょー……いけると思ったんだがなぁ……」

 

 

「何故あの時風間を止めなかった……あの時ちょっとでも冷静だったらこんな結果にはならなかったのに……」

 

 

 

 2人は今競馬場から戻ってきて今に至っている。ここまで言えばもうお分かりであろう。灯と風間はお馬さんのレースで負けてしまった。それも盛大に、完膚なく、ぼろ負けという表現が1番あっている。

 

 

 

「あそこで辞めときゃ俺の財布は諭吉で満ち溢れていたはずなんだ……」

 

 

 

 現実は諭吉何か存在せずに夏目が1枚しかいない。リアルとは無情、うまくいかないから人生、頭の中で考えた通りに物事が進めば誰も苦労しないのだ。

 

 ちなみに本日の目玉ともいえるレース前までは2人共馬鹿勝ち状態。風間の豪運に灯の予想がピタリとはまり、レースが終了事に財布はどんどん潤っていく。

 

 そして目玉のレースで風間は「今の俺ならいける!! 一攫千金だぁ!!」と叫び超大穴ともいえる馬に今日の勝ち分とプラスアルファのバイト代をほとんどを賭けてしまったことが始まりであり、間違いだった。

 言わずもがな調子に乗ってしまったがための行動だったが、調子に乗っているのは灯も一緒、「風間ァ! 俺のも一緒に買ってきてくれ!」と翔一と同じく今日の勝ち分と、前日に学園の賭場で稼いだ金を全て渡してしまう。

 

 結果は言う必要はないだろう。そのレースが終了した瞬間、2人は絶叫した。「「ギャーー!!!!」」と綺麗にハモって。

 

 2人は学んだだろう、目先の欲に捕らわれてはいけない。随分高い授業料を払ったもんだ。だが授業内容も数日過ぎれば彼らの脳内からきっと忘れ去られる。反省しないのがギャンブラーの特徴。

 

 

 

「とりあえずヒゲと源にまた仕事回してもらわねぇと……いや、その前に飯をどう確保するかだ……誰かにたかるか?」

 

 

 

 最低な行動をするかどうかで悩んでる姿は実にダメ人間らしい。ちなみに実際にたかった事もある。たかった相手はワン子であり、その姿は実に情けなかったとは大和談だ。

 

 

 

 と、ここでとある物音――――

 

 

 

 項垂れていた2人は思わず顔をあげる。

 するとそこにはある1人の男が上半身裸で腕組みしながら堂々と仁王立ちしている。夕日が綺麗に当たり、輝いて見えるのが実に無駄である。

 

 

 

 ((さすが変態橋!))

 

 

 

 灯と風間は素直な感想を頭の中で叫んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「がーっはっはっは! 待っていたぞ! 国吉灯!」

 

 

 

 上半身裸の男はどうやら灯のことを知っているよう。いつから待っていたかは分からないが、この橋の上で待ち構えていたらしい。予定通りに目的の人物が現れたことで機嫌が良くなったのか、豪快に笑いながら灯を名指しした。

 

 だが当然、灯はこんな変態のことを知らない。変な男に名前を呼ばれたことで変な寒気が走っている。

 

 

 

「いやお前誰だよ。俺はマジもんの変態と知り合いになった記憶はねぇぞ」

 

 

「断じて俺は変態ではない! 我こそは西方十勇士の1人、長宗我部宗男! これは土産の一六タルトだ」

 

 

 

 ここに置いておくぞ、と端っこに土産が入った箱を置く。上裸の男が律儀に土産を持ってくる、なんとも不思議な話である。

 謎の男から土産をもらったのはいいが、未だにこの変態の正体が分からない。西方十勇士と聞いても灯は全くピンとこなかった。

 

 

 

「西方十勇士ィ? 風間、知ってるか?」

 

 

「なんだっけかなー? 確か天神館の生徒だった気がする」

 

 

「その通り! 俺は九州にある天神館からやってきた!」

 

 

 

 どうやら風間は覚えていたらしい、辛うじてだが。

 

 天神館とは川神鉄心の弟子である鍋島正が、川神学園と同じような学び舎を九州にも建てようと考えたことから建設された学園である。

 

 長宗我部宗男は天神館2年の生徒の1人。今年の天神館の2年は特に優秀であり、その中でも文武両道で非常に優秀な生徒10名を西方十勇士と呼ばれるようになっていった。つまり長宗我部は所属している学園でも10指に入る強さを持っているということになる。

 

 

 

「天神館ってあの交流戦の時にやりあった学校だろ? わざわざ九州から何しに来たんだよ? 暇人かブサイク?」

 

 

 

 完全に人を怒らせる態度で灯は長宗我部に接する。今の彼は競馬で負けに負けて機嫌が悪いことに加えて、望んでもいない野郎の相手をしているのでいつも以上に口が悪くなっている。

 

 

 

「ブサイクとは言ってくれるじゃないか……まぁいい。国吉灯、お前と戦うためにやって来たんだ。館長を倒したというその実力! 見せてもらおうじゃないか!!」

 

 

「館長を倒した? …………鍋島さんか」

 

 

「そうだ! 負けた話を聞いたらいてもたってもいられなくなってな」

 

 

 

 鍋島の名前は西では広く知られている。その理由は強いからというだけではない。その器のでかさにある。今では珍しい古風かつ豪快な性格で多くの人を惹き付けており、鍋島がやられたと聞いて天神館の何人もの生徒が、悔む気持ちを持って灯を倒そうと川神市に向かおうとしたぐらいに慕われている。

 

 ちなみに長宗我部は報復とかそんなことは一切考えておらず、純粋に実力が見たいと思ってここに来ている。この男も天神館では中々の器と言われているのだ。

 

 天神館の灯打倒計画は事前に鍋島本人が「よさねぇか馬鹿ども!」と一喝したことにより無くなった。が、今でも館長が負けたということが信じられない生徒がいるほどに鍋島の好かれ具合、ネームバリューは凄い。

 

 そしてそんな男を倒した灯の名前は現在西では急上昇している。

 

 余談だが、東では川神百代と川神鉄心が目立っており、北では剣聖と名高い ”黛大成” が1番知られている。

 

 

 

 戦闘を希望している長宗我部を灯は当然スルー……しなかった。

 

 

 

「そうか……ならご希望に答えてやろうか」

 

 

 

 前までの灯なら全く相手になかっただろう。戦うにしてもこのような真正面で受け止めるなんかせずに、適当にあしらうだけで終わるはずだ。

 

 だが今の灯は心持ちが違う。勝負を挑んでくる相手を無視するのではなく、迎え撃つ姿勢に変化したのだ。影響を与えたのは鍋島であるということはここで話ことではないだろう。

 

 

 

「だが運が悪かったなァ、今の俺は機嫌が悪い……息の根を止めるつもりでいくぞ」

 

 

 

 灯は風間の一歩前に出て首を鳴らす。迎撃態勢はバッチリ。ここで今日負けた分の鬱憤をぶつけてやろうといった気持ちが若干……いや、結構混じっているがそれを長宗我部が知る訳もない。自分の要望が通ったと先ほど灯を見つけた時よりもさらに嬉しそうな表情をしている。

 

 

 

「ぬはははは! では……いくぞ」

 

 

 

 長宗我部は腰につけていた小さな壺のようなものを取り出して、それを体中に振りかけた。全身が油を塗ったかのように光り始める、これで長宗我部の戦闘準備は万全。腰を落として相手を掴みかかるような体制をとる。これが彼の構え。

 

 

 

「ぬるぬるのオイルレスリングだ……やぁあってやるぜぇ!!」

 

 

 

 その瞬間目の前の油でテカっている巨体が動き出す。長宗我部が得意としている近距離戦闘に持ち込もうとしている。インファイト戦での爆発力は九州一と言われている彼が接近してくるのは至極当然のことだ。

 

 何より、自分が灯のような線が細い男に力負けするはずがない、パワー勝負に持ち込めば勝機があると考えているのだ。

 

 確かに灯の体型はムキムキマッチョである長宗我部に比べると細く、身長も負けている。彼がそんな考えに陥ってしまうのも無理はないだろう。だがこんな言葉もある――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 人を見かけで判断してはいけない。

 

 

 

 長宗我部が自分の間合いに入ろうとした時、灯は足を大きく振り上げて顎を蹴飛ばそうとする。顎を撃ち抜かれてはその時点で戦闘不能になってしまう、直撃は避けなければならない。

 

 長宗我部は腕をクロスさせることで防御態勢を取る。灯の蹴りをガードし、そのまま足を掴んで転かしてしまうことで優位な体制に持っていこうと考えたが

 

 

 

「んなッ!?」

 

 

 

 腕が大きく空に向かって弾かれる。受け止めることが出来ない、ガードそのものをぶち破ってくる強力な蹴り。長宗我部は驚きを隠すことが出来ない。だがそれが大きな大きなミス。ここで驚いてる暇などない、すぐさま灯の足の行方を確認すべきだったのだ。

 

 

 

 灯は長宗我部の守りを体制を解くと、振り上げた足をそのまま斧を振り下ろすかのように落とす。

 

 

 

「グアァッ!?」

 

 

 

 結果、足裏が長宗我部の顔面直撃。顔で脚撃の威力を相殺出来るはずもなく、そのまま体ごと地面に叩きつけられる。この時点で勝敗は決した。灯の勝ちである。

 

 

 

 

 

 だがこの言葉を忘れてはいけない ”俺は今機嫌が悪い” つまり一切の容赦無く、追い打ちを掛けに入る。

 

 倒した後も足を顔面に乗っけたまま、まるでタバコの火を消すかのように足を大きく捻る。当然全体重を右足に込めて、だ。

 

 長宗我部の顔は先の踏みつけでただでさえ痛みが伴っているのに、上乗せするように激痛が走り、更には顔面が歪むことになる。

 カエルが潰されたような声をあげたような気もしたが、灯の耳には届かなかった。いや、届いたとしても追い打ちをかけることは辞めなかっただろう。

 

 

 

 国吉灯VS長宗我部宗男。勝者は国吉灯。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「相変わらずすげぇなー」

 

 

 

 戦闘が終わったことで灯の少し後ろにいた風間が近づいてくる。

 彼は灯が戦っている光景は何度か見たことがある、主に勝手に迫ってくる不良共をめんどくさそうに迎え撃ち、殲滅しているものばっかりだが。

 

 

 

「掴まれるのはごめんだ、服が油だらけになっちまう。何よりこんなむさくて暑苦しい男に負けてられるかよ」

 

 

 

 灯はゆっくりと足をどかして油で汚れているところはないか、全身をチェックしながら風間の言葉に反応する。ちなみに長宗我部の顔にはクッキリと足跡が残った。

 

 油が服についた様子は見られない。となると汚れているのは蹴り飛ばし、踏みつけた靴だけだろう。油がついたスニーカーを見て灯は思わず眉間に皺を寄せた。

 

 

 

「凄い力技だったねん。長宗我部は近距離ではナンバー1って言われていたのに」

 

 

 

 今度は後ろから女性の声が響いて思わず2人は振り向いた。先ほどまで長宗我部含めた3人しかいなかったのにいつ現れたのだというのだろうか?

 

 

 

「や、燕先輩。私服可愛いな」

 

 

「ありがと、灯くんも良い感じだね」

 

 

「燕先輩、いったいいつからいたんすか?」

 

 

 

 急に現れた燕に2人はそれぞれ別の反応をする。一般的には風間のリアクションが正しいだろう。彼自身も神出鬼没ではあるが彼女も中々、まるで猫のように気ままに現れては去ってゆく。

 

 そんな彼女が咄嗟に出てきても驚かずに、褒めて挨拶する灯は流石と言えるのかもしれない。

 

 ただ燕もサラリと流してくるあたり手慣れている。だが灯にとって可愛いね=こんばんわ、みたいなものだから相手にされなかったことに対して、さして気にした様子はない。

 

 

 

「ついさっき来たばっかりだよ。たまたま通りかかったら灯くんが戦っていてびっくり」

 

 

「うわー嘘くせぇ…………疑ってすみませんでした」

 

 

 

 燕が超高速で納豆をかき回しているのを見てすぐさま謝る灯。満面の笑みを浮かべながら納豆を近づけてくるのは前回経験しており、二度と経験したくないものであった。

 

 

 

「お前ほんと納豆嫌いなのな」

 

 

「何で嫌いなのかさっぱり理解出来ないなぁ」

 

 

 

 燕が不満そうな表情で頭を下げている灯を見る。納豆信者として、納豆小町としてこういった納豆が得意でない人に松永ブランドを進めて好きになってもらわなければならない。そう言った使命を彼女は持っている。いずれ虜にして見せる! とグッと心に決めている燕だった。そしてそれとは他に思うこと――――

 

 

 

(灯くん……相当なパワー型だねん。鍋島さんの時から桁違いだと思っていたけど……)

 

 

 

 灯の分析だ。この男とは現状では戦うことはないと思っているが、いつどうなるか分からない。ならば備えるだけ備えておいても損はないはずだ。そう彼女は踏んでいる。

 

 だが今の段階で何となく理解してるのは戦闘スタイルがタンク型であること。防御より攻撃、しかも相手のガードなんかお構いなしに攻めてくる。長宗我部の突進を交わそうともせず、いとも簡単に守りを破ってくることからそれは理解出来た。

 燕に取って相当やり辛い相手だ。今のところ弱点らしい弱点も見えてこないので当分ぶつかりたくないと思っている。

 

 

 

(まだまだ観察させてもらうよん、灯くん)

 

 

 

「しっかしわざわざ九州からやってくるとはなー、夏休み入ったら灯に挑む奴らが増えるんじゃないか?」

 

 

 

 風間は完全に気絶している長宗我部を見ながらこれから起こるであろう出来事を予測する。血の気が多い天神館の生徒のことだ。長期休暇になれば理由はどうあれ、彼のように川神に乗り込んでくる生徒が多くなるのは予想出来る。

 

 

 

「あ、私もあっちにいた時の友達からメール来たよ。『国吉灯って強い?』って」

 

 

「来るなら一遍に来てくれねェかな。1人1人はめんどくてたまらん」

 

 

 

 勝負を挑んでくるのは構わない。名が広まってしまった以上それは避けられないことだろう。しかし全ての相手を1対1でやると1日が平気で潰れてしまいそうなので、いっその事不良が束でかかってくるように、一気に挑んで来てくれたほうが時間の短縮が出来て灯としては楽だ。

 

 強さの壁を超えていないのなら何人かかってこようとも負けるはずがない。灯はそう思っている。そしてそれは決して自惚れではない。それほど壁を越えた者とそうでない者には差がある。

 

 

 

「後『国吉くんってカッコいい?』ってメールも来た」

 

 

「返事は勿論!」

 

 

「そうでもないって返信しておいたよ」

 

 

「……燕先輩が最近俺につれない気がする」

 

 

 

 間違いなくこの人Sだ。確信を持った灯であった。

 燕は悪い笑みを隠すかのように、口元に手を持ってきている。間違いなく確信犯。

 

 

 

「ちなみに2人は何やってたの?」

 

 

「競馬っす! 途中までは良かったんだけどなー」

 

 

「マジぼろ負けだったよな……何であそこで踏ん張らなかったかなー……? 燕先輩どうした? いつものカラカラした笑顔が失われているぞ?」

 

 

「ちょっとね……」

 

 

 

 燕は少し思い出してしまった……自分の父が莫大の借金を背負った時のことを。

 そのせいか彼女はギャンブルを非常に毛嫌いしている。運任せの行動をしないというのも関係しているが、やはり父の影響が強い。あの事件は彼女のトラウマになっているぐらいなのだから。

 

 

 

「あーあ、今日は豪華に焼き肉とビールの予定だったんだがなァ……」

 

 

「仕方ねぇ、こんな日もあるさ。ファミレスで妥協しようぜ」

 

 

「それとブサイクから土産で我慢するか」

 

 

 

 灯は橋の上に置いてある一六タルトのことを思い出して、それを取りに行く。せっかく持ってきてくれたのだから遠慮なく頂くつもりだ。

 お土産持ってきた奴とだけ戦うのもありだなと、何とも現金なことを考えながら箱を手に取る。

 

 

 

「ビールって私の聞き間違いだったのかな……?」

 

 

「燕先輩も一緒に夕飯どう? 今なら何と一六タルトも付いてくる」

 

 

 

 灯は手に持っている一六タルトの箱を上に掲げながら燕を誘いにかける。その表情は邪気のないものであり、純粋に一緒に食べたいのだと伝わってくる。そしてそんな誘いを無碍に断る燕ではない。

 

 

 

「うん、ご一緒していい?」

 

 

「当然! さ、地下街に行こうぜ」

 

 

 

 風間の一声で3人は出発する。このメンバーなら焼き肉じゃなくてもきっと楽しめて夕飯が食べられるだろう。夕日に照らされながら、賑やかに歩いている3人を見ればそれは充分に理解できるものであった。




 作者としては感想、評価、誤字脱字報告、もっとこのようにしたほうが良いなどの意見等をいただければ幸いです。また展開が遅くてすみません、全く話が動いてないですね。

 あ、それとは別に勿忘草さんが主催の『川神聖杯戦争』に私のオリ主である国吉灯が参加させて頂いております。良かったらそちらも見ていただけると嬉しいです。


 それでは、マイペースな更新が続きますがよろしくお願いします。

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