とある転生超能力者がCharlotteの世界へすっ飛ばされた様ですよ!   作:@ファイブズ

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すっ飛ばされた先は・・・違法研究所の近く?

「ちっ、この調子じゃあ多勢に無勢だ。」

 

暗くなった森の中を走る 俺、上条翔真は後ろを振り返り、追い詰めてくる奴らを見る。

 

先頭に歩兵5人、奥に重装備の歩兵5人、更に奥に装甲車2台と頭上にはヘリコプターが飛んでいる。

 

先頭の奴等はMP5とイサカM37を装備し、奥の奴等はミニミニ軽機関銃を装備しているし、ご丁寧に後ろの装甲車はM2重機関銃と40mm自動てき弾銃を取り付けていた。ヘリコプターは対地攻撃ヘリコプターアパッチでずっとロックされていた。

 

・・・どうしてこうなった?

 

 

事の始まりは半日前に遡る。

 

世間では高校2年の秋だか、時空管理局勤めの俺はシルバーウィークが待ち遠しい時期だ。

 

そんなある日、仕事が終わった俺は転送ポートを使って家に帰ろうと起動させた時、ふっと俺の意識は途絶える。

 

気が付いたら俺は森の中で倒れていたので、近くの鉄塔に登った・・・のが運の尽き。

近くには隠れる様に何かの施設を発見。

職業柄、知識と経験でその施設が違法実験場の類と分かったのだが、それを見ている所を見られた。

 

いや、正確には能力を使って登った所を見られた。

 

俺の能力、level5級の発電能力を扱う事が出来る。

その能力は御坂美琴とほぼ同じ能力で同じ様に応用が効く。

電磁力で鉄塔の柱を走って登る所を監視員に発見されてしまったのだ。

 

そこで超人いた!で済めば良かったのだが、その施設がどうやら特殊能力者を実験する場所だった様で見付かった俺は追われ始める。

 

半日逃げ続け、あの施設からだいぶ離れた場所まで来たが、それでも奴等は諦める所か増援を呼び、今の状態へとなった。

 

・・・そろそろ仕掛けるか?

 

「ふっ!」

 

走っていた俺は電磁力を発生させて、頭上のヘリコプターに向かってジャンプし、磁力でヘリコプターの胴体に張り付つく、流石に味方を撃つ事が出来ずこちらへ銃口を向けたまま睨んでいる。

俺はポケットからコインを出し、テイルローターに向かってレールガンを放つ。

 

キン――ズガン!

 

叫び声と、警告音が鳴り響くのを確認した翔真はヘリコプターから飛び降りると自動てき弾銃を装備した装甲車へ落ちながら電撃の槍を放つ。

 

放たれた電撃の槍は追い掛けていた装甲車に当たると、てき弾が暴発し装甲車は爆発。

 コントロールを失った装甲車は併走していた重機関銃を搭載した装甲車へぶつかり停止する。

そこへ、落ちて来た翔真は停止した装甲車の屋根に着地すると、直ぐに爆発した装甲車の破片を磁力で引き寄せ、ボンネットに突き刺して飛んで逃げつつ電撃の槍をまた放つ。

 

電撃の槍はボンネットに突き刺さった破片を通じてエンジンへ流れると、ガソリンに引火しもう一台も爆発した。

 

あっという間に2つの戦闘車輌、ヘリコプターを失った奴等は少しの間呆然としていたが翔真は少しの間に奴等へ止めを刺していた。

 

燃えている車輌によって歩兵達は明るく照らされており、その間に翔真は装甲車の破片を磁力で操り、歩兵達の首を刈り取る。(誤字にあらず)

 

赤く燃える炎に照らされた翔真は軽く息を吐き、一息つく。

 

「・・・これをやったのは貴方でしょう?」

 

いきなり後から女の声が聴こえる。・・・新手か?

何時でも動ける様に少しずつ足を動かす。

 

「動かない方が良いですよ?仲間が何時でも動ける様にしているので。」

 

 ・・・・先手を取られたか。

 それが嘘か本当かは定かではないが。

 

「それにしても人を殺す事に躊躇いが無いですね。」

「まぁな、職業柄躊躇った瞬間自分が殺られるからな。」

「随分物騒な職業ですね。」

 

 

 

「言っとくけど、一応司法組織所属だからな!ってのは置いといて質問良いか?」

「何でしょうか?」

「1つ、お前は敵か?、2つ、俺をどうする気だ?」

 

その言葉と共に俺は後ろを振り返る。

赤と白の目立つセーラー服に、胸元の黄色いリボンが目立つ制服を着た華奢な少女が立っていた。

 

「そうっすね、2つの質問を纏めて答えると私達は貴方を保護しに来た味方の能力者って所です。」

「保護?保護って名の拉致じゃないよな?」

 

 学園都市がそのいい例だ。自分から入るならまだしも、掴まる人は大抵実験動物みたいに扱われるか監禁されるかだからな。自分から入った人でも高LEVEL能力者や珍しい能力者も掴まるが。

 

「いやいや、その違法実験から守る為の学校に強制に転入とそこが管理しているマンションに住んで貰うだけですよ。」

「そこにも他の能力者が居るのか?」

「はい、私の様な能力者や能力が目覚める予兆がある人が通っています。ただし、高校を卒業するまでですが。」

 

 ・・・ん?高校を卒業するまで?

 

「私達の能力は思春期の子供がなる病気の様な物です。思春期を超えれば自然と消えます。」

 

 ・・・成る程な。

 おそらくここは異世界で、この世界の能力者は期間限定と来たか。

「なあ、お前は学園都市って言葉を聞いた事あるか?」

「学園都市ですか?聞いた事が無いですね。」

 

やっぱり、此処は異世界で確定の様だ。

ここは、保護された方が身分と安全を確保出来そうだが、彼女達能力者を保護する学校を作った組織が気になるが、もし何かあったら俺の能力と魔法があれば何とかなるだろう。

 

「なぁ、お前達は平行世界を信じているか?」

「平行世界ですか、信じなくは無いですね。」

「俺はそこから何らかの影響で此処に飛ばされた能力者だ。」

 

 恐らく、時間遡行を含む世界を歪ませる力が影響しているんだろう。

世界の基準軸を狂わせる事で本来まじわる筈の無い世界と交わってしまったのだ。

 掠り程度の交わりなら人が飛ばされる事は無いが、俺の時は絶妙にタイミングが悪かった。

 次元世界を転送で飛ぶ瞬間は世界の歪みに対して全くの無防備。

 お陰で、俺はここへ飛ばされたのだろう。

 

「向うの世界では、第97管理外世界、通称地球出身の時空管理局 地上本部特務部隊所属の上条翔真三等陸佐だ。」

 

「私は友利奈緒、星ノ海学園生徒会長をしています。・・・でそこでスタンバっているのが、」

「高城丈次郎と言います。」

 

 木々の陰から姿を現したのは、眼鏡を掛けた特に特徴が無い青年、高城丈次郎が出て来た。

 

「上条さんはこれから星ノ海学園へ編入して生徒会へ所属して貰います。」

 

 眼鏡をクイッと上げた高城はにこやかにトンでもない事を言う。

 

「はい?」

「まあ、取り合えず付いて来て下さい。話はついさっき協力者に付けておいたので明日には戸籍とか出来ています。」

 

「スゲーな、その協力者!」

 

 歩き出す友利の背中に俺のツッコミが炸裂する。

 裏にそれなりの影響力がある奴なんだろう。

 

「しゃあねぇ、仲間が迎えに来るまでの間だからな。」

 

 頭の後ろへ腕を組んだ俺は歩き出す二人の後を追いかける。

 




色々補足しますが、

なのは勢は出ません!デバイスのイマジンのみです。

友利達は入学式前の時期ですが、隼翼の指示で既に生徒会に入っています。
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