弱虫兄貴のリスタート   作:バタピー

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誤字脱字修正済み R2.1/10


抑圧の無い怒り

世の中には、多勢に無勢な状況でも工夫を凝らして突破する作品はゴロゴロ存在する。

ブラックホーク・ダウン、ドーン・オブ・ザ・デッド、レッドクリフ、のぼうの城、七人の侍など、有名無名含めて様々だ。

どの作品も圧倒的な物量・人材量に対してあの手この手で切り抜けて、最終的には生存・勝利を手にしている。

しかし、ここで行われている戦闘はそんな生易しい現実ではなかった。

一蹴り入れれば十蹴り返ってくるし、気弾一発で二十発も返ってくる戦いである。

 

対フリーザ一味戦を想定して編み出された拡散気功波。

大量に放たれていくインフィニティバレット。

雨のように降り注ぐ大小様々なエネルギー波の中で、肉弾戦を繰り広げていた。

少なくともクリリンと18号のおかげで、セルジュニアのスピードは抑えられているようだ。

 

 

「はっ!

どりゃぁ!」

 

「はぁーっ!」

 

「ふん!

ずあっ!」

 

「かあっ!

はぁっ!」

 

スピードは抑えられたとしても、瞬間的な素早さだけはどうにもならない。

残る戦士達は被害を最低限に抑える為に固まって戦っていた。

そして数で押し切られそうになれば18号のアンドロイドバリアとラディッツのイージスで間合いを稼ぐ。

そして手に届く範囲のセルジュニアの生体エキスを頂いていく。

すぐにでも破綻しそうな戦況は、ギリギリの所で破綻せずに戦い抜いていた。

 

 

「はぁ…はぁ…きりがない。」

 

「まだ…あまり減ってませんね。」

 

「くっ…ですけど、いくらか数は減ってます!

ラディッツさん、仙豆は残りいくつですか?」

 

「残りは三粒だ。

まだ生体エキスが足りんか!?」

 

「まだだ、だが確実に強くなっているぞ!」

 

 

バリアを解いて再び肉弾戦を再開する一同。

しかし、目の前の敵に気を取られ過ぎていた。

再びバリアを張った瞬間、その時が来た。

 

 

「うわっ!?」

 

 

バリアを二重に張るラディッツと17号の間を切り裂いていく気円斬。

放ったのはもちろんクリリンでは無い。

 

 

「ほぅ、ここまでとはなァ。

これならば強固な物でも容易ク切断出来るなァ。」

 

 

バリアを貼り直す間もなく、切断部分に群がるセルジュニア。

いくら二重とは言え、1秒と持たずに安全圏になだれ込む。

 

 

「クソ、汚ぇぞ!」

 

「使えるものならなんでも使う…そうだろウ?

それに、私は見物スルと言ったが手を出さなイとは一言も言ってないからなァ。」

 

 

上機嫌な声色を聞き流しながら、悟飯は再び応戦する。

この乱戦の中で最も活躍出来ているのは悟飯だった。

精神と時の部屋や数日間のセルジュニアとの戦いは、経験不足からか手数で引けを取る場面がかなり見られた。

だが今はそれが全く無いのだ。

精神的にも肉体的にも限界寸前の今、彼の戦闘力は飛躍的に進化していた。

時に舞うように…時に無慈悲に。

ラウェイ…テコンドー…一番の伸び代はカポエイラだ。

正統派とも言える格闘技の中で、唯一踊るような格闘技。

セルの細胞にもこのような記憶が無かったのか、セルジュニアもこの技に対応出来きれていない。

対大人数戦というのも大きな要因なのだろう。

 

 

(片腕を失っていなければ…俺はここまでやれなかったのかもしれない。

絶対に…絶対にこの戦いに勝つんだ!)

 

 

シャペウジコウロ(頭を狙った蹴り)で一体を地面へ蹴り落とす。

その時に一瞬周りを見回す。

セルジュニアに全身を捕まれて自由を奪われ、攻撃され続けているトランクス。

地面に植えられて頭部を至る所から蹴られ続けているラディッツ。

腹に穴が開き、火花を散らしながらも抗戦する16号。

ボールのように蹴り回される17.18号。

クリリンは頭を捕まれてサンドバックだった。

肝心の仙豆はラディッツが持っているのだが、首から下が地面に埋まってる上に、脳を揺さぶられ続けて意識が朦朧としていた。

 

 

「くそっ…どけっ!

そこをどけぇっ!」

 

 

必死に援護に近づこうと試みるも、大量のセルジュニアに阻まれてなかなか近づくことすら難しい。

人造人間はさておき、Z戦士達の体力はみるみる落ちていた。

 

 

「クックッ…ハーッハッハ!

いよいよ死期が近づいてきたカァ?

現実を受け入レロ、いくら足掻いた所デェ無駄だ。」

 

 

高みの見物を決め込んでいたセルがゆっくり下降してくる。

だが悟飯にはセルに構ってる暇は無かった。

一刻も早く大切な仲間を助けなければならなかった。

その選択は、あるものを窮地に追い込むこととなる。

 

 

「ふむ、君達の無様ナ姿を見て気が変わった…最後くらイ私が楽に逝かセテろう。

サァテ…万が一があるからナァ、まずは貴様カラダ。

1度は助けられたようだが、今度こそ不(・)良(・)品(・)には消えてもらう。」

 

 

セルジュニアに羽交い締めのまま睨めつける第二形態セル。

数日前と似たような状況だが、第二形態のセルの瞳は死んではいない。

 

 

「不良品では無い。

もう二度と屈服なんぞするものか!」

 

「威勢だけは認めてやロう。

威勢だけはな。」

 

 

デスビームで二の腕を貫く。

最後の抵抗として身体中に核を動かしていたが、的確に射貫かれた。

白目を向いたセルは、力なく倒れ込む。

 

 

「くっ…セル…。」

 

「はぁああーー!」

 

 

セルを気にかけずに、超スピードでセルジュニアの囲いを突破し、究極体セルを羽交い締めにする16号。

彼は狙っていたのだ、誰か1人に攻撃を行った時に出来る油断を。

風穴が開こうと、この為に予備エネルギーも全て使ったのだ。

 

 

「イイのか16号?

これ以上動くとショートして本当ニ壊れてしまうぞ?」

 

「必要無い。

ここでお前諸共自爆するからな!

みんなを巻き込んで済まない、許してくれ!」

 

 

16号の締め付ける力が更に強まる。

もし高性能なスカウターがあるのならば、16号の最大戦闘力を大幅に更新するだろう。

だがその最大値を出す時こそ、自分の命を引き換えに相手の命を奪う自爆攻撃が行われる時なのだ。

 

 

「……!?

何…故だ……。」

 

 

不意に見せた動揺。

爆発しない。

自身に内蔵された自爆装置が全くもって反応しない。

究極体セルはそれを見逃さない。

その固まった隙に尻尾を風穴に突き通し、16号を内側から真っ二つに分断する。

 

 

「自爆…装置が…誤作動?

いや…いつ取り外…カプセルコーポレーションか…。」

 

「これはこれは残念ダッタな。

自爆するつもりが自滅にナってしまった。

オット、どうした孫悟飯?

そんなに早死にシタいのかァ?」

 

 

セルジュニアに行く手を阻まれて味方を助けられないのなら、本体を倒す事にした悟飯。

懇親の飛び蹴りも防がれるどころか、足首を捕まれ地面に叩きつけられてしまった。

 

 

「…そうだ!

貴様は怒れば最強らしいではないかァ。

ここにいるヤツら全員殺せば、もっと楽しめるオモチャにでもなるのかァ?」

 

 

しれっとずっと前の悟空の激励を超聴力で盗み聞きしていた会話を思い出すセル。

だがそんな事はさほど重要では無い。

この場の奴らを皆殺しにすると言った方が重要だった。

 

 

「やめろ!

とにかくみんなをセルジュニアから解放しろ!」

 

「ほぅほぅ…イイ顔をするではないか。

そうだ、その顔だァ。

焦り、恐れ…貴様のその表情をもっと見せろ!

そしてタップリ遊んだ後に、同じ地獄へ送ってやる。

そうだなぁ…まずは手近な貴様からにしようカ。」

 

 

間髪入れずに適当に放たれたデスビーム。

それは比較的薄い胸板を貫く。

人造人間17号の心臓…永久エネルギー炉を撃ち抜かれた彼は血反吐を吐いて倒れ、そして動かなくなった。

 

「17号!

17号!」

 

「やめろっ!

もうやめろぉぉっ!!」

 

「いいゾその顔だ!

次は…ひとつ飛ばしてコイツかな?」

 

 

再び適当な方向にギャリック砲を放つ。

その方向にいたセルジュニア達は飲み込まれ、土煙を上げて爆発する。

土煙が上がるも、肉片が残るだけでほぼ何も残らなかった。

背中に携えていた剣だけが、墜落して地面に跳ねて落ちる。

 

 

「…めろ…やめてくれ…!」

 

「孫…悟飯…孫悟飯。」

 

 

地面から声が湧いてくる。

先程胴体を切断された16号が、這ってここまでやってきたのだ。

 

 

「孫悟飯…正しい事をする事は罪ではないんだ。

ただ、相手が話が通じない奴もいる。

その為に怒る事もあるだろう…それが今だ。

肉体も…心も…ありのままに…怒るんだ…。」

 

「おっと、まだ予備電力でも残っていたかァ?」

 

 

セルがゆっくり歩み寄る。

それでも16号は止めない。

 

 

「お前の家まで行ったことがあるが…あそこは良いところだった。

俺は…自然が…大好きなんだ。

もし生き残ったら…俺の分も自然を…動物達を…大切に「余計なオ世話だポンコツめ。」

 

 

優しい語りも無慈悲に踏み潰された。

悟飯はその光景を眺めることしか出来なかった。

仲間を、師匠を、父を守る為に何とかしようとしたが、何も出来なかった。

初めから真剣に鍛え上げ、戦えば良かった。

そして16号が目の前で潰された瞬間、初めて超サイヤ人に覚醒した時の怒りを、更に超える事となる。

 

 

プツンと何かが切れた。

 

 

 

「うぉぁああああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーっ!!」

 

 

 

悟飯の周囲は暴風に包まれ、究極体セルと埋まっていたラディッツを残して全ての生物が100m程吹き飛ぶ。

朦朧とする意識の中で、ラディッツは見た。

身体からバチバチと放電する青い雷。

逆立った金髪はきめ細かく、更に逆立つ。

エメラルドグリーンの瞳からは、僅かに涙が浮かぶ。

 

 

「なれたか…悟飯…。」

 

 

そう、なったのだ。

超えたのだ壁を。

超サイヤ人を超えた超サイヤ人(超サイヤ人2)へ。

 

 

「なんだァ?

先程よりもパワーアップしている。」

 

 

見た目から変化を感じ取ったが、気も大幅に膨れ上がった事に気づく。

怒らせて覚醒でもしたか?

これは想像以上に楽しませてくれるかもしれない。

 

 

「クックック…やっと見せたかァ。

セルジュニアよ、軽く痛ぶってやれィ。」

 

 

指示を受けてセルジュニアは四方八方から悟飯へ飛び込む。

多少距離は開いたものの、数秒も経たないうちに全員が攻撃に成功するだろう。

手応えがあったが、同時に自分にも拳が刺さっていた。

それは別のセルジュニアであり、孫悟飯は既に姿を消していた。

 

 

「大丈夫ですか、ラディッツさん。」

 

「…あぁ、何とか。」

 

 

高速移動でラディッツに近付き、身体を掴んで地面から引っこ抜く。

地中からようやく自由の身になった彼は、すぐさま懐からカプセルを取り出し、仙豆を掌に出す。

 

 

「とにかく、仙豆を食え、1粒丸々な。

俺達は半分でいいから、全開で倒してこい!」

 

 

コクリと頷き、仙豆を1粒飲み込む。

額の傷も、身体中に出来た痣や傷が全て癒える。

以前として頭はスッキリせず、虚脱感は消えず、回復した気がしないが、アドレナリンか…高揚感か…今はまるで疲労感を感じない。

これなら…

 

 

「ヤツを…殺せる。」

 

「大きく出たなァ、孫悟飯!

私と相手するのはァまだ早いわァ!

ヤレィ!!」

 

 

セルジュニアが総力を上げて仕掛けてくる。

仲間の損害も考えずに気円斬や魔貫光殺砲を撃ってくる者もいる。

それを悟飯は何もせずに紙一重でかわしていく。

迎撃はしない、エネルギーを消費せず、必要最低限の動きで誘導していく。

ラディッツやクリリン達から逆の方へ。

その事も感じ取れるほど冷静に、視野が広くなっていた。

 

 

「雰囲気から違うな。

小手調べと行こうかァ。」

 

 

一度離れた地へ降り立つ戦士。

それを取り囲む70体あまりのセルジュニア。

以前絶望的状況なのは変わらない…数だけで見れば。

 

 

「キィッ!」

 

 

最初のセルジュニアは持てる力を使って悟飯に襲いかかるが、一発で身体が肉片となり飛散する。

一撃…最初のセルジュニアは63%のヤツだった。

恐らく、全員で掛からなければ、彼ら自身もあのようになるだろう。

半数が同時に、そして数秒置いて残りの半数も突進していく。

数でゴリ押ししようとしたが、それはすぐに無駄となった。

基本的に戦闘スタイルは変わらない、ムエタイやカポエイラの蹴りが主体。

だが既に洗練されており、戦闘力も飛躍的に上昇している。

攻撃、スピード…何をとっても別次元の強さだった。

 

 

20秒…たった20秒程で70体のセルジュニアが肉体…もしくは欠片も残らず死んだ。

 

 

「コレはコレはァ…私の90%のセルジュニアがいたのにも関わらずよくぞ生き残っタ。

ならば…私が直々に遊んでヤロウ。

サァテ…すぐに壊れてクレるなよォ?」

 

 

どう仕掛けようか一瞬考えていた時、鼻に痛みが走る。

鼻に手をやると、鮮血が指についていた。

血を浴びた?

いや、鼻血…自らの?

 

 

「どれほど人を殺せば気が済む?

どれほど痛めつければ気が済む?

セル…貴様の身勝手はもう許さん!」

 

「楽しい事をしてなァにが悪イ?

強さを得てなァにが悪イ?

前とハ違って多少は出来るようだが…さァ、さっきの様に喚いてみせみろォ!」

 

 

先に攻撃を仕掛けるセル。

しかしそれは届かずに自らの額に拳がくい込んでいた。

すかさず右胴回し蹴りに移る前に、ポンテイラ(前蹴り)を受けて弾みながら蹴り飛ばされていた。

 

 

「ナァニィ!?

ブルァッ!」

 

 

セルは即座にエネルギー弾を二発放つ。

手刀で簡単に弾き、その影に迫るセルを首元から踏み潰す。

90%のセルジュニアがやられた以上、全力でやらなければならなかったセル。

それがどうだ、つい数日前まで玩具扱い出来ていた糞餓鬼に弄ばれている。

たった二発…それだけで実力差を嫌という程突きつけられた。

 

 

「ふざけるナァ!

こんなクソ餓鬼に…腕も無い障害者のクソガキにィ!!

この究極体セルが負けるわけがヌァアイ!!」

 

 

咄嗟にある所作を行うセル。

その一連の動作は既に怒りで爆発した悟飯に油を注ぐ形となる。

 

 

「魔貫光殺砲!」

 

「貴様の薄汚れた手で、ピッコロさんの技を使うなぁあっ!!」

 

 

咄嗟に練り上げた気とは思えない程の威力であるセルの魔貫光殺砲を、かめはめ波で対抗する。

魔貫光殺砲は貫通力に優れた技だ。

ただし、かめはめ波のパワーが凄まじいもので、簡単に飲み込まれてしまう。

結果は見えていた。

 

 

「ク…ソ…ガァ…!」

 

 

露わになったセルの骨格。

その金属で作られた骨に絡みつくコード類。

それを覆うように、ピッコロの超回復で無理矢理即座に治す。

 

 

「馬鹿な…究極体の私ガ、押されてるのかァ?

ふざけるナ…貴様ハ…俺に…殺されるべきナンダ…!」

 

 

絶対的な自信が崩れていく。

追い詰められていく心。

この戦いに負ける事、即ち自分が最強の人造人間の証明にならない。

そして待ち受けるのは…明確な死である。

 

 

「有り得ン!!

絶対に認めんぞォ!!」

 

 

このときセルに、何かプツンと切れたものを感じた。

 

 

………

 

……

 

…

 

 

「チッ。

あの野郎、よくも17号を!」

 

「それにしても、16号やトランクスまで殺されちまうなんて…。」

 

 

人造人間はさておき、クリリンに仙豆を与えて回復させたラディッツ。

離れた所でもよく分かる…いかに悟飯の気が凄まじいものか。

 

 

(これが…超サイヤ人2…。

俺が一番好きな形態なんだけど…見るのと感じるのじゃぁドえらい違いだ。

こんなにも荒々しく気を放出し続けられるものなのか。)

 

 

通常の超サイヤ人で築き上げた、身体バランスを保ったまま、パワー・スピード・耐久性、全てにおいて通常の超サイヤ人を超越する力。

超サイヤ人の2倍の戦闘力になるとも言われている形態である。

 

 

「とにかく、悟飯の近くへ行こう!」

 

「そうだな。」

 

 

生き残った戦士達は、戦いの行方を見る為に向かう。

 

 

………

 

……

 

…

 

 

「私はセルとの戦いで…あー…内臓にかなりの傷を負ってな。

申し訳ないが戦えないのだ。」

 

「そこをなんとか!

来て欲しいって言ってるんですから!」

 

 

地下の避難シェルターの中で、押し問答が10分以上続いていた。

世界格闘チャンピオンミスターサタン。

ラディッツが直々に連れてきて欲しいと言ったのだ。

あんな化け物(セルジュニア)複数と戦える凄い人達ですらこの人の助けを欲していたのだ。

何としてでも連れていかなければ地球が助からない。

 

 

「ミスターサタン!

あなたの力が今必要なんです!」

 

「だから私は今本来の力を出せんのだ!

まだ時間がかかる、それまで待っててくれ!」

 

「あのセルジュニアと今互角に戦ってる人がいるんです!

早く来てくれないと!」

 

 

嫌だ嫌だどーしても嫌だ! となっていたサタンに、ふと考えが過ぎる。

 

セルジュニアと互角に戦ってるから物凄く強い人

 

↓

 

セルジュニアはセルよりも弱いはずだから、一緒に戦ってセルジュニアを倒す

 

↓

 

セルとはその人に戦ってもらう、けどセル強いからセル勝つ

 

↓

 

疲れたセルなら勝てる

 

↓

 

強い人も自分のファンになり、世界中が自分の強さに酔いしれる

 

↓

 

怪我してる(設定)のにセルを倒す自分はメッチャカッコイイ

 

 

「フフフ…ガーッハッハ!

セルジュニアと戦ってる奴を見捨てる訳にはいかんなぁ!

私はまだドクターストップが掛かっているが地球の存亡の為にここで休むわけにはいかん!

この私ミスターサタンは、どんな状況でも悪い奴を成敗するのだ!

よし、案内しろガハハハハハ!!」

 

 

どこでどうスイッチが入ったのか分からないが、とにかく来てくれると言うことで安堵するカッパー。

乗ってきたバイクにサタンを乗せ、全速力で戦地へと向かう。

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