城下町のダンデライオン〜長男は魔法使い〜   作:ソール

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仕事で忙しいですが

仕事の合間にダンテライオンの話を考えてしまうほど、こっちが更新できそうです

めっちゃオリジナル展開になりましたがね


第十八話

真が燈だと判明してから一週間が過ぎて

夕方に家に帰って行く。真と葵と菜々緒と卯月と静流

 

「ふああ〜、眠い〜」

 

「兄さん、自分の実家で夜更かししすぎだよ?」

 

「仕方ないわよ葵?真に本当に帰る家族の家があったんだから?」

 

「誰だって楽しい時間は、夜更かししたくなりますよ?」

 

「本当の母親に会えたんだしな?」

 

実は真が燈だと正体をばらしてから一週間ずっとアイギスの店、燈の実家で泊まっていたのだ。

 

燈自身は、泊まると言っても実家に帰っていたであって、それが燈の帰る場所である

 

17年間も本当の母親にも会えず、本当の帰る場所も無かった彼にとっては、安らぎの場所だった

 

総一郎には、店長のところでお泊り会だと、嘘をついている

 

ちなみにこの一週間は燈にとって楽しい生活だった

菜々緒達もアイギスから魔法を教わるのと同時に、せっかくだからアイギスの店でバイトもしていた。夕方まではバイト、夜は魔法の訓練をしていた

 

それで3人の成果はというと

 

実は魔法には種類がある。

 

その一つの種類しか、彼女達は扱えなかった

ちなみに真はそのすべてを使えるが、あまり1種類の魔法しか使わない

 

卯月は、火や水や風や土など、属性を操る『エレメント魔法』を習得

 

エレメント魔法は、火や水など手で動かして起こしたり消したりなどできる魔法である

卯月はこの4属性だけでなく、雷などいろんな属性も操ることができた

さすがは生徒会長だけのことはあるだろう

 

菜々緒は、卯月みたいに属性は操れないが、いろんな武器を生成できる魔法『ウエポン魔法』を習得。

 

ウエポン魔法は、手からいろんな魔法で、武器を生成することの出来る魔法。

槍や銃や剣など、様々な武器を生成できる。

言うなれば、奏の能力と同じだが、彼女は金で生成するのであって、菜々緒は魔力で生成する

彼女だけは魔法だけでなく、身体能力魔法やいろんな武術をアイギスが教えている

 

静流は、彼女は制御しないと世間にバケモノ扱いされてしまう強力な魔法、いろんな動物になれる一部だけでも可能な魔法『キメラ魔法』

 

静流はこの一週間で背中に翼を生やす事のできる魔法を習得

 

と言ったようにそれぞれの種類を3人は覚えた。コレ以外の違う種類の魔法は残念ながら覚えられなかったため、この独自に覚えることのできた魔法をこれからの訓練で強くして行く

 

静流の魔法はあまりにも世間が見て驚いてしまうので、アイギスが制御できる魔法をかけてある

 

無論修行しているのは、この3人だけではない

 

葵もだ

 

葵の真の魔法で強化された能力『アブソリュートオーダー・テレキネシス』の修行をしている

正直彼女の修行は、菜々緒たちよりもかなり難しい

心で制御する能力だったため、彼女の心一つで強大なテレキネシスを放ってしまう、あの3人よりも強力な力を持っていた

 

もしかしたら真やアイギスもそれで倒されてしまうかもしれない。それだけ彼女が最高の戦力でもある。あとはそれを以下に制御出来るかが問題

 

 

もちろんその4人だけでなく

 

燈もだった

 

燈の修行は

 

正直修行とは言えなかった

なぜなら母であるアイギスと一対一の勝負を挑んだのだ

勝敗は5戦やってアイギスが3勝していて、燈は負けた

残りの2つで燈がアイギスに勝てたのは、燈直伝の格闘術でアイギスに勝ったからだ。アイギスも格闘術を覚えているが、燈の身体能力には勝てなかった。ほぼ自分の夫の薫と同じ並外れた身体能力を息子である燈に受け継いで居る為、魔法でなければ燈には勝てなかった

 

というように、みんなも自分それぞれの魔法をこの一週間で会得した

 

「はあ〜、もっと訓練したいな〜〜」

 

「わかっていると思うが?3人は人前で魔法は使うなよ?使っていいのは自分のみを守るだけにしてくれ?」

 

この3人は王家ではない。

その関係者ではない3人が能力ならまだしも、魔法なんて物を持っていれば国中がパニックになる為、なるべく隠すように真は言う

 

3人が自分の為にリリスを止める手助けしてくれるのは嬉しいが、これは内密にしていることであり、世間に知らしめるわけにはいかなかった

 

もちろん親や家族にも秘密にしなくてはならない

 

「いろいろ面倒なルールもあるが、最低でも守る様に?いいな?」

 

「「「ええ!!(はい)(あいよ)!!」」」

 

「それじゃあまた明日な?」

 

「ああ、じゃあね?」

 

「また明日です!」

 

「そんじゃ!」

 

ルールだけ言い渡して、卯月達と別れた

 

「それじゃあ一週間ぶりに帰るか?あの我が家に?」

 

「うん」

 

真と葵も久しぶりの我が家に帰る

あれから一週間もいなかったが、果たしてあの兄妹たちにどう迎えられるか

実はあの家族には、突然アイギスの家に泊まると言ったのだ

 

だから久しぶりに会いたがっているに違いない

 

ただこの一週間なにをしてたかの質問は覚悟したほうがいいと思う真だった

 

そして我が家に着き

 

「「ただいま」」

 

と玄関を開けると

 

「「お帰りなさい!!」」

 

玄関の前で光と栞が出て来た

 

「ただいま二人とも?久しぶりだな?」

 

真は右手で栞を抱き上げる。

 

「お兄ちゃん!ズルいよ!!アイギスさんのところで葵お姉ちゃんとお泊りだなんて!!」

 

「仕方ないだろ光?俺の魔法の師匠でもあるんだから、俺にとっては魔法合宿みたいなものだ?」

 

遊びに行った事に文句を言う光、本当は実家に帰っただけという心のツッコミをしていた。無論正体をバレる訳にもいかないため、あえて言わなかった

 

「あら?お帰りなさい?真?葵?」

 

「五・・・・・・母さんただいま」

 

「真?今あんた?私のことを五月って呼ぼうとしたわよね?あたしはこれでもあんたの母親だけど?」

 

「大丈夫だって!!母さん!俺の本当の母じゃなくても俺の母さんだから!」

 

一週間アイギスのところで過ごしていたため、もうアイギスのことを母さんって呼んで以来、五月のことは、名前で呼ぶ様になってしまった

 

「お?兄貴?姉貴?お帰り?久しぶりに帰ってきたんだな?」

 

「ええ?修ちゃんたちは、私たちの居ない間に選挙はどう?」

 

「ああ、俺は佐藤と一緒に町でアピールしているし、茜たちも相当頑張っているぞ?」

 

どうやら、真達がいない間にも、他の兄妹たちは選挙活動していた

 

「どうやら俺らがいなくても大丈夫みたいだな?」

 

「そういう兄貴は楽しかったか?菜々緒先輩たちや女の子たちに囲まれたお泊り会は?」

 

修がニヤニヤしながら、如何わしい言い方で真をおちょくる

 

 

「ああ、とても楽しかったよ?また明日もアイギス師匠のところに行くんだ?」

 

「!?」

 

真はいい笑顔で返事した。真が笑顔なのは初めてだったし、何よりちゃかされたのにも関わらず、怒らず笑顔で返事した

 

修はその姿にびっくりした。まるで真が真じゃないような別人にような感じだった

真はそのまま自分の部屋がある2階へ行く

 

「なあ母さん?兄貴変わった?兄貴が今別人に見えたけど?」

 

「私も、なんか前より生き生きしているような、なんかまた一段と変わったわ」

 

燈が本当の家族に出会えたことなど知らない修と五月には、真が一段と変わったように見えた

 

「お!真久しぶりだな!!」

 

2階で総一郎と出会う真

 

「ただいま総一・・・・・・父さん」

 

「なんだ?今名前で呼ぼうとしたろ?普通に父さんって言ってくれよ?私はお前の父親でもあるんだから?」

 

「ああ、すまん」

 

相当クセになっているようで、アイギスが本当の母親だと知って以来

総一郎と五月を名前で呼んでしまう

 

まだ二人にはバレる訳にもいかないし

 

菜々緒達には正体を明かさないようにはしろとは言うものの、自分から正体を明かしてしまうところだった

 

「真!ごはんにするから降りてらっしゃい!」

 

「ああ!今行く!」

 

「じゃあアイギスさんの家でなにをしたかは食事で話そうか?」

 

「ああ」

 

とりあえず実家に帰った事は食事しながら話す事にした

 

 

 

 

 

 

*********************

 

 

 

 

 

 

 

 

夕飯では、久しぶりに真と葵が帰ってくるということで、今日の夕飯は二人の好きな食べ物になった。ちなみに真の好きな料理は『シチュー』、

 

「ほう!葵もバイトしていたのか?」

 

「うん、別にいいでしょ?バイトしても?私も兄さんも本好きだから、一度本屋のバイトしてみたかったの?」

 

「まあ、別に構わないさ?社会に出る前にいい勉強になる」

 

夕飯をありつけながら、一週間アイギスの家でなにをしていたかを話している

 

「兄さん?最近アイギスさんの所に行く事多いわね?」

 

「まあな、あの人や葵達と一緒にバイトしているのが楽しいし、選挙活動や王子らいく振る舞うより、もの凄く充実しているよ?」

 

「いいな!!兄さん!!」

 

「私たちも行きたかった!!」

 

「私も行きたい・・」

 

「明日連れっててやるよ?」

 

奏の質問に笑顔で答える

岬や光や栞も羨ましく、アイギスと遊びたかったらしい

本当は実家に帰ってたなんて言えないが、秘密にしていること以外で話していた

 

「ところで真?そのアイギスさんはお前が私たちの本当の家族じゃないってこと知っているのか?」

 

「ああ、知っているよ父さん。あの人はいい人だから、国民の人に言わないさ?」

 

「そうか、実は明日そのアイギスさんに会いに行きたいんだが?住所を教えてくれないか?」

 

「「!?」」

 

総一郎の『アイギスに会いに行きたい』と言う言葉に葵と真は驚いた

 

とうとう来たのだ。総一郎自身からアイギスに会いに行く事に

その言葉を聞いて葵と真は驚かずにはいられなかった。ヘタをすれば燈の正体もリリスのことも知られる。たぶん総一郎は友人である薫の奥さんに会ってみたいがために言っているのだろう

 

「明日か?」

 

「ああ、忙しいなら日を変えるが?」

 

「いや、今電話して確認してみる?」

 

「ああ、頼む」

 

真は一旦食事をやめ、部屋を出て自分の携帯で電話をする

 

「葵?お前も?」

 

「うん」

 

葵も一緒に出て行く

葵も事情を知っている人間の一人なため、この状況を一緒にアイギスに説明する

 

「なんで葵お姉ちゃんも出たのかな?」

 

「さあ?」

 

「そういえば最近真兄さん?葵姐さんを連れてアイギスさんのところに行く事が多いわね?」

 

「なにしているんだろうな?二人とも?」

 

修や奏や茜たちも二人でなにかコソコソしていることに違和感を持ち始めた

どうやら秘密はすぐにでもバレるものらしい

 

 

そして真はアイギスに電話をする

 

ブ〜〜〜ン、ブ〜〜〜ン、ガチャ

 

『はい?』

 

「あ〜〜、母さん?俺だけど?」

 

『おや燈?どうかしたのか?電話にかけてきて?』

 

「実は・・・・明日総一郎が母さんに会いたいなんて言うんだ?」

 

『なるほど?、遂にその日が来たのか』

 

アイギスもいつかはその日が来るだろうと、予想は付いていた

 

「アイギスさん?葵です!」

 

『葵ちゃんか?』

 

燈は葵に携帯を渡して、状況説明している

アイギスには一番伝えなければならないのは、総一郎と五月が、薫とは高校時代の友人だと言う事、その友人の薫の奥さんに会いたいということを伝えた

 

『なるほど、陛下たちは学生時代の薫の友人だったのか?』

 

「はい、たぶんいろんなことを話さなければなりません」

 

『そうだろうな・・・・』

 

いろんな話とは

まず、アイギスが魔女だと言う事や真が自分の本当の息子朝比奈・燈だと言う事

更にリリスと言う魔女に狙われている事

 

信じてくれるはずないことばかり、これを話すにしても、信じてくれるか

 

まずは魔女自体を信じてくれるかでも変わる話だった

 

そんな話を、ついに一般人に話さなくてはならないのだ

 

『わかった。明日すべて話すとしよう』

 

なんと、アイギス自身がその信じられない話をするようだ

 

「え!?本気ですか!?アイギスさん!!?」

 

「どうした?」

 

「アイギスさんが、すべて話すって!!」

 

「なに!?」

 

アイギスの伝言に驚く燈

そんなことすれば、総一郎と五月やあの家族がリリスの戦いに巻き込まれるだろう

 

そんなこと燈が認めるはずなかった

 

燈は葵に携帯を返してもらい、アイギスに再び話す

 

「本気か!?母さん!!」

 

『本気よ?それに私も言いたい事があるの?陛下たち二人に?』

 

「それはなんだ?」

 

『それは明日言うわ?』

 

「明日って?なにを言うつもりだよ?」

 

『とにかく、真は菜々緒ちゃんたちも呼んで?』

 

「なんで?」

 

『彼女たちにとっても大事な話よ?私の大切な弟子でもあるわ?』

 

弟子にも聞いてもらいたいほど、大事な話をするらしい

内容は不明だが

 

「わかった。明日総一郎たちはいつ連れて来ればいい?」

 

『そうね・・・・夕方4時でいいかしら?それまでには菜々緒ちゃんたちもね?』

 

「ああ、わかった」

 

燈は通話を切り、葵の方を向いた

 

「どうだったの?」

 

「とんでもないことを言いそうだよ母さん?菜々緒達も呼べだって?」

 

「どうして?」

 

「わからない。とにかく明日に4時に総一郎を連れて来るから?葵はそれまでに菜々緒達を呼んで連れて来てくれ?」

 

「わかった」

 

とりあえず、アイギスの会談はすることには決まった

 

果たしてアイギスはなにを王様と王妃に話すのであろうか・・・・

燈は嫌な予感はした。ただでさえ秘密にしていたことがかなり多くバレている。このまま住民にバレるような真似されたら、最も最悪だし、パニックになるだろう

 

この国が魔女に狙われるなど、もはや脅威でしかない

 

一体なにを話すのだろうか、気になって寝むれもしない燈だった

 

 

 

 

 

 

 

*************************

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日

 

夕方4:00

黒い車が商店街に止められていた。

 

「ほう?これが薫が経営していたマジックブックスって言う本屋なのか?」

 

「ああ」

 

「商店街でやっていたのね?薫くん?」

 

真は総一郎と五月を、アイギスのいる本屋に場所に案内していた。二人は元は薫の店だと言う事は知っているらしい

 

「それじゃあ中に入るぞ?」

 

「ああ」

 

真は中に案内し、二人を店内に入れる

そして中に入る

 

「ほお!すごいな!まるで図書館だな?」

 

「本当ね?とても本屋とは思えないわ」

 

二人は店内の中に見て驚いていた

すると、奥から

 

「いらしゃいませ?国王陛下方?」

 

アイギスが奥から出てきた。ちゃんと二人に礼儀をし、お辞儀をする

 

「初めまして国王陛下?私が薫の妻の朝比奈・アイギスです」

 

「これは初めまして、いつも真や葵がバイトでお世話になっています!」

 

「いえいえ、別に構いません。二人はいい子ですよ?」

 

「櫻田・五月です。先日の海の件でもありがとうございました」

 

「とんでもございません王妃様?私は王家の兄妹方と遊べて楽しかったですよ?」

 

お互い、感謝を言いながら自己紹介をした

実はここに連れて来たのは総一郎と五月だけでない

実は燈はもう一人を連れていた

 

「アイギスさん!」

 

「いらっしゃい栞様?私に会いたくなりましたか?」

 

「はい!もっとたくさんアイギスさんと遊びたいです!」

 

栞も連れて来ていたのだ

なぜ、こんな幼い彼女を連れて来たのかは理由がある

それはある話を証言してもらうためだ

 

「さ?とりあえず中で話しましょうか?」

 

「ええ、お願いします」

 

アイギスは3人を奥に案内する

遂に会談が始まろうとしていたのだ

 

母親が陛下二人になにを話すか、燈はドキドキしていた

 

「それでは、どうぞ?」

 

「「「こんばんは!!!」」」

 

「いらっしゃいお母さんお父さん?」

 

奥に入ると、葵と菜々緒達が部屋で待っていた

 

「あれ?どうして葵が?それに・・・・・・」

 

「初めまして!陛下!私は真の友人の菜々緒です!」

 

「同じく卯月です!」

 

「静流です!」

 

「お!君たちがか!いつも真がお世話になっている!」

 

「い、いいえ!!こちらこそ!!」

 

「陛下に感謝を言われるのは・・・・」

 

「光栄です・・・」

 

菜々緒達は生で国王陛下に会うのは初めてなため、緊張していた

 

「3人とも?普通にな?今日はプライベートで来ているから?普通で頼むな?」

 

「え、ああうん」

 

とりあえず、真は3人を落ち着かせる。葵は栞が連れて来ている事に気づき、葵は真に近づき、つれて来た理由を聞く

 

「どうして?栞を?」

 

「あの子はもし秘密を聞いても、そのまま秘密にしてくれるいい子だ?それに栞にはやってもらいたいことがある」

 

「なに?」

 

「それは会談をやってからだ?」

 

難しい話についていけるか、まだそんな話を栞にしていいものではないのは燈は承知だが、それでも彼女の力が必要だった

 

そしてアイギスは部屋に置いてあったソファーに座り自分の膝の上に栞を置く、総一郎や五月ももう一つのソファーに座り、会談が始まろうとしていた

 

「まずは、二人をここでバイトさせてありがとうございます」

 

「いえ、構いませんよ陛下?今日はどのようなことで私の元へ?」

 

「ええ、私はあなたが探している息子さんの『朝比奈・燈』を私たちも協力するためにここに来ました。アイギスさんは私の友人薫の奥さんだと真から聞きました?あなたが薫の奥さんですか?」

 

「ええ、私は薫に16の時に拾われ、私は彼と一緒に住み、結婚して彼の間の幼い子を生みました。ですがその後私の夫は亡くなりました」

 

「そうですか、私と五月さんは彼とは友人でした。なにをして亡くなったのかも詳細はわかりませんでした。ですが私は友人の息子さんを探して見つたいのです。私と五月さんは学生時代の頃、彼に助けられました。その恩をあなたの息子さんを見つける事で返したいのです」

 

どうやら、行方不明なっているアイギスの息子の朝比奈・燈を探す話らしい

 

友人である恩を返したいがために、息子を探すためらしい

 

だが、もうここにいる。ここにいる櫻田・真こと朝比奈・燈が

それを聞いて、菜々緒たちや葵は冷や汗をかきながら『もうここにいます』と何も知らない国王と王妃に心でツッコミした

 

ここに息子がいるなんて、誰も気づかないだろう

 

「それはありがとうございます。天国に行った夫も喜びます」

 

アイギスはお礼は言うが、遂に燈が嫌な予感が的中していた

 

「ですが、その必要はありません」

 

「「え??」」

 

「・・・・・・」

 

燈は声には出さないが、顔で『ほらな?』みたいな呆れた顔した

こんな時のために栞を用意して正解だと燈は思った

 

「必要はありませんと言うのはどういうことですか?」

 

「その言葉の意味です。もう見つかりましたから?」

 

「「ええ!?」」

 

アイギスのその言葉に驚く国王と王妃

他の4人である葵と菜々緒たちも、アイギスの言葉に感づいた

なんで燈が栞を用意するのか

 

それは

 

アイギスが真の正体をバラすからだ

 

最初から秘密にする気もなかったのだろう

それに正体をバラすだけではないと5人は気づいた

 

「どこにですか!?」

 

「陛下たちがいつも一緒にいるではありませんか?櫻田家の偽物長男、櫻田・真が?」

 

「なに!?」

 

「真!?本当なの?」

 

アイギスの衝撃の言葉を聞き、二人は真の方を向く

 

「はあ〜〜」

 

真はため息をしながら、歩き出した

あれほど言うなと言ったのにも関わらず、あれほど巻き込むなと言ったのにも関わらず正体をばらしたこのバカ母親の方へ歩き

 

「誰が偽物長男だよ?母さん?口が悪いぞ?」

 

「あれそう?ごめんなさい。次から気をつけるわ」

 

「真?今母さんって?」

 

「オヤジ?いや総一郎?俺の本当の名は朝比奈・燈で間違ってないぞ?」

 

もうここまで来ては隠す事もできないと自分自ら正体をばらすことにした

 

「お兄ちゃん?アイギスさんの子なの?」

 

「ああ、栞?このネックレスに会話してごらん?」

 

「うん」

 

栞の能力『ソウルメイト』を使って、真が出したのは赤ん坊の頃から首に付けていたネックレスだった。1歳に頃にプレゼントされたネックレスは櫻田家に拾われる前の記憶があるはず、栞の能力を使い、ネックレスに話をかければ、真が燈だとわかるはず。ネックレスは燈の物だから

 

「それは!真が赤ん坊の頃から付けていたネックレス!?」

 

五月もそのネックレスのことに関しては知っていたらしい。母親になったばかりの頃の拾った赤ん坊の真を抱いたのは五月だから、よく覚えていた

 

(あなたは兄さんのネックレスさん?)

 

(初めまして?栞様?私は燈のネックレスです)

 

(真お兄ちゃんが、アイギスさんの子って本当なの?)

 

(はい、私は1歳の誕生日にアイギス様に作られました。彼が朝比奈・燈で間違いありません)

 

栞はネックレスと会話して、自分の兄がアイギスの子だと理解し、会話を止めた

 

「どう栞?あのネックレスが真はアイギスさんの子って?」

 

「うん、間違いないみたい。ネックレスさんはお兄ちゃんの1歳の誕生日の時からずっとお兄ちゃんの側に居たんだって?」

 

「真が・・・・・アイギスさんの子」

 

「信じられないかもしれないが総一郎?俺はこの人の息子なんだ?あんたの友人の子だよ?」

 

「確かに拾ってから、どこかしら薫に似ているとは思ってはいたが、まさか親子だったなんて」

 

総一郎は前々から、真の友人と似ているとは思っていた

だが

まさかその友人の息子だなんて思っても見なかった

 

「それで、真いや・・・・燈が見つかったあなたはどうするのですか?」

 

「無論、私の息子は返してもらう」

 

「「「「!!!!」」」」

 

「・・・・・」

 

そう来るだろうと5人は思っていた。

行方不明だぅた息子を返す以外他に無いだろう。17年も行方不明で心配だったのだ。誰だって母親として息子が返してほしいぐらい当たり前なのだ

 

「陛下たちが私の息子を王家として国民に発表したことは知っている。それでも私の息子には代わりは無い。あの子は私の子だ?陛下の子では無い。だから返してもらおう?」

 

「しかし・・・彼にまだ選挙が・・・・」

 

燈は、国民では王家の真として知られている。今は王様を決める選挙中、元々真自身が断って入るが、急な話で国王である総一郎も困った

そんな急な話をのみたくても、状況が状況だから返すことなんてできなかった

 

「どうしても返さないと言うなら」

 

次の瞬間、開いていた窓や扉は突然バタン!!と閉められガチャ!!と鍵を閉められ

アイギスの回りから六つの剣が浮いていた

 

これは脅しだ。もしも自分の子を渡さないなら、この場で殺すという。脅しだった

 

「これは!?」

 

「真と同じ魔法!?」

 

二人はその周囲の光景を見て、すぐに真と同じ魔法だと気づいた

 

「あなたは一体!?」

 

「燈が普通に生まれて魔法なんて覚えるわけありませんわ?私は魔女なんです陛下?」

 

「魔女!?」

 

「ええ、あなた方がこの世に王家という存在が居て特殊能力を持っているように、魔女も魔法もこの世に存在するのです?」

 

アイギスも自ら魔法を使い、自分が魔女だと信じさせる為に、わざわざ脅しまでしてでも信させようとする

 

「この状況を理解できますよね?私の息子を返さないのであれば、今ここでお二人を殺します!それが嫌でしたら?私の息子を返しなさい!!」

 

完全に脅しに入り、遂に殺すという言葉まで発した

今までアイギスが怒った事は無いが、今初めて怒り出し、二人を脅したのだ

ヘタすればこの国を敵に回すというのに、そんなことを恐れるわけもなく、息子が帰ってくるのであれば、この国に戦争しても構わないほどの覚悟があった

 

 

だが

 

「母さん?冗談はそれぐらいでな?葵?菜々緒達も?」

 

「ええ」

 

「わかったわ」

 

「はい」

 

「あいよ」

 

真は脅しを止める。浮いていた剣を葵たちが破壊する

葵は能力を使い、菜々緒達は自分で習得した魔法で破壊する

葵が『壊れなさない!』と言う言葉を発して壊れ

菜々緒は手から刀を出して浮いていた剣を破壊し

卯月は手から雷を出して破壊し

静流は手の爪を獣の爪に変え、剣を引っ掻き破壊する

 

「あら?冗談だって気づいたの?」

 

「バレバレだ母さん?あんたがそんなマネするわけないだろ?それに前に『息子を拾って育ててくれた総一郎に感謝したい』って言ったろ?なのに脅してどうするんだよ!?」

 

「私が魔女だとわかってもらうためよ?」

 

「バカ言ってんな?ほら?栞が怖がっているじゃんかよ!?」

 

「アイギスさん?・・・お母さんたちを殺さないで?」

 

「ごめんね栞ちゃん?冗談が過ぎたわ?陛下たちにも過ぎたマネをしました?申し訳ありません」

 

「びっくりしましたよ〜」

 

「ところで今菜々緒ちゃんたちも魔法を使いませんでしたか?」

 

アイギスは二人に謝罪する。だが五月は剣を破壊した葵たちが魔法らしき物を使っていることに気づいた

 

「それについては説明するよ?」

 

燈が二人に、なぜ菜々緒達や葵が魔法を持っているのかを説明する

ここから先は長い話が続き、今まで真に起きた出来事ももう一人の魔女リリスに燈が狙われていることも話した

 

「なるほど、そのリリスという魔女が真・・いや燈を狙っているわけですね?」

 

「はい陛下、ですから勝手ではありますが、彼女たちは命までかけてもらってまで燈を助けたいと私の弟子になりました?」

 

「弟子というのは魔法のですか?」

 

「はい王妃様、リリスは魔法でなきゃ倒せないケースもあります。無論誰でも習えるわけではありません。お二人は燈の魔法に関してわかっていることはありますか?」

 

「私たちは燈が魔法を扱えるまでしかわかっていません」

 

「実は、あの子は人に魔法を扱えさせる体に、つまりは魔法の素質の無い者に魔力を持たせる魔法を持っているのです」

 

「なに!?」

 

「じゃあ菜々緒ちゃん達は!?」

 

「はい、燈はあの子達に魔法を与えてしまい。あの子達は燈と同じ『魔法使い』です」

 

「燈に・・・そんな」

 

「私もよ?お母さん?」

 

「葵も魔法使いなの!?」

 

「いえ、葵ちゃんは能力を強化されたのです?」

 

「強化?」

 

「はい、あの子の能力『アブソリュート・オーダー』なのはわかりますね?」

 

「知っていたのですか!?葵の本当の能力を!?」

 

「彼女が話してくれました。葵ちゃんの能力は人を命令する魔法ですよね?」

 

「ええ」

 

「燈は櫻田家の能力を強化する魔法も持っています。葵ちゃんはその魔法で強化され、『アブソリュート・オーダー・テレキネシス』と言い。人に命令だけでなく、葵ちゃんの言葉で精神コントロールや分子を操ることができる強力なテレキネシスを放つのです」

 

「葵が!?」

 

「それじゃあまるで葵が超能力者じゃない・・そうなの葵?」

 

「うん、さあ?『浮いて』?」

 

葵が能力を使い、アイギスの座っていたソファーに命令する

 

すると

 

「す、すごい・・・」

 

「夢でも見てるみたい・・・」

 

葵の命令通り、アイギスの座っているソファーが浮かぶ。ソファーの足には葵の能力の青い光が目で見えるほど流れていた

 

「私が言いたいのは燈がリリスという魔女に狙われていますので、これからはあなた方の家族が標的になってしまうと警告を言っているのです。魔女も魔法もここに存在しています。一般人である陛下たちを巻き込みたくないと私の息子は言ってます。どうか息子を返していただけないだろうか陛下?私の提案ではあるがあの家に燈を置けばたちまちリリスが襲いかかるのではないかと思っている。このお願いを聞いてくれないでしょうか・・・」

 

「ふむ・・・・・」

 

総一郎は考えていた

燈の身の危険はこれからも続く。

つまりは燈を家に置けば、自分たちをの家族を戦闘に巻き起んでしまう

 

だが

 

自分の家族を守る為に、義理の息子を手放せと言うのか

 

だから

 

「もう少し待っていただけないでしょうか?」

 

「「「「!?」」」」」

 

「総ちゃん!?」

 

総一郎の言葉に皆驚いた

自分の家族を守る為に息子を手放せなど、彼にはできなかった

だが

ここが彼の本当の家だとは知っている

彼に本当の親が今居るなら、彼をここへ返してあげたい

 

でも、身の危険があるというのに、自分の家族を巻き込みたくないためだけに自分の息子を見捨てたくなかった

 

「もう少しというのは?」

 

「彼は王族の櫻田・真として、国民に知られています。今は国王を決める選挙中です。どうかその発表まで待っては貰えないでしょうか?そのあとはあなたの息子さんをお返しすることを約束します」

 

「そうか、私はありがたい話だが、そうなれば国民・・・いや・・・世界には・・」

 

「はい、真の正体だけでなく、魔法が実在していることも全世界に明かします」

 

「「「「!?」」」」

 

「「・・・・・」」

 

櫻田家を出て行くことは覚悟していたし、いつか国民の人に明かさなければならないことも知っていた。その日がついに来たのだ。選挙の発表の日に真の正体をバラし魔法も実在すると世界や国民やまだ知らないあの兄妹たちに発表する

 

「あなたのことも魔女だと発表しても構わないでしょうか?」

 

「もちろん構わない。国民や世界が私を悪い目で見るかもしれないが、息子が帰ってくるなら覚悟しよう」

 

世界にとっては魔女は悪、そんな危険な存在を彼らは放っておくだろうか

たちまち誰かが、魔女狩りをしろ言うかもしれない

 

「ですが、もう一つお願いがあります」

 

「なんですか?」

 

「私たちもそのリリスという魔女を止める手伝いをさせてください」

 

「なに!?」

 

「総ちゃん本気!?」

 

「お父さん!!相手は魔女だよ!!?」

 

「わかっている葵。相手が私たちのような一般で使える武器を使っても止められるかはわからない。だが、それでも選挙が終わったあとは、普通に二人で平和に過ごしてもらいたいんだ。私は薫を助けられなかった。もう二度も大切な者を失いたくないのだ」

 

「・・・・・・」

 

王様ではなく、父親として、協力したかったのであろう

薫になにを助けてもらったかは知らないが、相当に力になりたいらしい

燈もこのままあの家族の側に離れたくないのも心にあった

 

あの心地よくて、命より大切なあの家族を本当の兄でもない自分を兄で居てくれた

本当の家族のところにも帰りたいが・・・・・

 

この家族とも別れたくない

 

なら

 

「母さん?俺は・・・・・・・あの家族とは離れたくない」

 

「「「「!?」」」」

 

「燈?君の気持ちもわかる。だが私たち魔女だ。櫻田家王家の人間を巻き込めば大変なことになる」

 

魔女の血を引いた朝比奈家と

王家の櫻田家と一緒に居てはならない

 

その理由は朝比奈家が魔女だからだ。魔女は災害をもたらし国民に害を与える悪な存在

そんな存在が王家に一緒にいれば、王家が魔女に呪われていないかと勘違いする外国も出て来るはず

そうなれば・・・・王家に迷惑がかかる

 

だが、

 

「じゃあ、俺から提案がある」

 

「なんだい?」

 

「オヤジ?父さんの所属していた国王警備隊第零空挺師団特殊部隊はどうなった?」

 

「え!?なんでそれを!?」

 

「父さんが所属していた自衛隊はオヤジの警備隊だってことぐらい、城の情報網を調べればすぐにわかる。それで?オヤジが特殊部隊やめた後どうなった?」

 

「そのあとは・・・・・その部隊は解散した。リーダーである薫が突然やめたいと言い出して、本屋をやりたいって言ってやめて解散したんだ?」

 

「他の部下達は?」

 

「他の部下達は違う部隊が引き取った。部下達もいきなり薫が部隊の隊長やめて、ガッカリした人も居る」

 

実は朝比奈・薫は、国王警備隊の隊長だった。戦力もすごく彼はリーダーシップが強かった。彼を『シャイニング・ソルジャー』とも言われた。

だが、突然彼は警備隊をやめて、本屋に転職したのだ

 

「それは・・・・・まさか私と一緒に暮らすために、やめたことか・・・」

 

アイギスと一緒に暮らす為には、王族たちに魔女の関わりを出さないために薫はやめたのだ

 

「なるほどね?だが都合貝がいい」

 

「なにがだ?」

 

燈は魔女が悪なら

 

「オヤジ?オヤジが所属していた特殊部隊。国王警備隊第零空挺師団特殊部隊を再結成してくれ?」

 

「なに!?」

 

「リーダーは俺の母アイギスで、メンバーは俺と葵と菜々緒と卯月と静流と言った。魔法を扱う特殊部隊として再結成してくれ?」

 

「真!!なにをするつもりだ?」

 

「魔女は世界では悪なんだろ?だったら魔女であるアイギスを王家の管理下として置けばいい?」

 

「私を王家の管理下に!?」

 

燈は王家の管理下に置くと言うのは、つまり櫻田家は魔法を扱う魔女を部下としてやっとているとうこと世間に知らしめることで、魔女は王家の兵士として世界に害はないと知らしめるつもりだ

 

「オヤジ?俺はあの家族とも離れたくないし、本当の家族とも居たい。そのわがままを可能にするには、俺たち家族を王国の兵士として王家の管理下に置けばいい。そうすればどちらとも俺は家族とも入れる」

 

「つまり私たちがお父さんたちの警備隊になるってこと兄さん?」

 

「そういうことだ?どうせリリスは俺たちを狙うのなら、立ち向かうまでだ。良かったな菜々緒?これでもう就職見つかったぞ?」

 

「本気!?真!?」

 

「本気さ?魔法なんてものがあるなら、誰かのために使うべきだ?で?どうなんだ?引き受けてくれるのか?ダメなのかどっちなんだ?」

 

「それは願ってもいないことだ。お前がウチにまだ居てくれるなら、なんだっていい。アイギスさんはどうですか?私たちの警備隊に入りませんか?」

 

「もちろん構いません。夫の残した本屋を続けながらでも構わないのでしたら?」

 

「ありがとうございます。では明日から真達を国王警備隊第零空挺師団特殊部隊のメンバーとしてお願いします」

 

「いえ、こちらこそ」

 

こうしてアイギスや菜々緒達は総一郎の国王警備隊として働くことを決定した

 

「ただ、条件があります」

 

「なんですか?」

 

ここでもアイギスはある要求が出た

それは

 

「リーダーは私ではなく、燈にしてもらいたい」

 

「は!?母さん!?なにを言っているんだ!?」

 

「今決めた事よ燈?私にはリーダーシップはないわ。あなたならリーダーシップとしてできる、それに葵ちゃんたちもその方がいいだろ?燈をリーダーにした方がやりやすいだろ?」

 

「ええ」

 

「まあ、真ならな」

 

「いつもやってくれてますし」

 

「指示うまいもんな〜、真は?」

 

「おい!?マジで言っているのか!?」

 

「マジだよ?陛下リーダーは燈にお願いします」

 

「わかりました。では頼むぞ?隊長さん?」

 

「おいマジか!?」

 

国王警備隊第零空挺師団特殊部隊のリーダーは燈に変更した

 

「さ?どうする隊長さん?」

 

「たく、そうだな・・・・・・この部隊の名前長いから変えようか?」

 

「なににします?」

 

「そうだな・・・・・・・『キング・ウィザーズ(王の魔法使い達)』ってどうだ?」

 

こうして王族含む。国王警備隊第零空挺師団特殊部隊

 

キング・ウィザーズが新たな部隊として結成された

 

 

「オヤジ、修たちには言わないでやってくれ?」

 

「なにをだ?」

 

「俺がアイギスの子だと言うことだよ?」

 

「なんで?」

 

「面倒だからだ。あいつら口が軽いからなんでも言っちまいそうだ」

 

「光や岬はそうかもね・・・・・」

 

「栞もこれは内緒な?」

 

「うん」

 

まだ兄妹たちには内緒にするつもりらしい

 

とにかくアイギスと総一郎たちが仲良く出来てよかったと燈は思っている

 

「お互い母親として苦労しますね?アイギスさん?」

 

「燈のわがままは大変苦労しますからね?王妃様?」

 

「普通に五月と呼んでください?アイギスさん?」

 

「なら、私もさん付けはいらないから、普通に呼んでください」

 

もうさっそく母親同士で仲良くやっていた

会ったばかりなのに、母親って恐ろしいと燈は思った

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