キュアトゥインクルの異世界巡り   作:桂ヒナギク

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Episode 2

 一人残されたきらら。

「どうしろっていうのよ……」

 再び街中を彷徨い歩く。

 暫くして、人気のないところに出た。

 辺りはすっかり暗くなっている。

「ウー!」

 謎の唸り声。

 きららは辺りを見渡す。

「ウー!」

 上からウルフ星人が降ってきた。

 間一髪で躱すきらら。

「怪人なんていなかったんじゃないの?」

 きららは懐からプリンセスパフュームを取り出そうとした。

 すると、銃声と共に星人に弾丸が着弾して怯んだ。

「え?」

 振り返るきらら。そこにはおおとり ゲンの姿があった。

「君! 早く逃げるんだ!」

「冗談」

 パフュームを取り出す。

「プリキュア! プリンセスエンゲージ!」

 キュアトゥインクルに変身するきらら。

「きらめく星のプリンセス! キュアトゥインクル!」

「変身した?」

 キュアトゥインクルはウルフ星人に攻撃を仕掛ける。しかし、巨大化されてしまう。

「逃げろ!」

 ゲンがマックガンで星人を撃つ。

「あんたじゃ勝てないって」

 キュアトゥインクルが星人の顔面まで飛び上がり、そこを蹴り飛ばした。

 吹っ飛ぶ星人。

「シューティングスター!」

 星型のイヤリングが流星型に変化し、袖の部分とビスチェにストライプ柄が入る。

 クリスタルプリンセスロッドの先端にシューティングスターキーをセットし、「キラキラ、流れ星よ! プリキュア・ミーティア・ハミング!」の掛け声で、創り出した大きな黄色い星を上空に射出し、それを無数の流れ星に変えて体勢を立て直した星人に向けて降り注ぐ。

 怯む星人。

 キュアトゥインクルはドレスアップキーとパフュームを取り出す。

「エクスチェンジ! モードエレガント!」

 キーをパフュームに差し込んだ。

 ボトムスが、真中が左右に分かれているレイヤードを用いたベルラインのドレスに変化する。

「キラキラ、星よ! プリキュア・トゥインクル・ハミング!」

 掛け声と共に両手で描いた大きな黄色い星を星人に向かって投げ、大きな星に包み込んで星人を粉砕する。

「ごきげんよう」

 キュアトゥインクルは変身を解いた。

「君は一体……?」

 ゲンの方を振り返るきらら。

「プリキュアだよ」

「プリキュア?」

「あなたは?」

「僕はウルトラマンレオ。地球ではおおとり ゲンと名乗ってる」

「私、天ノ川 きらら。さっきの姿はキュアトゥインクル。海大によると、私は異世界から来たらしいんだけど……」

「海大?」

「海東 大樹って人」

「ああ、彼か」

「知ってるの?」

「一度会ったことがあるよ」

「そうなんだ。それで、どうすれば元に世界に帰れるの?」

「僕も異世界から来たんだけど、どうやっても元の世界に戻れないんだ」

「じゃあ閉じ込められたってこと?」

「でも、ここへ来るとき、選ばれし者よって声が聞こえたから、なんかやらなくてはならないことがあるんじゃないかな?」

「それなら私も聞いた」

「じゃ、一緒にやることを考えよう」

「そうね」

 きららとゲンは握手をした。

 

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