東方吸血録   作:Hanrei284

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どうも!最近忙しい上に、厳しい道のりを選んだHanrei284です!
今回は少し道をそれまして、『もしも~なら』そういった意味を込めた
『東方吸血録IFシリーズ』を投稿していきたいと思います
このIFシリーズは、本編が引っ掛かった時の救済用なので、本当に稀になると思われます
ちなみに、今回はもしレミリアと戦っていたら、という趣旨のもと、内容はイングリッシュが多様に使用されております
では吸血録IF第一回、ゆっくりしていってくださいね!


吸血録IFシリーズ
第一回 【もしレミリアと戦っていたら】


何か軍勢が真っ赤な館に走っていくのが見える

あれが吸血鬼ハンター共か…仕方ない…

そんなことを思いながら町から少し離れた山に登る

そしてこの時代には到底見合わないスナイパーライフルを取り出す

 

山の緑の草の中、狙いを定められる位置を探し、そこに構える

弾は…足りるな…

音が目立たないようにサプレッサーを装着する

 

パスッという音の中、俺が狙うやつが一人ずつどんどん倒れていく

その光景を館から出てきた少女は困惑する

おぉ…レミリア嬢じゃないか…これは尚更手を出させるわけにはいかねぇな、原作崩壊しちまう

あれ…?俺が色々やってる時点で既に壊れてるような…?まぁいいか

 

あらかた片した後に、レミリア嬢らしき人物の目の前に飛び立つ

突然現れた俺のことを唖然とポカーンと見つめる彼女

 

「…Who are you?(…貴方は誰?)」

 

不思議そうにこちらをまじまじと見つめた後に、まさかの言葉が飛んでくる

 

「I got it…You also will you come to kill me?(わかったわ…貴方も私を殺しに来たんでしょう?)」

 

「No!I came to help for you!(違う!俺は君を助けに来たんだ!)」

 

思わず俺は即座に否定する

あんな頭の回転のされ方をするとは思わなかった…

 

「Not believe possibly…if let's way.(到底信じられないわね…ならばこうしましょう)」

 

俺は次の瞬間に発される言葉に愕然とする

 

「When you are able to win me,I believe you.(貴方が私に勝つことができたら信じるわ)」

 

そんなまさかの言葉に俺は渋々了承する

 

「I know…if it believe me?(わかった…そしたら信じてくれるんだな?)」

 

「Ofcouse,noble vampire is not lie.(もちろんよ、高貴な吸血鬼は嘘をつかないもの)」

 

そういい二人は距離をとり、小さくため息をつき、同時に言葉を放つ

 

「The moon is red so much too,kill you seriously.(こんなに月も紅いから、本気で殺すわよ)」

 

「This moon is stained crimson so much…enjoy…?(こんなに月が紅く染まっているんだ…楽しもうぜ…?)」

 

レミリアはそういった直後に俺へと距離を近づけてくる

手に握られた真っ赤な槍を俺へ突き立てる

その槍が俺の耳元で『ヒュゴッ』という音を響かせる

 

「Fend off this blow…quite enjoy…(この一撃を躱すとはね…かなり楽しめそうだわ…)」

 

「As always…it is an honor.(いつものことなんだが…光栄だね)」

 

「You terrible monster…(とんだ化け物ね…)」

 

そういってレミリアは必死にグングニルを振るってくるが、俺は軽々とそれを躱していく

…さすがに女の子に武器使うのもな…

何かいい方法はないだろうか…そう思いながら唯々躱し続ける

 

「Are you kidding me?If this not to fight.(ふざけてるの?これじゃあ戦いにならないわ)」

 

額に青筋を浮かべながらこちらを睨むレミリア

そんなこと言われてもなぁ…女性を切り刻むなんて出来ねぇもんなぁ…

 

「If,Do not cry even if painful?(なら、痛くても泣くんじゃねぇぞ?)」

 

そう言って俺はレミリアに笑って見せた

 

レミリアside

 

「Do you have what you say…?(一体何を言っている…の…?)」

 

こいつが巫山戯たことを言ってきたので、絶対に殺してやる、そう思ったのだがいつの間にか私の目の前から消えていた

とっさに構え、周りを見渡すが、何処にも見当たらない

何処に行ったの…?

 

「Do you looking for me?(俺のことを探しているのか?)」

 

クスクスと耳元で笑う声が聞こえる

その方向にグングニルを振るうが、当たった感覚がない

段々と恐怖の感情すら抱けてきた

そして思わず声を上げてしまう

 

「Where do you have!?To show up!!(何処にいるの!?姿を見せなさい!!)

 

「I'm here.But a little sore , be patient.(俺はここにいるよ。少し痛いけど我慢してくれよな。)」

 

そう耳元から聞こえた瞬間、物凄い衝撃が私を襲い、その直後に私は意識を手放した

 

稜夜side

 

真っ赤な館の真ん中、意識がないレミリアを膝枕しながら色々と考える

思った以上に強く首を叩いてしまったらしく、首に青痣ができてしまっていた

やってしまった…と思いながら治癒魔法を使い、首にある痣を消す

 

そうこうしているとレミリアが目を覚ます

 

「ぅ…うぅん…」

 

そう言って目を擦る

その動作に思わずドキッとしてしまう

ダメだダメだ、俺には永琳がいるじゃないか…

そう思い意識を持ち直す

 

「どうだ?具合は?」

 

そう俺が声をかけると、最初は驚いて少し睨まれたが、諦めたようにため息をついた

 

「私の負け…ごめんなさいね、突然色々なことが起こりすぎて気が動転していたみたいなの」

 

「いいさ、生き物なんてそんなもんだ」

 

「それにしてもこの言葉は何?私喋ったことないはずなのに言えているんだけれど?」

 

とても不思議そうに問われる

これは俺の能力を使って君のところの言語を俺のところの言語に変えているだけだ、気にしないでくれ

そんなことを伝え、ついでに俺のことも色々と教えておく

そして二人とも自己紹介を軽く済ませる

 

「ふぅん…日本とかいう国から強い人を求めてきたのね…そんな人なかなかいないわよ?」

 

そういってクスクスと笑うレミリア

くっそ…何もかもの動作が可愛い…

 

「それにしても、あなたの能力は異常ね、そんな人に勝てるわけないじゃない」

 

「いいや、君も十分強かったさ、躱すのが一苦労だったよ」

 

「そういってもらえるとなんだか嬉しいわね」

 

「そういえば、怪我は大丈夫か?傷は女性にとっちゃ負のステータスに成り得るからな、できるだけ無いようにしたんだが、首だけは痣にしてしまったから治癒しておいたぞ」

 

「全然大丈夫よ、相手が吸血鬼でも女性扱いしてくれるなんてね、嬉しいわ」

 

そう俺の言葉を聞いて嬉しそうに答えるレミリア

いつもと同じ行動でも、ここまで喜んでもらえると嬉しいものがあるな

 

笑いながらスクッと立ち上がり、俺の前に仁王立ちするレミリア

一体何をするつもりなんだろうか?

そんな呑気なことを考えていると、まさかの言葉が放たれた

 

「私と結婚して、ここの館主になって!!」

 

その言葉に俺は愕然としながら聞き返す

 

「はっ!?なんで!?」

 

「だって、貴方のような優しい人なら何でも任せられるわ!どうせなら私と結婚して、ここ『紅魔館』を受け継いでほしいの!」

 

「けど俺、既に嫁のような存在がいるんだが…」

 

レミリアはそんなことは気にも留めないようにどんどんと色々なことを提案してくる

 

「それなら第2の妻でも構わないわ!またの機会にその方とお話をすればいいだけの話よ!」

 

目を輝かせ、鼻息を荒くしながら言ってくるレミリア

くっ…ここまで言われると断りづらい…

…俺って流されやすいなぁ…

 

「わかったよ…これからよろしくな、レミリア」

 

「えぇ!よろしくね、稜夜!!」

 

ニコニコして腕に摑まってくるレミリアをみて微笑みながら頭を過るのが永琳だった

…このこと話したら殺されるか、それとも殺されるか、よくて口をきいてくれなくなりそうだな…

色々な感情が混ざり合う中、レミリアに色々なところを案内された




はい、どうだったでしょうかIF第一回
思った以上に英文に時間を費やしまして、少し投稿が遅れてしまいました
しかも英文、もしかしたら変なところがあるかもしれないので、もしありましたらコメントお願いいたします
その他、感想・意見・質問・アドバイス等ありましたらコメントお願いいたします
では次回まで…ゆっくりしていってくださいね!

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