鬼シリーズ(完) 作:スインガ
昔、村の近くの山には鬼がいた。その鬼は悪さを続けた。最初は、作物を盗むなどまだ可愛い方だ。
悪さは日に日にエスカレートしていった。
村人の家を壊す。
子供を殴ったりする。
夜中に大声で叫ぶ。
このような悪さを毎日のようにした。
怒りを抑えきれなくなった村人は、鬼を懲らしめてやろうと、罠などを村じゅうに仕掛け、鬼がくるのを待った。
鬼がきた。
村人「きたぞ」と小声で言い、村人は皆持ち場につき、罠を発動させようとしましたがことごとく失敗。ですが、鬼を捕まえることが出来た。鬼は捕まり手足を縛られ、殴る蹴るなどを受けた後そのまま生き埋めにされた。
鬼は怒り、鬼は本気を出し、ロープを引きちぎり、地上に這い上がる。
鬼は、村人全員の左腕を噛み、山に帰りました。村人は鬼を恐れ、村の東西南北に結界を作り、鬼が入れないようにした。結界が張られた10年は、平和な村だった。
10年後、あるAと言う悪ガキが現れた。。Aは鬼と同じように悪さを毎日のようにし続けた。Aは村人全員に「お前は鬼の生まれ変わりじゃ!出て行け!」と言われた。
Aはそんな言葉は無視し悪さを続けたが、村人から向けられる視線はAにとって苦痛だった。
Aは村から出て行くことを決めた。Aは怒り、村から出る時、あまりの怒りと悲しみに結界である地蔵を蹴り、首を折ってしまった。。当然村の結界は壊れ、今では鬼が自由に出入り出来る状態になった。。10年間平和であった村が再び危険にさらされている事を知らない村人達はまだ呑気に暮らしている。
ですが、結界を張ったお寺の住職(以降B)は当然気づいていましたが、村人に心配をかけないように言わずに修理をしに行った。
Bが首の折れた地蔵に着いた時の事。そこに鬼がいた。鬼はずっと笑う。鬼はBを殺せば村に結界は張れないと考えBを殺そうとする。当然人間が鬼の力に勝てるわけもなく、Bは死んでしまう。。鬼はBの死体を見ます。もう、鬼にはBの死体ではなく、美味しそうな肉の塊にしか見えず、鬼は思わずBにかぶりついた。その時、鬼は感動した。
「人間はこんなにも美味しいのか!」
鬼は、人間が食べたくて、いてもたってもいられない状態になり、1日1人村人を殺し、それを食べる。
そのような生活をし続ける鬼はもう、鬼の領域にはいられないただの「魔物」となってしまう。
鬼の体は赤から黒に変色し、角がなくなりました。
魔物は、この世界では不安定な存在になってしまい、消えかかる。。もう、200人は食べた。ある日、鬼はいつものように人を食らっていると、体が消滅し始めました。魔物は死んだ。