東方吸血録   作:Hanrei284

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どうも、Hanrei284です
今回、かなり長くなりました
その代わり、達成感がすごいです…(笑)
戦闘シーン、かなり頑張りました
では第4話、ゆっくりしていってくださいね


第4話 月面移住と戦いと

話をしよう…

ここ1億年についての話だ…

 

え?話が飛び過ぎじゃないかって?

1億年分の惚気話をずっと聞くのもアレだろう?

さて、話していくぞ

 

一つ目…永琳に童貞をヒャッハーされた一週間後ぐらいに、研究中だった惚れ薬(媚薬入り)を飲んでしまい、大変なことに…

どうなってたかは察してくれ…

 

二つ目…月のお姫様こと輝夜姫様が教育のために地球に来た、俺はその子守り役だった、その時に聞いた一言『私、将来稜夜兄ちゃんのお嫁さんになる!』

泣けてきましたよ…親ってこんな気持ちなのかなーって、これで将来ニートになるという悲しみね

 

三つ目…10~11年ぐらいの間、月に行って綿月姉妹…だっけか?に剣術を教えてやった、地球では『永遠の剣豪』って教科書に載りました

どんな感じで載ってるのかな?今度見てみるか

 

さて、こんな感じだ、色々と有名になってんのな

まぁこんなメタイ話は置いておいて、永琳のとこ行くか

 

 

 

 

 

 

 

 

「おーい永琳ー、何してんのー?って、おぉ…」

 

永琳の研究所に行ったらロケットらしき物が…

 

「あら、稜夜じゃないの、どうしたの?そんなに驚いて」

 

「いやぁ、まさかロケットなんぞ作っとるとは…なんに使うんだ?」

 

俺が不思議そうに質問すると、永琳はドヤ顔をしながら

 

「これで月に帰るのよ」

 

そう説明した

おっ?月に帰る?マジで?

 

「これで帰んの?何時?」

 

「明後日よ」

 

平然とした顔つきで『明後日』というwordを発する永琳

 

「…Why?One more time」

 

まさかの回答についつい英語で聞き返してしまう

 

「あ・さ・って・よ」

 

「…なんでまたそんなに早く?」

 

唖然としながらまた聞き返す

流石にこれは誰でも驚くでしょ、だって突然『実家に帰らせていただきます』的なトーンで言われるんだぜ?驚くのは俺だけじゃないはず…

 

「当初は1年後に帰る予定だったのだけれど、地球の穢れが思ってたより早く進んじゃって、急ピッチで作って、明後日に決行になったの」

 

「大体把握…なぁ永琳、急いでるのはわかるんだがな、俺の能力…知ってるよな?」

 

「えぇ、全てを創る程度の…あっ」

 

忘れてた…みたいな顔をする永琳

うーむ…永琳ってこうさ、たまに抜けてるとこあるよな…まぁそこも含めて可愛いんだけどさ

 

「で、勿論稜夜も行くんでしょう?」

 

目をキラキラさせながら見つめてくる

めっちゃ行きたい…月でもうちょっと暮らしてみたい…綿月姉妹に教師してた時は稀に泊まっただけだからな

あー…けど能力でどうにでもなるか

 

「やめとくよ、まだ地球でもやってないことあるし月に行きたけりゃ、能力使えばどうとでもなるからな」

 

「そう…」

 

(´・ω・`)ショボーンって顔をしている永琳

なんか罪悪感…

 

「そういやさ、ここ一帯に穢れを祓う為のバリア的なのがあったよな?」

 

「えぇ、確かにあるけど…」

 

とても不思議そうにこちらを見る

 

「そのバリアを解かないと飛べないはずだ、けどバリアを解いたと同時に大勢の妖が突っ込んでくるはずだ、俺はそれを止めるよ、止められるかはわからんけどな」

 

「無茶よ!何万の数で来るはずよ!?そんなのを一人だけでどうにかするって言うの!?」

 

永琳は叫ぶ、まるで子供が親が何処かにいくのを止めようとするように

 

「俺は何度も無茶をしてきたはずだぜ?そんな妖程度の奴等と戦ってくたばると思うか?俺は不老不死だ、死ぬほどの苦しみはあったとしても死ぬことはまずないさ」

 

「…そうね、私の無茶な薬の実験にも付き合ってくれたし、稜夜は不老不死の『永遠の剣豪』ですものね」

 

「ははっ、茶化すなよ」

 

 

 

――出発の時――

 

 

 

「さて、皆乗り込んだか?」

 

「えぇ、全員乗り込んだわ…もうそろそろ…」

 

とても寂しそうな顔をする永琳

やっぱりなんか罪悪感がなぁ…

 

「そんな寂しそうな顔しないでくれよ、お前の笑顔が今の俺の糧だ、最後にもその笑顔をみせてくれ」

 

「最後じゃないわよ、少しの間離れるだけ、絶対に月にも来て頂戴、歓迎するわ」

 

涙を目に溜めながら引きつった笑顔を見せてくれた

 

「ありがとうな…さ、そろそろ時間だ…何時会えるかはわからんが、元気でいてくれよ?俺の愛した人」

 

「こっちこそありがとう…貴方こそ元気でね?私の愛した人…」

 

【穢れ保護プログラム終了…残っているものは直ちに避難せよ…】

 

「よぉし!!いけぇぇぇ!!永琳!!!」

 

物凄い音と共に飛び立つ

さぁ、俺はこいつらの相手だ…

 

思ってたより遅かったが、結局突っ込んでくるのかよ…これだから妖怪は…

永琳に後々会わねぇと駄目なんだ、こんなとこでくたばって堪るかよ!

 

「っしゃぁぁぁぁ!来いよッッ!雑魚共ォォォ!!」

 

一斉に雄叫びを上げながら妖怪たちが突っ込んでくる

こんな雑魚が集ったところで…簡単に潰してくれるッ!!

 

「っらぁぁ!!甘いんだよッ!そんなので挑もうたぁいい度胸だ!」

 

一気に突っ込んでくる一部の妖怪の軍勢を波動だけで蹴散らす

その波動が当たると共に頭が弾け飛ぶ妖怪の姿も…

 

「その程度かぁ!?結局雑魚だけだなぁッ!!」

 

剣を創造し、それを手に軍勢に突っ込んでいく

 

「ハァァァッッ!!」

 

所々でグシャッという音を立てて倒れていく妖怪

ははっ、ざまぁないぜ…

 

「いやぁ…よくもやってくれたね…仲間の恨み、晴らさせてもらうよッ!」

 

鬼…だろうか?この妖怪たちの親玉だったらしい、額には青筋が浮かんでいる

 

「あぁ?お前がこんな雑魚共の親玉か?こっちは守らないといけない人が居たもんでね、必死なんだよ」

 

「ははっ…言ってくれるねぇ、名乗っておこうか、私の名は『白銀 乱妃(しろがね らんひ)』こいつらの親玉、鬼子母神さ!」

 

青筋を浮かべながらもしっかりと自己紹介はするらしい

 

「じゃあこっちも挨拶しないとなぁ、俺は『澪乃 稜夜』どこにでもいるような旅人だ」

 

「じゃあ始めるかい?」

 

「始めようか…」

 

殺気を放ちだす乱妃

いいねぇいいねぇ…その殺気!ウズウズさせるぜ!

 

「「死の戦いをッッ!!」」

 

 

言葉を放つと共に拳を放つ乱妃

 

流石に親玉ということもあってか痛みがかなり来るぜ…こっちも本気じゃねぇと失礼だよな!

 

俺も拳を放つ、その後に拳の攻防戦、ぶつかり合うと『ビシュッ』という音が聞こえてくる

 

「っかぁ…流石鬼子母神だ…力がひしひしと伝わってくるよ…」

 

「ははは、お主こそいい拳を放つ…私の良人になる気はないかい?仲間を殺った者とはいえ…惚れたよ…」

 

ニタァと笑う乱妃、まるで何時かの永琳のようだ

 

「お前の良人か…良い話だが俺には既に思い人がいてね、遠慮しておくよッ!」

 

そう言いながら拳を撃つ、それをものの見事に返し、カウンターに移す

 

「残念だねぇ、こうなればどうしても手に入れたいものだねッ!」

 

こう話しながらもずっと殴り合っている、かなり来るものがあるな…

 

「これじゃぁ埒があかないねぇ…これで最後にしようか…『三歩必殺』ッッ!!」

 

「はっはぁ!そうじゃないとな!『神身乱撃』ッッ!!」

 

二人が技を放つと拳と拳がぶつかり合い、辺りの地面の土を剥がし、煙が立ち上る

 

「俺の…勝ちだッ!!」

 

煙が消え去る中、立っていたのは俺だった

正直危なかった、あと一歩で負けるとこだった

 

「いやぁ…負けちまったねぇ…」

 

傷もすぐに治ったのか、平然と座り、空を見上げていた

 

「はっはっは、かなり強くて負けかけたからな、五分五分ってとこだろう?」

 

「そう言ってくれると嬉しいよ、こんないい男を良人に出来ないとはねぇ…惜しいもんだよ」

 

苦笑しながらこちらを見つめる

 

「残念ながらそれはできないな…さ、そろそろ行かないと」

 

「おっ、もう行くのかい?また会えたら…その時は考えてくれよ?」

 

ニコッと笑いこちらを向いた

 

「ははは、また会えたら…な」

 

こちらを見つめる乱妃の姿を背に、俺は手を振った

次に会える日が来るのを楽しみにしていよう

会いたいやつがまた増えたな…

 

――さぁ、これから何処へ行こうかな――




はい、どうだったでしょうか第4話
読み返してみたら色々と詰め込み過ぎたかなーと…
永琳との関係について進め過ぎたかなーと…
ヒロインは別の子なんですがね…
後ちょっとで出てくるのでお楽しみに!
感想・意見・間違いの指摘等ありましたらコメントお願い致します!
では次回まで、ゆっくりしていってくださいね!

※稜夜君が使ってた技の紹介
 
・神身乱撃<じんしんらんげき>
神の身体をも砕くほどの拳の乱撃を繰り出す技
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