鬼シリーズ(完) 作:スインガ
鬼シリーズ 7話 「初仕事」
俺は幽霊が自分の目で見えるようになったが、ムロクの力なしでは力不足だった。
季節も冬になり、心霊スポットに行こうなどのお声は減った時の事。
小川さんから電話が来た。
小川「ちょっと、仕事が入ったから来てくれ」
俺「了解です」
俺とムロクは小川調査事務所に行った。すると、作業服を着ている男性がいた。話を聞くと
男性「ある場所に家を建てろと上が言ってきまして、建てようとすると、重機が壊れたりある程度のところまで行くと壊されたりしてるんですよ。侵入者がいないか見張り番なんかもしたんですが、そんな人いなくて」
俺「そこになにかあるか見ろと」
男性「ええ、心霊的な事でしたら、我々もどうしようもなくて」
小川「頼めるか?」
俺「もちろんです」
小川「では、その依頼引き受けましょう」といい、俺の初めての仕事が決まった。
俺はその仕事場に行く。
俺はその場所を見るとなにか悪い気のようなのが見えた。
俺「ここは元々何があったんですか?」
男性「駐車場だったらしいですが、駐車場は全く車が来なくて、ただの空き地みたいになってしまいまして、ここは 買い取られ、買い取った人が、家を建てるというので今建てています。」
俺「ありがとうございます。じゃあ土地が悪いかな」
俺はムロクと共に地面を見た。
(なにか埋まってるかな?)
俺「ムロクどうだ」
ムロク「嫌、何も埋まってない」
俺「?じゃあなんだろ。」
ムロク「もう、場所自体があまり良くない」
俺「じゃあどうしろと」
ムロク「結界でも貼ればいいんじゃない?」
俺「それじゃあ、住んでる間になにかあるんじゃないか」
ムロク「だな。食うか」
俺はムロクを見た。正直(マジか)と思った。すると、ムロクは空間を食っている。俺には見えない何かを食っている。
ムロク「食ったぞ」
俺「そんなのして大丈夫なのか?」
ムロク「大丈夫だ。土地の悪を食っただけだ、これで大丈夫だろ」
俺「わかった」
俺は男性に終わりましたと言うと
男性「え?本当ですか」
俺「はい、もう大丈夫なので、これで何か起こったらまた言ってください。」
男性「あ、ありがとうございます」
俺「いえいえ、小川調査事務所を今後もよろしくお願いします。」
と言い、俺は仕事を終わらせ事務所に戻った。
俺「戻りましたー」
小川「おかえり、どうだった?」
俺「幽霊と言うか場所が悪かったので、悪気を食いました」
小川「そ、そうか」
すると、小川さんは封筒をくれた。
小川「君の初任給だよ」
(日払いかい)
俺「ありがとうございます!」
これで自分のすべき事をしていけると希望を持てた。