ただ、その間にトレーナーレベルが20になってピカチュウも手に入れれたのでこれから頑張ります汗
誤字脱字修正済み R2 1/12
---ナメック星 フリーザ軍母艦---
「待っていたよ兄さん。」
「ほぅ、それは待たせて悪かったなフリーザよ。」
上空で相見える兄弟。
一方は圧倒的な力と多くの戦力で宇宙を支配する帝王。
一方は圧倒的な力と少数精鋭で宇宙を支配する帝王。
互いの成すことに違いはないが、この2人には力の差とカリスマ性の差がある。
「ところで兄さん、水臭いじゃないですか。
普通に連絡をくれれば私が出向いたのに。」
「いいのだ、たまにはサプライズと言うのも悪くは無いだろう?
それとも、俺がここに来て都合が悪い事でもあったか?」
そんな事があるはずないと、フリーザは高らかに笑う。
...だが目が笑っていない。
「(...ここは少し探ってみるか。)
フリーザ、お前は知っているか?
ドラゴンボールと言うものを。」
「(...やはり探りを入れてきましたか。)
ドラゴンボール...一体それはなんですか?」
「...知らぬか。
なら何でもない、気にするな。」
クウラは背を向け、ゆっくりと離れ始める。
フリーザがドラゴンボールを知らないと言うことは、その存在を知られたくないという事。
これ以上問い詰めても、逆に怪しまれるだけで成果が得られるとは思えない。
それならば、早めに切り上げる他無かった。
対してフリーザは少し目を細める。
ドラゴンボールを切り出したという事は、カマをかけるつもりだったのだろう。
少しでも情報を流せば、いくら実の兄と言えど何の躊躇も無く横取りされてしまうだろう。
フリーザは出来るだけ悟られぬように振る舞うしか無かった。
「...さてと、この星はお前の支配圏だったな。
俺はここら辺で失礼しよう。」
「そうですか...では、また正月にパパの所でお会いしましょう。
それまで...お元気で。」
「そうだな。
また正月にでも会おう。」
離れていくクウラの背中。
その背中で感じるフリーザの冷たい視線。
(次までお元気で...か。
それよりももっと前に会う機会があるのかもしれんな。
何にせよ、ドラゴンボールは俺が頂く!)
(正月にでも...ですか。
もしかしたらもっと早く会うかも知れませんが。
アイツにドラゴンボールは渡さん!)
((もし邪魔するようなら...殺す。))
互いに殺気を抑えて、その場は収まる。
---ナメック星 別地点---
「もうおしまいか?」
「...グ...まだだぁ!!」
一方的な戦いになっている。
最初のうちはいい勝負だったのだ。
だが、「所詮、貴様はその程度なのだ。」と言う一言からまさにワンサイドゲームとなっていた。
ギニュー特選隊 ギニュー対クウラ機甲戦隊 サウザー。
隊長同士の戦いは、明らかにギニューが押されている。
「ギャラクシーダイナマイト!」
「くだらん。」
ギニュー渾身の大技も、サウザーブレードで全て切り裂かれて当たらない。
それどころか、拡散フィンガービームで脚や腕、腹を貫かれてしまう。
ギニューと言えど、限界が近づき倒れ込む。
「ふん、これでわかっただろう。
ギニュー、貴様は隊長には向いていない。
そして、貴様らおちゃらけ軍団如きが、このクウラ機甲戦隊の足元にも及ばない。」
「なんだと!?」
部下を貶されて怒りを露にして顔を上げる。
痛みと限界のスタミナに、もう立ち上がれる状態では無い。
「ギニュー特選隊は、フリーザ様が認めるエリート部隊!
どんな強敵が来ようとも決して諦めず、全員で任務を遂行する。
この俺を馬鹿にしようとも、部下を貶すことは許さん!」
「だからこそおちゃらけ軍団なのだ。
どんな敵にも必ず勝つ強さ、任務を必ず遂行するのは至極当然。
全てにおいてレベルの低い貴様らが俺達に叶うものか!
真の隊長に相応しいのは貴様ではない、俺なんだ!」
ギニューの頭を足の裏で踏み付ける。
最早彼に残されたのはボディチェンジしかない。
だが、その技をサウザーに対して行うのはプライドが許さなかった。
そんな時、ギニューのスカウターが警告音を鳴らす。
「どっちでもいいんじゃねーか?」
空から降りかかる声。
惑星ポポルのカエルの糞の色の服を着た男が降り立つ。
戦闘力5000...そんなレベルの奴が何故こんなところに?
「なんだ?」
「オラ孫悟空ってんだけど、さっきの奴らの仲間だったらさ、ちょっと連れて帰って欲しいんだ。
みんな倒しちまったから連れて帰る奴を探してたんだ。」
ギニュー、サウザーはスカウターで仲間の位置を探る。
死んで反応が無い者もいれば、相当なダメージを負った数値の者もいる。
「...貴様だな?
おちゃらけ軍団はまだしも、機甲戦隊を倒す戦闘力ではないな?
抑えている力を出してもらおうか?」
「あれ、わかっちゃったか。
それじゃ、ほんのちょびっとだけ本気を出すぞ。」
抑えていた気を開放する。
スカウターの数値は見る見る上昇し、9万あたりで落ち着く。
これが彼の限界。
もっとも、素の状態での話であるのは言わずもがなである
(コイツ、戦闘力のコントロールが出来るのか。)
「ドーレやネイズを倒す程ならまだ上がるはずだ。
俺を見くびらない方がいいぞ。」
「そっか...なら、界王拳!」
赤いオーラは出ないものの、取り巻く空気は一変する。
スカウターは唸り、更に数値を上げる。
その数字は...
「18...万だと。」
「やはりか。」
ギニューの戦闘力は最大で12万あたり。
サウザーは約17万。
その2人を上回る18万の戦闘力。
純粋な戦闘力ならドーレには劣るが、戦い方によっては多少の戦闘力をカバー出来るのはサウザーも承知。
(だが理解出来ない...ドーレが負けるほどの相手なのか?
これは流石に俺でも油断は出来んな。)
サウザーは静かに構える。
対する悟空は、自然体のままである。
「やっぱり言う事聞いてくんねぇか。」
「クウラ機甲戦隊に手を出したのだからな。
生かして置くわけにはいかん。」
両者は瞬間的にぶつかる。
だがそれでも悟空が体格的に優位であり、サウザーが押し負ける形となる。
そんな光景を、歓迎している者がいる。
(いいぞ...戦闘力18万の身体!
素晴らしい...俺はもらうぞ!!)
---ナメック星 上空---
(...たしかここら辺だったよな?)
空を彷徨うラディッツ。
彼が探すのはクウラの宇宙船。
ドラゴンレーダーさえあれば何のことはないが、広大なナメック星で宇宙船一つを探すのはやはりなかなか難しい。
...とはいえ、作者と物語の都合上によりすぐに見つかる。
「あれだな?」
早速入口を探すが、全く見当たらない。
致し方なく壁面を破壊するが、当たり所が良かったのか悪かったのか。
ズルズルと高度を下げていく船。
「壊しちまったかも...ごめんなさい!」
その場にいない誰かに謝り、穴から侵入する。
広い艦内を探す。
4つ目の扉を開けると、そこは一番広い部屋...その中央には、
「あった!」
最後のドラゴンボール、一星球が鎮座していた。
ラディッツは躊躇なく拾い上げ、宇宙船を後にする。
(さてと...ドラゴンボールは回収したし、悟空の所へ...
あれ、まだ勝負ついてないのか?)
---ナメック星 別地点---
「な...なんて奴だ。」
「なぁ、もうわかったろ?」
度重なる攻撃を耐え、反撃の機会をひたすら待ち続けた。
しかしそれは全て無駄だったかもしれない。
目の前の男は強い...スタミナがもう1/4を下回っている。
勝てる見込みが...少ない。
...いや、
「オラだって無駄に戦いたくねぇんだ。
頼むから仲間を連れて帰ってくれよ。」
そろそろ勝負を決めようとする悟空。
そいつを相手に、この後に及んでまだチャンスを伺う者がいた。
(あと少し...あと少しだ。
...今だ!)
「チェーンジ!!」
「!?」
悟空は、全身の力が抜けたような感覚に駆られる。
そして後方に引っ張られ...
「あれ!?
オラがもう一人い...痛ぇぇ!」
全身に違和感...そして激痛に襲われる。
悟空の前には悟空が立っている。
だが中身...精神が体から離れているようだ。
幽体離脱...?
そんな生易しいものではない...むしろ、そっくりそのまま中身が外へ出たような感じ。
ふと身体を見る。
出血する体、まるで違う感覚、そして紫の肌に頭の角。
「ハーッハッハ!
戦闘力18万の身体!
これで...これで貴様を倒せる!」
地面に這いつくばる悟空からスカウターを取り、装着する。
ここで全てがわかった。
さっきまでやられていた奴に身体を丸ごと交換させられたのだ!
「オラの身体を返せ!」
「すまんな、奴を倒すために貴様は利用させてもらった。
そして光栄に思うがいい、このギニューが貴様の身体をもらったのだからな!」
「何の冗談だ?」
サウザーの表情は明るい。
自分を上回る戦闘力を得たギニューを目の前にして。
「今にわからせてやるぞ!」
ギニュー懇親の右脚のハイキック。
だが、ガードされるどころか足を掴まれる。
「何!」
「その18万の身体をすぐに扱えるとでも思ったのか?
貴様の足りない頭で考えるんだな。
もっとも...わかるまでに命があるかな?」
足を振り落としながら顔面を殴る。
身体を変えたがまだ慣れていないギニュー。
その戦闘力は3万にも届いていなかった。
悟空の身体だが、今のギニューにはほとんど力を扱えていなかった。
いくらダメージを負ったサウザーでも、その程度の敵ならばひねり潰せる。
先程のギニュー自身で戦ったよりもボロボロになっていく。
「もうおしまいか?」
「クソ...!」
最後の大技、ボディーチェンジを使えど、もう限界である。
ギニュー特戦隊の隊長でありながら、因縁の相手に負けるなど、ギニューのプライドが許さなかった。
「貴様には負けん...絶対に...絶対に!」
エネルギーを集中させるギニュー。
それを見て次に来る技を予測する。
(相当追い詰められたようだな。
奴のことだ、俺の身体を乗っ取っても勝とうとするだろう...)
周りを見ると、ナメック星に生息するカエルが足元に来ていた。
サウザーの考えはまとまった。
(ククク...奴の最後にふさわしいな。
さぁ...撃ってこい!)
「悟空ー!」
そんな時だ、ラディッツがドラゴンボールを携えて飛んできた。
まだギニューは気づいていないが、サウザーは察した。
母艦から最後のボールを奪われたと。
(あれ、悟空スカウターつけてたっけ?)
「ラディッツ!
オラはこっちだ!
オラの身体が!!」
「チェーンジ!!」
それで全てを解した。
界王拳を使い、猛ダッシュで地表に降り立つ。
ギニューの身体の悟空の腕を掴んで放り投げる。
身体は光線にぶち当たり、ギニューの身体はそのままサウザーの足元まで転がった。
「悟空!」
「うぅ...も...戻った!
痛ててて...」
もう少し解釈が遅れていたら...到着が遅れていたら間に合わなかっただろう。
身体はボロボロだが、自らの体に戻った主人公。
「おのれー!」
「残念だったなギニュー。」
最強の身体を手放したが、まだチャンスは残っている。
残るエネルギーを全て使い、サウザーに向けて光線を撃つ。
「チェーンジ!」
言い放った直後、サウザーの勝ち誇った顔が視界に入る。
更に突き出された右手には、カエルが握られていた。
光線は放たれ、カエルに飛び込むように当たる。
「...ゲコゲコ。」
死んだ魚のような目になったギニュー。
カエルのように足をばたつかせながら、大慌てでこの場を去っていった。
そしてサウザーの手には、カエルが残る。
「これは傑作だ!
あのギニュー特戦隊隊長はカエルになったと。
俺からすれば、とてもお似合いだと思うぞ?」
なんとかして逃げ出そうともがくカエルのギニュー。
しかし、しっかりと握られた手から脱走する事は不可能だ。
「これでおちゃらけ軍団も終わり。
ドラゴンボールも奪い返せば、全てクウラ様の思い通りの結果になる。
所詮貴様らが「うるさい。」...ぉぉ...。」
サウザーの腹部にめり込む拳。
意識が途絶え、崩れる体。
力の抜けた掌から逃げ出すギニュー。
「なんだ、結局ギニューはカエルになったのか...
せっかくなら身体を元に戻してやりたいけど...ま、仕方ない。
...ドラァ!」
横たわるサウザーをサッカーボールのように蹴り飛ばし、事態は収まったかに見えた。
「ちっ、生きていやがったか。
それにカカロットまで。」
「「ベジータ!」」
残りのドラゴンボールの元へ行ったはずのベジータが戻ってきた。
どうやらサウザー達が生きていた時は弱ったところを...と言う算段だったようだ。
最長老に潜在能力を開放してもらい、サウザー如き...とでも考えたのだろう。
だがラディッツはピンピンしており、ボロボロになったとはいえ悟空まで合流し、ドラゴンボール総取り計画が頓挫しそうでご不満な様子だ。
「これでドラゴンボールは全部揃うな。
あとはデンデに悟空を治してもらうか。
(これならフリーザと戦わなくても、ピッコロさえ復活させればサクッと帰れるな。
あとは地球のドラゴンボールで他のみんなを生き返らせればいいし。)」
そんな事を考えていると、背後で爆発音がする。
2人が振り返ると、ベジータがエネルギー弾を放っている。
狙う先は...地面に倒れる特選隊と機甲戦隊。
悟空が「そこまでやらなくてもいいじゃねぇか!」と止める。
だがそれでもベジータは止めず、ラディッツも原作通りと思い止めなかった。
その時、3人に戦慄が走る。
「なんだ、この気は?」
「フリーザの野郎...スカウターを手に入れてやがったな!」
宇宙の帝王の気...戦闘力53万の驚異が高速で迫る。
ベジータや悟空は戦う気満々だが、悟空は論外、ベジータは逆に殺されてしまう強さしか持ち合わせていない。
ラディッツが戦おうにも、クウラがまだこの星にいる以上、なるべく戦闘は避けたかった。
故に結論は1つ...
「ベジータ、悟空を連れてドラゴンボールのとこへ行け!」
「なんだと!?
この俺様に向かって指図するな!
フリーザの野郎は俺が片付ける!」
「ドラゴンボールの事もあるだろうが!
不老不死になりたくないのか?
フリーザの気を逸らすから、その間に神龍呼んで願いを叶えてくれ!」
「それと悟空、万が一俺が戦うことになったら俺をこの星に残せ。
いいな?
さ、早く行って!」
不老不死の危機をチラつかせると、あからさまに眉間にシワを寄せて従うベジータ。
悟空も何のことかわからないまま頷く。
(あ...神龍じゃなくてポルンガだったっけ?
まぁいいや...さて、また大根役者にでもならなきゃな。
フリーザの前で感激なんてしてられないぞ。)
ココ一番での演技は、あのフリーザにも通用するのだろうか?
緊張で口の中が渇く。
---ナメック星 上空---
「これは一体、どうゆう事だ。」
自らの母艦があったところに戻るも、その空域に姿が見えない。
遥か遠くの地表にそれはあった。
見たところ、襲撃に遭ったらしく艦の一部分に穴が開いている。
航行に問題は無さそうだが、最も恐れているのはそれではない。
(ドラゴンボール...)
ドラゴンボールの強奪...元あった所から消えている願い球。
衝撃でどこかに行ったとはとても考えられない。
(弟よ...やはり貴様は殺すしかあるまいな。)
母艦を後にし、再びフリーザの元へ向かう。
先程は兄弟としてだったが、今回は野望の邪魔者を排除しに行くだけだ。
その道中に、感じたことのある戦闘力を感じる。
「サウザー。」
「ク...クウラ様。
やられました...あのフリーザ様の所のサイヤ人...です。
戦闘力を隠していました...ドラゴンボールも奴に...誠に申し訳...ございません。」
クウラが唯一部下として雇った3人で隊長を務めていたサウザーが満身創痍。
そう易々とやられる部下ではなかったと自負していたが、ここまで痛めつけるほどの力を持つものは限られる。
クウラの腹は決まった。
「サウザー、貴様は最寄りの惑星フリーザNo.79で治療しろ。
この件は我が一族の話、貴様には関係ないことだ。
俺が始末する。」
クウラの母艦から、非常用一人ポッドを1つ取り出し座標入力。
サウザーを入れるとハッチを閉め、ほぼ強制的に送り出した。
(フリーザに尻拭いをさせるつもりだったが、俺の部下に手を出した。
この事は一族がケリをつけなければならん...猿野郎は根絶やし、フリーザも始末。
そして、不老不死になり、俺が一族を永遠に担ってやる。)
一族最強が、遂に動き出した。
---ナメック星 別地点---
「おやおや、あなたは先日ドラゴンボールを奪って行ったラディッツさんではありませんか。」
「...」
帝王フリーザ...第一形態でありながらその存在感は果てしない大きさである。
表情を見る限り、とても穏やかな印象であるが目が笑っていない。
(絶対キレてるな...ドラゴンボール持ってったの見られてるしな...)
「そんなあなたが何故こんなところにいるのでしょう?
お仲間は?
ドラゴンボールは?」
「先日はど、どうも。
実はドラゴンボールを集め始めたはいいんですけど、クウラが何個か集めているみたいでなかなか集められなくて...
前回の事は謝ります、ドラゴンボールを返すので命だけは...
今すぐ持ってきますんで!」
「そうですか、なら今すぐにそのドラゴンボールの元へ案内してください?
持ってくるのでは逃げる恐れがありますからね。」
フリーザが釘を刺す。
ラディッツの作戦ではこのままトンズラする予定だったのだが、アッサリと見破られる。
こうなってしまっては、本当にドラゴンボールの元へ案内するか、ここで気を解放して戦うか...
どちらにしても戦闘は避けられないし、クウラも合流する可能性が高い。
『ラディッツさん...その者を私の元へ。
神龍の呼び方などを言えば、少しは気を反らせるでしょう。』
そんな時に、心に直接声が響く。
ナメック星最長老の声だ。
確かにそれを言えば、この場はうまく切り抜けられる可能性が高い。
が、最長老の命の保証は無い。
『しかし...あなたの命が...
それにもっと考えれば他の手段があるはずです!』
『私の寿命など残り僅か。
あなた達がその間にポルンガに願いを叶えてくだされば...
事態は一刻を争います!』
「どうしましたかラディッツさん?
まさかデマカセを言って辻褄を合わせようと画策しているのです?」
「...いや...実はフリーザ、ドラゴンボールはどうやらナメック語でないと願いを叶えられないんだ。
それをナメック星人に聞こうと思ったところだったんだよ。
それを聞いてからでも遅くはないだろう?
それに、まだナメック星の最長老が生きているんだ。」
背筋に汗が流れる。
しばし互いに視線を合わせる。
「...いいでしょう。
今すぐにでもあなたを抹殺しようと思ってましたが...まだ利用価値は残っていそうですね。
今すぐ私を案内しなさい。」
「...わかった。」
最長老の元へ向かい始める2人。
ラディッツはなるべく遅く飛ぶ。
そしてこのことについて陳謝していた。
『最長老様...本当にすみません!』
『良いのです、悪しき者に使われるくらいなら、この方が遥かにいいでしょう。
デンデやネイルには私から伝えておきましょう。
...彼らに他になにか伝えることはありますかな?』
『...』
---ナメック星 別地点---
「この気は...?」
「お父さんですよ!
お父さーん!」
岩陰に潜んでいたクリリン達は、ベジータと悟空の気を感じ取り表で出迎える。
ボロボロの悟空はデンデによって回復する。
傷口はすぐに治り、更にはサイヤ人特性の戦闘力の超回復のおまけ付きだ。
「ふぃー、デンデっつったっけか?
助かったぞ!」
「悟空、お前仙豆は持って来なかったのか?」
「すまねぇな、修行中に全部食っちまった!
けど、そのおかげでオラうんと強くなったぞ。」
『デンデ、ネイル。
聞こえますか?』
この場にいる全ての人に声が響く。
声の主はナメック星最長老、悟空以外はすぐに勘づいた。
やや早口なせいか、焦っているような印象を受ける。
『簡潔に話します。
今すぐポルンガを呼び出し、願いを叶えなさい。
そして地球人の皆さんと避難なさい。』
「ですが、最長老様は!?」
『私は寿命がもう無い。
とにかくポルンガを呼び出すのです。
それと地球人の方々、ラディッツさんから[ピッコロを生き返らせるように]と伝言を預かりました。
このナメック星をよろしくお願いします。』
それを最後にテレパシーは途切れた。
最長老様の意思...無駄にするわけにはいかなかった。
だが、ネイルが意を決したように声を出す。
「私は最長老様の元へ行く。
最長老様の最後に誰も看取らない訳にはいかない。
「それなら!」いやデンデ、お前はポルンガを呼ぶんだ。」
自分も行くと言う顔をしていたデンデを制する。
クリリンと悟飯にデンデを託すと、最長老の元へ飛び立った。
---ナメック星 最長老宅---
「ここが最長老さんのところですか。」
フリーザとラディッツは最長老の元へ着いてしまった。
なるべくゆっくりを心掛けてはいたが、距離が近いのも災いしてしまった。
フリーザはゆっくりと降り立ち、中へ入る。
「こんにちは最長老さん、私はフリーザという者です。
恐らく全ての事情はご存知でしょう?
ドラゴンボールの願いの叶え方を教えて頂けますか?」
「ドラゴンボールで何を願うつも「早く教えなさい、私はもう待つのはたくさんなのです!」
苛立ちを抑えきれず、最長老の住居が爆ぜる。
破片が飛び散り、最長老の頭から少量の出血。
ラディッツは気が気ではなかった。
「フリーザ、ドラゴンボールを作ったのは最長老だ!
最長老が死んでしまったらドラゴンボールは無くなるんだぞ!?
願いを叶えることも出来なくなるんだぞ!?」
「何ですって?
...それは良いことを聞きました...さぁ、死ぬ前に教えなさい。」
どうやらフリーザは最長老がドラゴンボールの創成者とは思ってもなかったのだろう。
殺さないように相手の口を割る...とても難しい事は目に見えている。
「残念ですが、あなたが殺さなくてもじきに寿命が来ます。
私の口を割ることは出来ないでしょう。」
「ならば...死なない程度に痛めつけるまでです。」
フリーザが手を挙げたと同時に、ラディッツがその手を掴みあげる。
一瞬の沈黙の後、フリーザはラディッツを睨む。
「あなた、何のつもりですか?」
「最長老はもう長くない。
その上痛めつけるのはどうかと思ってね。」
睨みつけるフリーザ。
ラディッツは力を緩め、解放する。
「最長老様!!」
ここにもう一人駆けつける者がいた。
ナメック星人のネイルである。
フリーザは素早くネイルの首元を掴みあげる。
「最長老さん?
あなたの大事なナメック星人さんが死ぬことになりますが、それでも教えて頂けないのです?
おっとラディッツさん、あなたも動いたらいけませんよ?」
人質...交渉をするにあたっては卑劣でありながら主導権を握る有利な方法だ。
それが重要な物や、かけがえのないものであればあるほどに有利な方へ導く。
抵抗するネイルだが、フリーザの念力のせいか、金縛りのように動けない。
「最長老様...ダメ...です。」
「おや?
ナメック星人にしては少々骨があるようですね?
少し黙らせましょうか?」
動けないネイルを少々痛ぶる。
少々とは言うが、それはフリーザ視点からであり、ネイルにしてみれば一撃一撃がひどく重い攻撃である。
(クソ...コイツにみんなやられたんだ!
なのに...指一本も動けないとは...!!)
「わかりました、お教えしましょう。」
「ホホホ、わかっていただけたようですね?
ではどのような方法で?」
その時だ、空が暗くなったのは。
ナメック星は太陽がいくつもあり、夜が訪れる事の無い...つまりずっと昼のような明るさをした星である。
その事はフリーザも良く知っているために、空が暗くなる事にすぐに違和感を覚える。
「なんだ?
何が起こっている?
最長老さん、あなた何かご存知です?」
「えぇ、これはドラゴンボールからポルンガを呼び出す時に起こる現象...これで私の役目も終わりです。」
フリーザの顔面がみるみる怒りを露にする。
ここに来てやっとわかった。
自分はここで、時間稼ぎさせられたのだと。
「貴様らー!」
ネイルを投げ捨て、最長老やラディッツを無視してポルンガの元へ向かう。
それを見届ける最長老は思わず安堵のため息を漏らした。
ネイルも相当ダメージを受けたが、まだ緊急を要する程ではない。
だが放置すれば確実に命を落とすであろう。
ラディッツはネイルの肩を持ち、最長老の近くへと降ろす。
「す...すまない、私がもう少し強ければ...」
「相手はフリーザだもん、しょうがないさ。
今はここでゆっくり休んでくれ。」
自らを責めるネイルを慰める。
ナメック星人の中では最強クラスのネイルですら敵わないフリーザ。
その戦闘力を知っているだけあって他に手段は無い。
「ラディッツさん、私からあなたに最後のお願いがあります。
あの輩に願い球を使われる前に、私を殺してください。」
「「な!?」」
ここで1度空が光る。
願いが1つ叶ったようだ。
「最長老様、それはなりません!!」
「最長老の私は、自害する事が出来ません。
寿命はまだ少しあります故、あのフリーザがドラゴンボールに手を掛ける前に消滅させなければなりません。
ネイルには出来ないでしょう、ならばあなたにお願いしたいのです。」
野望阻止の為に命を狩る。
ラディッツに時間は多く残されていない。
フリーザの野望阻止か?
だがラディッツには最長老を殺す事が出来ない。
空は2度目の閃光。
あと1つならフリーザは間に合わないか?
「ラディッツさん、私を殺してください!」
「ラディッツ、最長老様を殺すなど許さんぞ!!」
「最長老様...自分にあなたは「ならば介錯してやろう、ナメック星人。」
胸を貫く一閃。
それは字の如く
座していた最長老は、緩やかに地に倒れる。
「「最長老様!!」」
動けないネイルの代わりに、ラディッツが駆け寄る。
出血は酷いが、ナメック星の地がその血液を速やかに吸収して行く。
そして、残り少ない余命も...
「ふっ、血も涙もない下等な猿でも多少の情を持ち合わせていたか。」
「てめぇっ!」
声を聞いて薄々は感づいていた。
戦闘に特化し、無駄のない白と紫を基調とした肉体。
氷のように冷たい視線。
宇宙の帝王の陰に隠れた絶対的な存在。
フリーザ一族 クウラ。
最凶が遂に表舞台へと姿を現す。
「わかってるのか!?
最長老様を殺せばドラゴンボールは消えるんだぞ!」
「なに...?
クッ...だが愚かな弟の野望は防げた訳か...。」
自らの行いを他人のせいにすることは出来ない。
逆上は無いものの、あからさまな動揺は隠しきれない。
これでやる事は絞られた。
「ならば...サイヤ人。
貴様らを消す。
弟の不始末だが、これはフリーザ一族の責任でもある。
下等な猿は根絶やしだ。」
「そんなにサイヤ人が嫌いか?
どうしてそこまでこだわるんだ?」
ラディッツにはこれが理解出来なかった。
いくらフリーザがサイヤ人を恐れているとはいえ、何故クウラがここまで肩入れしてくるのだろうか?
サイヤ人単体なら大したことはないが、集団になるとやっかいだからか?
死の危機を超えると、戦闘力が上昇する特性を危惧したからか?
べジータの様な、戦闘においての天才児が出始めたからか?
伝説と思われる、超サイヤ人に対しての恐れか?
「言ったところでわかるはずもないから教えてやろう。
貴様らサイヤ人の中に生まれ持って戦闘力1万をもつ子供が生まれた。
俺達フリーザ一族は、ベジータ王に消すように命令したが何故か生き残った。
今では驚異的な戦闘力を持ち俺達の支配が及ばない南方の銀河を荒し回っている。
そのような輩が現れかねないサイヤ人は根絶やしにすると決めたのだ。」
要約すれば、銀河の南方で暴れてるサイヤ人みたいなのがまた出てくると嫌だからサイヤ人は根絶やしということらしい。
これに納得する程ラディッツは頭は悪くなかった。
「それって、サイヤ人が邪魔だから根絶やしにするって言うこと?
仲良くみんなで暮せばいいじゃないか。
フリーザ一族もサイヤ人達も、仲良くすればふぁ!」
クウラは怒りに任せてラディッツを殴り飛ばす。
彼にとっては、サイヤ人は下等生物。
そんな猿共と手を取り合うなどプライドが許さなかった。
そしてその気に食わない論説など聞く気にもならない。
「貴様ら猿野郎と仲良くだと?
つけあがるなよサイヤ人。
このフリーザ一族と対等に接するなど反吐が出る。
下等生物は下等生物らしく地を這ってればいい。」
地面に倒れるラディッツ。
彼は確信した。
「わかった...フリーザだけじゃなくて、お前も倒さなきゃダメみたいだな。
(くそ...本来悟空が倒すはずだが...
今んとこ、この中では俺が一番強いからな。
やるしかねぇ!)」
---ナメック星 別地点---
「...二つ目の願いは叶えた。」
時間はほんの少しだけ遡る。
デンデのナメック語により、
[地球にいたピッコロを生き返らせる]
[そのピッコロをナメック星に呼び寄せる]
の二つの願いを叶えた。
そして今まさに三つ目の願いを叶える直前になのだが、内輪揉めが発生している。
「え!?
ピッコロさんはここに来るんじゃないの?」
「ここに呼ぶつもりだったんですか!?」
「あんな死にぞこない等どうでもいい!
俺様を早く不老不死にしろ!」
「待てよベジータ、不老不死の前に他になんかあるんじゃねぇんか?」
2つまではとても迅速に願いを叶えたが、ここに来て揉め始めた彼らをひたすら待つポルンガ。
目の前の争い事を目の前にしても何一つ表情を変えることは無い。
「ええぃやかましい!
おい貴様!
俺様を不老不死にしろ!」
「ナメック語じゃないと願いは叶えられないんです。」
「ベジータ、やっぱり不老不「なんだと貴様ら!?
ぶち殺されたいのか!?」
異変に気づいたのはデンデだ。
ポルンガの身体がみるみるうちに消えていく。
そしてドラゴンボールが...光を失い石となってしまった。
「なんだ?
ナメック星の神龍が消えちまったぞ?」
「さ...最長老様が...お亡くなりになられた...を
ドラゴンボールを作られた最長老様が息絶えれば、ポルンガは消滅し、ドラゴンボールは石になります...。」
「なんだと!?
貴っ様ぁーっ!!
俺の不老不死はどうするつもりだ!?」
「落ち着けよベジー.....タ...。」
クリリンは見てしまった。
紫・白・濃いピンクをモチーフとした肉体。
黒く鋭く強靭な角、ゆったりと動く尻尾。
余裕と残虐の面影がある顔面。
絶対的宇宙の帝王 フリーザを。
「...よくぞやってくれましたね皆さん。
よく私の不老不死の願いを、見事に打ち砕いてくれました。
ギニュー特選隊の反応が無いと思いましたが、どうやって倒したのでしょうか...?
これには驚かされましたよ。
それと、あと一歩のところでドラゴンボールが石になってしまうとは。
ベジータさんにとっては悔しいでしょうが、私にはもっとでしょうか...?」
非常にゆっくりと浮上し、岩場からこちらへ降りてきた。
口調は穏やかながらも、目は座っている。
小さな体から放たれる威圧感は、戦士達の身体を硬直させる。
もう...逃げられない。
「初めてですよ?
ここまで私をコケにしたお馬鹿さん達は… ...」
顔面に張り付いた笑顔が小さく揺らぐ。
「ゆ…許さん…!」
穏やかで、余裕のある顔が徐々に変わっていく。
「絶対に許さんぞ虫ケラ共!
じわじわとなぶり殺しにしてくれる!!
一人たりとも、逃がさんぞおぉーっ!!」
あまりの覇気に地面の砂が弾け飛ぶ。
数日前の、ドラゴンボールを手に入れた時の笑みは何一つ面影がない。
豹変ぶりに驚くクリリン、悟飯、デンデ。
3人とは対象に、ベジータと悟空は何一つ慄くことは無かった。
「ついに本性表しやがったな。
かかって来やがれ!
今の俺は、貴様を上回る強さを持っているぞ!」
ベジータの予想は辛くも外れることになる。
彼の変身のパワーアップの認識は、ザーボンの変身でしかない。
フリーザの変身とは、その認識を超越するものであるのだ。
「いいでしょう、そこまで言うなら変身しましょうか。」
---ナメック星 別地点---
とある平原に、ふと姿を表す男がいた。
緑の肌に、紫の道着と白いマント、ターバン。
ピッコロである。
「ここが…ナメック星か。
なんだか懐かしい気もするな…
おっと、感傷に浸ってる場合ではない。」
1度も訪れたことのない場所だが、ナメック星人としての本能が覚えているようだ。
目の前の光景、肌で感じる気候、匂い…全てが懐かしく思える。
感傷に浸りそうになっていた思考は、遠くにある大きな気に遮られる。
「誰だ?
とんでもなくデカイ気...2つもありやがる。
片方が、例のフリーザって野郎か。
その付近にも大きな気が4つ...悟飯達か。
もう一つは...この気はラディッツなのか!?」
ラディッツが相手をしている方が、圧倒的に気の量が大きい。
すなわち、より手強い敵と戦っているということだ。
更に言えば、ラディッツの気がみるみる減っているのだ。
必然的にラディッツと、その巨大な気の元へと向かう。
これまで色々な人物の気を感じて来たピッコロだが、今回感じる気はまさしく最強である。
今の自分で、悟飯やラディッツ達を護りきるのはなかなか難しい。
(悟飯達は…まだ大丈夫のようだな。
全員戦えない状況で、撤退戦を奴を相手にやろうってんなら厳しかったがな。
孫悟空達の動きからして、まだ本格的な戦いに突入していないな。
まぁ、奴らなら大丈夫だろう。)
(だがそっちよりも、こっちの奴の方がヤバイな。
なんて気の量だ、単身で戦うあいつはそんなこともわからない上でやられているというのか?
…ん?
微かな気。)
前方に微弱な気を感じとった。
敵なら無視していこうと思っていたが、悪の気を感じない。
ラディッツも重要だが、気になったので降りてみることに。
「ナメック星人か。」
緑の肌に、民族衣装...そして頭部の2本の触覚と思わしき部分。
自らと同じ特徴からして、同じナメック星人と推測する。
そしてその近くには、大きな体のナメック星人が倒れていた。
こちらはもう生きていなかった。
「な…に者?」
「同じナメック星人のよしみで答えてやろう。
ピッコロだ。」
「ピッコロ…あの地球…人の仲間か。
…よかった。」
この星で地球人とは、悟飯達しかいないだろう。
情報を得るため、立て膝を着く。
「色々と何か知っているようだな。」
「ふふ…驚いた、信じられないパワーだ。
だが、もう片方のナメック星人と同化していれば…フリーザ一族なんぞ敵ではなかったのに。」
「なんだと!?
神と同化していれば、フリーザを!?
…だが残念だな。
今更どうしようもないし、あんな奴と二度と合体するつもりはない。」
「ならば…俺と同化しろ!」
「なんだと!?」
思わぬ提案に、ピッコロは思わず立ち上がる。
同化…すなわち、どちらの者がどちらかに取り込まれるという事。
ピッコロもそれを瞬間的に察知する。
同化すればある程度の強さが手に入るが、それだけではない。
相手の思想や記憶までもセットで付いてくるのだ。
「嬉しい申し出だが…断る。
オレはオレだ、人格まで同化はしたくない。」
「時間が無い、このままでは私は死ぬだけだ。
人格はお前がベースだ。
記憶や俺の思考が引き継がれるだけで、数倍のちからを手にするんだ。
悪いことじゃないだろう。」
仰向けで倒れるネイルは、もう少し放置しておけば失血死してしまうだろう。
自己が失われる...それは良く思わなかったが、自分がベースで力を手に入れる事が出来る。
「...嘘ではないな?」
「だと思うなら...そのまま行っ...てフリーザに殺されるがいい。」
ピッコロはしばし悩むが、選択の余地はなかった。
一度戦い、相手の能力を知った者が「今のままではお前は死ぬだけ」と言うのだ。
もう一度膝をつき、右手をネイルに差し出す。
「いいだろう...騙されてやる。
少しでも気に入らんかったら、すぐに追い出すからな。」
「ふふ...ふ、言ってくれる...ぜ。
奴らを絶対...に倒せ...」
「っ!?」
一度、眩くネイルの身体が光ると、身体を衝撃が貫いた。
短く目を瞑っていたピッコロだったが、次に目の前を見るときにはネイルは消えていた。
「はぁ…はぁ…」
動悸が未だに収まらない。
変化は感じる…自分は自分だが、全てが全くもって違う。
体のそこから溢れんばかりのエネルギー...これまでのネイルやピッコロの持つ力を超越する。
「まさか…こんな事が…
な 何と言う力だ!
信じられない!…これが同化か!?
だがこの力を持ってしても、奴に勝てるか...
...最長老様...」
地面を蹴るように飛び出し、再びラディッツの元へと向かう。
その顔には出ていないが、この星を救う覚悟が更に強くなる。
その思いに比例するように、飛行スピードが上がっていく...