キュアトゥインクルの異世界巡り   作:桂ヒナギク

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Episode 8

 天道の家にやってくるきらら。

「お兄ちゃんお帰り!」

 妹の樹花(じゅか)が出てくる。

「その子は?」

「天ノ川 きららだよ」

「妹の樹花でーす」

「あそー」

「ま、とりあえず上がってくれ」

 靴を脱ぐと、きららは天道と共にリビングへ入った。

「朝食、まだだろ。作ってやる」

「ほんと? ありがとう」

 キッチンへ入っていく天道。

「天道さん、テレビつけていい?」

「ああ」

 きららはテーブルの上にあったリモコンを手に取りテレビをつけた。

 テレビではニュースをやっていて、連続殺人事件の報道をしていた。

「物騒な世界だね」

「犯人はワームだ」

「ワーム? この世界の敵?」

「そういうことだな。よし!」

できた!──と、天道がきららの下に料理を運んでくる。

「美味しそう!」

 きららは天道の手料理を堪能した。

「ごちそうさま。美味しかったよ」

「当然だ。俺の料理は世界で一番美味しい」

「いや、マーブルドーナツが一番だよ」

「マーブルドーナツ……だと?」

「うん。あの美味に勝る料理はないね」

「ドーナツはお菓子だろ」

「お菓子でも料理じゃん」

「それはそうだが……」

 その時、天道の下にカブトゼクターが現れた。

「ワームか」

 天道は家を出る。

「待って!」

 後を追うきらら。

「サポートしてあげる」

 天道の跨るバイクの後部に座るきらら。

 バイクはゼクターに導かれるように走り出し、目的地へと着く。

 そこでは、男性が複数のワームに襲われていた。

「プリキュア! プリンセスエンゲージ!」

 きららはキュアトゥインクルに変身する。

「きらめく星のプリンセス! キュアトゥインクル!」

 ワームたちがこちらに気付いて接近してくる。

「はっ!」

 迫り来るワームをぶっ飛ばすキュアトゥインクル。

 一方で、天道がゼクターをベルトにセットしてカブトに変身した。

「ふっ!」

 迫り来るワームをカブトクナイガン・アックスモードで粉砕していく。

 キュアトゥインクルがシューティングスターでミーティアハミングを放ち、ワームを蹴散らす。

 と、そこへアラクネアワーム・ニグリティアが現れる。

 ニグリティアはクロックアップでキュアトゥインクルの懐に接近する。

 キュアトゥインクルは攻撃を飛び退いて(かわ)した。

「お前、クロックアップが見えるのか?」

 マスクドフォームからキャストオフしたカブトが訊ねる。

「クロックアップ?」

「普通の人間には見えないんだがな」

「プリキュアになると動体視力が上がるんだと思う」

 接近してくるニグリティアにカウンター攻撃を浴びせるキュアトゥインクル。

 カブトはサイドバックルを叩いた。

{CLOCK UP}

 クロックアップしたカブトがニグリティアを圧倒する。

 そして、キュアトゥインクルのトゥインクルハミングとカブトのライダーキック。二人の必殺技がニグリティアに炸裂し、爆裂霧散した。

{CLOCK OVER}

 と、クロックオーバーするカブト。

 ゼクターが外れ、カブトの変身が解けて天道に戻る。

「強いんだな」

「そんなことないよ」

 そうやりとりをする二人を、遠くから眺めている一匹の(さなぎ)ワーム・サリス。

 その横に、雪だるまの姿をした謎の生命体が立っている。

 

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