弱虫兄貴のリスタート   作:バタピー

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※このお話に先立ちまして...※

今回は界王拳のお話です。
界王拳の考え方なんですが、自分はこんな感じで解釈しました。
まともに考えたことが無かったので、なんか変だなと思うかもしれません。
その点お見苦しいかも知れませんので、飛ばしたい方は
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の下までスクロールして下さい。

誤字脱字修正済み R2 1/13



界王拳の説明が難しい

「おそらくクリリンなら、そこまで難しい事じゃないと思うぞ?」

 

 

体を動かす事に一生懸命な悟飯はさておき、クリリンには概要を伝える事にする。

界王拳は高度な気の扱いの応用だ。

だが、気の扱いなら元気玉で証明されているクリリンなら問題無いだろう。

 

 

「んーっと…界王拳はザックリ言うと気の開放の応用だ。

界王様の説明を噛み砕いて、俺のイメージで説明するよ。

 

体の中心から、そのまま表面へ気を出すのが気の開放だ。

界王拳はその開放状態を加速させる感じかな?

 

例えば…ホースを気の通り道と身体。

流れる水を気として話をしよう。

ホースから水を出す時に、ホースが太いと流れる水は多くなるけど、水は勢いよく出ないだろ?

ホースを細くすると、水は勢いよく出てくる。

まぁ水圧を増やしても勢いよく出るけど、その気を通すルートを細くする事を体の至るところで行う。

水圧を強くさせ過ぎるとホースに穴があいたり、蛇口から外れるだろ?

体がボロボロになるって事だ。

気の放出を体の至るところで行い、なおかつ気の放出を量と気の加速をコントロール。

もちろん、体を鍛えれば鍛えるほどホースは丈夫になる。

気の放出がしやすくなる事や、気の全体量も増える。

もちろん、限界値も上げることが出来る。

 

解釈によっちゃぁ『体の中の気の循環スピードを上げる』だとか、『持っている気を限界まで放出する』だとか色々あるけど、俺はそう言うイメージでやったらできた。」

 

「なんだか、わかったような…わからないような…

とにかくやってみるよ。」

 

 

-------------------

 

早速クリリンは実践してみる。

要するに、気の開放の応用だ。

 

 

「ふんっ!

どうだ?」

 

「うーん…普通の気の開放だなぁ。

ベジータ戦でも見たと思うけど、界王拳だとオーラは赤くなるんだ。

今のクリリンは、いつも通りの白いオーラだよ。」

 

 

悟空とラディッツでも、界王拳を体得するのに時間を要した。

まずは基礎体力を身につけ、そこから界王拳を体得する為に修行をしたのだ。

どんなに少なく見積もっても、少なくとも数カ月単位は必要に思える。

だがその時と今回は、3つに分けて修行状況が異なる。

1つ目は重力。

界王星は10倍の重力だったが、この重力トレーニング室は100倍まで出力を上げる事が出来る。

故に、基礎体力は界王星の時よりつけやすい状況と言える。

2つ目は教導員。

今回界王拳を教えるのは、界王様ではなくラディッツだ。

机上の空論状態で教えるのではなく、体現者が教える為により具体的な教えが出来る。

教える側の指導力により影響が出るが、元営業マンの彼は丁寧でわかりやすい説明に不自由はなかった。

界王様なりの考えを自分なりに解釈し、説明していく。

相手が悟空ならそれでも手間取ったかもしれないが、クリリンには十分だった。

3つ目は…

 

 

「こんな感じだ!

界王拳!」

 

 

ラディッツの体から赤いオーラが噴き出す。

これが3つ目である。

口で説明するのも必要。

だが、見て、聞いて、感じた方が遥かに伝わる時もある。

きめ細かい気の性質、流れ、それらを自分も盗んでモノにするのだ。

 

 

「よし…はぁっ!」

 

「んーまだ違う。」

 

「こうか?」

 

「まだまだ。」

 

 

いまいち、気をコントロールしきれてない。

ただ単に開放するとは違うだけでこうも苦戦するとは思っていなかっただろう。

 

 

(まぁ、今日1日で取得するのは難しいだろうな。

俺や悟空だって数カ月「はっ!」

 

 

そう思っていたラディッツの予想を裏切り、修行開始から僅か1時間程で界王拳状態に持って来たクリリン。

 

 

「こ これか!?

すげぇ!!」

 

 

集中が切れると同時に、界王拳は切れてしまい、体にどっと疲労が溜まる。

だが、未だ重力に完全に慣れきってないのに片鱗を見せるのは異常とも言える。

だがよく考えてみてほしい。

クリリンはこれまで、天津飯、ピッコロ大魔王(マジュニア)、ナッパ、ベジータ等の数多くの格上の相手と戦ってきた。

戦い慣れてきたからという事もあるが、相手の攻撃に合わせて気の集中する箇所を変えていく、体内での気のコントロール技術の応用でもあった。

 

 

(.…嘘でしょ。)

 

 

界王星での厳しい修行を、数か月も重ねて手に入れた難しい技を簡単に取得され、嬉しさとショックと羨ましさがこみ上げる。

 

 

「よ よし、あとは基礎体力付けて反復練習すれば、界王拳の持続時間や限界値が伸びていく。

後は自分でやってくれ、俺も修行しないと先を越されそうだ。」

 

 

ラディッツも大慌てで指立て伏せを始める。

このままでは…ラディッツすら超えてしまうインフレが起こるかもしれない。

大急ぎで自分の修行に戻る。

 

 

サイヤ人の特質として、生まれ持った身体能力の高さがある。

身体の回復力が高く、地球人より遥かに短い時間で負傷した身体や病を治してしまう力だ。

修行などによる戦闘力上昇のほか、大ダメージからの回復で戦闘力が大幅に上昇する。

バーダックがいい例である。

彼は下級戦士なのだが、最前線での激しい戦いや修行…そして回復を繰り返すうちに、戦闘力が10,000近くになったという桁外れな事がある。

下級戦士が、エリート戦士の戦闘力を超えてしまっているのだ。

悟空のように、仙豆を過剰摂取しての重症からの超回復というチート修行は出来ないにしろ、超重力での修行は確実にラディッツの身体を強化する。

 

だが、最近になって自らの体に気づくことがあった。

 

 

(鍛えなきゃ…もしかしたらこの体、とんでもない代物かもしれん)

 

 

スカウターが無いために具体的な数値は出ないが、修行による成長率がやや高いかもしれないという事だ。

最初に感じたのは蛇の道。

まだラディッツの体になってあまり時が経ってはいなかったが、日を追うごとに体が強靭化していくのがわかった。

そして界王星…ターレス、ベジータ戦での死闘。

実戦と修行を体験した彼はようやく体に慣れた気がした。

 

 

(ラディッツはベジータ達のパシリだったから、そこまで戦闘力が無い奴だったのは想像つく。

だけど、ピッコロに殺されて一度死にかけて覚醒でもしたか?

元々、孫悟空が弟なんだから才能の一つや二つくらいあってもおかしくない。

この体、大器晩成型。

悟空やベジータ程の戦闘センスは無いけど、張り合えるほどの能力があるのかもしれん!)

 

 

界王拳も悟空以上に、ベジータと互角以上に戦える程の力を見せた。

ラディッツ登場時の戦闘力が1,500。

ベジータの戦闘力は18,000。

ダメージやスタミナ、差し引きはあるものの、本来の戦闘力からすれば10倍の相手によく戦えたものである。

話が少しずれたかもしれないが、ラディッツの考察からすると「戦闘センスが劣る大器晩成型の体」という事だ。

絶対的な二三番手…逆を言えば、ストイックならば最強を狙える体か。

兎にも角にも、やる事は一つ。

 

 

(ま...ゴチャゴチャ言う前に、練習しよ。)

 

 

指立て伏せも限界になり、間髪入れずにシャドーボクシング。

最初こそ無心で鍛えていたが、やはり相手が欲しくなってきた。

 

 

「クリリン、界王拳の修行しながら組手してくれ!」

 

「無茶言うなよ…って、無茶しなきゃお前達サイヤ人についていけないか。

悟飯、お前も組手やろうぜ。」

 

「はい、お願いしますクリリンさん!

ラディッツさん!」

 

 

………

 

 

重力トレーニング室での修行は厳しいものだった。

...後付け感は否めないが、休憩を取るリビング兼コックピットは酸素が濃くなっている。

コックピットがまるまる、酸素カプセルになったと言ったら簡単だろう。

高気圧の酸素を供給する事により、回復力が高まるとラディッツは前の地球で知っていた。

ブルマには、「そんなもん付ける工期なんてどこから持ってくるのよ!」 と殴られそうになったが、体格を正常な状態に戻すレオロジー効果と美肌とダイエットと言う効果を説明したら翌日には稼働していた。

そんなこともあり、悟飯もクリリンも不自由なく修行兼宇宙旅行を満喫していった。

その間にも、ラディッツは超重力での修行を行う。

 

 

現在の重力は60倍。

界王拳を使えば何とか耐えられる程の重力で、指立て伏せやスクワットを行う。

不眠不休で突っ走って来たラディッツも、そろそろ休息に入る時だ。

なお、現在地球を旅立って10日目。

この宇宙船は、サイヤ人の宇宙船ポッドのエンジンを参考にして作られた為、スペックで言えば地球の神の宇宙船よりか速い。

だが最新鋭の重力装置を短期間の工期で作成した為、シャトルの巨大化、重量増加に伴い速度は神の宇宙船と同じくらいの速さで向かっている。

そのため、ナメック星到着まであと20日残っていた。

原作の悟空が、7日間で仙豆の超回復という無茶をしながらで行ってきた修業は到底出来ない。

ラディッツ達は、約3倍の時間を掛けて重力トレーニングを行う。

手間も期間も掛かるが、今現在これが強くなる為の最短ルートなのだ。

クリリンも、悟空達が3週間程掛かった界王星での修行を上回る、20倍の重力に慣れてきている。

悟飯も同じだ。

「やっぱサイヤ人の血かー。」とクリリンも嘆いてはいたが、子供に負ける訳にはいかないと修行に励む。

悟飯も必死に修行をする2人について行こうと、修行に熱が入る。

精神的にも、肉体的にも厳しい環境だが、彼らのモチベーションは高い。

ラディッツが重力を元に戻した時、何者かが入ってきた。

 

 

「ん、どうした悟飯?」

 

「僕にも…修業をつけてください!」

 

 

あの悟飯が自分から修業をつけてくれとやって来たのだ。

最初こそは自分を誘拐しようとしていた悪人だった。

相変わらず顔は悪いが、今では優しさにあふれている。

そんな伯父、ラディッツを実は慕っていたりする。

 

 

「修業か、よし!

じゃ重力20…いや、30倍で組み手だ!」

 

 

ズシリと、体に負荷が掛かる。

 

 

「悟飯、俺はピッコロ程厳しく無いが、お前の父ちゃんよりかは厳しくやるからな!

来い!」

 

「はい!!」

 

重力30倍での組手が始まる。

ラディッツの指導方針は、簡単に言えば精神論。

中身の無い理論や理論的な指導はあまりない。

 

 

「もっと足が動くだろう!

悟飯、お前はそんなもんか!?」

 

「ぐっ!

でやぁ!」

 

 

それにはきちんとした理由がある。

悟飯の師は、今のところピッコロだ。

ピッコロの技を色々と聞いた悟飯を、ラディッツ流に矯正するのでは整理がつかなくなる。

戦い方はピッコロ流を生かす代わりに、未だ未熟な部分のある精神面を鍛えようと思っての指導方針なのだ。

 

 

「…っ。」

 

「悟飯、それで終わりか?

ここで諦めたら、またピッコロに守られるかもしれないぞ?

またピッコロが、悟空がお前を守って死んでしまうんだぞ!?」

 

「…まだ、やれます!」

 

「その意気だ!」

 

 

ラディッツの声にも熱が入る。

苦い経験を糧にし、悟飯は毎日進化していく。

 

 

………

 

 

ナメック星到着まで、あと3日。

彼らも総仕上げの最終段階に来ていた。

トレーニング室の中は、もうボロボロだ。

設計上では、ラディッツが思い切り蹴っても大丈夫なように炭化チタンを中心とした頑丈な室内なのだが、超重力での修行で設計上を超えた力を手に入れてしまったようだ。

トレーニングは、何も単純な戦闘力の強化だけではない。

クリリンなら界王拳を始め、気円斬の殺傷力向上と連射能力。

 

これはラディッツのアイデアが多く反映されている。

気円斬は打ちっぱなしの為に、かわされたら反撃の機会を与えてしまう。

一番の理想は、ヤムチャの得意技の繰気弾を参考にした[操気円斬]、今後フリーザが使う[デスソーサー]なのだが、修行期間と練度により今回は見送りとの事になった。

だが比較的簡単で扱いやすい技、連続で気円斬を放つ[気円烈斬]という方針に変えて来た。

更には、対大人数戦を踏まえて[拡散エネルギー弾]も考えてきた。

 

悟飯なら戦闘技能の強化と新必殺技。

 

悟飯の場合はサイヤ人のハーフで、成長率が期待される。

だがそれでもまだ子供だ。

とにかくこの30日間では、基礎体力の向上に努めてきた。

基礎体力だけが向上するかと思いきや、自らラディッツに修行を申し出るなど、メンタル面の成長がオマケでついてきた。

更には、「こんな必殺技はどうですか?」…と、[爆砕魔弾]が完成してしまう嬉しい誤算付きである。

魔閃光は素早く撃てる分、威力は落ちてしまう。

だが爆砕魔弾はありったけの気を使って放つ大技であり、反動も大きいので切り札として使うつもりである。

 

 

ラディッツは界王拳の限界延長と戦闘技能の強化を行ってきた。

戦闘経験からすれば、この中ではクリリンが抜き出ていた為に、イメージトレーニングと組手で教わる。

技の多さ、タイミング、引き出し...戦闘の駆け引きや間合いの取り方など、経験の多さではやはりラディッツでも敵わないものがある。

それと、界王拳の限界の引き上げには重力トレーニングは効果があったようだ。

悟空は20倍界王拳が限界だったが、ラディッツは20倍でもオーラを出さずに発動出来るようになっていた。

 

 

この30日に渡る修行期間で、皆原作以上の強さを手に入れたことだろう。

 

 

 

「はっ!

でやぁっ!」

 

「ふんっ!

はぁっ!」

 

「うぉっ!

ぐぅっ!」

 

 

トレーニング室では、2対1で組手が行われている。

クリリンと悟飯は息を合わせながら、ラディッツへと拳や脚の殴打の嵐だ。

ラディッツは引くことはなく、その場に踏みとどまりながら避ける。

2人の攻撃の一瞬の間を縫って、右ストレートのフェイントと、左脚胴回し蹴り。

壁際に転がっていくクリリン。

その攻撃する隙を見て、悟飯は連続で気弾を放った。

ラディッツの顔面に狙って放たれる気弾。

躱すことも弾くこともなく、腕でガードする。

実戦に近い組手だが、気弾は避けたり弾くと宇宙船を破壊しかねないのでガードしていく。

放つ方も、確実に相手に狙わないといけない。

 

 

「ほっ!」

 

「うわ!」

 

 

気弾を一つ一つ潰しながら急速接近し、悟飯を蹴り落とす。

床を転がり、壁にたたきつけられる。

 

 

「ふぅ…よし、ここまで出来ればある程度の奴が来ても大丈夫だ。

技のキレや躊躇が無くなって洗練されてるな。

よくここまでついてきたな悟飯!

これならピッコロも文句は言わねぇだろ。」

 

「えへへ、ラディッツさんのおかげです!

本当にありがとうございました!」

 

 

頭をぐしゃぐしゃっと撫でると、子供の顔を見せる小さな戦士。

 

 

「さてと、悟飯はゆっくり休みなさい。

俺達はもうちょい重力上げるから。」

 

「はい、わかりました。」

 

 

重力は30倍。

悟飯は重力トレーニング室を出る。

 

 

「よし、重力50倍!」

 

「界王拳!」

 

 

重力増加と共に、紅いオーラを放つクリリン。

原作ではありえないスピードで高重力に対応した地球の戦士。

特質のせいでサイヤ人には敵わない地球戦士だが、やはりクリリンには何かしらの才能があるとしか思えない。

 

 

「それ!」

 

 

真正面から懐近く飛び込むクリリン。

顔面狙って右ストレートを放つが、簡単に見切られる。

カウンターのラディッツの左フックをガードすると共に、本意である左足ローキックが決まる。

だが、ラディッツは諸共せずに膝蹴りで腹を蹴りあげ、再び左フックで吹き飛ばす。

 

 

「あのローで反応無しなんて、反則だろ!」

 

「体は鍛えたんでね。

ってかやっぱクリリン、戦い慣れてるな。」

 

 

今度はラディッツが向かっていく。

右脚で腹を狙う。

クリリンもそれに合わせて右手でガードし、カウンターを狙う。

 

 

「ごはっ!?」

 

 

だが、蹴りは真上に軌道を変えて、顎にクリーンヒットする。

咄嗟に身体を掴み、そのまま地面へ叩きつけるように押さえつけ、顔面狙って拳を放つ。

もちろん、当たる寸前で拳は止まる。

 

 

「…ふぅ。

参ったよ、ますます実力広がった気がするぜ。」

 

「嫌味じゃないけど、クリリンも凄いよ。

これに気円斬とか組み合わさったら怖いね。」

 

 

ラディッツは手を差しのべ、クリリンはそれに掴まって起き上がる。

実戦さながらではあるが、本気にはまるで程遠い。

 

 

「さて、もう一丁!」

 

「おう!」

 

 

タイマン戦が、その後何戦も行われる。

全てラディッツの圧勝であったが、地形が広かったり相手を倒すとか言う戦いでなければどうなっていたのかはわからないだろう。

クリリンの界王拳が解け、膝をつく。

重力も元に戻る。

 

 

「よし、クリリンも休んでくれ。

元の重力にも慣れなきゃいかんからな。」

 

「ラディッツ、お前はどうするんだよ?」

 

「俺はもう少しやっていく。」

 

「水臭いなぁ…と、言いたいとこだが、これ以上はついていけないからな。

気分転換に悟飯とイメージトレーニングやってるよ。」

 

 

ラディッツは、内心2人に申し訳ない気持ちがあった。

だが、この先は悟飯もクリリンも踏み込めない高重力の修行だ。

この修行はまだラディッツ以外はついてこれなかった領域だ。

…もっとも、時間を掛ければ来れる領域だが。

 

 

「じゃ、待ってるぞ。」

 

「へいへい。」

 

 

トレーニング室の扉が閉まり、一人ぼっちになった。

 

 

「さて...100倍だ。」

 

 

トレーニング室の限界設定、100倍まで高められる。

彼の体重は7t程になり、設備保護の為、白色灯のライトから赤色灯のライトへ切り替わる。

 

 

「…。」

 

 

お馴染みの指立て伏せ、腕立て伏せ、腹筋、背筋、ジャンピングスクワットを100かける10セットずつ。

最初こそ、これでほぼ1日掛かっていたが、今では3時間で出来るほどの怪物になってしまった。

 

 

(無事に帰ったら、感謝の一万回正拳突きでも始めるか?

それと「心」Tシャツ。)

 

 

邪念、私利私欲だらけだが、肉体はどんどん強化される。

そんな感じでローテーションは終わり、ただただ実戦を想定してシャドー組手を行う。

残り時間を、全力で修行に費やす...




今回は界王拳の独自の解説込みのお話でした。
これを読んで、

「これ違うね、こういう解釈の方が自然じゃね?」

「コイツ、まともにドラゴンボール知らない癖に小説とかやってんだな...失笑」

という意見でも構いません!
解釈が違ってたら訂正をも考えておりますので、遠慮なくコメントしてくださいな。


悟飯の新技...魔閃光のままになってたので訂正させていただきました。
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