弱虫兄貴のリスタート   作:バタピー

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信じられない、投稿してあった最後がエイプリルフールネタで跡形もなく消えてるなんて。

皆様誠に申し訳ございません。


真化・進化・神化 (再掲)

かねてより生物は進化の道を進んできた。

新たな環境に適応する為であったり、天敵から身を守る為であったり、効率よくエネルギーを得る為と多種多様である。

その中には誤解を生んでいる物もあり、進化には目的があるという事だ。

 

 

「はああああああああああああ!

あぁァァ有り得ン!

私ガ負ケルナド!!

有リ得テタマルカァァァァアアアアアァッッ!!」

 

 

進化は偶発的である。

いつどこでどんな事になるかなんて誰にもわかるものではない。

それは普通に生きているカタツムリから、死の淵の危機最中に怒りに目覚めたサイヤ人であろうが無差別だ。

第二形態から最終形態まであるフリーザ・コルド大王、脅威の再生能力と聡明な頭脳をもつナメック星人、気の抑制・解放・爆発と気の操作に長けた地球戦士達、瀕死から生き返れば強くなり、怒りに目覚めれば凄まじい進化を遂げるサイヤ人、そして幾千にもなる多種多様な生物…それらのDNAを掛け合わされ、更に最強の戦士となる為に生み出されたセル。

これほどまでの細胞を掛け合わされた生物にも、その進化の時は訪れる。

その進化が求めていなかった進化か、求めていた進化かそれは誰にもわからない。

進化を遂げて初めて解るものである。

 

 

 

「ダアアアアアアアアッッ!」

 

 

 

強靭な胴体は更なる強さを求め硬化する。

胸部から肩部、そして脚部を守るような攻殻は夥しく突起を生やす。

頭部の角は倍に増え、腹部を守る装甲は紫から赤黒く変色。

尾はシャープな印象から、膨れるような形へと変貌する。

その全てを補うかのように、体格は5,6mはあろうかという程に肥大化した。

禍々しい。

他に合う言葉があるだろうか。

表現出来うるだろうか。

 

 

「な なんだ…貴様は一体…。」

 

 

目の前にして思わず一瞬身が強ばる悟飯。

体がただそのように変貌するならばどうとも思わなかっただろう。

だが目の前のそのモノはその強さまでもが膨れ上がったのだ。

 

 

「…私カ。

私ハオ前ヲ殺スモノダ。

コノ私ニモマダ進化ノ余地ガアッタヨウダナ。

喜ベヨ孫悟飯、貴様ガソノ最初ノ獲物ダ!」

 

 

上半身を丸ごと打ち付ける拳に、岩山まで吹き飛ぶ悟飯。

反応出来なかった訳では無いのだが、一瞬でも強ばった身体が動くスピードよりも拳が速かっただけだ。

ダメージも深刻なものではない、まだ戦える。

 

 

「俺が獲物だと?

お前は俺が倒す!」

 

「私コソガ最強ナノダ。

貴様モ犬死シタ親父ノ元へ送ッテヤル!」

 

 

悟飯が岩肌を蹴り飛ばすようにセルへと向かう。

対するセルもデスビームで風穴を開けようと連射する。

一発一発が凄まじい速度で迫るも、その全てを高速移動でかわしながら接近する。

痺れを切らして超魔口砲を放つが、高速移動で地面との僅かな死角に回り込み、顎の直下から額の横っ面を蹴り倒す。

流れるように爆砕魔弾を撃ち込み、セルを中心に大地は爆発四散する。

 

 

「……グヌゥゥウァア!

ヤハリコノ身体ハァ…コレマデト桁違イダァ…。

コンドハコッチノ番ダァ!」

 

 

小石大岩が弾けると同時に迫り来るセル。

顔面に迫る手刀や拳を蹴りで応戦するも、手数で押し切られるようにして殴り飛ばされる。

再び視線を向けるもその巨体は姿を消し、ふとした瞬間には背中に踵落としが決まり地面が割れる程叩きつけられる。

 

 

「ギャリック砲!」

 

 

間髪入れずに真上から迫るエネルギー波。

避けきることも叶わずに一手二足で押しとどめようとするも、パワーアップしたセルの力に押され、行き場を失ったエネルギーは地表で爆発を起こす。

 

 

「フフフ…猿芝居ナンゾ通用センゾ。

サッサト立テ孫悟飯。」

 

 

砂塵で姿が見えずとも、セルには分かっていた。

この程度で終わる敵では無いと…気を消して不意を突くのだろうとしても対応出来る。

そんな小細工でカウンターをした所でつまらない。

倒すならジワジワと嬲り、中途半端な強さを持った事を後悔させる程にいたぶって殺す気だ。

 

 

「猿芝居なんてしなくても、貴様は俺が真正面から殺す。

むしろ姿が見えない内に手を出しておいた方が良かったんじゃないのか?

そうでもしなけりゃ俺に勝てないだろう?」

 

 

砂塵が晴れて姿が見える。

ダメージは…想定をやや下回ったように見える。

自分はスタミナやエネルギーはまだある。

ヤツに負けるわけが無い。

 

対する悟飯も、気も体力もまだ大丈夫。

奴に負ける訳にはいかない。

殺された皆の為にも、父の為にも。

 

 

「俺は貴様を殺す!」

 

「殺スノハ私ダ、孫悟飯!」

 

 

指をクイッと上げると同時に再び爆発する大地。

咄嗟に回避した悟飯にセルの蹴りが入る。

痛みを堪えその左足を掴むと、片腕でその巨体を地面へ叩きつける。

その勢いでセルの土手っ腹に回し踵落としを浴びせるも、怪光線をまともに受け痛みと痺れに体が支配される。

その一瞬の内に片手にエネルギーを溜め、渾身の一撃を放つ。

 

 

「主砲斉射ァッ!」

 

「!

魔閃光!」

 

 

咄嗟に放つ魔閃光も、一瞬の溜めがあったセルに軍配が上がる。

主砲斉射を受けて吹き飛ぶ身体。

その浮遊感を感じる間もなく、直ぐにセルの手の平が迫る。

強烈な平手打ちを気弾で威力を削ぎ、蹴りで弾いて距離を何とか保つ。

 

 

「…ラディッツさんの技も…貴様…!」

 

「様々ナ細胞ヲ得タ私ノ個性ダ。

最モ、ワタシノ方ガ威力ガ上ダ…マサニ宝ノ持チ腐レダナ。」

 

「そんな事なんて有り得ない!」

 

 

 

再び地面を蹴って懐へ入り込む。

でかい図体だからこそ、間合いを取らずに至近距離の打撃戦に持ち込む狙いだ。

 

 

(イイダロウ、付キ合ッテヤル)

 

 

敢えて牽制をせずに間合いに入り込むまで待つセル。

初手は共に拳と脚が交差するように互いに届かず。

悟飯の首を刈り取るようなアルマーダ(後ろ回し蹴り)

セルの身体を切り裂くような鋭い手刀。

一瞬拮抗しているようにも見えるが、僅かにセルの自重を乗せた一撃の方が重たい。

それを予測していたかのように、その力をも利用し身体を半回転させ、左脚でのアルマーダ。

左手でガードしていなければ顎を撃ち込んでいたであろう。

手の厚み分届かず、そのまま左手を引き上げ力任せに地面へと投げ落とす。

 

 

「ガハッァ!」

 

「イイゾォ孫悟飯!」

 

 

足でも全てをガードがしきれない左胴を蹴りとばし、高速移動で先回りして再び地面へ殴りつける。

四肢ならぬ三肢で墜落を回避し、そのままがら空きの胴へ…鳩尾へ頭突きを見舞う。

しかしながら平然と右足を掴み、ジャイアントスイングで空へ投げ出される。

高速移動で先回りされ、数十発の拳と蹴りを全身に浴び、背面を蹴り上げられ、ダブルスレッジハンマーで再び地面へと殴り落とされる。

 

 

「……ぐっ…そぉ…。」

 

「頭突キガソコマデ効イテイナイノガソンナニ気ニナッタノカ?

新タナ形態にナッタソノ時、ココニ装甲ガ追加サレタヨウデナァ。」

 

 

赤黒く変色した鳩尾。

新たな形態はやはり一筋縄ではいかないようだ。

強靭な身体に驚異的なパワー、そして見た目を大きく裏切るスピード。

退路のない空間に分厚い壁が迫り来るような、ジワジワと追い詰められるような感覚を感じていた。

近接戦闘では活路を見いだせず、遠距離でもそのスピードとパワーで攻めきれない。

 

 

(どうすれば…どうしたらいいんだ…。

遠距離ではやはりどうしてもジリ貧だ。

じゃあ不利を承知でまた奴との接近戦!)

 

 

覚悟を決めて再び飛び込もうとした時だ、セルの後頭部を中心に爆発が起こる。

セルの身体で見えないが、何者かが気弾を放ったようだ。

すぐに煙は晴れるが、ホコリが舞った程度にしか思えない程ダメージが無い。

振り返れば奴がいた。

生き残ったラディッツ達だ。

 

 

「……正直モウ少シ賢イト思ッテイタガナ。

同ジ細胞ヲ持ツ者同士残念ダ。」

 

「何が同じ細胞を持つ者同士だ、悟飯を殺したらどうせ俺達も殺すつもりだろ。

悟飯だけにはやらせん、俺達もやらせてもらう。」

 

 

ラディッツはゆっくり歩いて近づく。

少しでも悟飯の体力を回復させる為に敢えてゆっくりと。

この場に到着してから違和感は感じていた。

それは近づくにつれ、間違っていなかったことに気がつく。

 

 

(おかしい。

こんな変身の仕方なんて記憶に無い。

死んじまったセルの方しか覚えてねぇ。

こんな気持ち悪い感じじゃない。

パーフェクトセルよりも更に上があったなんて…。)

 

「ドウシタ?

時間稼ギノツモリカ?」

 

「へへ、まぁそんなところだ。

ところでなんでお前、そんな禍々しくなったんだ?

隠してたのか?」

 

「サァナ。

コレハ私ニモ想定外ダッタ。

正直ニ言ウト、先程マデハ立場ハ逆転シテイタノダヨ。

コノ身体ヲ得ラレナカッタラ、アノママ無様にヤラレテイタダロウナァ。」

 

 

雄弁と語るセルに嘘は見受けられなかった。

これは火事場のクソ力とでも言わない限り…と思うしか無かった。

ピンチはチャンスと一瞬頭を遮るが、何故こんな時に相手にその恩恵が来るのかと恨んだ。

 

 

「聞キタイ事ハコレクライカ?」

 

「もう一つある。

俺がいた時代には、お前みたいなとんでもない奴は存在しなかった。

俺には今のセルの変身が分からなくて頭がこんがらがっている。

…その進化はお前にとってなんだ?」

 

「……ソンナ事ハ私ニモワカラン。

タダ貴様ノ言イ回シヲ使ウナラバァ、生きる残る為に正当な進化をした ダロウ。

私ハ最強ノ武道家トナル為ニ作ラレ、13号ノ怨念ヲモ引継イダ。

タダ強イ奴ヲ殺ス。

私ノ生キル意味ニチョットシタ破壊衝動ガ加ワッテイルダケダ。

破壊神トデモ言オウカ。

コノ身体ハ、本来私ノポテンシャルヲ完全に引キ出シタモノ…。

即チ進化デアリ、真化デモアリ、神化ナノダ。」

 

 

大層な大口叩き野郎とでも言ってやりたかったが、超サイヤ人2(あの姿)の悟飯と互角以上に渡り合えるのならば過言では無いだろう。

だがまだこの後には魔人ブウ、超サイヤ人3、ベジット、そして最終的には邪悪龍が控えているのだ。

進化や真化ならともかく、破壊神と言う神化の点なら今後現れる邪悪龍の方がよっぽどお似合いだ。

 

 

「…そうかい、ありがとよ。

正直言ってクウラ以外、憎いやつはいないからどうって事ないんだ。

だがお前は未来には存在しない奴なんだ。

悪いがここで、全員で倒させてもらう。」

 

「笑ワセルナ。

私ヲ倒ス奴ナド存在シナイ。

未来ニハ存在シナイダト?

アマリノ恐怖ニ気デモ狂ッタカ?

…サァテ、サービスタイムハオシマイダ。

ソロソロオ別レダ。」

 

 

粘着的な笑みを浮かべてラディッツの額に掌を向ける。

ベジータ新必殺技のビッグバンアタック。

掌に気が集まりだした頃、ひとつの気の刃がセルの胴を切り裂き霧散する。

確かに切り裂いたのだが、それは硬い硬い表面の皮数枚。

あっという間に傷は治癒していき、何事も無かったかのように再生される。

 

 

「一ツアドバイスシテヤロウ。

モウ少シ気ヲ凝縮スレバ、ワタシノ胴体ヲモ真ッ二ツニ出来ルダロウ。

最モ、死ヌカラソンナアドバイスナド生カサレナイガナ。」

 

 

クリリン渾身の気円斬も対して傷をつけれずに終わるが、それを皮切りにラディッツがローキックからの顔面へ殴り付ける。

もちろん超サイヤ人と界王拳併用なのだが、やはり大したダメージにはならない。

構わず貯め切った気を掌から惜しげも無く放出するが、リヒートで辛うじて背後に回り込み溜め無しで主砲斉射をゼロ距離発射する。

爆煙に包まれるセルだが煙を斬り裂いて手を伸ばし、ラディッツの首根っこを難無く捕まえる。

 

 

「度胸ダケナラ褒メテヤル。」

 

 

その時、セルの胴体は二つに割れた。

重力に沿って僅かに上半身は落ちるも、すぐさま浮遊して原因の元を見入る。

その好きにラディッツは掴まれた手を強引に振りほどく。

 

 

「18号…。」

 

「気を凝縮するってのはこう言う事かい?

よく見れば誰でも真似出来るし、もう少し時間があればアンタを小間切れに出来る便利な技じゃないか。」

 

 

クリリンの真横に降り立った18号。

僅かな時間で技の本質を見抜き、それを強化して実行して見せた。

「誰でもって…そりゃないよ。」と半泣きのクリリンだが、彼女はセルの強靭な身体とクリリンのプライドを同時に切り裂いたのだ。

短時間でなかなか出来ることではない。

セルの別れた胴体はあっさりと元に戻る。

 

 

(やはり核を仕留めなきゃ永遠に終わらないかもしれない。

スタミナ削るより一気に終わらせなければ…。)

 

 

一気に畳み掛ける。

完全体セルと17号とトランクスがいても難しい局面をこの人数で殺らなければならない。

その為にはどうしても悟飯の力が必要であり、時間も必要である。

 

 

「急ガナクテモジックリト殺シテヤルンダガナ。

ソンナニ死ヲ御所望ナラバァ望ミ通リニシテヤルゾォ!」

 

 

咄嗟に18号がバリアを張る。

クリリンはそれに合わせてかめはめ波の構えをとる。

セルの気がそちらに向いた一瞬、ラディッツは悟飯の元へリヒートで駆け寄る。

 

 

「悟飯、お前にトドメを任せられるか?」

 

「けど、ラディッツさん達はセルに「命懸けで時間を作る。

やれるか?」

 

 

数年前の対ナッパ戦が脳裏を過ぎる。

あの時は仕留め損なった。

次は確実にやらなければならない。

いや、確実に仕留める。

 

 

「分かりました。

全力でやります!

ラディッツさん、お願いします!」

 

 

片腕に気を込め、練り始める。

始まった。

最後の最後の大勝負が。

途中でセルが気づいて応戦するようならば勝機が出てくる。

劇中通りの相手では無いが、このピンチを打開するのは悟飯のかめはめ波しか考えられない。

 

アンドロイドバリアを解いた瞬間に放たれたかめはめ波。

確かにセルの顔面に炸裂したのだが、まるでそよ風でも浴びたかのような表情だ。

だがそれを想定していた18号が、浴びせ蹴りを顔面に。

それも大した事が無く、手の甲で地面に叩き落とされる。

ここでクリリンも、全体重をかけたドロップキックをセルの顔面に打ち込む。

 

 

「ソノ程度カ?」

 

「いぃっ!?」

 

 

固まるクリリンを消すはずだったのに、いきなり顔面付近から消えてしまう。

どうやらラディッツが助けたようなのだが、まるで姿が見えなかった。

 

 

「今ノハァ何ダ?

見エナカッタガ…マァイイ。」

 

 

再び対峙する戦士と怪物。

悟飯の目の前でラディッツ達がセルの猛攻を耐えているが、長くはもたない。

 

 

 

「リヒート!」

 

「小癪ナ!」

 

 

セルの全力の攻撃は、ラディッツにはいよいよ見て躱すことが出来ない。

18号も同等だが、クリリンにとってはもう見切る事の出来ない程になっていた。

達人レベルまでではないが、全地球人ではトップを誇る武道家としてそこまでいけば充分なのに、今のところの加速する戦闘力のインフレの結果にはギリギリついていけない。

そこをラディッツのリヒート(一時的加速能力)がカバーする形となっていた。

クリリンや18号の攻撃が、如何に埃を巻き上げるだけのものになろうが、気を消し紛れるように攻めれば嫌でもフラストレーションが溜まる。

対クウラ戦を総動員で行っているような新鮮さの無い戦法も、初見の相手には通じていた。

大きなダメージを与えられないのが悔やまれる点でもあるが。

 

 

「ナラバ雑魚共カラ消セバ「リヒート!」エェイ、鬱陶シイ!」

 

 

爆発波で砂塵を吹き飛ばし、同時にイージスも張る。

まさかこの程度の奴らにバリアを張らなければいけないと思うと、頭に血が上るような感覚になるが、向こうの攻撃ももうそんなに長く続かない事にすぐ気がついた。

 

 

「ソノリヒートトヤラハ相当身体ニクルヨウダナァ。

ナァラディッツヨォ?」

 

「はぁ、はぁ…だからなんだ。」

 

 

 

リヒートの過使用は身体を文字通り痛めつける。

加熱が放熱を上回れば、待っているのは熱中症…熱射病だ。

既にラディッツは全身から汗が滝のように出ている。

身体に異常が起きているのは誰が見てもわかるだろう。

 

 

「選バセテヤロウ。

自ラ破滅スルカ、私ニ殺サレルカ。

私ナラバ一瞬デ楽ニシテヤルゾォ?」

 

「い 嫌だね。

俺は老衰でポックリ逝くのが理想なんだよ。」

 

「腑抜ケタ事ヲ。

ソレトモ、孫悟飯ノ一撃必殺ニデモ期待シテイルノカ?」

 

 

作戦は筒抜けだった。

全てを超聴力で聞いた上での芝居。

その気になれば、相手にしていた三人を一瞬で葬れるし、孫悟飯もあっさりとあの世送りに出来た。

 

 

「必死ニナッテ抵抗スルソノ姿。

弱イ奴ラガ足掻ク姿ハ滑稽ダッタゾ。

最後ニ良イモノガ見レタナ、礼ヲ言ウゾ。」

 

 

セルはゆっくりと間合いを広げていく。

ある程度の距離を置くと、ふと地に下りる。

 

 

「サァ、私ノ芝居モフィナーレダ!

最後ノ最後ニ抗ッテミロ。

貴様ラオ得意ノ諦メナイ心トヤラデナァ!

孫悟飯、貴様ハコノトッテオキノ技デ地球ゴト微塵ニシテヤル。」

 

 

この展開にまんまと仕立てあげたのはセルの方だった。

一人一人丁寧になぶり殺すのもいいが、圧倒的な強さを見せつけて絶望に陥れて消すのも面白いと思ったからだ。

とどめを刺す?

むしろ自分にとってこうも面白く希望通りに事が進むと思っておらず、何度吹き出しそうなのを堪えたことか。

ついに抑えきれず口角が上がる。

それと同時に構える。

これまで何度も救われてきたあの技が…今度は自分達を滅ぼす為に放たれようと言うのか?

 

 

「カァ…メェエ…ハァアア…メェェエエエ…!」

 

 

腰に構えられた掌には、青白いエネルギーが凝縮されていく。

そうだ…父の技でもあり自分の技でもある、かめはめ波。

よもや憎い敵からこの技が出てくるのは挑発か?

はたまた自らの方が優れているという優越性か?

どちらでも構わないが、問題なのは一瞬で自らの気を超えられた事だ。

 

 

(なんだこの気は…。

こんな化け物に俺は…僕は勝てるのか?

思えば父さんもラディッツさんも適わなかった相手だ、僕は…。)

 

「悟飯、やるぞ!」

 

 

ラディッツが構える。

まだ完全放熱に至ってないので、全身から湯気が出ている。

目の焦点も怪しい。

その背後からもクリリンと18号が続く。

いくら仙豆で体力は少し回復したとはいえ、皆不眠不休に近い状態である。

そして相手は悟飯をも超える相手であり、相手の手の平で踊らされている状況だ。

それでも立ち向かうのは、そこに僅かながらも勝機があるからだ。

座して死を待つよりは出て活路を見出さん。

思えばこの言葉、ラディッツとの勉強の時に昔の偉い人が今の自分達に残した有名な言葉。

その時は問題集に書き込むだけで何も思わなかったが、実際にこの光景を見て実感する。

 

 

(そうだ…ここで諦めるなんて、本当に父さんの死を無駄にしてしまう。

僕はやるんだ。

ここでやらなきゃ…俺がやらなきゃ誰がやるんだ!)

 

 

悟飯も自分を奮い立たせて構える。

片手でもその所作は何ら変わらない。

気を練り、溜めたエネルギーを右手に全て集中させる。

 

 

「かぁ…。」

 

 

奴は自分より格上。

 

 

「めぇ…。」

 

 

だからと言って自分の技が。

 

 

「はぁ…。」

 

 

父さんの技が。

 

 

「めぇ…。」

 

 

負けるなんて俺が許さない!

 

 

 

腰に据えた右手が蒼白く光る。

その光は孫悟空のかめはめ波と何ら変わらない。

神々しく、眩く光り輝く。

親子の細胞を取り込んでいるセルも、皮肉にも似たような光を携えているが、不思議とこちら側の方がより色濃く鮮やかに見えるのは気のせいか。

ラディッツやクリリンや18号も、それぞれ気を放つ瞬間を待っている。

最初のぶちかまし。

そこに全神経を集中させる。

 

 

 

「フッフッフ、コチラノエネルギーハモウコノ太陽系ヲモ消シ去ル程溜マッタゾ。

サァ足掻ケ!

必死ニ足掻イテ見セロォ、孫悟飯!

 

…波ァァアアアア!!」

 

「「「「波ぁぁあああ!!」」」」

 

 

青白く巨大な一本の光の筋が迫ってくる。

それに真っ向から、三色の光の筋が向かっていく。

あまりに強大でそれぞれ速度は出ていないが、地面を抉るように向かうそれぞれのエネルギーの波。

今、それが互いのエネルギーに打ち当たる。

地球の戦士達のタイミングは絶妙である。

1つの力では簡単に弾かれてしまったであろうが、四本が同時に当たる事で相手の勢いを大きく削ぐことに成功した。

…が、それは一瞬。

拮抗するかに見えたエネルギーの鍔迫り合いは、あっという間に押され始めた。

1m…2mと確実にエネルギーの塊が迫り来る。

 

 

「押し返せぇっ!」

 

 

言葉をひねり出すラディッツに応えるように、エネルギーの塊は少しスピードが遅くなった。

それでも確実にこちら側へ押し込まれて来る。

 

 

 

「ドウシタッ?

ソノ程度ナノカァ?

モットモット抗エェイ!」

 

 

更に勢いを増してきたかめはめ波に再び押される戦士達。

限界ギリギリ、これ以上は力なんて出るわけが無い。

エネルギーの塊は、いつしか10m程先まで迫っていた。

この塊に飲み込まれれば、文字通り細胞の1片も残さず消滅する。

 

 

「だぁぁぁっクソぉったれが!」

 

「でやあああああ!」

 

「ホゥ、ソウダソウダヤレバ出来ルジャナイカ。」

 

 

いよいよラディッツも全開で気を放出し始めた。

だがそれでもセルは至って涼しい顔だ。

ラディッツに呼応するかのように、クリリンも雄叫びを上げて限界を引き上げる。

18号も無尽蔵のエネルギー炉があるとはいえ出力には限界がある。

超えれば身体がもたないが、限界まで引き上げている。

エネルギーの塊は、少しづつセルの方へ押し返していた。

 

 

「悟飯、お前はまだやれる、やれるんだ!

俺はお前の限界はもっと先にあるのを知ってるんだぁ!」

 

「クッ…はい!

はあああー!」

 

「クックック、ヨクゾココマデ、上出来ダ。

デハ遠慮無ク終ワラセヨウ。

ハアアアアアッッ!」

 

 

第二波のエネルギーの塊が押し寄せてくる。

咄嗟にラディッツは、スタミナを捨てて限界を超えて気を放出する。

勢いを殺す事は出来なかったが、こちらが飲み込まれるのは辛うじて防げた。

それでも先程より段違いの勢いで迫り来る塊。

あと6m…5m…いよいよエネルギーの塊が壁のように眼前一杯に迫って来た。

 

 

「ニィ…ギィィ。」

 

「あぁ…かぁ…!」

 

 

悟飯も限界まで引き上げ、ラディッツやクリリンや18号も限界まで気を放出してやっと同等。

セルは持続的に気を放出し続けれるだろうが、戦士達は後先考えず今の全力を出している。

ピークは過ぎた、じわりじわりと再び動き出すエネルギーの塊。

 

 

「モウ終ワリダ!

消エテナクナレェエイ!」

 

「!!

界王拳!」

 

 

爆発的な第三波が押し寄せる。

咄嗟に界王拳で勢いを殺そうとするも、向こうのエネルギーはこちらを遥かに上回っていた。

エネルギーの塊は更に地面を抉り、戦士達の僅か2,3m先まで一気に押しやる。

もう限界だ。

 

 

 

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-

 

 

「えぇいまだか!

まだ撃てんのか!」

 

「まだです!

あ、とぉっ、もう少しぃっ!」

 

 

揺れる大地をひた走る1台の車。

二回目の爆風で壊れたバイクを捨て、速度は劣るも走破性に優れた軍用車両(HUMMER H2)が甲高いエンジン音を唸らせて行く。

サタンの手には対戦車ミサイル(FGM-148 ジャベリン)

これなら約2km離れた所からセルを攻撃出来る。

こんな物が今更通用するかどうかはわからないが、自分を守ってくれた戦士達の助けになるならと思い、今に至っている。

無論、サタンはこれで倒せると信じている。

 

 

「サタンさん、数字はなんて出てます!?」

 

「2400だ!」

 

「あと400m!

あと少どわぁぁ!!」

 

 

三度目の爆風が車を襲う。

ただでさえ耐久性に優れた車が軍用として更に装甲が増したはずなのだが、砲弾のように飛び込んでくる岩がフロントガラスを突き破り、窓のないリアをぶち抜く。

それでもアクセルを踏み入れ、孤軍は勇ましく前へ突き進む。

その時、丁度数字が2000を下回った。

セルが射程距離に入る。

 

 

「よし、ぶっ飛ばしてやるぜ!」

 

「誤爆だけはしないで下さいよ!!」

 

 

高倍率に引き上げられた画面には、セルゲームで見た事ある弁当売りの少年やその取り巻きの人達。

光の塊は直前まで来ていた。

その反対に画面を動かせば、満面の笑みの見たことのない巨大で不気味な怪物がいた。

 

 

「みつけたぞ、セルだ!」

 

「撃ってくださいサタンさん!!」

 

「よぉし、くたばりやがれーっ!」

 

 

轟音をあげて飛翔していくミサイル。

すかさず筒を捨て、新しいミサイルを同じ手順でもう一発撃つ。

その直後、前方に飛んできた岩に乗り上げて車は二転三転と、所々バラバラになりながらようやく止まる。

 

 

「……だはっ…ぅ…かはっ。」

 

 

最後の力を振り絞って、ジャベリンを抱えドアを蹴り破って車外へ這いずり出たカッパー。

サタンは言葉になってない呻き声を上げて地面に突っ伏している。

 

 

「頼みますよ…ラディッツさん…。」

 

 

最後に一発、良く狙いを定めてミサイルを放つ。

噴射音と同時に飛び出したミサイルを見やると、彼も意識を失った。

 

 

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騙し騙し戦ってきた彼らにも、いよいよ肉体的な限界を身体が知らせていた。

彼らは既に心臓が握り潰されそうになり、身体中が悲鳴をあげて痙攣し始め、

意識はもう何度も飛び掛けている。

立っているだけでやっとな身体を酷使し続け、もう身体に自由が効かなくなって来ていた。

休息を取る暇もない波状攻撃。

不眠不休で戦い、血反吐や泥まみれになりながらもここまで来たが…。

最後の最後に圧倒的な力の差を見せつけさせられた。

全てはセルの作戦通り。

勝利の女神は、どうやら最後までこちらに背を向けているようにも思える。

絶望的力の差。

覆せると思っていた。

何故ならそんな未来は知らないからだ。

どうにかなると思っていた。

 

 

(…ダメだったのか?

何が間違っていたのか…心臓病から全て俺が…。

教えてくれ…助けてくれぇ…。

誰か…。)

 

(強くなるって言ったのに!

もう負けないと誓ったのに!

…僕は…セルを倒せなかった…。)

 

 

ラディッツの目から涙が出る。

悟飯も膝をつく。

クリリンも18号も、逃れられない死から強く目を瞑る。

その直前、脳内に声が飛び込んできた。

 

 

『ここまで来て諦めるなんて無ぇだろ!

まだお前ぇ達はやれっぞ!』

 

 

空耳か?

あまりにも身体や脳にダメージが及んで幻聴まで聞こえてきたのだろうか?

誰しもが訳の分からないこの現象にいち早く気づいたのはあの男だ。

 

 

「悟空、悟空だぁああ!」

 

 

溢れる涙が止まらないまま叫ぶラディッツ。

助けが来た。

こんなに追い詰められても姿も声も無かったあの救世主が、こんな時に帰ってきた。

 

 

『泣くのは後だ!

もうすぐそこまできてる!

全力で押し返せ!』

 

 

クリリンとラディッツは不思議と力が溢れる。

18号も訳が分からなかったが、そんな2人について行くかのようにパワーを引き出す。

悟飯はまだ状況が理解出来ていない。

 

 

「そんな…なんで父さんの声が!?」

 

『界王様ん所に瞬間移動して死んじまったんだけんどよ、その界王様のおかげで今声を届けてんだ。』

 

『悟空!

貴様本当に反省しておるのか!?

わしゃぁ界王だぞ、スゴーイ偉いんじゃぞ!!』

 

 

爆発に巻き込まれ事故死した界王様が怒り狂っているが、お得意の「まぁまぁ悪かった」で落ち着かせられる。

 

 

『悪かったな、お前ぇ達こんな事になっちまってよ。』

 

「…いいよ、声が聞けただけでも凄く助かった。

もう俺は大丈夫だ!

悟空、悟飯に声を掛けてやれ。

その間は俺が何とかする。

悟飯!

多少気が散ってもいい、父さんと話すんだ。」

 

 

悟飯はでも…と言いかけたが、ラディッツの目を見てわかった。

まだ終わりじゃない、最後の会話をさせるつもりではないようだ。

少しだけ時間を置いて頷く。

 

 

「界王拳…1.5倍(テンゴ)っ!!」

 

「気デモ狂ッテ念仏ヲ唱エ始メタカァ!?」

 

「あぁっ?

あぁ、お前のなぁっ!!」

 

「抜カセ!」

 

 

いよいよ奥の手、超界王拳を使うラディッツ。

全員目を固く瞑って全力を振り絞る。

息を吹き返した戦士達の勢いは盛り返す。

盛り返すと言っても目前まで迫った気の壁を押し留めているだけに過ぎないが、先程までの潰れそうなプレッシャーはどこかへ行ってしまった。

何、そんな付け焼き刃の気などすぐに折れる…。

セルは自信に満ち溢れている。

 

 

『悟飯、お前ぇはオラがいなくてもここまで戦えるなんて凄ぇ奴だな。

もうここまで来れば立派な戦士だ。』

 

「そんな…そんなこと無かった。

俺がしっかりしてないから…トランクスさんも…味方になった人造人間もセルも…もっと言えばベジータさんやヤムチャさん達だって死なせてしまったんだ!

僕は強くなんかなかったんだ。

大事な所で弱虫になる孫悟飯なんだ。」

 

『それは違うぞ悟飯。

皆お前ぇ達に未来を託していったんだ。

お前ぇには未来を、セルを倒せる力があるからだ。

お前ぇは弱くなんかねぇ。

お前ぇは怒って本気を出せば、この世界でどんな奴でも倒せる強さがあるんだ!』

 

 

ラディッツが必死の形相で気を押し留める。

クリリンも、そして18号も。

自分がやらなければ…誰がやるのか。

 

 

『自信を持て!

お前ぇは優しいから、周りの事…この星の被害を知らねぇところで考えてんだ。

今は周りの事を考るんじゃねぇ。

お前ぇ達が負けたら、それこそこの世界は奴の好きにさせられるんだぞ。』

 

 

16号の最後が過ぎる。

この美しい星がセルによって、あの時と同じように、文字通り壊される。

そんなことは許されない。

自分の大好きな生き物や自然が壊されるなんて。

 

 

『オラはずっと見てるぞ。

お前ぇが殺された皆の仇を取って、地球を守りきるその時まで。

だが今はそのまま待つんだ。

ラディッツ達が死に物狂いでチャンスを待ってる。

その時まで抑えろ。』

 

 

悟飯の目に闘志が戻る。

僅か数秒の時間も、凄まじく長く感じる。

焦れるが今ではない。

信じて待つ…。

 

 

「私ハドクターゲロのコンピュータが生ミ出シタ最強ノ存在!

ソシテ13号共ノ恨ミヤ身体ヲモ引キ継イダ最凶ノ生物!

貴様ラノ幸運モココマデダ!

界王拳!」

 

 

第四波のエネルギーの大波。

これまでよりも更に巨大なエネルギーの波が一気に押し寄せる。

1mいや、もう1mの間もない。

既に飲み込まれつつあるがまだ待つ。

 

勝った。

ようやくこの戦いに勝って最強を手に入れられる。

散々手を焼いてきたが、遂に。

ほぼ飲み込まれつつある地球の戦士達を見て若干早々だが勝利の余韻に浸る。

長かった。

細胞の1片からなら途中で存在を消されたであろうが、人造人間13号の存在が予想外のレベルへの達成を早め、更には完全と思えた自分の強さを底上げしたのだ。

その瞬間、セルの後頭部が爆発する。

体の表面すら傷にならない程度のひ弱な爆発だが何処からか?

再び右方に爆発が起こる。

飛んできた方向を見ると、遠くからまた何か噴射された。

 

 

「ミサイルカ、安心シロ。

次ハ貴様ラ人間共ヲジックリナ。

コノ星ガ残ッテイレバナ。」

 

 

ミサイルを放ったあと、その人間は倒れた。

勝手に死んだか、無様だな。

その光景を嘲笑った時だ。

 

 

『今だ悟飯!』

 

「うわああああああああああぁぁぁぁぁああああ!!」

 

 

 

ブツブツ独り言を、気が狂ったかに見えた孫悟飯が雄叫びをあげる。

それと同時に、これまでと全く比べ物にならないエネルギーが放出される。

油断した。

セルも全身全霊を込めて気をぶち込むが勢いが止まらない。

あっという間に気の塊は、中間付近にまで押されていた。

 

 

「界王拳ニバイ!」

 

「だあああああああ2倍(んばああぁぁっ)!!」

 

全力も全力。

同じくセルも界王拳をさらに引き上げて応戦する。

それをラディッツが白目を剥きながらも応戦し勢いを殺す。

 

 

『悟飯、オラがついてる!

出し尽くせ!』

 

「はああああああああ!」

 

 

白目から一瞬戻って状況が目に飛び込む。

悟飯の背中に寄り添う金色の戦士の背中。

その戦士は悟飯の手に添えるかのように、かめはめ波を放っている。

 

 

(あぁ…これが…。)

 

 

親子かめはめ波。

後にそう命名付けられるのだが、実際に悟空が悟飯の元にいたのかは、本人以外には誰もわからない。

その父の助けがあったのか、悟飯本人の潜在的に隠されていた力がようやく発揮されたのか…みるみる気の塊はセルを追い込む。

 

 

「ソンナコトハミトメナイ!

オレコソガサイキョウナンダアアアァアアッ!!」

 

「がああああああああぁぁぁっっ!!」

 

 

ここに来てセルの尻尾が大きく膨らみ、脚が二本飛び出す。

肉体こそ追いついていないのでコードや金属が露になっており、その分身体がまた一回り膨れていく。

その金属の部分に最後のミサイルがダイレクトに辺り脚が爆ぜる。

バランスの取れなくなった身体はガクッと崩れ、それと同時に荒々しいエネルギーの津波に飲み込まれた。

 

 

「オレガ…サイキョウナンダ…コノ…オ…レ……コソ………。」

 

 

バラバラに砕けていく身体。

細胞レベルで消えて行く身体。

最後の一片、核が消えると、凄まじいエネルギーの波は抵抗するものを失って宇宙へ飛んでいく。

遮るものは何も無い。

そしてそのまま宇宙空間でエネルギーの津波は静かに消えていった。




最後のお話が消えていることに気がつくにも時間が掛かり、謝罪の言葉も見当たりません。
これでセル編はきっちり終わらせれたと思います。

今回は申し訳ございませんでした。、
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