鬼シリーズ(完) 作:スインガ
くだらないかもですが、読んでいただけると嬉しいですw
鬼シリーズ 25話 「霊能力者」
久しぶりにしおりと買い物をしに街をぶらぶらしている時だ。
しおりは同じマグカップや同じ服などを買っては片方俺に渡してきた。俺はそういうのに疎く、何をしてるのか全く分からず、友達に聞いてやっとペアルックと言う言葉を知った。
なんでこんなに同じものを買うのかと疑問に思いながら、二人並んで歩く。
とムロクが急に入ってきた。目を開けた瞬間すごいものが目に入った。
右斜め前を歩いている女子高生らしき人の周りに5、6体の幽霊が、女の子を囲むようにして手を繋いでいる。それは女の子の周りで手をつなぎ、何かから女の子の守っているようにも見えた。しかも、女の子に背を向け、その状態で進んでいた。身長はどれも俺の腹ぐらいで、がたいがかなり良い。
女の子は、しおりとそう変わらない身長で、茶髪のショートヘア、かなり可愛い。
俺がその子に目を取られていると
しおり「ちょっと!なんであの女の子見てるの?」
としおりが浮気と思ったようで問い詰めてきた。
さすがにこの光景を見せてしまうと、怖がる。だが、これを隠しても疑われるままだ。何より【怖がった顔を見たい!】と言う欲に負けてしまいしおりの手を握る。
しおりは恥ずかしそうに地面を向き、シン君と言ってきた。ちょっと心が動揺してしまった。俺は今俺が見ている光景を説明しようとする。
俺「しおり、おーい、見てみろって」
しおりが顔をあげ、俺の見ているものを見ると、もう片方の手で口を塞いだ。(かわいい!)なんて思いながら、俺はそれの正体を知りたくて仕方なかった。
その瞬間、女の子の周りの幽霊達が俺を見た。ムロクの気配に気づいたようだ。しかも、いつの間にか距離が近ずいていた。すると幽霊の一人が女の子に何か言っている。話終わると女の子が俺に話しかけて来た。
女の子「あの〜、この子達が見えてるんですか?」
俺「あ、はい、まあ」
女の子「ところで、《もう一人は誰ですか?》」
俺はしおりの事と思い
俺「あー、こいつは俺の彼女です」
女の子「いえ、そちらではなくて、あなたのもう一人ですよ」
俺は女の子の一言に動揺してしまった。
俺「すごいですね。こいつは鬼神です」
女の子は俺の言葉に動揺している。驚いたような顔をしながら言う。
華宮「ここであったのも何かの縁です。私は華宮 神火(かぐう しんか)と言います。よろしくお願いします」
俺「かっこいい名前ですね。俺はシンと言います。この鬼神はムロクです。で、この子は」
しおり「どうも、髙野といいます」
華宮「どうも、よろしくお願いします」
といい、俺たちも頭を下げ、その後華宮は、住宅街へ消えていった。
しおりが、俺の服の袖を引っ張る。
しおり「なんだったのあの子」
俺「すごい霊能力者だよ」
しおり「霊能力者?」
俺「そうそう、霊能力者。霊能力にも色々あるからな」
そうなんだーとしおりはいいそれ以降また、買い物を始めた。
俺はこの街には、そういう人が多いなと思った。まさに類は友を呼ぶだ。