魔法科高校の劣等生の世界に転生!? 転生したけど、原作にはいませんでした   作:フローザ

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急にどうしたんだ、タイトルよ。

そして今回はすごく自信がない……
グダグダ感がひどいかも

それと、摩利のデレは本編に入れるとがたがたになりそうだったので、おまけとしてあとがきにちょっと書きます。


4話 「穴があったら入りたい!」

  おっと、来たみたいだ。あれ? 人が向かってきてるとは思えないほどの土煙が……

 

 「おまえたちー! そこで何をしている!? 当摩から離れろ!」

 

 私情はさんじゃだめでしょ!

 

 「待って! 俺は何もされてないからとりあえず落ち着いて!」

 

 「ケホッ、ケホッ。そうよ、摩利。まずは話を聞かなきゃ」

 

 あ、真由美さんむせてる…… すみません、摩利姉のせいで……

 

 「ンンッ、そうだったな。私は風紀委員長の渡辺摩利だ。事情を聞かせてもらおうか」

 

 周りの人たちはどうも萎縮してるみたいで、摩利姉のちょっとした痴態には気づいていないみたい。助かった……

 にしても、摩利姉も意地悪だね~ 内容知ってるのにさ。

 

 「すみません。森崎家のクイックドロウは有名なので後学のために見せてもらおうとしたんです」

 

 「ほう、見学か。とっさにしては頭が回るな。何も知らない奴なら騙されたかもしれんな」

 

 「ッ、ということはやり取りを見ていたんですか?」

 

 「いや、弟の携帯を通して話を聞いていただけだ」

 

 「そういうこと~ 俺が出てったのは時間稼ぎのためってわけ」

 

 「意地の悪いことをしてすまなかったな。さて、今回は未遂であったことと彼の優しさに免じて不問とするが、以後このようなことがないように」

 

 「そうね。でも、魔法の行使には細かいルールがあるのでそれを学ぶまで無闇に魔法を行使しない方がいいでしょう」

 

 そう真由美さんがまとめたところで全員が頭を下げた。

 

 「そういえば、君の名前を聞いていなかったな」

 

 「一年E組、司波達也です」

 

 「覚えておこう」

 

 そういうと摩利姉は俺の方をじっと見つめてから去っていった。これは帰ってからが大変だ……

 

 

♢♢♢♢♢

 

 

 「さすがにこれはもう帰った方がいいんじゃない?」

 

 摩利姉たちの姿が見えなくなってから問いかけたんだが……

 

 「借りだなんて思わないからな」

 

 人の話を聞かずに達也に話しかけている。

 

 正直こういうやつはムカつくね。

 

 「アンタバカ?」

 

 「なんだ突然!」

 

 「突然ってことはないでしょ。無視してたのはそっちなんだから。というか、俺たちのやり取りを知ったうえで達也が庇ってるって判断したんだから、本人がどう思っていようと客観的に見れば君たちは庇われたってこと。お・わ・か・り?」

 

 「それでも僕は認めないぞ! 司波さんは僕たちといるべきなんだ」

 

 「ああいうのはほっとくのが一番だな。さあみんな、帰ろうぜ」

 

 俺の言葉に森崎なんたら君は反応を見せたけど何も言ってはこなかった。これでひとまず一件落着かな。

 

 「あ、あの」

 

 帰ろうとしたところで声を掛けられた。

 

 「光井ほのかと言います。さっきはありがとうございました。森崎君には悪いですけど、どう見ても悪かったのはこっちですし……」

 

 「気にしないでよ。俺はただ連絡しただけだよ」

 

 「いえ、渡辺君が風紀委員に連絡していなければもっと大事になっていたと思います」

 

 「それもそうか…… ここは素直にお礼を受けておくよ。でも、苗字呼びはあんまり慣れてないから当摩でいいよ」

 

 「わかりました。それで、その……」

 

 「まだ何か?」

 

 「え、駅までご一緒してもよろしいでしょうか?」

 

 「「「「「……え?」」」」」

 

 この展開を予想していた(知っていた)俺以外の五人は見事にハモってくれた。俺としてこんなかわいい子の顔が近くてドキドキして困るんだよな……

 結局驚きはしたものの、断る理由もないので一緒に行くことになった。

 

 

♢♢♢♢♢

 

 

 「……じゃあ、風紀委員長の渡辺先輩は当摩君のお姉さん何ですね?」

 

 「まぁね。だからもめた時もすぐに連絡が取れたってわけ」

 

 「それにしても、よくおとなしくしていたわね」

 

 おいエリカ、余計なこと言うなよ!

 

 「それはどういう意味なの?」

 

 深雪がエリカに聞いている。

 

 「あぁ、それは――

 

 「それは摩利姉がもめ事とか大好きだからだよ! 喧嘩とかも割と好きだから余計な事せず収まったことが意外なんだよ」

 

 「そうなんですか。でも、なんかわかります。渡辺先輩って凛々しくてかっこいいですし、男性っぽいですよね」

 

 ナイスだ、美月。このまま話をそらそう。

 

 「それは確かに身内の俺から見てもそこらの男よりよっぽど男らしいしね」

 

 これで何とか――

 

 「どうも渡辺先輩はお前のことが相当気に入ってるようだな」

 

 なってない! 流石に達也はあの時気づいてたのか…… マジで正確悪いな。

 

 「どうかしたのか?」

 

 俺がうなっているとレオに不思議がられた。

 

 「い、いや、なんでもない。ただ可愛い女の子がいっぱいでドキドキしちゃって」

 

 ……って、俺何言ってんだよ。実際にさっき思ったけど今言うのは場違いすぎるでしょ! みんなドン引きだろうな……

 

 「こんなところでそんなことよく言えるな。俺には到底まねできそうにないな」

 

 「一言で女子の頬を赤く染めるなんて、とんでもないプレイボーイ?」

 

 そこには頬を赤く染めた女子が五人と呆れ顔の男子が二人。

 あっれ~ 俺の予想してた反応と違う。それと雫さんや、頬を赤らめながらそんなこと言わないで! 俺がすごく女たらしみたいになっちゃうから。

 

 「あぁもう。穴があったら入りたい!」




おまけ

渡辺家にて

 「今日は助かったよ、摩利姉」

 「そうだろうそうだろう。急いで駆け付けたからな。もっと褒めていいんだぞ」

 「まったく。摩利姉は甘えん坊だな」

 「家にいるときくらい良いだろう。あっ、もっと~」

 「こう?」

 「そう、そんな感じ」

 「これはどう?」

 「あんっ、うまいぞ当摩」

 「それはよかった。膝枕で横になりながら頭撫でてもらうのってそんなに気持ちいいの? それなら俺も摩利姉にしてほしいな」

 「それはもちろんとても気持ちいいぞ。後でやってやろう。……だからもう少しこのままでいさせてくれ」

 「はいはい、仰せのままに」




……たったこれだけなのに、書いてるときに近くにあったハチミツ飲んだんじゃないかと錯覚した作者。←現実で自分には起き得ないイチャイチャを書くのがつらかった……

ちなみに当摩は無自覚の女たらしです。好意には気づけますが、自分のどの行動や言葉がきっかけなのかはあんまりわかってないです。女たらしみたいなんじゃなくて女たらしなんですよ!

さて、次はいよいよ生徒会へ
(部屋へは行くがまだ入るとは言っていない)
マジでそこんとこどうしよう……
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