鬼シリーズ(完)   作:スインガ

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ちょっと雑になってしまいましたが、楽しんでいただければ幸いでございます。


鬼シリーズ 2話 「力の使い方」

鬼シリーズ 2話 「力の使い方」

 

 

俺の横には鬼がいる。鬼といっても、悪い鬼ではない。俺は中学生で鬼と出会ったが中学生では、あまりにも力不足なので高校卒業まで成仏させる仕事はやめておき、普通の学生でいた。

 

大学に入り車の免許をとったりして準備を進めていた。資金を集めるためバイトをしていた時の話。

コンビニのバイトでムロクがいるからと夜勤に入った。客が全くこないコンビニらしい。だがムロクが「すごい量だな」と言っている。

 

俺「なにが?」

 

ムロク「霊、かなりいるな。こいつらが集まってるから人間は無意識にここには近ずかないようにしているんだろう」

 

俺「ここなんかあるの?」

 

すると、ムロクが俺に憑依し始める。視界が一瞬真っ暗になる。目が見えるようになった途端気分が悪くなった。まるでゾンビがさまよってるかのような場所だった。目が落ちてる奴もいる。腕がない奴もいる。

地面にはって、みんなに踏まれている奴もいる。

ムロク「こりゃ、どれかが引き寄せてるな」

俺「どいつ?」と言っていると明らかに正体はわかった

一人だけ黒いオーラを出しながら、体がはっきりしている奴がいた。

 

俺「あれか、わかりやすいな」

 

ムロク「だな」

 

そいつは中年っぽいおっさんだった。

 

俺「やっかいだな、そんなに念が強いのか」

 

ムロク「ま、この店から追い出したら、このゾンビも消えるだろう」

 

すると、ムロクは俺から出た、俺は先ほどいたおっさんの方向へ向かった、あとはムロクの仕事だった。俺にはなにをしているのかが全く見えない。

すると、ムロクが「店から出てくれ」と言うので、店からでた。するとムロクはまた憑依してきた、店内を見ると先ほどいたのは全くと言っていいほどかたずいていた。

次の日から夜にも客が来るようになった。(サボれなくなった)

 

俺「なー、ムロクどうやって霊を追い払ってんだ?」

 

俺は聞いてみたがムロクは黙ったままだった。

俺「ま、言いたくなかったら無理にとは言わないさ」

 

俺はまだムロクの過去をちゃんと知らない。ムロクに過去のことを聞いてみたが「聞いたら絶対にビビってちびるぞ」と言われ教えてくれない。

俺はムロクと違って力がない。だから、ムロクが俺に入ってる間俺が戦えるように九字の切り方などは色々できるが、使えるのかまだ一度も試していない。

 

次の日の事、学校に行くと何か噂しているのが耳に入った。聞いてみると「昨日放課後職員室前にお化けが出て、手を引っ張られたんだって!」

 

俺「ほぉ〜」(楽しそう)

その噂をぶっ潰してやる!

今日の放課後に入るか。などと言い、ムロクと計画を練っていた。

どう考えてもムロクがいるせいで俺には近づかない。「どうしたものかね〜」

 

ムロク「憑依中に力を抑えてやろうか、手を掴まれたら、力を戻してやるから九字切りしてみろ」

 

俺「おー!ナイスアイディア!てかそんな事出来るのかよ」

ムロクは少し楽しそうだった。

 

そして、放課後になった

俺は聞いていた職員室前に行ってみた。

案の定何もいない。今は深夜だ。先生もいない。生徒もいない。

俺「よし!やるか」とムロクに目で合図する。ムロクが入ってくる。

視界が黒くなる。目を開くとそれほど変わらない景色だった。

 

俺「ん?全然いないな」

 

すると、突然視界が白くなりいつもの景色に戻った。「力を隠したのか。」すると、左手を何かが掴む。俺は全くと言っていいほど冷静だった。腕を振りほどいて、軽くお経を唱えた。そのあと九字を切る。

ムロクが何もせず出てきた。

ムロク「もう、切れた」俺は実感がないまま、初九字切りをした。

俺「霊というか、掴まれても動じない自分にビビった」

ムロク「俺もちょっと思った。お前人間?」

俺「もちろん!」と楽しげに話しながら、学校を後にした。

 

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