喰種と人の関係(短編集)   作:魚王かます

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この話は、息抜きなどでやりますので、不定期です!

駄文なのは、変わりません…。


弱き『喰種』と強き『人間』

僕は貧弱だった…。

 

そのおかげで、僕は普通の喰種のような、身体の丈夫さも、とてつもない筋力も、なかった。

言ってみれば、ちょっと丈夫で力のある人間と、然程変わらなかった。

 

唯一、喰種らしい所といえば、赫子が出る程度だった。

だが、それも、スポンジの様な硬さで、さらには、とても脆かった。

 

そのため、子供の頃は同い年の人数に、いじめられていた。

抵抗はした、だが、彼等は人数で襲い掛かってきて、殆どが人間と変わらない力の、僕は、すぐに地面に、押さえ付けられた。

 

そして、蹴りや、殴るといった、暴力行為を受けた…。

 

一度だけ、彼等に赫眼を見せ睨みつけたが、何も変わらず、ただ嘲笑うだけで、寧ろいじめはどんどん酷くなった…。

 

だが、そんな時、僕にとっては救世主とも、思えた存在が現れた。

 

 

_____________________

 

 

 

 

いじめが終わり、彼等は帰っていく。

 

僕は、公園の土を払い、また母親に迷惑を掛けてしまう、そんな事を思う。

母親には、僕は友達と遊んでいて、汚れたと言っていたのだ、なぜなら、家は喰種の親子であり、あまり大事にはできない。

 

誰にも、助けを求める事ができない、そんな苦しさに耐えきれず、ブランコで泣いていた。

 

そんな時、近くからこちらに歩いてくる、足音が聞こえてくる。

 

また、いじめっ子達が戻ってきたのかと、下を向きながら、恐怖を覚えていた。

だが、そんな予想とは違い、目の前にいたのは、僕と同い年と見える、短い髪の女の子だった。

 

彼女は、短パンと半袖という、とても活発そうに見える、衣服を着ていた。

 

彼女は、僕になぜ泣いているのか、尋ねる。

 

僕は、彼女になぜか、自分がいじめられているという事を、言ってしまった。

心の中では、彼女は女の子だ、女の子に助けを求めても…、そう思っていると、目の前の彼女は、激怒の表情を浮かべていた。

 

僕としては、助けを求めた立場ながら、「怖い…」と思ってしまった、なぜなら、彼女の整った顔立ちが、なお、怒りの大きさを、表していたからだ。

 

そして、彼女は言った…。

 

 

「いじめた奴に、痛い目見してあげる!」

 

そして、彼女は最後に自分の、名前を告げ、いなくなった。

 

彼女は、一ノ瀬 優花というらしい

_____________________

 

 

次の日に、いつも通り公園へと、足を運んだ。

 

そして、いじめっ子達は目の前で、立っている、また、嫌な事が始まる。

そう考えながら、近づいていく。

 

すると、いつも通りにいじめが始まる、いつもその時は、無感情になっていた。

だが、いつの間にか、いじめっ子達の声が、変わる。

 

目を開けると、そこには、優花ちゃんがいた…。

 

「あんたら、本当最悪!」

 

「おまえ、なんだよ?!」

 

いきなり、現れた彼女にいじめっ子達の、一人が怒りながら、質問する。

 

「うるさい!黙ってろよ!」

 

「あんたが、黙ってよ…!」

 

「あぐぅ?!!?」

 

彼女は、黙れといういじめっ子の、一人の腹を思い切り、殴る。

すると、激痛を覚えたいじめっ子は、地面で転げ回るいじめっ子に、他の奴らが、怯え出し逃げ出そうとすると、彼女は、その中の何人かの、Tシャツの襟を掴む。

 

そして、倒されたいじめっ子の、腕を抑え込んだかと、思うと簡単に骨の折れた音を、鳴らした。

その音と、共に大声をあげた。

 

それから全員の、足や腕を、どちらか一本を折っていった。

 

 

_____________________

 

 

そうして、彼女はいじめっ子達を、完璧に潰した。

 

だけれど、彼女はその後、救急車を呼んでいたのだ、すぐにいじめっ子達は、全員、病院に連れてかれていった。

 

彼女は、何故こんな事をしたのか、いじめっ子達の母親達に、責めらていた。

だが、彼女は堂々とこう言った。

 

「あなた方の、息子が彼へ暴力や暴言を、していたんですから」

 

「当然の、報復じゃないですか…?」

 

いじめっ子達の母親は、全く信用せず、彼女の父親を呼んだ。

だけれど、彼女の父親は全く、動揺していなかった。

 

呼ばれた彼女の、父親はすぐに彼女の、前にしゃがみこんで、何かを話ていた。

 

すると、彼女の父親は、僕に、近づいてきて、俺の母親を呼んでほしいと、言われた。

 

その後からの、展開はとてつもなく早かった、急いで、来た母親に彼女の父親から、話を聞かされてから、母親は幾つか質問された。

 

次には、いじめっ子達の親に、僕がいじめられていたと、考えられる証拠を、幾つか提示した。

 

それでも、いじめっ子達の親は、喚き散らしていたが、彼女から、留めの証拠が、提示されたのだ。

 

それは、いじめっ子達の声を、録音したボイスレコーダーだった。

 

いじめっ子達の親は、それを聞いた後顔が、青くなって、去っていった。

 

その一件から、僕と彼女は、『友達』という関係になっていった。

 

 

 

_____________________

 

 

 

初めて会った時は、幼稚園生だった僕達は、中学生となっていた。

彼女は、昔の様な活発な少女の顔つきから、まだ完璧とは言えないものの、大人の女性の様な顔つきの、美少女になっていたのだ。

 

僕は、昔の状態に逆戻りしていた。

もちろん、彼女はいつも傍にいて守っていて、くれたのだが、僕はいつからか、卑屈になっていた、いつも、自分はこんな綺麗な女の子に、守られて情けないと、思うようになっていた。

 

その性格が、またいじめを呼んだの、かもしれない。

 

 

その日、裏通りに集まっていた、不良達は木刀や、金属バットを持ち合いながら、待っていた。

 

また、殴る蹴るを、やったと思ったら、僕の携帯とサイフを、奪って金銭と、彼女の電話番号を探していた。

 

「こいつ、一ノ瀬の電話番号持ってるん、だよな」

 

「マジか!?、電話番号貰って、脅すか」

 

「いいな、それ!、あいつを襲っちまおうぜ!」

 

あいつ等の、一言に耳を疑った。

襲う?、僕の好きな人を?、友達を?

なんで、関係ない彼女まで?

 

その時、僕に、初めて狩られる者の、感情ではなく、狩る者の感情が、芽生えた。

 

「な、んて、言ったの…?」

 

「はあ?、襲うって、いったんだよ…!」

 

不良の、一人が僕に向かい蹴りを、入れようとしたが、彼の足は僕には、当らず目の前でボトンッという、音と共に落ちた…。

 

「ウワァァァ!?」

 

「あいつの、足が!?足が!?」

 

不良達が、驚き慌てているが、そんなのは放置だ…。

いまから全員。

 

 

 

 

 

ーーーーすぐに、殺してやるよ…ーーーー

 

 

 

 

 

 

 

_____________________

 

 

 

全員の、目の前には四肢をなくした、ゴミが転がっている。

片付けは、市の職員がやってくれるよ…。

 

ゴミなんだし?…。

 

「えっ…?隆斗…?」

 

「なんで…、こんな事やってんの?」

 

「っ!?」

 

信じたくない…、優花ちゃんが?

なんで、ここにいるんだよ?

 

 

その後の事は、あまり覚えていないが、彼女の悲しそうな、顔が頭にしつこく、残っている。

 

 

 

そして今、僕は彼女の前に、なんの表情も読み取れない仮面を被り、彼女と自らの武器を、構え対峙している。

 

殺し合う立場として……

 

 

______________:::______

 

 

 

あいつは、いつもいつも、いじめられていた。

 

私は、あいつを助けた。

 

あいつ等の、腕か足を、手加減して綺麗に折ってやった。

このやり方は、襲われたら怖いと言う、CCGの特等捜査官の親父から、教えられた方法だ。

 

あの後、こいつ等の親と、対面する為に救急車を、呼んだ。

 

それから、父親も呼ばれたが、私が事情を細かく伝えたら、彼の母親を呼び、質問した後には、父親が攻めた後、最後に留めを挿した。

 

 

 

 

あいつが、私と違う『喰種』という事は、知っていた。

だが、あいつは人間と同じで、心があるしそれだけじゃない。

 

あいつは、女々しいし、怖がりだけど。

よく、人が困っている事に、よく気付いて助ける。

助けてる時の、あいつは全然女々しくなんて、なかった。

寧ろ、男っぽく見えた。

 

そして私は、彼の事が好きだ。

 

 

 

だけど、あいつは、不良なんかに絡まれ、不良の四肢を、切り落とし殺した。

 

悲しかった、彼が人間性を捨てたのが、、、

 

私は、少し気付くのが遅かったのかもしれない。

あいつの、一言に。

 

 

 

 

ーーーー僕は、この仮面みたいに、無表情になれば強くなれるかな…?ーーーーー

 

 

 

 

 

 

_____________________

 

 

 

 

 

そして、二人は己が想い人に、武器を向け合う。

一人は、髪を短く切りそろえた、整った顔だちの女性と、感情の一つも読み取れない、人間の顔の仮面をつけた、男性。

 

一人は、腰に拳銃を付け、手にはアサルトライフルのような、形状のクインケを持つ。

 

彼は、両腕に鉄板の様な、甲赫を発現させて、わずかに空いた、眼の部分の隙間から、赫眼の怪しい光を、漏らしていた。

 

 

彼女は、仮面に視線を向けて、強く睨む。

 

彼は、彼女の瞳を何かを訴えるように、見つめる。

 

彼女が、先に動く、銃口を彼の四肢に向けて、放つ。

彼は、甲赫の板を縮小させて、防ぐ。

 

次は、彼が小さくなった甲赫の板の幅を、狭めて彼女に切り掛る。

それを、避けながらも彼の腹へ、連発して弾丸を打ち込む。

 

さらに、後ろに回り込み、背中に弾丸を打ち込む。

彼は、呻き声を上げながらも、冷静に甲赫による鋭い一撃を与える。

 

だが、彼女は自前の身体能力を使い、次々と弾丸を彼の身体に打ち込む。

彼も、一撃を与えようとするが、彼女はアサルトライフルを、もう片方で持つと共に、冷静にハンドガンを、構えると四肢に、正確な射撃をした。

 

すると、彼の甲赫は灰のようになり、消えていき、彼の四肢は力をなくし、垂れ下がり座り込む。

 

 

最後に、彼女は脳天を目掛けてハンドガンを、打ち込む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仮面の、脳天に…。

 

 

 

 

 

 

 

 

「前も、言ったよね?」

 

「そんなの、着けるなって…」

 

「うっ……!」

 

彼は、涙を頬に伝っていく。

彼女も、眼に涙を浮かべながらも、とてもいい笑顔を浮かべていた。

 

 

_____________________

 

 

私は、彼が仮面のような無感情になれば、強くなれるかと聞かれた時、私は今の状況と同じように

 

「なに、言ってんの!。そんなん着けちゃだめよ!」

 

その時、彼が何処かに行ってしまうと感じて、涙で目を潤ませて、怒った。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

もう、二人は敵には見えなく、ただの恋人にしか見えなかった…。

 

 

 

 

 




すこし、最後の方がイマイチでした。

他も、そんな感じだと思いますけど!
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