東方空闘犬 〜 元エースパイロット、幻想郷の旅 作:メビウスノカケラ
誰も見ていなかろうが、趣味なので投稿は続けます。
前回、夜に寺子屋を飛び出した主人公。なにか起こったようだけどはたして・・・?
ドーラ「うっ、うわああああああ!?!?」
なんだこれは!?目の前には2メートルほどのこの月明かりでも影のない黒い球体が迫っていた!?
ドーラ「くっ・・・!!」
避ける間もなく、私は身構えて目を瞑る。視界は当然暗くなる。私の目の前は真っ暗になる。
ドーラ「・・・・・・?」
だがしかし、何も起こらない。目を開けると、闇は消えていた。
ドーラ「さ、さっきのはいった・・・!?」
あたりを探し、後ろに振り向くと、
(フヨフヨ)
ドーラ「・・・・・・??」
どうやら先程の球体は私を通り過ぎていたみたいだ。向こう側に移動している。
ドーラ「か、体はなんともないみたいだけど・・・」
私は体を確認する。どこもおかしいところはない。
??「何事だ!!!」
確認をしていると、どこかから声が聞こえる。
ドーラ「だ、だれ!?」
あたりを見回す。誰もいない・・・!?
??「君、大丈夫か!?」
ドーラ「なな・・・!?」
放置されていた木製バケツから、ミミズクのような頭にヘッドホンをつけたマントの女性が現れただって!?
ミミズク?「話は後だ!!あれだね、君を襲ったのは!!」
ミミズクは黒い球体を持っている棒で指す。
ドーラ「いや、別に・・・」
ミミズク?「成敗っ!!!」
(ビシャアァッ)
ドーラ「!?!?!?」
ミミズクの棒からレーザーのような光が一筋伸び、黒い球体に命中する。
球体「ぴぎゃっ」
球体の中から悲鳴が聞こえ、闇の球体が剥がれた中には金髪の黒い服を着た少女が倒れていた。
ドーラ「こ、子供・・・!?」
ミミズク?「君、危なかったな!!あれはルーミア、人間を襲う妖怪だ!!」
ルーミア「う~ん・・・」
あのルーミアという少女は妖怪なのだという。暗闇をまとっていたところから推測するに、闇の妖怪といったところだろうか。
ルーミア「人間の匂いにつられてきてみればこんな有様・・・あんまりなのか・・・」
何かうわ言をつぶやいている。
ドーラ「あ、あれ、大丈夫なの??」
ミミズク?「大丈夫!私が退治したからな!そのうちどこかに飛んで行くだろう!」
ドーラ「いやそうじゃなくて・・・」
ミミズクはこっちのペースなど知らぬといった感じで話をすすめる。
神子「おっと、そうだった。名乗るのがまだだったな!私は豊聡耳神子、道教をもって幻想郷を平和にする救世主だ!」
ドーラ「きゅ、救世主??」
宗教家か・・・なんとまあ、とんちんかんなことをしゃべるミミズクだ。
神子「悲鳴が聞こえたものでな、人間の見方をする私としては放っておけないのでな!」
このミミズクは人間の見方なようだ。だが何か胡散臭い。
神子「ふはは、もしよかったら・・・ん?」
ミミズクは急に顔をしかめる。
ドーラ「な、何かしら?」
神子「・・・君は人間、なのだよね?」
ドーラ「え、ええ。そうだけど」
私は確かに人間だぞ?幻想入りしてきた外来人ではあるが。
神子「むむむ・・・私は簡単に言うと他人の欲を聞く事ができるのだが、君からは邪悪な欲が聞こえるのだ。『殺す』だとか『死ね』だとか、そういった純粋な憎悪の欲だ」
ドーラ「は、はぁ」
私をドーキョーという宗教に勧誘しようとしているのだろうか。何やら不安になるような言葉をミミズクはかけてくる。
神子「だがそれと同時に、希望に満ちた意志も感じられる。一体どういうことだ?気質は人間そのものだというのに・・・二重人格にしてははっきりとしすぎている」
ドーラ「あの、さっきから何を言って・・・」
ミミズクは一人でブツブツと腕を組み、顎を触りながら話す。
神子「だが安心し給え!」
そして、マントを翻してこちらを向く。
神子「私が君を正しき道に導こう!不安は一切ないぞ!」
ドーラ「・・・・・・」
うん、これは勧誘だな。でたらめなことを言って私を騙そうとしてるやり口だ、これは。さっきのルーミアという子もこのミミズクとグルなのだろう。かわいそうに。
神子「・・・なんだ、そんな嫌そうな顔をして」
ドーラ「えーっと、私、間に合ってるんで・・・」
そう言って私はその場をあとにしようとする。
神子「あ!君はもしや、私を胡散臭い宗教家だと思っているな!さっきから聞こえていた帰りたいという欲はそのせいか!」
ドーラ「なんだ、わかっているじゃない。私は無神論者なの」
神子「道教は神を信仰するものではなく、仙人となり不老不死を目指す・・・」
それはそれで胡散臭い。人間には命が限られている。それを簡単に不老不死などと、できるはずがないのだ。死ぬときは人間、簡単に死ぬものだというのに。
ドーラ「・・・結構です。助けて?くれたことには感謝するけど、私は不老不死にも興味ないですし」
私は足早にテラコヤのある方向に向かう。
神子「って、ああ!待って!そうじゃない!!」
ミミズクは足早に帰る私についてくる。このままテラコヤまで来るつもりか?勘弁してくれ。
とにかく、倒れているルーミアという妖怪を拾って、私はミミズクを無視しながらテラコヤに向かっていく。
神子「ちょっと私の話を!」
ルーミア「なのか・・・」
ドーラ「・・・はぁ」
第6話「仙人」
(ガラララッ)
ドーラ「・・・・・・」
神子「なんだ、寺子屋住まいなのか君は?」
ルーミア「な、なのかー・・・」
ここまでついてきやがった。何なんだ、このミミズク・・・
神子「とにかく、君の居場所がわかったわけだ。これで私はいつでも君に会えるのだな!」
ドーラ「いや、今日だけよ・・・勝手についてきて、先生に言うわよ?」
と、私は脅し気味に言う。だが、
神子「問題ない!多分、君の保護者なのだろう?私も話をしておきたいと思ったところだ!!」
ドーラ「・・・はぁ」
全く気にする様子がない。まあ、あのケーネ先生が丸め込まれる気はしないが。
神子「さあ、案内してくれるかな?君の保護者に会うために!」
ドーラ「わかったわよ。会ったらあきらめが付くでしょうし」
神子「ふはは!全ては君のためなのだ!その心配はない!」
ドーラ「あなたのための癖して・・・」
仕方なく、私はケーネ先生のいる部屋までミミズクを連れて行く。
【入るな!!】
張り紙の貼って有る障子の前にたつ私とミミズク。ルーミアは私の寝床に寝かしてきた。
神子「ここが保護者さまの部屋だね?」
ドーラ「ええ、そうだけど。でも入るなって・・・」
神子「お取り込み中申し訳ない!お話があるのだが!!」
(シュタッ)
ミミズクは私の言葉に耳をかさず、声を張りながら障子を開ける。
慧音「!!!」
ケーネ先生はこちらにバッと振り向き、立ち上がる。そして、目つきがおかしい。これはまずい。
神子「やや、噂には聞きましたがハクタク様でございましたか!その尻尾美しい毛並みでございますなぁ!」
慧音「・・・・・・」
ミミズクはしっぽを褒めるが、ケーネ先生は聞いている様子はなく、こちらに近づく。かなりまずい。
(ソォ~ッ)
私はゆっくりその場を離れる。あれが来ると予想したからだ。
神子「それで、先生!話がある、の、だ・・・が・・・」
ミミズクの前に先生が立つ。ケーネ先生とミミズクの身長差はだいたい15cm、ミミズクのほうが小さい。ハクタクとなった先生には角が生え、胸が大きくなり、そのせいか体も大きく見える。そして、この威圧感。ミミズクは押し黙ってしまった。
神子「あ、あの・・・」
慧音「ふんっ!!!!」
(ゴッ)
鈍い音・・・先生の頭突きだ。角つきの頭突きはなんだか痛そうだ。避難していてよかった。巻き添えはゴメンだ。
神子「うぬぅっ・・・」
(バタリ)
ミミズクは倒れて気絶。
慧音「邪魔をするな!!!!今忙しい!!!!」
(シュッタァアン)
障子が激しく閉まり、先生は仕事に戻っていったようだ。
ドーラ「・・・そんなに痛いのか、あれ」
改めて、先生を怒らせてはいけないな、と思った。
神子「う、うーん・・・とじこぉ、もう食べられん・・・」
ドーラ「さて、とりあえず・・・」
私はうわ言をつぶやくミミズクを引きずって、玄関まで行く。
ドーラ「元の場所に戻さないと。そういやバケツから出てきたよね、この人・・・」
・・・そういや、バケツからなんで出てこれるんだ?バケツに人間の入れるスペースなど無い。何かの入り口?うむむ・・・幻想郷は私の想像以上に妙な場所のようだ。
ドーラ「いよいしょっ・・・と。この辺だったか・・・ん?」
私はミミズクに会った場所に着いた。だが先程とは様子が違う。
布都「太子様はまだ帰ってこんのか?屠自古~」
屠自古「私に言うな。というよりも、お前も顔だけだしとらんで太子様を探さんか、物部!」
バケツから妙な帽子を被った銀髪の少女が頭だけを出している。そのすぐ側に背の高い同じく妙な帽子を被った・・・二股の先に足がない?ゴーストか?まあ、妖怪がいるならゴーストもいて当然ちゃあ当然だけど。バケツから顔を出してるってことは・・・このミミズクの仲間?
屠自古「ん?」
ゴーストがこちらを見る。しまった、見つかったか。
布都「む、見つかったか?」
屠自古「ん~・・・ああ、多分見つかった」
布都「どうかしたのか?」
屠自古「連れ添い人がいる。・・・バカ太子め、また何かやらかしたのか」
ゴーストはこちらに近づいてくる。なんだか、言葉にできない迫力のようなものも感じる。このミミズクの仲間だとしたら、この状況は結構まずいんじゃあ・・・と思っていると、
屠自古「ああ、大丈夫。別になにもしないよ。そう身構えなくていい。うちの上司が世話かけたみたいだな」
と、何も警戒した様子もなくこちらに話しかけてきた。最悪、襲いかかられると思っていたから拍子抜けだ。
屠自古「どうも。私は蘇我屠自古。今あんたが背負っている豊聡耳神子の部下だ。それから・・・おい、物部!お前も出てきて挨拶せんかい!」
すると、バケツから中華風の白い服を着た後ろで髪をくくった銀髪の少女が飛び出す。
布都「とうっ!!」
モノノベノと呼ばれたその少女はポーズを決めて着地。こちらを向き、得意げな顔をしている。
布都「はっはっは!我の威厳に恐れおののいたか悪党め!太子様をかえ・・・」
(ゴツンッ)
布都「痛っ!」
トジコのげんこつがモノノベノの頭を命中。
布都「何をする、屠自古!!」
屠自古「失礼だぞ、馬鹿!」
布都「このうつけを威嚇し・・・」
(ゴッツンッ)
布都「いだーっ!!」
先程よりもきつそうなげんこつがモノノベノにお見舞いされる。
布都「うぐぐ・・・後で覚えておれ屠自古・・・~!」
モノノベノが頭を抑えてうずくまる。
ドーラ「あ、あの、大丈夫なの?痛そうにしているのだけれど・・・」
屠自古「ああ、大丈夫だ。あれの頭は元から空っぽだ」
そういう問題なのか?
屠自古「あれは物部布都、馬鹿だ。挨拶もしないで失礼なやつだ」
ドーラ「い、いや、大丈夫」
屠自古「さて、うちの上司がなにかやらかしたのだろう?わざわざ連れて来てくれて申し訳ない」
屠自古はそう言って、ミミズクを受け取る。
ドーラ「あ、いえ。迷惑っていうか・・・」
屠自古「いいよ、遠慮しなくても。どうせ、夜は危ないからって言って家まで着いて行き、勧誘しようとした挙句になにか痛い目にあった、ってとこだろう」
ドーラ「あ、あはは・・・」
その通りである。いつもこんなだということか・・・ん?このトジコという人はモノノベノとこのミミズク二人をいつも相手しているということか?
屠自古「ん?私の顔になんか付いてるか?」
・・・苦労してるんだろうなぁ。
屠自古「・・・まあいい。とにかく、感謝する。そして迷惑をかけた。何かお詫びしたいが・・・今日はもう日も暮れてしばらくたつしなぁ」
ドーラ「あ、いいですよ、そんな」
屠自古「大丈夫、勧誘なんかしないよ。そうだなぁ・・・また昼間に私かこのバカ二人どちらかを見つけたら声をかけてくれ。それで、これを見せてくれたらあなたを仙界まで案内しよう。特別な食事と酒を振る舞わせてもらう」
ドーラ「あ、ありがとうございます・・・」
私はトジコに文書をもらう。こういうのがすぐに出てくる辺り、慣れている感じがする。やっぱり苦労しているんだな。
屠自古「それと、あなたは人間だろう?あまり見かけない服装から察するに、外来人というやつだな?」
ドーラ「ええ」
屠自古「あなたは知らないかもしれないけど、幻想郷の夜は危険だ。妖怪に襲われても文句は言えんぞ。出歩くのは居酒屋くらいにしておいた方が良い。幻想郷の妖怪は人間を食らうものも多いからな」
ドーラ「え、ええ。わかったわ。気をつける」
そうだったのか。そうとも知らずに出歩いていた。ということは、あのルーミアという妖怪も・・・下手すりゃ襲われていたのか?
神子「ああ、だめだ・・・屠自古、そこは、そこは・・・うああああ!!」
本当にうわ言を言っているこのミミズクに助けられたってことか・・・ん?トジコって、どんな夢を見ているんだ、このミミズクは?
屠自古「や、やかましい!!」
(ビリビリビリィッ)
神子「アバババババ!?!?!?」
ドーラ「!?!?」
ほ、放電だって!?大丈夫なのか!?
神子「ア、アバ・・・とじこ・・・イイ♥」
屠自古「あ、ああ!!気にしなくていいから、これは!!」
ドーラ「い、いやでも、電気が・・・」
屠自古「いいっつってんだろコラー!!」
ドーラ「は、はい~・・・」
怖い。なんなのだ、一体。
屠自古「あ、えーと・・・すまない。とにかく!!礼と詫びはさせてほしいから、是非我々に声をかけてくれ!!それでは私達はこれで!!行くぞ、物部!!」
そう言って、ミミズクとモノノベノを引きずりながらトジコはバケツの中に入る。するりと消えてしまった。
・・・そういやルーミアを寝かせっぱなしにしてきてしまったな。人喰い妖怪には見えないけど、昨日今日とで私が学んだのは、幻想郷は簡単に私のイメージを超えてくるということ。
ドーラ「・・・まずいかも」
あの頭突きもあるし、先生なら大丈夫だろうけど・・・ルーミアを連れて行くのはまずかったか。ミミズクに利用されたか弱い妖怪だと思っていたが・・・これから軽はずみな行動は控えたほうが良いかもしれない。
私は少し急いでテラコヤに戻る。
私はテラコヤに着き、玄関を開ける。
(ガララッ)
その時であった。
(ドンッ)
ドーラ「うわっ!?」
ルーミア「うわあっ!?」
私は急に出てきたルーミアにぶつかった。なんだか額が赤くなっているようにも見える。
ドーラ「あ、あなたは!」
(ドタドタドタドタ)
慧音「待たんか~!!!」
ルーミア「うわああ~!!なんなのだーー!!」
(ビューン)
ケーネ先生の声を聞くなり、ルーミアは逃げ出した。
慧音「くそ、逃がしたか!」
少し遅れてケーネ先生が追いつく。
ドーラ「せ、先生!大丈夫!?」
慧音「・・・ドーラ、仕事の休憩に食堂に水を飲みに来てみたらルーミアがいた」
ドーラ「え、ええ」
慧音「夜に外に出るなと私が言っていなかったのも悪いが・・・人を、しかも他人を連れてくるとは。しかも妖怪。マナーがなってないな」
(フシュウウウウウウ)
尻尾の毛が逆立ち、ケーネ先生の口から煙が出ている。角もなんだか尖っているように見える。かなりお怒りのようだ。
ドーラ「ご、ごめんなさい・・・」
慧音「・・・はぁ、本当に。もっと慎ましい人間だと思っていたが、思ったよりも行動派なようだ」
ドーラ「ちょっと、気になるお店を昼に見つけたもので・・・」
慧音「お前も見てわかっただろうが、里の店は居酒屋以外は基本夜は開いてない。行くなら昼間にするんだな」
ドーラ「わかったわ」
慧音「さて、反省はしているようだが、一応念のためにだ」
ドーラ「な、何?」
先生は首をグワングワン回す。
慧音「ここに立ちなさい。お仕置きだ」
ああ・・・頭突きだ。せっかく巻き添えを喰らわずに済んだと思ったのに・・・仕方がない。
私は素直にケーネ先生の前に立った。
(ゴッ)
ドーラ「うう、痛い・・・」
額の痛みが引いていき、私はうずくまらせた体を起き上がらせる。
慧音「ところで、どこに行こうとしていたんだ?」
先生は私に質問を投げかけてくる。
ドーラ「え?ああ、確か・・・『妖精が働く喫茶店!ふぇありぃ珈琲』だったかな?妖精っていうのはやっぱりファンタジーの象徴だし、ちょっと見てみたいかな?と思って」
慧音「ああ、あそこか。だが妖精ならそこらにいるぞ?まあ、見つかったら一目散に逃げていくような奴らばかりだが」
ドーラ「そ、そうなの?虫みたいに言うけど・・・」
慧音「事実、虫みたいなものだ。あいつらは自然現象の具現だからどこにでも現れる」
ドーラ「そ、そうなのね・・・」
妖精っていうのはどこにでもいるものなのか・・・軍においてあった娯楽用のファンタジー本では妖精の国っていうのがあって、そこで妖精は暮らしているって聞いていたんだけど・・・やはり私の想像は通用しないな、ここは。
慧音「まあ、明日の神社の帰りにでも連れて行ってやる。今後のこともゆっくりと話がしたいしな」
ドーラ「授業は良いの?確か、テラコヤは学校なのよね?」
慧音「明日は休みの日だ。満月の夜は疲れるから、次の日は休みにさせてもらっている」
ドーラ「それじゃあ、私に付き合ってくれるのも忙しいんじゃ・・・」
慧音「なーに、人間を手助けするのが私の仕事だ。子供の相手に比べればどうってことはない。それに、アリスもついてきて話をしてくれるしな」
その言葉を聞いた時、私は思い出した。
アレク『君のような子供の未来を守るのが私の仕事だ。敵に比べたら君なんてこれっぽっちも大変じゃあ無いぞ。』
モーリス中佐が私を拾った時に言ってくれた言葉。私はケーネ先生をモーリス中佐と重ねあわせたようだ。
ドーラ「・・・ありがとう、恩に着るわ」
慧音「気にするな!そういや、お前が持っているその手紙、一体何だ?」
ドーラ「あ、これは・・・そうだ。先生、いろいろしてくれるお礼と言ってはなんだけど・・・」
慧音「ん?なんだ?」
私はその手紙の事を話し、アリスと3人で仙界に行こうと提案した。その時に聞いたが、あのミミズクは本当にかなりスゴイ人だったらしい。救世主と言っても過言ではないくらい。・・・幻想郷ではそうでもないらしいが。
その話のあと、先生は仕事に戻った。頭突きをされて体から出てきた変な汗を風呂で流してから寝間着に着替え、1日を終えた。
長い1日だった。いろんなことが起こった。まさか私の戦闘機があるとは・・・一体なぜ?これからわかっていくのだろうか・・・まあ、考えたところで、今はわからないことが多すぎるが。
明日は一体どのようなことが起こるのだろうか・・・
??《グググ・・・こ・・・せ》
第6話・完
やっと幻想入りから二日目が終了。濃い1日だった・・・
豊聡耳神子はちょっと前に出てくるキャラクターをイメージしました。だいぶ原作から離れているかもしれませんが、そこは二次創作なのでご了承を・・・ああ、太子様のセリフ楽しいw