【恐竜ランド ドーナツ平野】
マリオ 「おぉ、島から橋を渡ったら随分と開けた場所に出たなぁ。」
ヨッシー 「はい、ここから先はドーナツ平野になります。」
ルイージ 「あれ? でもここの看板にモートン平野って書いてあるよ?」
ヨッシー 「おそらく次の城にいるコクッパでしょう。この平野を我が物顔で使っているようですね…許せません!」
マリオ 「おお、何かヨッシーがこんなに怒るのも珍しいな。」
ヨッシー 「私だって恐竜界のヒットラーと呼ばれるような指導者になりたいんです!!」
ルイージ 「独裁者じゃねぇか!!」
ヨッシー 「そして皆の心をたぎらせ、ゆくゆくはキノコ王国へ進行をへっへっへっ…。」
ルイージ 「兄さん。今のうちにこの独裁者もどきを沈めておくべきじゃないかな…?」
マリオ 「焦るなルイージ。もう少し見極めてからだ。」
ルイージ 「それ前回も聞いたんすけどぉ!?」
ヨッシー 「あ! あれ見てくださいよ、あれっ!!」
マリオ 「あれは、鳥だ!!!」
ヨッシー 「飛行機だ!!」
マリオ&ヨッシー 「いや・・・スーパーマンd―」
ルイージ 「ダメーーーーーっ!!!!」
マリオ 「んだよルイージ、ここは皆で一緒に言う場面だったろ。」
ヨッシー 「そうですよー。変なアドリブ入れてもらっちゃ困ります。」
マントガメ 「んだんだ。オデの初登場シーンを無駄にしないでけろ。」
ルイージ 「誰アンタァ!? つかしゃべり方なまりすぎだろ!! 変なアドリブってなに!? なんで劇みたいになってんの!? っつか・・・ツッコミどころ多すぎで処理が間にあわねぇよ!!!」
マリオ 「・・・鳥だっ!!」
ルイージ 「だからってもう一回やんじゃねえよ!!」
マントガメ 「んで、俺はどうすればいいの?」
ルイージ 「普通にしゃべれるんかい!!!」
マリオ 「あーっ、とりあえずだな、自己紹介してくれるか?」
マントガメ 「あ、どうも、マントガメです。マントがついてるカメだからマントガメです。」
ヨッシー 「あなたの長所と短所を教えてください。」
ルイージ 「面接になってるよヨッシー!?」
マントガメ 「え、えーっと・・・長所は空が飛べること。短所は倒されるとマリオをマントマリオにパワーアップさせてしまうことです。」
ルイージ 「答えるんかい!!」
マントガメ 「あ。させでしまうごどだず。」
ルイージ 「今更すぎるわその訛り!!」
マリオ 「どれ、”ファイアーボール。”」ズゴン
マントガメ 「ぐびゃぁあぁぁぁあああぁぁ!!!!」
マリオ 「パワーアップ!! 煌く帽子! 輝く口元!! マントマリオ!!」テッテレー
ルイージ 「いやなにその変身・・・売れてないCMだよそれじゃ・・・。」
ヨッシー 「口に出してあんな恥ずかしい台詞言えるのはさすがですけどね。」
マリオ 「お、説明書まであるな。なになに、楽しい飛行の仕方・・・」
ルイージ 「何で取説(とりせつ)まで・・・。」
マリオ 「あーなるほど、四角いムーヴってことか。」
ルイージ 「いやそのネタ、かくかくしかじかって言わないと伝わらないからね・・・?」
ヨッシー 「でもいいですね・・・空が飛べるなんて羨ましいです。君と出会った軌跡が、この胸にあふれてるから、きっと今は空も飛べるんですね・・・」
ルイージ 「ちょくちょく前回から歌詞を練りこんでくるのやめい! 気づきにくいんだよ! しかもなんでちょっと懐かしい歌ばっかなんだよ!!」
ヨッシー 「でもほら!! この説明書に”必殺技! フライングボディアタック!”ってありますよ!」
マリオ 「しかも見ろ!! R-18指定だぞこの必殺技!! いやー申し訳ねぇわ!
ちびっ子たちに披露できないのはヒジョーに残念だが、ここから先は大人になってから深夜にこのs―」
ルイージ 「お前の脳内が残念だよっ!!!」
ヨッシー 「危険だから、ちびっ子は真似できないっていう意味ですからね? 決してそういう意味ではありません。でも、そういう風に考えるとそういう意味に聞こえt―」
ルイージ 「お願いだから黙っててくれませんかぁああ!!!」
マリオ 「せっかくだから試してみたいなー。どこかに手軽な敵キャラいねぇかな・・・。」
バサバサ 「あー、パチンコ全然でねぇなおい・・・。むしゃくしゃするからマリオ倒してえなぁ・・・。どっかに手軽なマリオいねぇかなぁ・・・。」
マリオ 「おっっしゃ!!! 出会えた相思相愛だぜ覚悟しろっ!!!」
バサバサ 「え? ま、マリオ!! ってか手軽じゃないよマントマリオだし勝てる気しないし相思相愛じゃないしこっちの話きいてないしぃいいいぃいぃいぃぃ!!!!!」
マリオ 「”フライングボディアタック!” あ、外した。”ファイアーボール!”」ズガン
バサバサ 「ぎょべっ!!!」バタン
ルイージ 「・・・」
ヨッシー 「あはは・・・」
マリオ 「うん、これならクッパにも勝てるぜ!!」
ルイージ 「チョイ待てこらおい!!! 今のどこに希望見出しちゃったの!? ”あんな不意打ちでも避けられる技”の称号もらっちゃったよ!! その清清しい笑顔がこの上なく腹立つよ!!!」
ヨッシー 「でもほら、選択肢は増えたんじゃないですか? ”はねる”だけじゃ四天王には勝てませんし!」
ルイージ 「フォローの欠片にもなってないからそれ!! ”たいあたり”覚えたとしても四天王には遠く及ばねぇからっ!!!」
マリオ 「俺のファイアーボールは”はねる”クラスなのかよ・・・。」
ヨッシー 「あ!! そういえば思い出しました!!」
ルイージ 「今度は何…? てか相変わらず唐突だね…。」
ヨッシー 「ヨースター島のでんでこ山のてっぺんに黄色スイッチの宮殿があるんです! それを押しに行きましょう!!」
マリオ 「黄色スイッチ? なんだそれ。」
ヨッシー 「いわゆる1つの萌え要素、みたいな♪」
マリオ 「潰すぞ。」
ヨッシー 「や、やだなー冗談です! 怖いのでやめてくださいマジで。」
ルイージ 「んで、なんなのさ黄色スイッチって。」
ヨッシー 「このドーナツ平野を抜けると”バニラドーム”という洞窟があるのですが、そこに入るためには黄色スイッチを押してないと通れない道があるんです。つまりは、一種の防衛システムですね。」
マリオ 「あー、なるほどな。」
ルイージ 「んでさ、バニラドームってとこにもコクッパがいるの?」
ヨッシー 「はい、そうなんです、だから必要事項です!」
マリオ 「スイッチ押してないのにコクッパはバニラドームに入れたのか。」
ヨッシー 「あ、まぁそうですね、飛べるなら入れますよ。ほら、クッパは何か空とぶ乗り物に乗ってるじゃないですか。」
ルイージ 「防衛システム穴だらけじゃねえかっ!!」
ヨッシー 「で、でもほら、現にマリオさんたちは入れないんですから、やらないよりマシなレベルにはなってるでしょ!?」
マリオ 「いや俺マントあるから入れるけど。」
ヨッシー 「・・・」
ルイージ 「さぁどうすんの?」
マリオ 「まぁ俺が入れてもルイージが入れないけどな。」
ルイージ 「いいんだよ兄さん。僕は外で待ってるからさ。元々、そういうポジションなんだから僕は。」
ヨッシー 「そうなんですか? 普段からぼっちなんですか?」
ルイージ 「ぼっちとか言うなや!!!」
マリオ 「まぁいいか。行くか。黄色スイッチ宮殿。暇だしな。」
ルイージ 「暇じゃないよね!? クッパ倒すんだよ!? 目的忘れてるよ兄さーーーーーん!!!」
ヨッシー 「ルイージさんて普段からこんなにうるさいんです?」
マリオ 「いや、家では俺しかいないんじゃないか・・・ってくらい静かなんだよ。ってか、いるかどうか怪しいくらいだぞマジで。」
ヨッシー 「そうなんです!? 実はお出かけしてていなかったーっみたいなオチじゃないんです?」
マリオ 「それがな、そうでもないんだよ。
これは、ちょっと前にあった話なんだけどな…?
・・・俺が朝起きて、二段ベッドの下を見たらルイージの姿は無かった。
家の中どこにもいなかったんだよ。
・・・まぁ何でもない、散歩か買い物だろと思ってたんだよな。
・・・んで飯食って歯ぁ磨いてさ、ドラマの録画見ようと思って部屋に戻ったんだよ。その間、もちろん誰も家には来ていない。
そんでふと、ベッドの方見たらさ…。
・・・いるはずのないルイージがそこにぃぃいいぃぃ!!!!!!」
ヨッシー 「ぎゃぁぁぁああああぁああああああぁああ!!!!!!」
ルイージ 「やっかましいわぁぁ!!!! さっきから何意味分からんこと話してんじゃお前らはよぉおおお!!!」
マリオ 「ってとこで目が覚めたんだよな。」
ヨッシー 「はぁああー・・・・・・・・。真夏の夜の夢ですかぁぁーーーー。」
ルイージ 「うまくねぇし!! あん時、そこそこ秋だったわ!!」
マリオ 「でもルイージ、家では本当にしずかちゃんだよな。」
ルイージ 「待って兄さん、意味合い変わってるから。小学生女子になってるから。」
ヨッシー 「とにかくスイッチを押しに戻りましょう!」
マリオ 「そうだな、とりあえず押しに戻るか。」
【ヨースター島 でんでこ山 黄色スイッチ宮殿】
マリオ 「うわぁ、すげえコインの量だな! これ全部もらってけば大金持ちだぜルイージ!!」
ルイージ 「だめだよ兄さん、正義のヒーローが泥棒なんて・・・。」
ヨッシー 「ここのスイッチは特に仕掛けもないですからねー。コインでカモフラージュしてるだけですよ。」
マリオ 「ここの? ほかにもスイッチ宮殿があるのか?」
ヨッシー 「ここの他に緑、赤、青の宮殿があります。まぁどれもクッパ城への道には必要ないですけどね。あっ、ありました。あれが黄色スイッチです!」
マリオ 「へ? これが??」
ルイージ 「こんな大きな宮殿なのに、こんな手のひらサイズなの?」
ヨッシー 「そうです。説明されなければ分からない。だからこそ、誰にも押されないのです!」
ルイージ 「何かカモフラージュの仕方を色々間違えてる気が・・・」
マリオ 「まぁいいや、押すぞ。」ポチ。
ヨッシー 「お疲れ様です。さぁ、気を取り直して向かいましょう!!!!」
ルイージ 「はぁ、もうお城は嫌だな。。。でも行かなきゃだね!!」
マリオ 「俺がついてるだろ? さぁ行くぞ、ルイージ、ヨッシー!! コクッパ、モートンの城へ!!」
ヨッシー 「へ? 今から行くのはTS○TAYAドーナツ平野店ですよ? 借りたかったブルーレイがあったんです♪」
マリオ&ルイージ 「あ、そう・・・もう好きにしてくれ。。。」
【To Be Continued…】
次回予告
イギー 「よっ、イギーだ。今回は俺が次回予告を担当するぜ! え?誰?じゃねぇ!! 前回の今回で忘れてんじゃねえよ!!!
マリオがさらなるパワーアップをしやがったな。モートンは俺には実力で劣るからな、勝てるか不安だぜ。
あと今回マリオにやられちまったバサバサ。知らないやつはいねぇと思うがコウモリの仲間だ。コウモリっていつも天井にぶら下がってるよな。
まぁバサバサも例に漏れずぶら下がってんだけどよ。天井が好きなのか?
でも実はそもそもコウモリは、二本足で自身の身体を支えきることが出来ないんだよな。あいつら鳥類じゃなくて哺乳類だしな。しかも前足が翼になってるもんだから、他の哺乳類みたく四本足も出来ない。このままじゃ陸での生活は不可能だってことで、天井にぶら下がるって方法になったらしいぜ。
だからバサバサも天井が好きなんじゃなく、そうするしかなかったって訳だ。
構造や体質だから、生き方や戦法が限られるってのは気の毒って感じも、するがね。
次回、”VSモートン、溶岩の大相撲!!”
てかそもそも、オレの城、爆発しなくてよかったのかアイツら…。確か原作ではb―」
ヨッシー 「ごめんなさーいっ、忘れてましたぁ♪ 直ちに爆破しますねーっ♪」ポチッ
BACOOOOOOOM!!!!!
イギー 「ンギャーーーーー!!!!!!
自分のアホーーーーーーーーーーっ!!!!!!」