もしも、何でもできる無敵な吸血鬼少女と優が出逢っていたら 作:からくり人形
今回のお話は、人間VS吸血鬼の所です。
*少しだけ、ネタバレかもしれません。
それでは、どうぞ!
「下等な人間どもを、殺しなさい」
人間と吸血鬼の戦いが始まる。そんな中ノリカは、戦いの全線に立つ。
人間を殲滅するために
¨まぁ、私にはそんな事どうでもいい¨
ノリカ、そしてミカは、百夜優一郎を探し、人間から救い出すために戦争に参加した。
¨……優は、もしかしたら、もう人間の世界に大切な仲間ができているのかもしれないな¨
でも……
¨すまない、優。お前は、そっちにいてはいけないんだ。……ミカエラも、そろそろ苦しくなってきているみたいだし、それに……そうすることが、お前の為でもある¨
そこで、ノリカは自嘲気味にフッと笑う。
¨……随分と、私も人間に絆されたものだな。¨
「本当にねぇ(笑)」
!!!!!
¨……フェリド¨
声の主、フェリド・バートリーはニヤニヤしながらこちらを見てくる。
¨……戦いの最中だぞ¨
「その言葉、そのままそっくり返していい?」
……返す言葉がない。
「しっかり戦ってくれませんかねぇ?第二位始祖様♪」
¨……分かっている¨
「アハハ。おっと、ノリカ君とお話ししている間に、ミカ君がピンチになってますねぇ」
¨は?¨
フェリドが見ている方に目を向けると、ミカエラが一人の男と戦っていた。一見、ミカエラが押しているように見える。
……が
¨……相手は、一人では無いな¨
そちらに目がいっている内に、気づけばフェリドがいなくなっていた。
¨……本当に、性格の悪い¨
ミカエラと男が戦っている場所に、一つ影が増えた。
¨さぁ、ミカエラはフェリドに任せて、私も……¨
「この吸血鬼めぇ!!!!!」
最後まで言い切る前に、人間が切りかかってきた。
¨よっと¨
私は、それを避ける。
「チッ!」
¨少し、遊んでやろう。人間¨
私は多分今、気持ちの悪い顔をしているのだろう。何かを嘲笑う、そんな顔。私が一番大嫌いな顔を……
「馬鹿にしやがって!」
そいつは、再び私に刃を向けて切りかかってきた。
¨そのような戦い方では、私は倒せないぞ、人間¨
私は、またそれをヒラリと避ける。しかし、そいつは諦めなかった。何度も、何度も私に切りかかってくる。
¨……いい加減に、しつこいぞ¨
私は、そいつが切りかかってきた瞬間に、刃を避け、腹に一発かましてやる。
「!ぐぅ……」
そいつは、少し唸ったが、
「まだ、まだぁ!」
また、切りかかってきた。
¨……人間は、何故こうもしつこいのか¨
私は、知らぬまにそいつに優を重ねていた。どれだけ、やられても何度でも挑んできた優。
¨……本当に、しつこいぞ¨
「……それが、俺の長所なんでね」
私は、そいつにもう一発かましてやろうとした。その時……
「てめぇ……グレンに何してんだぁぁぁ!!!!!」
¨え?¨
幻聴かと思った。
少し、考えていたから、聞こえたかのように感じただけと……でも、違う。声のした方を見る……
¨優……¨
優がいた。思わぬ事態に、少し動揺してしまったんだと思う。自分が、今戦っているということを思い出して、そいつの方へ向くのに、少し時間がかかってしまった……
「うらぁ!!!!」
向くと、真っ直ぐに刃が向かってきていた。
¨っつ!!!!!¨
私は、ギリギリのところで、刃を避ける。
¨……悪いが、お前の相手をする暇が無くなった。¨
「はぁ?」
そいつは、怪訝な顔でこちらを睨み付ける。
¨じゃあな。¨
私は、優達の方へと向かう。後ろから、怒鳴り声が聞こえてきたが、それどころではない。
¨……はやまるなよ、ミカエラ¨
ミカエラは、優を見つけたことで、無茶をするかもしれない。
¨……まぁ、人の事ばかり言えないがな¨
私は、そう呟き、高まる気持ちを抑えながら、優、そして、ミカエラの方へと走った。
どうも、からくり人形です。
……うん、なんというか、相変わらず戦いの所が酷いですね。
ちなみに、主人公ちゃんは、本気では戦っていません。
ちょっと危なかったのは、少し意識が優達の方に向いてしまっていたからです。
次回こそは、次回こそは再開させてあげたいです。
なんか、またフラグっぽ(殴
それでは、ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。