写真館の背景ロールが下りる。
背景ロールには、桃色髪の女の子と赤、青、緑の三つの卵が描かれていた。
写真館の外に出るきららと士。
士の第一声は、「しゅごキャラの世界か」だった。
きららの服装が、聖夜学園の制服に変わる。
「聖夜学園の制服だな」
「知ってるの?」
「頭に情報が入ってくるんだ」
「へえ、便利な頭だね。で、その聖夜学園に行けばいいのね」
きららは聖夜学園に向かう。
生徒手帳によると、きららは小学五年生ということになっていた。
聖夜学園に着く。
「えっと……」
きららはどこへ行けばいいのかわからなかった。
そこへ桃色髪の女の子、
そのあむの横には、ラン、ミキ、スウというしゅごキャラの姿があった。
「あ、あの……」
声をかけるきらら。
「え?」
目が合う二人。
二人は互いにただならぬ何かを感じた。
「あんたは? 見かけない顔だけど。私、日奈森 あむ」
「天ノ川 きらら」
「ふーん。で、私に何の用?」
「別に用って訳じゃないんだけど、どこがどこかわからないから教えてもらおうと思って」
「あんたもしかして転校生?」
「……うん」
「そう。じゃ一緒に行こ?」
きららはあむに付いていく。
初等部の校舎に入る二人。
「あ……」
きららは下駄箱で靴を履き替えようとしたが、上履きを持っていない事に気付いた。
あむが無言で来客用のスリッパを持ってくる。
きららは生徒手帳を見た。
「星組か」
「私と同じじゃん」
二人は五年星組の教室へと向かう。
「そう言えば、さっきから気になってるんだけど、その小さいの何?」
「あんたこの三人見えてるの?」
「え?」
「この子たちはしゅごキャラって言って、私の心の玉子から生まれたの」
「心の玉子?」
「うん。でもどうして見えるの? しゅごキャラは普通の人には見えないのに」
「私は普通じゃないからね」
「え? それって……」
「私、プリキュアだから」
「プリキュア?」
きららはプリンセスパフュームを取り出した。
「このパフュームで変身して悪いやつと戦ってるの。ジャッコフロストってのを倒さなきゃいけないんだ」
きららはパフュームをしまう。
話をしているうちに、二人は教室に着いた。
「私の席は……と」
「私の横が空いてるね」
きららはあむの隣の席に腰掛けた。
クラスメイトはみな、きららを誰だろう、と見ていた。
チャイムが鳴り、教師が入ってくる。
教師はきららを見ると、手招きをした。
前へ出ていくきらら。
「転校生を紹介するよ。天ノ川 きららさん」
「……よろしく」
きららはそう言って席に戻っていった。
しゅごキャラの世界に凸してみましたが、皆さんどうでした?