とある転生超能力者がCharlotteの世界へすっ飛ばされた様ですよ!   作:@ファイブズ

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管理局では

「ディアーチェ!」

 

そこには銀髪に毛先が黒い、はやてを模した容姿をした女性、ディアーチェ・K・クローディアが紫天の書を構えて立っていた。

 

「ちょ、王様〜そのツッコミは流石に痛いで〜」

 

「フン、貴様がだらけていたのを見て活を入れたに過ぎんわ。クロハネも時に厳しくしてやらんと子鴉」

 

「いや〜それが調べ事しならがら書類片付けてたら二徹しもうてな〜ちょっと休んどったんや」

 

たははーと笑うはやての理由に流石に怒れなくなったディアーチェは、紫天の書をしまう。

 

「で、何を調べておったのだ子鴉よ?」

 

「私が調べとったのは翔真が失踪した時の転送ポートや。失踪した時、翔真は転送ポートで帰宅したんやけど、局や自宅のポートに履歴は残ってないんよ」

 

「何?それは本当か?」

 

「せや、だけど局の転送ポートだけに監視カメラ映像にはバッチリ映っとるし、局員の目撃者は大勢居った。しかも、飛んだ瞬間までバッチリと」

 

「しかし、それでも行き先は疎か、痕跡一つも残ってないのです」

 

「それは真か?幾ら何でもデバイスのビーコン位は調べらるだろうに」

 

そう、任務中の局員の行動の監視や行方不明なった時の捜索の為、許可を取ればデバイスのビーコン反応を見る事が出来る。

 

「………それでも、分からんかったんや。転送ポートで飛ぶ前までは反応あったんやけど、飛ぶ五秒ぐらい前に反応が乱れてロストしてもうたんや。」

 

「…はぁ〜つくづく奴は運がない奴よ」

 

「まあ、ここまでが管理局へ提出した報告書で…こっちがスカさんがこっそり教えてくれた内容や」

 

そう言ってはやてがデスクの引き出しから出した小型の記憶媒体をパソコンへ繋げ、ディスプレイに表示させる。

 

「これは?」

 

「スカさんが独自に観測している世界軸のズレとかを分かり易くしたグラフや」

 

それは多数の線が写し出されたグラフで分かりやすく例えるなら、地震計みたいな物だ。

 

「この1本1本が今現在で分かってる世界軸で、このチョイ太めのが私達が居る世界でエルトリアはこの線や。」

 

「これらの世界は全て管理世界ですか?」

 

「それがスカさん曰く、『これらは確認は出来ていないが、理論上殆どが異世界や並行世界だよ。』て言ってたで」

 

それらの線は時々揺れては途切れて消え、新しく別の線が生まれたりしていた。

途切れた線は何かしらの理由で世界が崩壊、消滅し、生まれた線は新しく生まれた世界。

 

「で、スカさんが言っていたのはここにある線で、面白い事に何度も小さく途切れてはまた続いとるやろ?」

 

「ふむ、確かにそうだな」

 

「この世界を中心にズームアウトすると…」

 

「一部が切り取られて続いとるだと?」

 

そう、その世界だけ、一部が切り取られては途切れた先へ続き、新しく世界軸を形成していた。

 

「スカさんによると、この世界はタイムリープしては新しく歴史を作り続けとるらしいんや。それも不定期に」

 

「まさか…!」

 

「やり直しをしておるのか!」

 

「そう。で、ここからが本題なんやけど、最後のタイムリープらしき反応の時に大きな揺らぎというか幾つかの世界軸で共鳴みたいに揺れたんだって。」

 

まあ、流石に2人もそれで納得したのか、あ〜みたいな感じになる。

 

「本当に運が無い奴だ」

 

「全くだ」

 

頭を押さえるアインスに、腕を組んで溜息付くディアーチェ。

 

「まあ、そういう事でスカさんが何とかしようとしとるでそれ待ちやな。」

 

そう言ってディスプレイを消すはやては小型記憶媒体をデスクにしまい、席を立つと入り口へ向う。

 

「そういう事で、2人にはなのはちゃん達への説明をお願いね〜」

 

「なっ、子鴉貴様!」

 

颯爽と出て行くはやてを追い掛けるディアーチェ。

残されたアインスはアリシア達にどう説明したものかと悩むのだった。




と、いう事で今回はなのはside、はやて主体で話が進んでいます〜

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