鬼シリーズ(完) 作:スインガ
鬼シリーズ 22話 「事故」
ある日、俺は学校で「なーシンどうしても、幽霊が見たい奴がいるんだけど」と言ってきた。俺が「アホなのか?」と言ってやったが、自分が人の事を言えないな、と思った。
俺「二つ方法を言おう。まず【俺が見せてやる】次に【事故現場などで死んだ方へ同情する事】でも、後者は絶対にしてはならない事だ」
すると、友達は俺に手伝ってくれと言うが俺は自分が知らない奴に触れるのがちょっと嫌だった。正確には縁がない奴にだ。すると、友達は「仕方ないなー。わかったよ」といいどこかへ行ってしまった。俺は遠くから、「後者は絶対にするなよ!」を言い、俺も家に帰る。
ムロク「あいつ絶対するぞ」
俺「かもなー、ちょっと言っとくか。」
俺はそいつへ電話する。
(以降Yとする)
Y「もしもし」
俺「もしもし、俺」
Y「どうした?」
俺「お前らやる気だろ。やるのはいいけど、自己責任でな。あとなんかあったら、電話してこい」
Y「おー!ありがとよ!」
そういい、電話を切る。
ムロク「電話でいいのか?」
俺「なんかに魅入られてたら、手伝ってくれよな」
ムロク「仕方ないな」と言い合い、俺たちは夜を過ごした。
その日の夢の事だ。
どこかの道路に自分はいる。見た事がない道路だ。空は暗く、他には誰もいない。道路は田舎道のようで一本。道路の横は、草むらになっており、少し先に行くと、十字路のような場所がある。すると、赤い服装をした、女の人が十字路から出てきて、こちらに歩いてきた。
(ん?やばいかな?)そんな事を思い逃げようとした。だが体は動かない。
(え?夢で金縛り!?)
もう、あと3歩と言うところまで近ずいている。俺はその人から目が離せない。俺は何かされると覚悟し、目を瞑る。いくら待っても、何もない、いつの間にか体も動く。《後ろを見るため振り向くと、目と鼻の先に女がいた。》さすがに俺は叫んだ。俺は腰を抜かし尻餅をつく。
すると、女は口を開き何か言っている。だが、聞こえない。
俺「え?なにか訴えてるのか?」
女は頷く。俺は立ち、女の口ものに耳を近づける。
女「見てて」と言ってきた。その言葉を聞いた瞬間、気を失うように、目が覚めた。
ムロク「あの女は自己で死んでるな」
俺はまさかと思い。女の顔を思い出そうとした。だが思い出せない。
次の日の夢だ。
俺はいつもより低い目線で昨日と同じ場所にいた。前には誰もいない。後ろを振り向くと、目を瞑った俺が立っている。(まさか、女の視点なのか)案の定その通りだった。すると、耳鳴りが始まり、体が動かなくなった。そして、勝手に足が動き前方へ進む。俺を通り過ぎ十字路へ行く。次の瞬間、「バン!」と何かが俺にぶつかる。俺というか。女の体に何かが当たり、腰の骨が折れた音がした。。俺は何かにそのまま飛ばされ、飛ばされた先に見事に石があり、そこで頭を打った。もう体が動かない。すると、俺はいつもの目線に戻った。
俺はすぐに女を助けに行く。何かを横が通り過ぎていく。車だった。
俺「ひき逃げだったのか」
女は頷き、俺は目が覚めた。
ムロク「あそこにお前の友達がいくのか」
俺「知らんなー、でもなんで俺が見ないといけないんだ」
(あの事故超痛かったし)
俺「でも、あそこはどこだろうか」
ムロク「今度友達に聞くといいよ」
俺は手でグッドをして、暇をしていた。
次の日の夜もまた夢を見た。
場所や時間も同じようだ。俺の目線、女が遠くの十字路で倒れている。そこには、昨日なかった花束がある。
すると、一台の車がきた。その車は止まり中から男3人が降りてきた。その中の一人はYだった。
3人は十字路の横の花束に合掌している。そうすると、3人は目を開けた瞬間に叫び出し逃げる。女はその3人について行く。車がエンジンをかけ、出発と同時に俺は起きた。電話がかかってきていた。
Yだ。
Y「ちょちょ、シン事故現場で、お、女が」
俺「落ち着け、赤い服の女か?」
Y「そうそう、なんで知ってんだ」
俺「まあいいから俺の家こい」
Y「行っていいのか?」
俺「いいからすぐこい」
そうして、1時間ほど経ってから家のチャイムが鳴る。
俺「開いてまーす」
男3人と女が入ってきた。女はYに取り憑いてるようだったから、Y以外を外に出し、俺は女に話しかける。
俺「この世界で会うのは始めですね」
Y「え?」
俺「Y、お前は黙ってろ」
女「ですね」
俺「ご用件は、あの車についてですね」
女は頷き、「ナンバーと車種はわかっております」
俺は前のように手紙を書くことにし、紙を持ってきた。
俺「では、全部言ってください」
女は車種とナンバーを言い終わる。
俺「あとは任せてください」そう言うと女はお辞儀しながら消えていった。
俺「おい、お前らは警察に行ってこの手紙を持って行け。」
Y「わ、わかった」
俺「渡す時に俺の名前、住所、電話番号とかも何にも言うな。街を走ってたら、渡されたって言え」
Y「わかった」
そう言うとYは出て行き、外でエンジンがかかる音がし発進していった。
2週間後の事だ。
飯を買いにコンビニに行った帰りに家の前であの女が立っていた。
俺「どうしました?」
女「あ、先日はありがとうありがとうございました、犯人は捕まったようで」
俺「ああ、そうですか、よかったですね」
女「はい」と言い女は消えていった。