トウコ→ホウエン   作:るえりあ

2 / 2
プロローグ:メイ

ゲーチス。二年前の事件の首謀者にして、プラズマ団のボス。

 

 

二年前に、あたしがレシラムと共に打ち倒した。

 

 

そのゲーチスが、またイッシュ地方で巨悪を働いていたと知ったのは、事態が収束した後のことだった。

 

 

今回ゲーチスを倒したのは、あたしの後輩であり、あたしと同じくイッシュリーグの頂点に登ったメイらしい。

 

 

 

 

 

 

ビーッ ビーッ

 

 

メイのことを思い出していたら、ライブキャスターが鳴った。

 

誰だろう・・・・ ベルだ。

 

 

「もしもし?トウコ!聞いて聞いて!」

 

いつもテンションの高い彼女だが、今日はやたらとテンションが高かった。

 

「トウコって明日ホウエンに行くんでしょ?旅立つ前にメイちゃんが会いたいって!」

 

「・・・あの子ってライブキャスター持ってなかった?」

 

「今隣にいるのよ!代わろうか?」

 

「あ、そっか。せっかくだし、代わってよ」

 

 

 

 

 

 

「もしもし!トウコ先輩ですかーっ!」

 

 

 

忘れていた。この子も超ハイテンション少女だった。

 

「う、うん。聞いたよ、ゲーチス倒したんだってね。それでこそあたしの弟子だね」

 

「ゲーチスなんて、わたしにかかれば速攻ですよ!新しい仲間もいますからっ!」

 

「それで、トウコ先輩は明日にはホウエンに行っちゃうんですよね?だから、最後にバトルしてもらおうと思って!」

 

相変わらず、この子はバトルが好きなんだなあ。

あたしとしても、メイの成長が見ておきたかったし、ちょうどいい機会だった。

 

「オッケー、いいよ。でもあたしは明日の昼には出るから、やるなら明日の午前だね。」

 

「えーっと・・・船はヒウンシティからでしたっけ?じゃあヒウンシティでいいですか?」

 

「それもオッケー。じゃあ、ポケモンセンターで待ってるよ。」

 

「わっかりましたーっ!準備しといてくださいねっ!」

 

 

 

ツー、ツー。

 

 

ライブキャスターが切れて、あたしは一息ついた。

 

・・・本気のバトルか。何ヶ月ぶりだろう。

 

チェレンはジムで忙しいし、ベルはアララギ博士の手伝いで忙しかったから無理も無い。

 

 

 

 

 

ポケモンセンターの宿舎に入り、私のイッシュでの最後の日は終わった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。