鬼シリーズ(完) 作:スインガ
鬼シリーズ 4話 「小川調査事務所」
俺はある程度金が貯まったからコンビニのバイトをやめ、別の仕事(幽霊関係の仕事)を探していた。そして、ふと加奈子さんの仕事を思い出した。《小川調査事務所》俺は小川調査事務所を探しに街を歩いた。
すると、ある雑居ビルがあった。ビルは3階建だった。ビルの1階はボストンという喫茶店だった、2階は消費者金融だ。そして3階には小川調査事務所があった。「ここかな?」などと言い、3階まで上がりました。
コンコンとノックし入った。そこには3人いた。1人は小川さんらしき人。2人目は加奈子さんだった。3人目は加奈子さんに付いている男性だった。
俺はお辞儀をしながら「ここが小川調査事務所ですか?」すると。
小川「はい、ここが小川調査事務所です。依頼ですか?」
俺「いいえ、ちょっと仕事を探してまして」
小川「ああ、そうなの?ここで働きたいの?」
俺「はい、働きたいです!」
小川「いいよ〜、じゃあ採用ね。みんな自己紹介、僕はここのたった一人の所員の小川で、そこの女が」
俺「ありがとうございます!加奈子さんですよね」
小川「ああ、知ってたのか」
加奈子「で、こいつは私の助手だ」
助手「どうも」
俺「どうも」
ムロク「どうも、言っても見えんか」とムロクが言っていると加奈子さんがムロクを見るなり「やっぱかっこいいな!」と言った。小川さんと助手君は「何が?」と言うような顔で加奈子さんを見ている。
小川「ここには零細だから、仕事は妙なのばっかりだよ。幽霊退治とかばっかり」
加奈子「この人は素晴らしいぞ、私より使えるんじゃないか」
小川「君よりすごい?そんな馬鹿な」
加奈子「ここには神鬼がいる。その男の横には鬼がいる」加奈子さんの言葉に小川さんと助手くんは俺を見た。
俺「いますよ。俺自体には力はないですが、こいつに力を借りて霊をみたり払ったりできます。しかも、こいつは霊を食えます」
小川、助手「食える?霊を?」
俺「ええ、浮遊霊などを食ったら、怒られますが、悪霊なら食えます」
俺はムロクの事を説明した。
俺は小川さんと連絡先を交換し、「仕事が入ったら呼ぶよ」と言われた。
俺「りょ、了解です」
すると、男が入ってきた。服部という人だ。仕事で尾行をしてきたらしい。俺は挨拶をして今までの事を説明した。(こんな簡単な仕事でいいのか?)などと思いながらも、仕事を待っていた。ソファで座っていると加奈子さんとムロクが喋っている。
加奈子「なー、浮遊霊と食ったら誰に怒られるの?」
ムロク「神」
加奈子「神って神とあったの?」
ムロク「あったと言うか。神に呼ばれて、怒られて、罪を償って、今に至る」
加奈子「何したの?」
加奈子さんはムロクの過去の事を聞いた、俺も聞きたかったから耳を傾けた。
ムロク「すまんが言えない」
ムロクは過去の事をどうしても言おうとしなかった。加奈子さんは俺にムロクの過去の事を聞いてきた。
俺「俺も聞かされてない、あと聞いても無駄ですよ〜」と言い加奈子さんを諦めさせた。ふと加奈子さんは助手君の腕を掴んだ。
助手「うわぁ!」助手君が驚くと加奈子さんは大笑いした。
俺「加奈子さんは力を使いこなしてるんですね」
加奈子さんは笑いながら、助手君の腕から手を離す。
助手「な、なんですかあれ」
加奈子「だから、鬼だって!」
助手君は驚いた顔から変わらない。
(そんなに怖いかな?)
ムロクは怖がられても何も感じない。
小川「ま、君の仕事はまだないから今日は帰ってもいいよ。なんかきたら、連絡する。」
と言いわれ俺は帰ることになった。
今回で小川さんと師匠と服部さんが出ましたね!