三姉妹の件から数日、いつものように執務をしていると、
コンコン
「オヤカタ様、レイラです。入ってよろしいですか?」
竜「おう、入んな」
レイラ「失礼します」
入って来たのはトレーラーのレイラである。慌てん坊でよくドジを踏むのがたまに傷ではあるが、仕事に関してはとても真面目に取り組んでくれる。
レイラ「オヤカタ様、今日の仕事終わりました。」
竜「おう、ご苦労さん」
レイラ「そういえば、今度ケイさん達とデートするって聞いたのですが。」
竜「ただ買い物に付き合ってやるだけだよ。」
レイラ「それをデートって言うんですよ。いいなあ、私も連れてって欲しいです」
竜「悪いな。今回は先日の件に関わったやつらだけのご褒美なんだよ。部外者を連れて行ったら他のやつに示しが付かねえからな」
レイラ「だったら、その次にデートしてください!それならいいですよね?」
竜「はぁ、しょうがねぇな」
レイラ「やった♪(オヤカタ様とデートだ♡)」
翌日
竜則はいつもの作業着姿ではなく、ジーパンに「心はいつも少年」と書かれた黒いTシャツ着ていた。
ケイ「オヤカタ様、お待たせしました。」
そこに白を基調とし、胸元を大きく開けた服を着たケイ
グレーのホットパンツに白のTシャツを着たルナ
胸元を大きく開けたタンクトップに若干きわどいミニスカート姿のリア
白のワンピースに黒のシャツを着たフィール
いつも着ている服とは対象的な色のゴスロリ服のローリのあの時のメンバーが現れた。
ケイ「どう、でしょうか?変ではありませんか?」
竜「別に変なところはねぇよ。みんなかわいいじゃねぇか」
ケイ「そ、そうですか!(か、かわいいって言われてしまった…嬉し過ぎて頬が緩んでしまいます///)」
ルナ「ま、まあ当然よね!(良かった…子供っぽいかと思ったけどそんなことはなかったみたい。それにか、かわいいって言われちゃった///)」
リア「あ、ありがとう(昨日じっくり考えた甲斐があったわ♪)」
フィ「そ、そうか!良かった…(シンプルすぎだと思ったけどオヤカタに褒められた!凄く嬉しい…!)」
ローリ「ふふっ、嬉しいですわ。(ああ…!だった一言なのに嬉し過ぎて天にも登る気持ちですわ!)」
ケイ「で、では行きましょうか」
竜「おう、けど5人全員まとめては無理だから、1人ずつ行くか」
最初の買い物はケイが欲しがっている洋服である。
ケイ「オヤカタ様、これなのですが、似合うでしょうか?」
ケイが持ってきたのはフリルがたくさんついたドレス風のワンピースだった。
竜「へぇこんなのあるんだな。いいじゃねぇか。似合ってんぞ。」
ケイ「そ、そうですか///ありがとうございます///」
竜「じゃ、買ってくるわ。」
ケイ「はい、ありがとうございます」
次はルナが食べたいと言っていた巨大パフェを食べに来ていた
ルナ「はむっ、んー♡おいしい♡前から食べたかったのよね〜♪」
竜「そうか。よかったな」
ルナ「…ねぇ、オヤカタ」
竜「ん?」
ルナ「あ、あーん///」
竜「は?」
ルナ「わ、私だけ食べるのは不公平じゃない。だから…一緒に食べたいのよ。…駄目、かしら?」
竜「…しょうがねぇな、はむっ…美味いな」
ルナ「当然よ♪はむっ、んー♡おいしい♡はいオヤカタ、あーん♪」
竜「まだやんのかよ」
ルナ「一緒に食べたいって言ってるじゃない。ほら、あーん」
竜「…はむっ、うん、美味い」
この後完食するまでこのやりとりは続いた。
次に竜則がフィールとやってきたのは、フィールが欲しいと言っていた
インディアン風の小物が置いてある小物店だった
フィ「仕事の帰りに偶然見つけたんだ。これを見ていると故郷を思い出してな」
竜「…故郷が、恋しいのか?」
フィ「!い、いや、そう言う意味ではないんだ!ただ、寂しいという気持ちは、ある」
竜「…なぁ、フィールよぉ」
フィ「何だ…きゃっ!?」
竜則はその場でフィールを抱きしめた。
竜「俺ぁお前の親父にもお袋にもなれねぇが、帰る場所にはなれる。
俺もいる、みんなもいる。だから…そんな寂しそうな顔すんな」
フィ「オヤ、カタ…うう…グスッ、」
10分後
竜「落ち着いたか?」
フィ「す、すまない///見苦しいところを見せた。だが、お陰でスッキリした」
竜「そうか。ほら、行くぞ。あいつらが待ってるからな」
フィ「…うん」
次の買い物はローリが欲しいと言っていたぬいぐるみを買いに来ていた。
竜「意外だな、ぬいぐるみが好きだったのか」
ローリ「ええ。最近はこのゴシックマがマイブームなんですの」
ローリが見せたのはゴスロリ服のクマのぬいぐるみだった。
竜「へぇ、こういうのが好きなのか。で、これを買って欲しいのか?」
ローリ「ええ。今だけ期間限定の寝転がりミニゴシックマキーホルダーが付いて来るのですわ。」
竜「そんなに好きなのか?」
ローリ「もちろんですわ!愛くるしい顔に綺麗な瞳、何より私と同じゴスロリ服!自分用鑑賞用布教用に3つ買ってしまう程に好きなのですわ!」
竜「お、おう…」
ローリの普段見せないキラキラした顔がどアップで迫り、少々圧倒される竜則だった。
竜「で?これを買えばいいのか?」
ローリ「ええ。自分用鑑賞用布教用の3つですわよ」
竜「へいへい」
最後はリアが欲しがっているアクセサリーを買いに行った。
竜「俺、アクセサリーなんて分からねぇぞ」
リア「もーっ、一緒に選んでくれることに意味があるのよ」
竜「そうなのか?」
リア「そうなのよ。あっ、これ可愛い!」
竜「ん?どれだ?」
リアが手に取ったのは、金色の十字架のネックレスだった。
リア「オヤカタ、私これがいいわ!」
竜「へぇ、こんなんあんだな。…3万か…よし、買いに行くか」
リア「け、決断早いわね。結構な値段だけど、いいの?」
竜「たかが3万だ。これくらい駄菓子屋でうまい棒買う様なもんだ」
リア「10円と3万円は結構違うと思うんだけど…まあいいわ。ほら、早く買いましょ」
竜「分かった、分かったから引っ張るな」
ケイ「今日は楽しかったです。ありがとうございました」
竜「喜んでくれた様で良かったよ」
ルナ「また一緒に行きたいわ!」
ローリ「またいつか付き合ってくださいませ」
竜「おう、じゃ帰るか」
後日、他の子達から自分達もデートに行きたいとせまられるのだがそれはまた別のはなしである。
なんか今回短いな…
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