神父と聖杯戦争   作:サイトー

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12.教会の晩餐

2月4日

 

 

 

 衛宮士郎は今、台所にいる。そして自分が参戦した聖杯戦争について考え事をしていた。

 学校の校庭で目撃したサーヴァントの戦い。

 白黒の双剣を振るう赤い外套の男と漆黒の双剣を振るうフードを被った黒衣の男。壮絶な殺し合いは今になっても鮮明に思い出せる。そして、黒い刃から突如として感じた濃厚な死の気配。

 自分はその時に足音を立ててしまい、校庭から逃げ去り校舎へと駆け込んだ。そして廊下で黒衣の男に心臓をレイピアの様な細い剣で刺されて殺された。しかし何故か自分は生きており、そのまま家に帰った。

 家に帰り一息つく。しかし、家の結界が侵入者来訪の警戒音が鳴った。居間で警戒していると黒衣の男が出現し片手に持った剣に斬られそうになり、それを強化したポスターで防ぐが庭に吹き飛ばされる。そして庭に黒衣の男も家から出てくる。

 庭に出た男は突然手に持った剣を自分へあっさりと放り投げた。それに気を取られた自分は腹を男に殴られ土蔵へと一直線に吹きとばされる。

 

 ―――そして、自分は彼女に出会った。

 

 自分が召喚したサーヴァント、セイバーが黒衣の男を撃退する。そして、外に違う敵がいると言って襲いかかっていくセイバーを令呪で止めた。そこで自分は一人の魔術師―――遠坂凛とそのサーヴァントであるアーチャーに出会った。家で遠坂の話を聞き、監督役のいる教会へと向かうことになる。

 教会で監督役をしていたのは慎二と同じで中学からの友人である言峰士人。

 そこで聞いたのは、聖杯戦争に自分が巻き込まれたことと、戦争の詳細。そして、自分と聖杯戦争の関係であった。

 話を聞いた後、教会を出て家に帰る事となった。しかし、帰り道にはイリヤスフィール・フォン・アインツベルンとそのサーヴァントであるバーサーカーが待ち受けていた。墓地での死闘を生き抜いたが自分はアーチャーの攻撃の巻き添いを喰らい、あっさりと気絶してしまったのだった。

 

「―――――(良く生きてたな、俺)」

 

 衛宮士郎は朝食を作りながら、聖杯戦争に巻き込まれマスターになった日のことを思い出していた。

 

「どうしました先輩? 手が止まっていますよ」

 

「……おっと、すまん桜。虎とセイバーが腹ペコだから休んでいられないな」

 

 調理中にしみじみと思い耽っている衛宮士郎に間桐桜が話しかける。衛宮士郎はそれを謝り、料理を続けた。

 

 

 この後、衛宮士郎はセイバーの忠告を聞くことなく学校に向かい遠坂凛に襲撃される。そして、ライダーに無謀にも挑みかかり返り討ちに合うが、遠坂凛に助けられる。その時の怪我を遠坂邸で遠坂凛に治療してもらい、アーチャーに警護されながら家に帰ったのだった。

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 テーブルの上には三人前の料理が並んでいる。中心にサラダが盛られた大皿があり、一人づつ目の前に大きい丼が三つ置かれている。それとサラダ用の小皿が三つある。

 余談であるがドンブリの中身は牛丼であった。

 

―――カチャカチャ、パクパク―――

 

 教会の食卓では食器から音がなり、席に座る三人が飯を咀嚼している。

 

「―――うまっ、この味は相当じゃないか。今までの牛丼で一番うまいね」

 

 言峰士人の料理を食べた美綴綾子は思わずそう言ってしまう。中々にいい笑顔で料理を口に運んでいく。

 

「ふむ、それは有り難い。お褒めの言葉を貰えば、俺も夕飯を作った甲斐があるというものだからな」

 

 言峰士人はいつものヘラヘラとした笑顔で美綴綾子に称賛のお礼を言う。その後に「本当はマーボーを食べさせたかったがこの前俺が食べたしな、美綴の昼も中華を用意してしまったし」と神父は呟いた。

 話を聞きながら夕飯を食べていたギルガメッシュが、士人と話している綾子の方を向く。

 

「士人は(オレ)の臣下だからな。基本何でもできるぞ、女」

 

「そ、そうなんですか」

 

 ギルガメッシュが夕飯を食べている綾子に喋りかけた。

 美綴の言葉はギルガメッシュのカリスマが宿る王気(オーラ)で自然と敬語になってしまっていた。そして美綴綾子は突然話し掛けられたことに、内心ドキリと驚いたが返事を失礼のないよう努力して返した。その言葉を聞いて綾子は臣下というワードを疑問に思い、士人に尋ねる。

 

「……ん、臣下? そういえば言峰、居候と言ったけど彼は誰なんだ?」

 

 綾子は禍々しいまでの威厳を発し、人とは思えないカリスマ性を感じられるこの男が気になった。疑問が産まれた彼女は、その事について言峰士人に質問をする。

 

「―――ん、そうだな。一言で言うのなら、王様だな。で、俺はギルの家来だ」

 

 少しだけ考えた後、士人はそう言った。

 

「あ~~、マジ?」

 

「マジ」

 

 思わず尋ね返した綾子に士人はその言葉を肯定する。質問に答える言峰士人を見た後に、困惑気味に美綴綾子はギルガメッシュの方を向く。

 ……確かに王様っぽい雰囲気を持っていた。そこで、ふと思った事をそのまま美綴はギルガメッシュに質問をしてしまう。

 

「すいません、貴方はサーヴァントなのですか?」

 

 言峰士人から聖杯戦争の説明を聞いており、英霊の事を大まかだが知識として知っていた。この前に襲われた眼帯女と同じ、人外の気配。この人物を見て感じられるのは、自分とはまったく違う存在であり人間ではないという事。美綴綾子が目の前の存在に思い当たるのは、サーヴァントという存在だけであった。ここで、魔術師や自分と同じ様に保護された人と思わないところが、美綴綾子と言う人間が持つ直感の鋭さを表している。

 

「ほう、何故そう思ったのだ」

 

 ギルガメッシュが綾子に尋ねる。顔には冷たい冷笑が浮かんでいる。

 

「……いや。その、間違ってましたか?」

 

 ギルガメッシュの冷たい笑いを見た綾子は、失言だったかな、と思った。

 

「いや、間違ってないぞ。元ではあるがな」

 

 そう言った後、ギルガメッシュはパクリと料理を口に運ぶ。

 

「だが、何故そう思ったのかと気になってな」

 

 ギルガメッシュがサラダを自分の小皿に別けながらに美綴綾子にそう言った。美綴綾子も小皿にサラダを別けながら、キョトンとした顔でギルガメッシュを見る。

 

「そうですね、勘でしょうか。……オーラと言ってもいいです」

 

「―――ほう。(オレ)から王気(オーラ)が感じ取れると」

 

 ギルガメッシュは美綴綾子を見る時の、興味が皆無な眼に何かしらの輝きが宿る。士人はギルガメッシュがまたうっかりで勘違いでもしているな、とその様子を見て思うが、もぐもぐと料理を食べながらその事を黙っていた。

 

「はい。自分たちとは違うと言うか、何と言いますか、その……とても王様みたいです」

 

 ギルガメッシュは箸を止めて、美綴綾子を神の混血の証である紅い目の視線が真っ直ぐに貫いた。

 

「雑種の女、名前を何と言う?」

 

「へ、あ、はい。美綴綾子と言います」

 

 突然の質問に美綴は言葉が詰まってしまったが名前を言った。それと綾子は、雑種ってまた凄いこと言うな、とギルガメッシュのことを考えた。

 

「フ。普段の(オレ)から王気(オーラ)を悟れるとは、現世の女にしては中々の眼力だ。今の世にモノの真贋が分かる雑種は珍しいからな」

 

 そしてギルガメッシュはふむふむと頷く。顔はいつもの退屈そうな様子ではなく、人間らしい感情が混ざっている。

 

「綾子か。良かろう、我が名はギルガメッシュだ。覚えておけ」

 

「ギルガメッシュ……ですか?」

 

 美綴綾子は外国にある大昔の伝承にそんな名前を聞いた事があった。神父は牛丼を飲み込んだ後、戸惑っている綾子にいつもの悪い笑顔で説明をする。

 

「説明するとな、美綴。彼はサーヴァントでな、本物のギルガメッシュ王だ。お前の知っての通り、大昔にこの世を支配していた王様なのだぞ」

 

「………―――」

 

 ―――――呆然とする。

 聖杯戦争の説明は簡単に受け、綾子は士人に殺されたくないのなら黙っておくよう言われていたが、本物を見るとやっぱり色々と実感するものがあった。

 

「それと余談だが、お前を襲ったサーヴァントの正体はメドゥーサ だったぞ」

 

 その後に言峰士人は独り言で、いやはや危なかったな、危く石にされそうだったぞ、と呟いたがその声は部屋にいる二人にも聞こえていた。

 

「………何。我が嫌う蛇がいるだと」

 

「ああ。石化の魔眼と天馬を使っていたから確かだ」

 

「ほう。ならば暇潰しに我が直々に蛇を退治してやるのも一興だな、ククク」

 

「ギルが動くのか。まあ、サーヴァントが消えれば仕事がやりや―――――――――」

 

「――――――、ならば――――――」

 

「それでは、――――――」

 

「―――――――――」

 

「―――――――――」

 

 彼女は神父と居候の会話を聞いていた。そして、乾いた笑いを小さく呟く様に発する。

 

「―――………あ、あははは」

 

 美綴綾子は自分がもう後戻りできない人外魔境に迷い込んだのだと実感した。そうして綾子は言峰の魔術を弾いた自分の素質に結構後悔の念を抱いていたのだった。

 言峰家での時間がそうやって過ぎていく。教会の食卓はいつもより賑やかであった。

 

 

△▼△▼△▼△▼△▼

 

 

 夕飯が食べ終わる。ギルガメッシュは部屋に戻って行った。言峰士人は洗い物を数分で終わらせる。美綴綾子は遠慮する言峰士人を押し切り洗い物を手伝った。

 後片付けも終わり、士人は綾子をタクシーでも呼んで家に送ろうと考えた。そして携帯電話に登録されているタクシー会社(キョウカイの手が届いている組織の一つの末端だが、通常業務もしている)に連絡したが、忘れていることが一つあったのを思い出した。

 

「すまんな、美綴。

 サーヴァントの襲撃で俺は洗濯物を入れられなかった。お前には洗濯物を入れてくれた礼をいってなかったな」

 

「―――……ふ、ふふふ」

 

 神父の謝罪の言葉を聞いて彼女は突如として不気味な声で笑った。顔は俯いていて言峰士人が美綴綾子の顔を見ることができない。

 

「礼には及ばないなぁ、言峰ぇ。洗濯物はぁ、しっかりとォ、ワたしが入れておいたサァ」

 

「………………そうなのか。それは気が効くな、美綴」

 

 士人は綾子から伝わってくる怒気を疑問に思った。後、語尾になんか違和感があった。ふふふ、と笑っている美綴に言峰は取り敢えず疑問をぶつけてみる事にした。

 

「あ~~、それでどうしたのだ、一体?」

 

 笑い声が消えた。

 

「―――どうした、ね………」

 

 美綴綾子は顔を上げる。その顔は綺麗な笑顔であった、威圧感が凄まじいが。

 

「……ブラウスと、下着が、庭に干されてた」

 

 美綴綾子は言峰士人が帰宅する前に、既に乾いている制服と下着に着替えている。綾子はかなりイライラしながら家に服を運んだのを覚えている。

 

「―――あ、なるほど」

 

 神父は衣類を勝手に洗われた思春期女子の常識的心情に察知した様な、そんな感じでいい加減な声を上げた。そして士人のその言葉を綾子が聞いた。

 ぶちっ。そんな音が聞こえても不思議じゃない修羅っぽい雰囲気とそれに似合う怒った顔。

 

「―――なるほどじゃない!!」

 

 漸く気が付いた様子を見せる言峰士人のセリフを聞いて、美綴綾子は唯単純に怒った。

 

「このアンポンタン!! アンタはあたしを何だと思っている!!?」

 

「勿論、友人だ。からかうと面白いというフレーズが付くけどな」

 

 士人の顔は悪い笑顔になっている。

 

「なぁ言峰、死にたいのならそう言ってくれよ。友人として介錯をしてやるからさァ、フフ」

 

 綾子は殺気立っていた。顔を手で覆いながら指の間から見える目が歪み、口がニタリと笑みを刻んでいる。

 

「まぁまぁ、落ち着くのだ。その形相は女の子として如何なものだぞ、顔が姐さんになってる」

 

「誰が姐さんだっ!!」

 

「ハッハッハッハ。すまんな、美綴。思わず口が滑ってしまった」

 

「お、お、思わず! 思わずと言ったのかコトミネ!? 」

 

 

 ―――で、数分後。

 

 

「………はぁ、似たやりとりを夕飯前にやったばっかじゃないか」

 

「いいリアクションだ、美綴。お前はやはり、面白い」

 

 士人はまるで、グッジョブ、と言いたげに親指を上げて綾子に伝えた。言峰士人と美綴綾子は中学生時代で偶々知り合ってからこんな関係が続いている。お互いもう、慣れた日常である。もっとも今は学校と違い周りを気にする必要がないので、美綴自身のテンションもはっちゃけているが。

 取り敢えず、言峰士人は命の恩人で付き合いのある知人なので彼女は許すことにした。

 

「今回は許すけど、次はないからな」

 

「本当に悪気はなかったのだ。というか、次って……また泊まりにくるのか?」

 

「う、うるさいな。とにかく今回は許す!」

 

「いやまぁ、お前がそう言うなら、その言葉は受け取っておこう」

 

 そんなこんなで、二人の騒動(士人が一方的にからかったとも言う)は一旦終了する。言峰士人は時計を見る。

 

「そろそろ呼んだタクシーが教会に到着するだろう」

 

 綾子を連れて士人は教会の外まで送っていった。教会の外でタクシーの到着を二人は待つ。早めに出て行ったためか、タクシーはまだ来ていなかった。タクシーを待っている途中で士人は思ったことがあったのか、綾子に喋りかける。

 

「そうだったな。一言だけ一応は忠告をしておきたいが、言ってもいいか美綴?」

 

「……何さ」

 

 士人が唐突に重要なことを言ってきたり、からかってくるので綾子は気持ち構えて、言峰士人の言葉に返答する。

 

「学校には結界が張られている為、休みを取った方がいいぞ。設置されてる結界は下手をしなくても学園内にいる人間を皆殺しにする代物だ」

 

「――――は? あ、いや……何それ?」

 

 それはもう、驚くなんて事実ではなかった。彼女にとっては思考が停止する程の事柄だった。固まっている目の前の友人を見て、神父は話を続ける。

 

「だから結界だ。おそらくは、肉体を溶かし生命を吸収するといったところだろう。

 お前は偶然にもこの戦いに関わり、異端の素質を持っていた。そして態々助けた人間を死地に送るなど神父のすることではない。

 これはお前が得られた幸運だ。死から逃れたいならこの言葉を受け取っておけ」

 

「………―――」

 

 美綴綾子は沈黙をしていた。内心は葛藤しているのだろう。美綴綾子は顔を下に向けて、言峰士人の言葉を理解しようとし、その言葉の意味を理解したくなかった。そんな様子の美綴綾子を言峰士人は見ていた。

 

「何とかできないのか? 避難させたり、結界を消したりさ!」

 

「無理だ」

 

 彼はその言葉を冷徹に切った捨てた。

 

「監督役としては避難させる手段がそもそもない。そして結界もサーヴァントの力だ、唯の人間ではどうすることもできん」

 

 神父はそういって、断言をする。だから幸運を得られたお前は逃げるが良い、と視線で冷徹に伝える。

 

「じゃあ、―――――――」

 

 しかし、学校の生徒であり友人もいる彼女にとっては認められることではない。

 

「だから無理だ。

 お前は家で休んでいるといい」

 

「――――――っ」

 

 綾子は葛藤していた。学校に行けば死ぬかもしれない、しかし、そのことを知っていて家に避難するのは友人たちを見殺しにするのと同じではないかと思った。自分にはどうする事もできないけど、一人だけ死にたくないから逃げるのかと自問する。

 士人はそんな様子の綾子を、笑いながら見ていた。友人を見殺しにして一人生き残ることに葛藤を抱いているであろうその心情。自分には理解できない罪悪感というその感情がはたしてどれ程、心に苦痛を与え傷を刻みつけるのか、冷徹に観察して士人は愉しんでいた。

 

「なあ言峰。結界が人を溶かすと言ったが、すぐに死んでしまうモノなのかい?」

 

 黙っていた綾子は、顔を上げて士人を見ながら質問をした。

 

「いや、今の段階の結界ならばゆっくりと殺されていくだろう。あれはまだ、準備段階に感じ取れたからな」

 

「遠坂ってマスターなんだよね?」

 

「ああ、そうだ」

 

「じゃあ、遠坂がマスターなら結界を止めようとするんじゃないか?」

 

「無論だ。アレが一般人を見殺しにできるとは思えんな」

 

「なら言峰は結界が発動したらどうするんだ?」

 

「自分に止められるなら止めるが。神父が殺人行為を放置するのもいかんだろう」

 

「そもそも発動した結界は止められるの?」

 

「止められるぞ。制限時間内に学校に現れる術者を倒せばいい。中にいる人はすぐに死ぬわけではない」

 

「……そうか」

 

 美綴綾子は何かを決心したように一度頷く。

 

「―――私は学校に行くよ。遠坂と言峰が頑張ってるのに自分一人、逃げられないだろ」

 

 美綴綾子は、そう言った。

 

「――――……ほお」

 

 言峰士人は美綴綾子の決断を聞いて、面白そうに笑った。その後に士人は一度頷き、綾子に向けて口を開く。

 

「分かった。

 学校で結界の発動中に術者を見つけた場合、監督役の代行者として術者の蛮行を阻止し、結界の停止を約束しよう」

 

 彼女はその言葉を聞き、面白そうに神父に喋りかける。

 

「へぇ、中々言うじゃない」

 

「まぁ、努力はしよう。そもそも神父が人を見殺しにするのは体裁が良くないのでな」

 

 言峰士人は美綴綾子にいつもの表情で、そう言ったのだった。美綴綾子は、この男が嘘を吐いたことがないので言峰士人の言葉を信用することにした。こいつは嘘を付く機能が無いのではないかと思える程、嘘を吐かないのだ。

 二人が会話をしているとタクシーが到着する。綾子はタクシーに乗り、家に帰って行った。




 神父が一般人の美綴にペラペラ喋る理由は簡単で、隠す気が欠片も無いからです。聖杯戦争に巻き込まれたなら、彼女が知りたい事や別に知られても良い事はかなりあっさり喋ります。ギルガメッシュの正体も、そもそも隠そうと別に考えていません。ギルガメッシュが隠そうとしたり話さないなら自分も隠しますが、今回はギルガメッシュから喋りましたので、別に隠す事無く説明しました。

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