きららはあむにロイヤルガーデンへ招かれた。
メンバーはあむにきららがプリキュアである事を聞かされて疑問符を浮かべている。
「プリキュアって何?」
そう訊ねるのは金髪でキングスチェアの
きららは唯世にプリキュアが悪者と戦う伝説の戦士である事、異世界から来た事を話した。
「──という訳で、私は今、ジャッコフロストなる者を倒すべく世界を旅しているの」
「あれ? そう言えば、ややとペペは?」
と、あむが一人足りない事に気付く。
「そう言えば遅いな」
と、ジャックスチェアの
その時、どこかで悲鳴が聞こえた。
「今のはややの!」
メンバーたちは駆け出す。
きららも後を追った。
「やや!」
「何があった!?」
「ペペちゃんが!」
ややが檻に閉じ込められた自分のしゅごキャラを指差す。
近くにはゼツボーグの姿。
「ゼツボーグ!」と、きらら。
「あむちゃん!」
赤いしゅごキャラのランが言う。
「私の心、アンロック!」
あむが光に包まれて変身した。
「キャラなり、アミュレットハート!」
続いてきららも変身する。
「プリキュア、プリンセスエンゲージ!」
光に包まれ、変身が完了する。
「煌めく星のプリンセス、キュアトゥインクル」
ゼツボーグが光線を放つ。
二人は光線をかわしつつゼツボーグに接近する。
「は!」
「たあ!」
二人の攻撃がゼツボーグに炸裂。
「ネガティブハートに、ロックオン!」
アミュレットハートがハンプティ・ロックの前で両手でハートを作る。
「オープンハート!」
と、必殺技を放つが、しかし。
「浄化できない!?」
「私に任せて!」
キュアトゥインクルがトゥインクルハミングを放った。
「ごきげんよう」
「ドリーミング……」
ゼツボーグが消える。
キュアトゥインクルは檻の鍵を開けた。
ペペが檻から解放された。
キュアトゥインクルとアミュレットハートは変身を解除した。
その時、何処からともなくバツたまが飛んでくる。
あむは再びアミュレットハートに変身。
「ネガティブハートにロックオン! オープンハート!」
必殺技で玉子を浄化した。
変身を解く。
「ねえねえ、あなた誰?」
ややがきららに気付く。
「天ノ川 きらら」
「私のクラスに転校してきたの」
「よろしくね、やや」
「さっき変身してたよね? しゅごキャラがいないのにどうして?」
「プリキュアの事?」
「プリキュア?」
きららはややにプリキュアについて解説した。
「へえ。じゃあ、異世界人なんだ?」
「そう言う事になるね。他にも知り合いが来てるんだけど……」
「どんな人?」
「門矢 士……仮面ライダーディケイドに変身する人だよ」
「仮面ライダーディケイド……?」
「悪者と戦う戦士だよ」
「へえ、そうなんだ」
「ねえ、天ノ川さん」と、あむ。
「何?」
「異世界へはどうやって?」
「光写真館」
「光写真館?」
「背景ロールを下ろすと異世界に移動するの」
「そんな簡単に?」
「後は灰色のオーロラを潜るとか」
「そうなんだ」
「それじゃ、そろそろ行くね」
きららの発言に、唯世が訊ねる。
「もう次の世界へ行ってしまうのかい?」
「うん。ゼツボーグも消えたし、私がここに居る理由もないと思うんだ」
「日奈森さん」
「うん?」
「彼女に付いていってあげてくれる? もしかすると、今後、君の力が必要になるときが来るかもしれないから」
「わかった」
きららとあむはロイヤルガーデンのメンバーに見送られながら、光写真館へと向かった。
「きらら、そいつも連れてくのか?」
「戦力になるからね」
「わかった」
士は背景ロールを下ろした。