心機一転(できるか分からないけど)のためにユーザー名を変えてみました。特に意味も更新ペースも早くなるわけではありません。
今回「戦慄の入学式」で入学から一週間でクラス代表対抗戦の代表を決めるということでしたが「星墜つる地に立つ閃珖」で発表させてなかったことに気が付いたので月一試験までにという発言の修正をしました。
一応、月一試験ではあの問題によって決めるのがお流れになったのでこの話で補足させようかなと思います。
遅れた理由に関してはあとがきで。
……ヒロイン視線は書くのが難しいな。どうしても第三者視点になっちゃう。
というか、花恋の口調と性格が安定しない……やらせたいことが多すぎる……
月一試験。
デュエルチェイサー
しかし《閃珖竜スターダスト》の存在とトラピーズ・マジシャンの行動を理由に遊理は対戦相手であった
そんな遊理への害意でヒートアップする中、現れたのは生徒会長 鳳凰院 ミレアと副会長の月宮 才牙。
そしてミレアは遊理が将来、生徒会参入する事を予見しながら才牙を引き連れて去っていくのだった――
*
「……ふ、むぅ……」
オシリスレッド寮室。可愛らしい寝息を立てて眠る少女がそこにいた。
少女の名前は天草 花恋。またの名を恋華 奏。このアイランド・デュエル・アカデミアに通いながら本土ではアイドル活動に勤しんでいる。
そんな彼女の一日はここから始まる。
「――天草さん? 天草さん?」
「んんっ……」
「起きて? 朝だよ。今日は学校がある日だから早く起きないと朝ご飯食べれないよ」
大きく音を当てて開け放たれるカーテン。
夜色に金の星空模様のそれは高い陽光の遮断率を誇っており、それをいきなり開け放たれたことで強い陽光が部屋に差し込む。柔らかく優しく起こす声に少し身を捩りながらも布団をかぶって陽光を遮断するが慣れた手つきで引き剥がされ、布団を奪われる。
「……うー……」
「……そんな風に唸っても朝ご飯くらいしか出せないんだけど」
その身に被っていた布団を奪われて窓から差し込んでくる陽光に目が眩みながらも自身から布団を奪った声の主を私は恨めしそうに唸って半目で睨みながら体を起こす。
まず目に入ったのは特徴的なツートーンの髪。艶やかな白の前髪と下の鮮やかな黒の髪、卵の殻を被っているかのような二色の髪に優し気な光を携えた薄い金色の瞳。
女性寄りの中性的な顔立ちを持つオシリスレッドの制服にエプロンを付けた小柄な少年がそこにいた。
「――おはよう? 天草さん」
「……おはよ、光道君……」
光道 遊理。
自身のルームメイトである少年。男子である彼が女子――私のルームメイトをしている理由は彼の成績に関わってくる。
彼は筆記に関しては非常に成績優秀であり、入学試験でも3位の成績を収めている。
それならば一位と二位のどちらかがルームメイトとなっていてもおかしくはないのだろうが一位は人格的に問題が、二位の方は会ったことがないが身体的に問題があるらしく繰り下がって私のルームメイトとなっているのだ。
またその他の面においても優秀で家事に関してもそつなくこなす万能さも併せ持つ便利な人である。……それを指摘されると苦笑するが。
「そろそろ顔を洗っておいで。朝ご飯、冷めちゃうから……」
「うん」
顔を洗って朝ご飯を食べるよう勧めてくる彼に従ってベッドから起きると洗面所へ入っていった。
洗面所に用意した化粧品で肌の手入れを済ませ、歯を磨いてから出ると用意された小さなテーブルの上に朝食が並べられる。
作られたのは簡単なパンケーキ。
女子である自分のことを考えたのか食べやすいように量が調整されており、そう言った気遣いに純粋に女子としての敗北感を覚えながらも私は食べ始めた。
「おいしい……」
「そう言ってくれると作った気があるよ。ミルフィーユトンカツサンド」
そして挟まれたミルフィーユのようなカツとパンケーキの味わいと一工夫に改めて、女子としての存在で敗北感を味わいながら完食する。
今日のパンケーキといい、夜のロコモコといい、ここまで女子力が高いとその顔立ちも相まって本当に男子なのか疑いたくなるし、敗北感も覚える。
……まぁ、彼より女の子にしか見えない男子が隣の部屋に暮らしているのだが。
【――では今朝のニュースです。先日未明、ネオドミノシティ収容所に服役していたセルゲイ・ヴォルコフを含む囚人が脱獄しました。
現在、正確な人数を確認中で各町在住のセキュリティが捜索を続けていますが現在も行方が分かっておりません。もしも見かけることがれば迂闊に近寄らず、セキュリティに――】
「……うげ、マジか」
「っ?」
「うん、わかってる……はぁ……」
ふとつけていたテレビで流れた朝のニュースに彼が渋い顔を浮かべていた。
自分も視線を向けてみればテレビには顔中に犯罪を犯した者の証であるマーカーを刻んだ人相の悪い男たちが映っており、その中でもマーカーの数が一番多い男性を見て心底嫌そうな表情を見せている。
しかし、すぐに独り言で自己完結したのか気を取り直すと朝食を再び食べ始めたのを見て自分も再び食べ始めていると彼が聞いてきた。
「これだけで足りたかな?」
「……大丈夫。問題ない」
「足りたならいいよ」
そう尋ねてくる彼に私は問題ないことを告げると彼はほっとしたように息をつく。
そして朝ご飯を食べ終えると彼は部屋で、私は洗面所でそれぞれ制服に着替えて身だしなみを整えると交代で歯を磨き、顔を洗ってから共に玄関を出る。
「じゃ、行こうか」
そして先に出ていた彼と共に寮を出て授業が行われる学園へ向かうのだった。
*
「――うんじゃ! 今から月一試験後に予定してたクラス代表対抗戦で戦うクラス代表をここで発表しちゃおうと思います! イッエ~イ!」
『いや、どういうことだし!!?』
いつも通りの一日が始まるはずのHR。
其処でハイテンションに告げられた防人先生による代表決定に生徒たちの(ほぼ)全員がツッコミを入れた。
「だってさ~……月一試験の時にめんどくさいことがあったよね? あれの事後処理やら事実確認に時間を取られちゃって発表できなかったじゃん♪
証拠もないのにイカサマ扱いとかばっかじゃないの、馬鹿なの死ぬの? ……ってそんなこと言ってる場合じゃないよね~!!♡」
イラつきが混じっていたのか毒が混じった防人先生の言葉に私はふと見渡してみれば何人かの生徒が目をそらしている。。
彼女の言っていためんどくさいことというのはあの月一試験で行われた生徒たちによる一種の弾圧行為。一度ついた疑惑はたとえ真実でなくとも大抵、尾ひれはひれが付いてより酷く、より重いな噂になっていくものだ。
しかし、あの場に突如として現れた生徒会長である鳳凰院 ミレアの弁護は影響力が大きいものだったのかそういった噂の類が一切と言っていいほどない。
だが一応、念のためというべきなのだろう。試験用サーキットにはあらゆる視点からカメラが存在しているのでそれを使った検証確認を行っていたということだろう。律儀なものだ。
「それじゃ、この一年Z組の代表は――
――刀堂 真理也――
――鮫島 命――
――光道 遊理――
――この三人に決定するね! 三人とも頑張ってねぇ♪」
「あら?」
「へっぇあ!!?」
「む……」
そして代表決定を告げられた三人の反応は様々。
刀堂さんは楽し気に笑い、選ばれると思ってなかっただろう鮫島さんは驚きすぎて変な声が裏返って出ている。
一方、
「せ、先生!? なんで僕が選ばれたんですか……僕より強い人はほかにも、ほら恋華さんだって……」
「……その日は本土でライブがあるから」
「諦めなさいミコっちゃん。貴方のそういうところは美徳でもあると往生際が悪いわよ?」
「ま、真理也までぇ……」
「真理也の言うとおりだ。諦めて楽になるといい、命」
「じゃあじゃあ、クラス代表が決定したということで~♪ 今日の授業を――」
もはや確定的なクラス代表決定に渋って鮫島さんはこともあろうに私を引き合いに出したがその日はちょうどライブを行うので本土に一時的に戻ることになっている。
それを伝えると二人が畳みかける様に諌め、鮫島さんは二人の様子にがっくりと肩を落とす。
そして三人の様子を見て防人先生がそのまま授業を進めに入ろうとした矢先、突然に教室のドアが音を立てて開く。
「――それは待っていただきますわ」
開いたドアの先にいたのは一人の少女だった。
自分より一つか二つは年下だろうその少女は左右非対称の長さを持つ水色の前髪に腰まで届く深い海のような青色のロングストレートの髪。まるで紅玉のような輝きを持つ赤の瞳を持つ整った顔立ちで、宝石のような美貌を持つ彼女が一礼して教室に入ってくるクラスの男子の殆どが見惚れているのを感じた。
「およ? メラちゃん?」
「いいえ、これからZクラスの皆様にはわたくしたちの実験に付き合ってもらうことになりました」
「実験?」
メラちゃんと呼ばれた彼女はそう言うと教壇のある場所――教室の中心へと立った。
「えぇ、開発したVRデュエルシステムのベータテストをZクラス生徒の皆さんに行ってもらうことになりましたのです。
むろん、学園長から許可は貰っているとのことですわ」
「……
「本音が漏れてますわよ」
「……はっ!?」
「わざとらしい気づき、ありがとうございますわ 瑞葉先生。
……申し遅れました。わたくし、不本意ながらルーク・マグシオンの娘ということになっている、メラグと言います。彼の使いということでよろしくお願いしますわ
それでは、皆さまにはわたくしについて来てください」
「……はぁ、うんじゃ、ついて来て~」
一瞬、瑞葉が顔に影を作って許可を出した学園長への陰口を少女――メラグはやんわりと指摘すると生徒たちに自己紹介し、一礼してみせた。
そしてそれだけ言うとメラグと名乗った少女は教室を出て行ってしまう。すると防人先生はやる気なさげにため息をついてふらふらとついていく。
「面白そうね♪ 行きましょう、ミコっちゃん」
「あっ、待ってよ真理也!!?」
刀堂さんはにやりと不敵に笑うと鮫島さんに軽く声を掛けると命と共に後を追う。そしてそれに続くように生徒たちも動き始めていた。
「……どう思う、天草さん?」
「……私に聞かないで」
「……行くしかないか」
「……ふむ」
そしてメラグたちについて教室を出ていく生徒たちを見つめながら私たちも後を追うと軽く考え込んでいた灯衣さんも後を追いかけて行った。
*
「 よ う こ そ 諸 君 ! ! 我が英知の蔵、アカデミアの科学が集まるアカデミアデュエル研究施設へ!!!」
少女――メラグの案内で私たちが森林を越えて連れてこられたのは巨大な古めかしい研究施設。
その入り口で大げさに両手を天に広げながら歓迎したのは手入れのされていないぼさぼさな紫の髪の男性。死んだ目の金の瞳の下には濃いクマがくっきりと浮かび上がっていた。
その人物は興奮冷めぬままに生徒たちに詰め寄り――
「――ふん!」
「たわらばっ!?」
『っ!!?』
「ごめんなさい。義父様が興奮しすぎて怖がらせてしまいましたわ……義父様? さっさと起きて自己紹介してくださいな?」
横についていたメラグにわき腹目がけて手刀を叩きこまれ、崩れ落ちる。
そしてすぐさま飛んできたメラグからの謝罪に一同が呆然とする中、メラグが倒れた男性のみぞおちに蹴りを入れると何事もなかったかのように立ち上がった。頑丈なのか復活が早い。
「ふふふ……入学式でも名乗ってはいるがメラグの言う通り、改めて自己紹介させてもらおう。
私はルーク、ルーク・マグシオンだ。末永くよろしく頼むよ……それでは施設を案内する、ついてきたまえ……!」
足早に自己紹介を終えた男性――ルーク先生は電子的なドアの前に手をかざした。
するとドアの上部から赤いセンサーの光が手に当てられ、ドアが上に、右に、左に、下に格納されて研究所への入り口が開かれる。
開かれた入り口の中へと入っていく二人を追いかけて私たちも研究所へと足を踏み入れる。
中に入ると薄暗い通路が続いており、時折あるドアやエレベーターには傍に設置されていた認証装置に先頭に立つルーク先生が開けてスムーズに進んでいく。
研究所内部の様相を見る限りではどんな研究をしているのかはまだよく分からないが嫌いなエデンの施設に酷似した近未来的なそれに思わず顔をこわばらせたその時だった。
「――君たちはニューロンズ・VR・システムというものは知っているかね?」
「……っ?」
「確か、海馬 瀬人が開発していたという当時では最新のデュエルシステムだな」
確かそのデュエルシステムを使ったデュエルディスクで行われた初めての大会で起こった事故がそのデュエルシステムが原因ではないかという意見から実装されず停止されたという話が前に歴史の授業でやってたのを遊理が指摘する。
そしてルーク先生はその答えを聞いてにやりと深い笑みを浮かべた。
「その通り! 海馬 瀬人が開発したデュエルシステム『デュエルリンクス』は現在のデュエルシステムに引けを一切取っていない! むしろ今のデュエルシステムにさえも勝ると言っていいほどのオーパーツだった!!!
だというのにたかが数百人程度が昏倒した程度で世に出さないなど……」
「義父様」
「むっ? あぁ、主旨がずれてしまったね? では見てもらおうか――」
両腕を大きく広げ楽しげに語るルーク先生をメラグが軽く諌めると目の前の認証装置を起動させる。
先ほどまでの手をかざすだけのものと違い、全身に対して確認のための赤いセンサーライトが充てられて数秒すると音を立ててドアが開いた。
そしてドアの先にある部屋の中へと入っていくと照明がついていないのか暗く、部屋全体の様子はよく見えない。
「――ようこそ。VRデュエルβテストルームへ」
瞬間、部屋の照明が音と立ててついた。
近未来的な内装を持つ部屋の内部にはヘルメットのようなヘッドギア型のマシンに接続されたリクライニングチェアのようなものが立ち並び、マシンからは無数の配線が中央の柱へと伸びているのが分かる。
その中央の大きな柱の四方にモニターが設置されており、それや脇にあるモニター付きの研究装置を使って観測するようだ。
「これは……?」
「バーチャル空間へとダイブするために作り上げた「
何処からか上がった疑問の声にルーク先生は意気揚々と自らが生み出した「
簡単にまとめるならば自身の精神をVR空間に送り込み、もうこの世にはいないデュエリストや通常ではありえないような状況やルールのデュエルを可能にするという試みであり、将来的にこのデュエルシステムを学園での授業に導入するための試験テストを行っているという。
少なくとも何度か行った実験では問題は起こっていないため、今回は最終確認のためのβテストであるらしい。
「――君たちには「
「早速ですが皆さま。座って装置を頭にかぶってください。設定はこちらで行いますので案内の指示に従ってくださいな」
それだけ言うとルーク先生とメラグはそれぞれ装置を起動させるべく動き始めていた。周りの生徒たちも不安はありながらも指示に従い、私も多少の不安を覚えながらリクライニングチェアへと腰掛けて装置を被っていく。
装置が目を覆うバイザー部分には現在の時刻が見えており、案内に従い、手を掛ける部分にデッキが入ったD・パッドを接続する。
「安全性は確かですので緊張しなくてもよろしいですわ。安心してくださいな♪」
そして花が咲いたようなそんな綺麗なメラグの笑顔と共に装置が起動された――
*
「――ここは……?」
一瞬の浮遊感。虹色のリングを超えた先に広がっていたのは電子の世界に作り上げられたアカデミアのデュエル実技場。
天井のライトは本物のように煌びやかに輝いて自分たちを照らしており、とても電脳空間とは思えない本物とそん色変わらない光景に少々呆然としてしまう。
そして自分の周りには人影はなく、どうやら個別に飛ばされているようだ。
『――聞こえているかね? 諸君』
「……?」
『これは直接、電脳空間にダイブしているZクラス全員の意識へ向けて通信をさせてもらっている』
ふとルーク先生の声が聞こえ、周囲を見渡すがその姿も諸君と言える他の誰かもいない。
そして続いた言葉を確かめる様にリングから降りてリングの床やら壁に触れてみる。……本物と変わらない感触。
続いて自分の頬を撫で、そのまま髪の毛に触れてみる。
やはり腕を動かす感覚も肌の感触も現実と変わらないようだ。そしてついでと言わんばかりに自分の頬を少し引っ張ってみた。
「……いひゃい」
『一応、五感の全ては現実と同じように再現されている。
このバーチャル空間では現実の世界と何ら変わらない。同一でありながら疑似世界では誰もが現実と変わらないだろう。
まぁ、寸分狂わず正確に全てをデータ化するとこちらの負荷も大きいので大半は君たちの記憶からサルベージしている』
「っ……悪趣味」
現実と何ら変わらないということに少なからず感心したが最後にルーク先生が言ったことに驚きと軽蔑を抱く。
それはつまりこのバーチャル空間にダイブしている人間の記憶をのぞき見できるということに他ならないからだ。
『なお、この通信は反応が悪いので気を付けてくれたまえ。
その電脳空間では現実世界との時間の流れに相違がある。そちらで一日を過ごしても現実では数十分程度に設定しているのでな。
こうして通信している場合、君たちの意識に介入しているので違和感なく話すことが出来るだろう。
――では説明は以上だ。それぞれ、こちらで確認したレベルに応じたデュエリストをポップする。過去にプロデュエリストとして名をはせた者たちの当時のデッキをベースにエラッタされたカードに合わせて調整しているだけなので禁止カードも出てくるだろう。頑張ってくれたまえ』
『皆さま、頑張ってくださいな』
ルークからの説明が終わるとリングの上に光が集まりだした。
そして光が晴れて現れたのは一人の青年。端正な顔立ちに髪の色と同じ銀色のスーツを着こなしながら虚ろな目をした青年の前に私が立つと私を認識したように喋り始めた。
「――君が今回のチャレンジャーか」
「……」
「僕はエド、エド・フェニックス。さぁ、デュエルだ!!」
そんなこちらを見ていないような自己紹介と共に青年――エド・フェニックスは左腕に装着していた古いデュエルアカデミアのデュエルディスクを展開する。
エド・フェニックス。
確か、その名には確か教科書で聞き覚えがあった。
アイランド・デュエルアカデミアがデュエルアカデミア本校と呼ばれていた当時に在籍した学生のプロデュエリスト。
比較的レアリティの高いが今では量産され、その癖の強いカード群から今でも上級者向けのカードとして扱われている故人の父であるカードデザイナーがデザインしたオリジナルカテゴリ【D-HERO】の唯一の使い手。
「……」
それほどの実力者がいる以上、他はどうなっているのか少し気になるところだが今は集中してデュエルディスクを展開する。
互いが対面に立ったその時、戦いのゴングは鳴った――
「「デュエル(!!)」」
前書きでも改めて【無価値】です。
前書きでも言った通り、遅れた理由を説明します。
2月のある日のこと。
身内がPSO2で楽しそうにしているのを見て自分も軽くやってみようと思い、やっていました。
しかし、その身内に見つかって有無言わさず(レベリング、武器防具強化etc……)連れまわされ、書く時間が減少してしまいました。
書く暇があるならゲームをやれって感じだったので……他にも今回の話を何回も書き直したりしていたんですがさぽってたって言われても仕方がないかなと思ってます。すいません。
まさか、ここまで時間がとられてしまうとは……
この話の構成では当初、花恋視点で彼女が一人称で進めていく予定で中々難産でした。
よくよく、考えてみたら花恋は遊理とほとんど会話してるシーンがないので名前呼びにするか苗字呼びにするか性格的にも人当たりがよくないというアイドル向けじゃない性格だから悩みましたが君、さん付けの苗字呼びを基本にしました。
デッキに関しても【光子】軸にするか【光波】軸にするか、いろいろと悩みますがそれは次回ですね。
そして今回の話で出たVRデュエルシステム。今回は故人や引退したプロデュエリスト(一応、かなり劣化してる)とのデュエルでしたが他にも様々な案がありました。
ノア編で使われたデッキマスタールールを利用したモンスターに乗ってレースするライドデュエルとか拠点防衛線型デュエル【絶対決闘防衛線】とか。
前者のルールではノア編ではなかったデッキマスター制限があったりします。
レベル・ランク8以下で攻撃力3000以下、守備力2500以下のモンスターというルールのほか、モンスターによって作者が独断と偏見とつじつま合わせで決めたデッキマスター効果が使えます。
特徴としてはデッキのモンスターでは色とりどりで様々、何が出るかはお楽しみなのが多いです。
融合モンスターは単純なパンプアップやそれによるカウンターなどシンプルで強力な効果が、シンクロモンスターは融合モンスター同様に凡庸性が高いけどコンボ前提の効果が、エクシーズモンスターの場合は両方を兼ね備えた凡庸性の高い効果が多いです。これはルール効果として扱われるので以外にシビアな仕様です。
無論、デッキマスターは召喚条件を無視して召喚でき、また融合素材、シンクロ素材、エクシーズ素材になった場合、それらを素材としたモンスターにデッキマスターが移行するというルールやデッキマスターが存在しなくなった場合、《魂のリレー》の様に敗北するルールもあります。
他にもライドデュエルではゴール決めも行ってたり……とまぁ、やるとしたらその時にも説明しますが後は考えるな感じろですね。
【絶対決闘防衛線】はPSO2から思いつき、ルールはDM時代や御伽が開発したDDD――異次元を統べる悪魔王じゃなくてドラゴン・ダイス・ダンジョンもといダンジョン・ダイス・モンスターズを意識……したかったけどよく分からなかったのでGジェネを意識した仕様で行こうかな?
とりあえず、おおよその目的として一定時間の間、進行してくるモンスターを倒して拠点を防衛するというルールが基礎になるかなと思います。
……どんどん、遊戯王から離れてるな。
ちなみに、今回のVRプロデュエリスト戦では悩んだ末の当初、ガーディアン使いのラフェールにする予定でした。
しかし、D-HEROや機械天使の新しいカードが出るということで急遽、エド・フェニックスに対戦相手を変更。
……ディストピア・ガイは出せるかなぁ……?
ちなみに遊戯や海馬や城之内、十代に万丈目は無理です。デッキの完成度とドロー力、城之内はギャンブル力が異次元すぎるので再現不可です。
まぁ、色々リハビリもしなくちゃいけないし、今日の最強カードはありません。
ではこの辺で。