叔母との家族喧嘩はこれで終わり、曽和は病院に送り、国民を再び城の中に入れて、先ほどの騒動を止めないとならない。魔法と思われる現象は起きたため、仕方がなく犯罪者の攻撃だと説明するしかない
そのため。この後すぐに演説の続きをする
まだ燈の演説途中だ。彼の演説はまだ終わってない上に、話さないとならないことを全て明かす
「国民の皆様、呼吸等は大丈夫でしょうか?私の魔法でなんとか治せたと思いますが、行き届いていないなら、後で自分に申し付けください。先ほどの呼吸困難は犯罪者によるものです。察しの良い方はお気づきと思いますが、魔女の犯罪者による者です」
「おい兄貴!?」
「全部話した方がいい。秘密をするのはこれで終わりだ」
自分の評判を更に悪くするようだが、それでも叔母がやったとは言わないが、悪い魔女と言う犯罪者がやったと説明する
余計魔女の国の評判を悪くする言い方だが、区別を持ってもらうために、あえて先ほどの出来事の発端を伝える
当然ながら国民は更に不安を出すようなざわつきを見せる
「魔女の中には魔法を悪質に使う者がいます。そんな人たちはセイラム王国も国外に出て、その魔女を捕らえて処罰します。そう言った類もあることをわかっていただきたい」
「滅多にはないのだけどね」
「そうなの?」
「一年にたった・・・数人ってところね。海外で魔法なんて使われたら、より治安も評判も悪く思われるからね。こればかりは私たちの王国の仕事なの」
セイラム王国は本当に治安としても問題のない。国外との繋がりを一才途絶えただけのただの平和な国だ。しかしだ。魔女は特に欲に溺れやすい。それが原因で海外で魔法を使って悪質な事件を起こそうとする者も居る
ただでさえセイラム王国は危険な国だと思われているくらいだ。これ以上評判を悪くして、国外から攻められるなんてことがあっては困るため、少しでも自分達がただ平和を過ごしたいだけ、評判を悪くしないために国外で別の魔女が犯罪が起こるなら、それを対処するのもセイラム王国の仕事であると、燈の口から説明した
「どうか信じて欲しい。国外の人たちも。セイラム王国は平和を望む。犯罪を起こす魔女が我々が対処している。私を否定しても構わない。だけど他の魔女の王国は信じて欲しい。我々が欲しいのは平和のみ、それをわかって頂きたい」
「「「「・・・・・・・・」」」」
過酷な歴史を持つ魔女たちは。もう争いごとにはうんざりだ。だから平和に生きたい。しかし、中には叔母のように復讐やら欲望なりで犯罪を犯す魔女も居る。それは同国で対処する。平和に生きる分の働きはする。セイラム王国をどうか恐れないで欲しいと
どうか理解して貰うことだけを彼は祈った
だが、やっぱり難しい。さっきで国民はかなり苦しんだ。叔母の魔法のせいで。いきなり信じて貰ってもなかなかに理解はして貰えなかった
だが、そこへ
「兄貴。悪い」
「ん?修?」
突然、燈の演説途中で修が何か言いたいのか、マイクを無理矢理燈から取る。演説中に無理矢理マイクを取るくらいだ。何か考えのことだろう
国民があまり納得しない中、何を言うのだろうか
「国民の皆様、そんなに信用できませんか?兄貴がさっきも貴方たちを助けました。今までもうそうですけど、兄貴は今までこの国のために魔法も使って、王族としての義務を果たしてきた。そんな人が国民の皆様には信用できないんですか?」
「「「「「「っ!?」」」」」
「修・・・・・・」
修が国民に信用を問う
本当に彼は今までこの国で長男を偽ってもいても。この国のためにいろんな義務を果たしてきた。それこそ国のためになるようなことまで
そんな人が魔女の国の王子だったからと言って、怖い人だとは思えないほど、偏見が過ぎると。修は兄に対して国民の見方を変える
「それにセイラムの王子であろうと、俺たちにとっては兄貴は兄貴です!」
「修・・・・・」
「兄貴が例え魔女の息子であろうと、俺たち櫻田家は、朝比奈・燈・セイラムは俺たちの長男であり!俺の家族です!それは何がなんでも譲る気はありません!それだけは覚えて頂きたい!私はセイラム王国王子をこの国の家族にするために、王になりたい!!」
修は国民を相手に宣言した
燈は何があろうと国民が否定しようと、櫻田家の家族であると。そこは何が何でも国民が認めなくても家族であると、王族として家族として燈は櫻田家の長男だと。燈を修はこの国の人間にすると、そのために王になると宣言
家族のために王になりたい。修にとって、一番成し遂げたい願いとなった
その言葉に、観客席に居る国民が居る方から
「ナイスだぜ!修様!私は修様を王様に指示する!!」
「私もです!私も燈様をこの国に受け入れたいです!私も修様を王様にしたいです!」
「燈!私たちは何があってもお前の友人だ!この国でお前が居られるなら、私も修様を王様に支持する!!」
「菜々緒・・・・卯月・・静流・・・」
「俺たちもだ!」
「燈!俺たちも居るぞ!」
「私たちクラスメイトは修様を王様に指示します!」
「朝比奈・燈・セイラムは私たちの友人だ!」
「あいつら!?・・・・来てたのか!?」
「みんな!?・・・・兄さんのために来てくれたんだ・・・・」
燈の友人である。菜々緒と卯月と静流は燈がこの国に居られるように、修を王様にすると投票先を今ここで国民全員にメガホンで言い放つ
国民の一人であるからこそ、菜々緒たちは全面的に燈を受け入れることを国民代表かのように告げる
更に、燈の高校のクラスメイトが観客席に全員居た。そのクラスメイトも燈を否定はしていない。魔女の息子でも王族でも、燈は友人だと否定はしない
更に
「演説中の皆様、私に発言をさせてください!私はシャルロット王国第一王女エヴァ・ウェールズ・シャルロットです!」
「エヴァ!?」
「朝比奈・燈・セイラム殿。我々シャルロット王国とは敵国。にも関わらず私たちをも先ほどは犯罪者から敵でもありながら助けて頂きありがとうございました。セイラム王国の王子が敵国の王族である我々を助けてくれると言うことは、もう我々の敵にはならないってことでしょうか?」
「その問いに応えよう!セイラム王国は敵国と思われる他国に脅威にならないよう!我が祖国の平穏維持を目指すよう王子である私とその母であるアイギス女王が決断し、その取り組みに励んでいる!よって敵国であるシャルロット王国とは今後永久停戦条約を結ぶよう母に頼んでおります!もう我々は平和を望むため、他国の脅威にならない他国に介入しないよう宣言し、他国で我が同胞が魔法で犯罪を犯す者なら、我々が対応すると、王子として平和優先の取り組みに入ると、偽りないと宣言する!!」
「ならシャルロット王家としてはとても嬉しい限りです。同盟国にはなれなくても、敵にならないだけで我々は貴方を受け入れます!私エヴァ・ウェールズ・シャルロット、および王族であり家族である父や母も姉弟たちも。シャルロット王国も!朝比奈・燈・セイラムを受け入れます!!」
エヴァが演説途中で、いつの間にかマイクを握りしめ、発言を許して欲しいと割って入る
セイラム王国とは大昔から争い続けてきた、燈が王子なら一つ問い。セイラムの王子が敵国の王族を助けると言うことは、今後セイラム王国は敵にならないと言う証明だろうかと聞き
燈はそれを認め
同盟国にはまだなれない。魔女の中にはまだ他国を恐れる魔女も居るため、しかし、もう他国とは争わない。祖国の平和維持を優先するため、今後は他国に脅威にならない平和国を目指すと王子が宣言し、アイギスが国会に出席し、ウェールズ王と永久停戦の条約を結ぶ手続きの準備をしていると告げる
同盟国になって欲しいが、長年恐れていたセイラムとの戦いもこれで長きに終わると、王子がセイラム王国の意向を変えてくれたおかげで、これで争いは終わった。セイラムの王子がこれからの平和を約束した。そんな心優しい王子を、エヴァとどの家族はシャルロット騎士王国は受け入れると宣言した
更に
「なら!私も兄さんを受け入れる国にしたいと、王様になりたいです!」
「葵!?」
「私はやっぱり王様になりたい!兄さんがここで暮らせるために!」
「なら私も!朝比奈・燈・セイラムは私たちの長男です!その長男を否定しない国にするために王様になります!」
「奏まで・・・・」
「私もです!兄さんは私たちの家族だ!」
「茜・・・・」
「岬!」
「うん!私も遥も宣言します!セイラムの王子は私たちの家族!その家族をこの国に受け入れられるよう、王様になります!」
「私も!」
「僕も!」
「私もです!」
「岬・・・遥・・・光・・・輝や栞まで・・」
葵が王様にならないと宣言したが、この国が燈を受け入れらないなら、この国で居られるよう、この国で自由に居られるように王様になると改めて宣言した
それに続き、奏、茜、岬、遥、光、輝、栞も、燈がこの国で過ごせるよう王様になること、櫻田家兄妹全員宣言した
何があっても、燈を家族として見捨てなかった
「朝比奈・アイギス・セイラムです。私たちを恐れる国民の皆様、我々を信用できないのは仕方がないので受け入れます」
「母さん?何を?」
「いいから、でも私はそれでも息子を愛してくれるこんな愉快な人たちがいることに安心しました。息子をここまで愛してくれてありがとうございます。皆様・・・」
「母さん・・・・・・」
「「「「「・・・・・・・・」」」」」
「私にとっては、燈は息子です」
「ええ、私もです」
「総一父さん。五月母さん」
ここでアイギスが一言
櫻田王国国民がセイラム王国を恐れるのは仕方がないと否定されても受け入れた。しかし、それでも息子を愛してくれることだけは嬉しかったと感謝を口にした
それに答えるように、総一郎と五月が、燈を家族同然だと国王と女王が答える
そして、その言葉に対して
国民が、やっと答えた
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「っ!これは!?」
「国民の皆様が拍手を!?」
「燈様!私たちは燈様を認めます!」
「そうだな、真さまは燈様だ!」
「ああ、俺たちどうかしていたようだ」
「そうだな、魔女の息子でも魔法で俺たちのためにいろんなことをしてくれたよな」
「そうだな。今度は私たちが恩を返さないと!」
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「みんな・・・・・・」
「もう大丈夫だな・・・これで櫻田・真を名乗るのも今日で最後になれそうだ」
こうして、セイラム王国にはまだ恐れはある。しかし、燈は違う。燈は真だ。そして真は燈だと、櫻田家の家族であると受け入れてくれた
母の想いと総一郎と五月の応えが、国民に届いたのか、国民がやっと燈を受け入れてくれた。これで無事に燈の演説も終わり
兄妹全員の最終演説が終わった
そして、その日の夜
全ての兄妹の演説が終わり、夜を迎える前に夕方で全国民の王様選挙の投票が行っていた。皆誰にするのか悩みは当然あった。燈の件は演説で済んだからもう心配はない。しかし、セイラムの王子であるため、燈の希望通りでもあり、残念ながら燈は選挙の内に入っていない。そのため葵から栞までの投票となっている
果たして誰がこの国の王になるのか
そして選ばれた者は王の間の中心に立ち、国王引き継ぎの儀式を行う
選ばれた者は
「では・・・・・・・『櫻田・修』。これから新たな国王として、この国を守る役目を担って貰う」
「はい、お任せください。父上」
選ばれた者は
櫻田・修
櫻田家次男が櫻田国王として全国民に投票として選ばれた。家族を想う気持ちが強かったのか、それとも国を想う気持ちを全面に持っていた彼こそが王としてふさわしいのか
新たな櫻田国王として任命され、現国王に国の国宝であり、王の証である王冠を修の頭に乗せ
新たな国王として名を名乗る
「頑張れ、修」
「うん、任せてくれ。父さん」
王冠はしっかりと受け取り、そのまま観客が居る、城の中庭が見えるバルコニーへ向かい
「我が名は櫻田・修!新たな櫻田国王として。この国の平和を担うと、ここに誓う!!!」
「「「「「「「「おお!!!」」」」」」」」
新国王として修は城の中庭に居える国民に誓いを建て、国民は大きな歓声を上げる。新たな王の誕生に、テレビで見ているライブ配信を見ている全国民も喜んでいた
こうして長きに渡る。王様選挙は、櫻田・修に決まり、これで新たな櫻田王国の時代が始まった瞬間だ
そして、数ヶ月後
輝と栞は、演説で言った通り、国王になった修の助けをするために、実務ができるようにそれについての勉強をしている、まだ幼いから子供にはまずは勉学を。しかし、実は輝はあまり勉強が苦手であるため、少し栞にフォローして貰ってなんとか覚えようと。まだ立派になるには程遠いと言う感じだ
次に光は、アイドルの職業を、今年から中学生になったがそれでも続いている。その前に少し謝罪会見をもう一度事務所の関係でやっていた。まあ一度演説で聞いているため、事情は把握しているため、そんな深刻にはならずに、親友である紗千子とアイドル活動を続けている。バラエティ番組にも出ているとかで、人気は爆あがりなようで、絶好調のようだ
次に遥と岬は、高校一年生になり。茜と奏と修と同じ高校に入り、生徒会メンバーに入った。しかも岬がかなり積極性があり、奏の次に生徒会長になりそうだと、現生徒会長である奏は岬を次の生徒会長にふさわしいと見定めている。今は生徒会副会長をしている。遥は頭が良いから書記の仕事をしたりして生徒会と岬をしっかりと支えていた
次に茜は、茜は高校二年生になったが。特にあの最終選挙の後は特に変わったことはないが、もう人見知りは卒業し、いろんな国民の挨拶も普通にする程、人前でも平気になり、自分のクラス委員長をしたりと、もう前の茜じゃあ無くなった姿をみんな喜んで見た
次に奏は、生徒会長の仕事もしているが、それと同時に医学の勉強をしている。目指すは兄である修の足を治すため、実は燈の魔法で治せるだけの魔法を、左腕が戻った瞬間に完治魔法を覚えたのだが、奏の目標を邪魔するわけにはいかないと、完治魔法は使わなかった。だが燈の高速魔法はほぼ永遠であるため、修の足は治っていないが、走るより早い高速な走りができるため、ほぼ足は治ったような感じではある。でも彼女の医学を物にして治す瞬間を見たいため、完治魔法は言わずに使わないことを燈は秘密にする
次に修は、新たな国王になり、更に新たな女王を報道した。それは彼のガールズフレンド、佐藤・花。もう正式に彼女とお付き合いしているため、更に結婚を前提で付き合っているため、女王はもう決まり。花を家で招いたり、ご両親にご挨拶などをして。この国の未来が二人が結ばれる姿を見れそうだと、燈はこの先を楽しみにした
そして燈と葵は
「燈。ご飯よ」
「ああ、今行く」
「燈!牛乳にする?麦茶にする?」
「目玉焼きもあるから、麦茶でいいかな」
「今日も上手くできましたよ!」
「おお、これは美味しそうだ」
「燈、帰りにスーパーの買い出し付き合ってくんない?そろそろ冷蔵庫の中の食材が無くなりそうで」
「ああ、手伝おう」
「ふふ、燈。葵たちも居て、すごい楽しい生活ね」
「そうだな母さん。大分この生活も楽しくなってきた」
燈と葵は家を出て、アイギスの本屋である父の実家で暮らしていた。燈は実家で暮らす夢を果たせたのだ。葵だけでなく、そこには菜々緒や卯月と静流ともに一つの屋根の下で一緒に暮らしている
大学に通い、サークルとかには入らないで、大学から帰ったら本屋でみんなで働くなど、楽しく燈の実家でみんなで暮らしていた
「どうだ叔母さん?すごい楽しいだろう?」
『これが兄さんが見たかったものなのかしらね?』
「父さんなら絶対そうする。これが俺の新しい家族だからな」
『それ・・・この中の誰かを嫁にするって意味もあるのかしら?』
「まあ・・・・・・考えている」
『はあ・・・・そういう所は兄さんそっくりね。これはかなり苦労するわよ。義姉さん』
「そうね。これからどうなるかしらね。ふふふふふ」
叔母にこの楽しい生活を味合わせ、父が絶対にこれを目指していたと、復讐をせずに生きてよかっただろうと言う。だけど、これだけ美女が居るのだから、この中で嫁にする人は居るんだろうと言われるが
返事は生返事だった
そういう所は、兄そっくりだと、甥っ子を好きに想う女性は大変だなと、苦労を感じだ
「さて、みんな洗い物はやっておくから、もう行きなさい。もう時間よ?」
「やべ!?行こうぜ!」
「急ぎましょう!一限目絶対に出ないとまずいです!」
「大学から近くても、のんびりし過ぎた!」
「本当!燈!」
「ああ、行こう。母さん。行ってきます!」
「うん、気をつけてね」
「ああ」
朝食を終えて、急いで大学へ向かう燈たち、これかたどうなるかなんてわからない。けど、楽しい時間を過ごせると思っている、家族みんなで居れば、それだけは何が何でも絶対なはずだ。彼の恋の行方はどうなるかはわからないが
例え血が繋がらなくても。家族として生きた証は消えない。いつまでも家族だ
そんな王族と家族を支えた。長男
朝比奈・燈・セイラム
櫻田家・長男であり、魔法使いである
これが
彼の物語である
長年空きもありましたが、これにてこの作品は終わりです
ご愛読ありがとうございました