とある転生超能力者がCharlotteの世界へすっ飛ばされた様ですよ! 作:@ファイブズ
コミケ行ったり、車校行ったり、バイトだったりで忙しく中々手が付けれませんでしたが、何とか続きが出来ました。
友利と高城の後に続いて山を降りていると、途中で道に出る。
そこには二台の車が駐車しており、友利と高城は前の車へ躊躇う事無く乗り、俺も続こうとすると、後ろの車の後部座席のドアが開き、中から俺と同い年か少し上の男の声が聞こえる。
「君はこっちだ。
俺達の組織の本部へ案内する。」
中から手が伸びて来たので、それを握って握手する。
「すまない。保護してくれてありがとう。
俺は上条翔真だ。」
車の中には、茶髪のロン毛を後ろで束ねた青年が座っていた。
「俺は熊耳だ、よろしく。・・・隣に座ったらどうだ?」
「ああ、すまない。」
言われて席に座る。
運転席には眼鏡を掛けた20代後半の男が座っている・・・が、その眼は微かに怯えている感じがした。
・・・まあ、深くは詮索しないでおこう。
「しかし上条、君は何故あそこに居たんだ?」
「俺にもさっぱり分からないが、ここが俺の住んでいた世界とは違うってことか」
「世界が違う・・・だと?」
「ああ、だが、原因については推測だがつかめている」
俺の考えが正しければ、あの時と同じ現象が起きている。
「成る程、まあそれについては着いてから聞かせて貰おうか」
「ああ」
その後、山の中の山道脇に車を止めると、熊耳から降りる様に言われ降りると道の脇に更に細い道が山奥へ続いていた。奥へ進むと岩肌が見えて来る・・・いや、微かだが自然以外の電磁波が流れている。
目を閉じて電磁波を岩肌へ集中させる・・・成る程、上手く偽装して入口を隠しているんだな。
熊耳が隠されているボタンを押し、パスワードを打つ。
すると、僅かな駆動音が響くと偽装された扉がゆっくりと開く。
分厚いな、C4爆薬でもそれなりの量がいるし、やったら逆に入り口が崩れて塞がるな。
「すげーな、入り口だけで大抵の敵防げるぞ?」
「まあ、金だけはあるからな」
入り口からは階段が下へ続いている、熊耳に続き降りる。
そのまま地下通路を進むと、また分厚そうな扉に厳重そうなセキュリティーシステムが付いている。
ここまで60点って所だな。
パスワードに網膜認証、指紋認証ときたか、まだ甘いな。
熊耳がすべてのセキュリティーをパスすると、扉が開き、通路が・・・って、あれ?
「エレベータ、なのか?」
「ああ、乗ってくれ」
言われるがまま、乗ると扉が閉まり、B5Fまで降りる。
エレベーターを降り、さっきみたいな岩肌が露出している通路では無く、整備された通路を歩くと熊耳が扉の前で立ち止まる。
「ここだ。熊耳だ入るぞ」
扉が開き、中に入るとデスクに肘をついて此方を向いている青年が居た。
「やあ、君が新しい能力者か、俺は乙坂隼翼。
ここ、特殊能力者研究所の責任者だ」
「自分は此処とは違う平行世界の能力者で、時空管理局・地上本部特務部隊部隊長の上条翔真 三等陸佐です。
保護には感謝します。」
「まあ、堅苦しいのは無しにして、そこのソファーに座ったらどうだ?」
隼翼と名乗る青年に言われ、ソファーに座る。
彼は紺色の髪の毛で眼は・・・ん?
「失礼を承知で聞くけど、目が見えていないんじゃ?」
「まあな、それも踏まえて話す。当然君も隠さず話してくれよ?」
ここで隼翼から聞いた話は、俺を驚かすには十分な内容だった。
そして、彼の話す内容に嘘偽りのない事を感じた俺も、俺の知る情報は全て伝えた。