けれど私が初めて読んだ二次小説がなのはだったのでいつかは書きたいと思っていたんです。
どうか感想と評価をおねがいします。
とある次元世界の研究施設にて白衣を着た男達が話していた。
「おい、例の実験はどうなった?」
「失敗だったよ。オリジナルと性別が違う。」
「いや、クローンとしては失敗でも性別以外の機能はしっかりと有る。我々の目的には十分だ。」
「そうか。では後はあれの場所さえわかれば···。」
「全ての次元世界は我らの物だ。」
男達がそんな話をしていると···
[緊急事態発生 緊急事態発生 緊急事態発生···]
アラートが鳴り響いた。
「何があった!?」
男の一人がすぐに通信で状況を確認する。
「例の実験体が逃げ出してしまいました。」
「何!?すぐに捕まえろ!!」
「無理です!戦闘員をいくら導入しても返り討ちにあいます。」
「なんだと!?」
あまりの状況に驚愕する男。
「説明し忘れていたが···。」
不意にもう一人の男が喋り出す。
「例の実験体の検査の結果、魔力値が5才の体ですでにAAA+という数値だった。それにオリジナルがあれだ、ここの戦闘員ぐらい簡単だろう。」
「何を呑気に言っている!あの実験体に逃げられては計画が遅れて···」
ドゴーン
突然爆音が鳴り響く。
「今度は何だ!?」
「例の実験体が施設を破壊しています。このままだと施設の機能が完全に停止してしまいます。」
「どうやらこの施設は破棄したほうが良さそうだな。」
通信を聞いた男が言い出した。
「何を言っている!この施設にはあの実験体を作った研究の記録とあのオリジナルの遺伝子情報を保管しているんだぞ。」
「どのみち物理的に消される。普通ならあの遺伝子を失ったら計画の再開は不可能だが、私の知り合いにとんでもない天才がいる。あの研究の基礎を作ったのも彼だ。彼の所にいけば計画の再開は可能だろう。少し癪だがな。」
「···その話は確かだろうな?」
「保証しよう。」
それを聞くと男はすぐに施設の人間全員に通信を入れた。
「施設の人間全員に告ぐ。これより、我らはこの施設を破棄する。速やかに施設から脱出せよ。」
こうして直ぐ様に施設は破棄された。全員が同じ次元世界に転移し、施設はもぬけの殻となった。
いや、ただ一人その施設に残された者がいた。
「ハァ、ハァ。」
それは、金色で肩までかかるほどの長い髪。
少年は弱々しく歩きながら施設に残された次元転移装置の所まで来て装置をいろいろと操作し始めた。
運良く装置が動き出しどこか別の次元世界に転移するなか少年が考えていたのはただ一つだった。
(生き···た···い···。)