とある転生超能力者がCharlotteの世界へすっ飛ばされた様ですよ! 作:@ファイブズ
「次元世界、魔法、学園都市、時空管理局か…」
「こっちからすれば、シャーロット彗星、ウィルス性の超能力、能力者をモルモットの如く使い潰す研究者達…中々酷い世界だな」
「全くだ。既に何人もの能力者が捕まり、廃人になるまで実験台にされた」
そう言って熊耳は皮が破れそうな程拳を握る。かなり悔しいんだろうな、自分の能力で見つけても助けられない分余計に。
「…上条翔真君、君はどうするんだい?」
唐突に聞かれた俺はスッと元から用意していた言葉を発する。
「出来れば、元の世界から救援が来るまで匿って欲しい。さっきの件で恐らく狙われているだろうしな。その代わり、俺もアンタらに出来る限りの手伝いはする」
あれだけ派手にやらかしたんだから追われるに決まってる。ならば、それなりに大きい組織の庇護下に入れば手も出しにくくなるし、能力者の保護を手伝えば対価としては充分良い筈だ。
「隼翼、どうする?」
暫く考える素振りを見せる隼翼。
しかし、すぐに考えが纏まった。
「翔真君、君には星ノ海学園に通ってもらおうと思う。」
「星ノ海学園?にさっきも友利とか言う奴にも言われたな」
「ああ、そこでさっき君を保護しようとした友利奈緒さんと高城丈士朗君の手伝いをして貰えないかな?」
友利奈緒と高城丈士朗か、さっきの2人だったな。
彼女達に協力するという事は、この世界の厄介事に首を突っ込む事になるけど…………もう、やっちまったな……。
「分かった。どのみち厄介事に首を突っ込んでるんだ、一つ二つ増えた所で変わらん。」
「助かるよ。君みたいな戦闘型能力者は居ないから、こっちとしても安心して能力者の保護に向かわせれる」
戦闘型ってのは間違っては無いが…俺のもう一つの力(魔法)も合わせれば少なくともこの世界では敵無しだろうな。
彼ら2人に協力して能力者を保護、場合によっては敵性勢力の排除がこの世界での俺の役割。
「じゃあ、そういう事で」
そう言って差し出される手を俺は掴み握り返す。
「これからよろしく頼む」
彼ら特殊能力者研究所と正式に手を結んだ。
そして、数日後…
「能力者関係で今日からこのクラスの一員になった上条翔真だ。よろしく頼む」
能力者に目覚める予兆のある者、目覚めた者達が通う学校、星ノ海学園へ編入した。
その頃、元の世界では…
「翔真が失踪して4日か…主はやてどう思いますか?」
時空管理局本局 八神はやて特別捜査官のオフィスでは
八神・リインフォース・アインスは資料に目を向ける元主の八神はやてへ質問する。
「……………」
「ん?主はやて?」
いつまで経っても返事が無い元主に不審に思ったアインスは資料を取ってみると…
「Zzz〜〜」
寝ていた。
「主はやてっ!起きて下さい!」
肩を掴んでガクガク揺さぶるが起きないはやて。
「あと5分な〜」
起きない所か、寝言で更に5分も寝ると言う始末。
そして、何処からかブチッ!と何かが切れる音すると。
「いい加減にせぬかこの子鴉!ブラッディ・ダカー!」
「ギャース!」
一瞬でブラッディ・ダガーが全身に刺さり、剣山のようになるはやて。
何者かと後ろを見ると、そこにははやてと殆ど同じ姿をした少女、ディアーチェ・K・クローディアが立っていた。