魔法戦記~StrikerS~空虚なる星の記憶~   作:akagitune1

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2.黒騎士

 閃光。ただの魔力刄による斬撃であるが、使用者の熟練度と元々の素養もありただの横薙ぎにて辺りに立っていた建物が轟音とともに斬り崩れる。

 

「はっ、局の狗が。図に乗りやがって」

 

 それを成したのは一人の男。世界でも中々いないSSランクの古代ベルカ式を扱うSSS級の犯罪者、彼は爆音とともに崩れ去る事で発生した強風にも煽られる事なく、ただその長い金髪を靡かせながら毒づく。

 彼に対抗できるのは局内でも一握りの魔導師に限られる、だというのに彼の前に現れたのは黒い仮面に顔を完全に隠した男か、女かも判断が難しい人物。

 

「黒騎士なんて所詮、俺にかかればこんなもんよ」

 

 彼の者の名は黒騎士。曰く彼の者に魔法は一切通用しない、曰く彼の者は局内において唯一殺人を許される殺人鬼、曰く彼の者は死んでも蘇る、曰く・・・・・・と怪しげな噂が絶えない人物が現れたときは、男は一瞬ヒヤリと冷たいものを感じたがそこは歴戦の勇士。彼の者が行動を起こす前に先手必勝と相棒からカートリッジを3つ吐き出させの必殺の斬撃を放ったという訳である。

 

 その攻撃を受けて、今まで生きていたものはいない。故に男には閃光の死なんて怪しげな渾名まで付けられるほどなのだから。

 

「その程度か」

 

 だから、轟音が収まり完全に崩れ去った建物の中からその声が聞こえた時男はギョッとした。声のした方を見るとそこには黒い仮面に黒い鎧を纏った通名に恥じぬ彼の者の姿。

 

「はっ、上等!」

 

 その姿を見て男が感じたのは怒り、自身の必殺の奥義を受け、それでも何事もなかったかのように佇む彼の者への。だから次に男がとった行動は装填されたカートリッジ13発の内、先ほど使った3発を除いた10発による全弾リロードによる魔力の底上げ。ガシャガシャと何度も音が鳴り響き、彼の持った剣は先程の閃光の光を超え太陽に匹敵するのではという程の眩い輝きを孕む。

 

「今度は死んでくれや!」

 

 裂帛の気合とともにその太陽を横薙ぎに振るう。先ほどと違い、大気を溶かすのではという程の熱量を持ったそれは邪魔になる瓦礫を融解させながらものすごい勢いで彼の者に迫る。対する彼の者はその手に黒塗りの小型の小銃にサバイバルナイフを付けたようなちぐはぐな武装がただひとつ、ただそれは太陽の剣に向けられることなくただだらりと下に垂らすのみ。だがその刃が彼の者に触れた瞬間、それは起こった。

 

「な、に?」

 

 触れた瞬間、男の必殺の一撃は掻き消えたのだから。だが異常はそれで収まることなく、男の"心臓"を抉る。

 

「ぐっ」

 

 あまりの痛みに男は剣を杖に、膝をつく。

 

「まだ、生きているか」

 

 そう言って彼の者は銃口を初めて、男へと向ける。

 

「やめっ・・・・・・」

 

 そして男が命乞いする間もなく、その銃口から黒色の光が放たれる。先ほどのが太陽ならば今のそれはさしずめ、ブラックホール。何者も寄せ付け、離さず押し潰す最凶の破壊。

 放たれたあとには抉られた大地と、男がいたであろう黒色の液体が流れ続けるだけであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ってな感じに黒い噂の絶えないのが家に来るんやけどどうすればええかな?」

 

 最近造り上がったばかりの部隊長室で八神はやてはどんよりとした雰囲気で声を吐き出した。

 

「う~ん、確かにあまりいい噂は聞かないね。でも曰く、SSSクラスの魔力砲を無傷で耐え切ったとかどう考えても噂の域は出ないし会ってみないことには、ね」

 

 慰めるように言うフェイト=テスタロッサ=ハラオウンは、やはり天使。金髪巨乳の天使はやはりどこの世界にもいらっしゃるようだ。

 

「なんや、私のと偉い違いやなぁ、えぇ?」

 

 地の文に突っ込んではイケないという、そんな当たり前も知らんのかこの狸は。

 

「なんやてぇ、喧嘩売ってるやろ。買うで、言い値で買うでこら」

 

 まぁ、こんな茶番はとっとと終わらせないと白いあくm・・・・・・フム、誰か来たようだ。こんな夜更けに誰が・・・・・ちょwやめ・・・・・・

 

「「(((( ;゚Д゚)))」」

 

「どうしたのかな、かな。全然話が進まないし、私を完全に無視してたこととかなんか言われたこととか全然怒ってないよ?」

 

「きゃ、キャラが変わってる。ここは魔法、で少女な世界。どこぞの田舎村のお話じゃないし、それはティアナの台詞や」

 

「えぇ、分かってるわ。にぱ~」

 

「なんか、どんどんカオスになってってるよ・・・・・・」

 

「っと、話が脱線しすぎたで」

 

 誰が話を脱線させるきっかけを作ったと思ってる。

 

「アンタ野郎が、ってか復活するの早いな」

 

 いくらボコボコにされようと、

 

 不死鳥は

               

 炎の中から

 

 舞い戻る

              by マリク

 

「なら、墓地へとまた送ってやるわ」

 

 ぎゃぁぁ

 

「それに顔芸はこうも言っていたわ。

 

 

 不死鳥は

 

 再び墓地に

 

 舞い戻る

             by マリク」

 

※遊戯王なのは参照(作者がなのはを知るきっかけになったMAD、どうでもいいって?ならみろし、あの魔法師少女らしからぬ、熱く恐ろしいなにかを(笑))

 

「さて、おとなしくなったわね・・・・・・」

 

「「(((( ;゚Д゚)))」」

 

「とりあえず、その噂の彼が来てから判断しても遅くないと思うよ」

 

「そ、そやね。こっちには管理局が誇る最凶の魔導師がおるんやから」

 

「う、うん。まぁ会ってみないことにはやっぱり始まらないよね」

 

 そんなこんなで、話がまとまるのであった。

 

「あんた、しぶといわね。これでも喰らってなさい」

 

 ぎゃぁぁ

 

 ps なのはさん怖い、中の人最近ドがつくS系キャラばかりなのは気のせいか(俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる)を見て、久々に田村ボイスのキャラに会っただけなのだが)、あぁ恐ろしい世の中になったものだ。

 

「スターライト・・・・・・」

 

 ちょ待てよ、そいつは洒落にならn

 

「ブレイカー!!!」

 

 グーテンモルゲンずべし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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