もしも、何でもできる無敵な吸血鬼少女と優が出逢っていたら 作:からくり人形
今回は、ミカエラがノリカに特訓の相手をしてもらっている場面を描きたいと思ってできた場面です
あいかわらずの駄文で、口調が迷子ですが、読んでいただければ嬉しいです(*´∇`*)
それでは、どうぞ
勢いよく私に向かってくる小さな拳
的確に人でいう急所を狙ってきている
私は、その腕を折ってしまわないように少しだけ注意しながら、細い腕を掴み、背負い投げの様な形で投げ飛ばそうとする
しかし、相手も投げ飛ばされぬように粘りながら、隙をついて私の顔面を狙ってくる
殴ることで、怯ませようとしているのだろう
私は、寸でのところでそれを回避する
私の横を風を切りながら、彼¨百夜ミカエラ¨の腕が通っていく
「くっ、」
一度体制を立て直そうと、私から離れようとする
……まったく、甘いな
私は、彼が離れきる前に、彼の胸ぐらを掴んで、そのまま……
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「っああああ!また、負けた」
¨詰めが、甘すぎるぞ、ミカエラ¨
地面に寝転がったまま彼、百夜ミカエラは叫ぶ
「ノリカは、本当に女だよね?実は男でしたーとか、無いよね!?」
何を今更、と思いながら私は、¨女だ、¨と、答える
ミカエラと、特訓をはじめて二年がたとうとしていた
つまり、あれから二年半……
吸血鬼の感覚からすると、あっという間のようだったが、ミカエラは、ぐんぐん強くなっている
……私を越すことはまだ、できていないが、もしかしたらいつか私を越す日がくるかもしれない
まあ、それも完璧な吸血鬼に彼が成ればの、話なのだが
彼が人の血を飲めば、彼は二度と成長のしない、完璧な吸血鬼に成る
だが、彼はそれを拒否し、クルルの血を飲んで行き長らえている
……時々、クルルの血が切れかかって、苦しそうにしているのを見かける
彼の苦しみを解き放ってやりたい気持ちもある、が、同時に彼には吸血鬼にならないで欲しいという思いもある
彼はおそらく、優に会うまでは死んでも人間の血を飲もうとしないだろう
優に会ってからのことは、分からないが……
だが、優のことだ、
もしかしたら、自分の血を飲むように説得するかもしれない
もしかしたら、だが……
「ねぇ……ノリカ」
¨……なんだ?¨
「優ちゃんは、まだ見つからないの?」
¨……ああ¨
二年半経っても、優は見つかっていない
フェリドたちが、色々調べているそうだが、なかなか情報が集まらないそうだ
「……僕、時々思うんだ、もしかして、優ちゃんは、もう何処にもいないんじゃないかって……」
¨……そうかもしれないな、外の世界は、何処までも残酷だから¨
私の答えに、ミカエラは下をむく
¨だが、優は強い
もしかしたら、その残酷な面も全て包んで、くるんで、新しい、愛すべき日々を送っているかもしれない。
だから、取り敢えずお前は強くなることだけを考えろ、優のことを信じて、何にぶつかっても折れない心を作り上げるんだ。
その先にあるのが幸せか、不幸かは今はまだ分からないが、立ち止まったままだと、先には不幸しかないぞ?
それでもいいなら、そのまま下を向いていくんだな
もしかしたら上にあるかもしれない、小さな幸せにも気づかすに……¨
私は、ミカエラの方を見ずに、その場を立ち去ろうとする
下を向いてしまったやつの相手など、暇潰しにもならない
「っ!待って!」
私を引き留めようとする声、ミカエラの心の叫び
「僕は、優ちゃんを守りたい!僕が優ちゃんを守る!
だから、もう後ろは振り向かない‼前だけ向いていく!
だから!」
ミカエラの瞳はもう、悩みを持った奴の瞳ではなくて……
「強く、強く、強く!人間にも、吸血鬼にも負けないくらい、強くなる!もう、迷わない!!!!!」
ミカエラは、そう言いきる
そして……
「僕の相手をしろ、ノリカ」
¨お前も優も、どうしてそんなに生意気なんだ¨
私は、若干呆れながら、彼の方へ歩いていく
呆れながらも、私の頬は少しだけ、緩んでいた
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そして、少しずつ、少しずつ、運命の歯車は回り始めていた
「僕の名は、阿修羅丸。君に力を与えよう、百夜優一郎」
読んでいただき有難うございます、からくり人形です
今回は、なんというか、お粗末な特訓シーンで……はい、(-""-;)
神よ、私に文才をщ(゜▽゜щ)
次回では、ようやくあの出来事から四年後の内容に入れそうです
本当に、読んでいただき、ありがとうございました