さて、予め予告すると、序章は今回で終了します。
次回からは第1章に突入します。
その次回は後書きに書きます。
では、どうぞ。
「カイヴァント、リアガードのビッグバンスラッシュをアタック!「スカイハウルでインターセプト!」
サウル、ヴァンガードにアタック!
ツインドライブ『パンジーの銃士 シルヴィア』『赤薔薇の銃士 アントニオ』「ダメージチェック『
ターン終了です」
魔理沙もダメージを1枚に抑えつつ、ドロップゾーンを4枚にする。
それにより、
が、ブライトは魔理沙の布陣を見て旗色が悪く、次のターンのドローでそれが改善されるかでファイトが動くと思っている。
「へへ、やっぱりこうやってファイトをするのってたのしいな……ドロー!
んじゃま、こっから一気に飛ばすぜ!
灼熱の闘志と雷の拳で相手を打ち砕け、ライド‼︎
『
『ライジング・フェニックス』をコールしてスキル発動、
更に『旋棍の
そして此処でお待ちかね、シークメイト!
ドロップゾーンからビッグバンスラッシュ、ワイルドクローク、ビッグバンナックル、グリーンジェムをデッキに戻し、山札からレギオンメイトのビッグバンスラッシュ・ドラゴンを探すぜ!
拳と拳を交えた先、其処に一つの絆が生まれる、
魔理沙:布陣
スラッシュ、スラッシュ/ナックル、ワイルドフィスト
ライジング、ファイティング、アーク
「ライジング・フェニックスか。
空いたリアガードサークルを埋め、フェニックス分の手札を
そして今
「行くぜ、ビッグバンナックルの
魔理沙は早速
更にブライトは、ビッグバンナックルのスキルを聞いてあるユニットを思い出す。
かつて、〈なるかみ〉がまだ出始めた頃にエースカードとして名を馳せ、前列全てに同時アタックすると言う前代未聞のスキルで多くのユーザー達を沸かせたユニット、『ドラゴニック・カイザー・ヴァーミリオン』を。
このユニットは
「よし、ファイティング・ドラコキッドのブースト、ビッグバンナックルとスラッシュでアタック‼︎
リクハルド、カイヴァント共々殴り飛ばせ、レギオンマッハアタック‼︎「………完全ガードを切るのは早計、ノーガード!」
ツインドライブ『
パワーはリアのビッグバンスラッシュ、クリティカルはナックルに!
セカンド!『
よっしゃドロートリガー‼︎
1枚ドローして今度はワイルドフィストにパワーを与えるぜ!
……退却2枚、アタックヒットは3体か。
アークとビッグバンスラッシュのスキル発動‼︎
アークは私のターン中に退却したリアガードの数、ビッグバンスラッシュは『
ビッグバンスラッシュ:P9000→23000
アーク:P7000→13000
ワイルドフィスト:P9000→14000
「っ!」
魔理沙はダブルトリガーを引き、左右のパワーラインを引き上げる。
しかもビッグバンスラッシュのPは23000、ライジング・フェニックスはP5000の為総パワーは28000。
更にワイルドフィストは『
これらをガードするにはドロートリガー以外のグレード0(S10000)が2枚×2も必要になる為、麟の手札具合から完全ガードは必須だった。
「ワイルドフィスト、ヴァンガードにアタックだ‼︎「………賭けです、ノーガード!『ハイビスカスの銃士 ハンナ』『治』
ヒールトリガー!
ダメージを回復します!」
あちゃー、このターンじゃ仕留められないか………ビッグバンスラッシュ‼︎」
その後、魔理沙はワイルドフィストでアタックしたのだが、それがヒールトリガーを呼び込ませる事となり、ダメージ5枚までノーガードされてしまい手札消費0で凌がれてしまう。
しかも手札は先程のトリガー以外はグレード3だったり不要な1だったりと余り芳しくない物であった。
更に、最後のビッグバンスラッシュのアタックで麟はドロートリガーを引き当てた為、この状況を覆す一手を確保している可能性がある。
よって、リアガードをフル展開されて高いパワーでアタックされたら、高確率でガード出来ずにゲームエンドする危険性がある。
「賭けには勝ちました。
後は勝負に勝つだけ………私のターン、ドロー!
シルヴィアをコールしてスキル発動、デッキの上から1枚の『銃士』をコールします!
『タンポポの銃士 ミルッカ』をコール!
更に最後のシルヴィアをコールしてスキル発動、今度は『鈴蘭の銃士 レベッカ』をコール!
レベッカのスキル発動、
更にヴェラのスキル、シルヴィアを退却してデッキの上から5枚を見て『銃士』をコールします!
私はリクハルドをコール!」
麟はシルヴィア2枚を使い全リアガードサークルを埋めただけでなくそれぞれヴェラ、レベッカのスキルで別の銃士ユニットに入れ替えてパワーラインを16000、15000、21000にする………が、これはヴェラが
「では行きます………シークメイト!
サウル、アウグスト、リクハルド、ハンナをデッキに戻してレギオンメイトのサウルを探し出します!
共に寄り添い、情熱を胸に抱え美しき花を咲かせない!
ヴェラの
「全銃士にパワー+3000⁉︎
て事は、リクハルドはアタック時にパワー+2000されるから単発15000、レベッカをブーストを入れたら25000………更にキーラもパワー7000になりヴェラ、サウルもパワーアップしているから33000、そしてアウグスト、ミルッカもパワー+3000されて………デッキシャッフルが発生しているからミルッカのスキル込みでアウグストはパワー27000⁉︎」
「うおっ⁉︎
ヤバイ、全部をガード出来ない……‼︎」
ヴェラのスキルが発生し、全ラインが必要シールド値が最低20000となり魔理沙に焦りを生ませる。
これを見た麟は今がアタックしてゲームエンドに持ち込む絶好の機会と判断してアタックを仕掛け始める。
「リクハルド、レベッカのブーストでアタックです!「ノーガード‼︎ 『
トリガー無し………‼︎」
続けてヴェラ、サウルの
パワーは33000‼︎」
「(これを完全ガードしたらこのアタックは防げる………しかし、クリティカルが乗ったらアウトだ!
ならクリティカルトリガーを引かない方に賭けるしかない‼︎)
ノーガード‼︎」
結局魔理沙はダメージ4の状態でノーガードを選ばざるを得なくなり、麟がクリティカルトリガーを引かない様に祈りつつ結果を待つが、その結果は………。
「ツインドライブ『月下美人の銃士 ダニエル』『☆』クリティカルはヴェラ、パワーはアウグストに。
セカンド『月下美人の銃士 ダニエル』『☆』こちらもクリティカルをヴェラ、アウグストはパワーを与えます。
受けなさい、美しき情熱の一撃を‼︎」
「…………………『抹消者 ワイバーンガード ガルド』『天昇の
無情のダブルクリティカルによる止めであった。
ヴァンガードは偶に理不尽なトリガー引きがある為運要素が大きく絡む。
その為、ダメージ4からは致死レベルの一撃が来る事が稀によくある………勿論この持論はブロントさんが出したもので、これ以上に無い程的確な表現だったりする。
「お疲れ様。
ナイスファイトだったよ、2人共」
「うーん、あそこはクリティカルが来ない計算だったのにな〜。
やっぱ麟の引き運はA+と言った所だな」
「それほどでもありません」
2人のファイトを見てブライトは両方を労う言葉を掛け、魔理沙が意気消沈仕掛けてたのを阻止すべく手を出し、それに反応した魔理沙は無言のハイタッチをする。
すると魔理沙は席から立ち、ブライトと見張りを交代して麟とファイトだったよさせる。
そして第8ターン、ブライトは終始麟に翻弄された挙句シングセイバーを全てダメージゾーンに落とし、レリジャス・ソウルセイバーや『朧の聖騎士 ガブレード』に
はっきり言えば大敗であり、この結果は彼の今までのファイト経験の中で無かった為、ある意味貴重な経験となった。
「……………」
「ブライト、ナイスファイトだった」
散々な結果で終わり意気消沈したブライトを見かねた魔理沙はブライトの肩に手を掛け、ポンポンと叩いて労った。
これには麟もやり過ぎたなと思い、苦笑いを浮かべていた。
「じゃあ次は魔理沙の「おっと、此処で休憩時間は終了だ。
丁度時間も潰せたし、後は見回ろう」あ、そうね………じゃあ、見回りに行きましょうか」
「もうそんな時間か………じゃあ魔理沙、今度機会があったらファイトしてよ」
「ああ、ブライトは博麗神社に居る訳だしいつでも出来るからな、絶対ファイトしような!」
すると見回り再開の時間になった為か、気分転換のヴァンガードファイトは終わり人里を再び回り始める。
そんな中でブライトと魔理沙はいつかはファイトをすると約束し、拳同士を重ねて固く誓う。
それを麟は暖かな瞳で見つめ、魔理沙に新しい友達が出来た事に何処か嬉しさを感じていたのであった。
ブライト達が人里を見回った日の夜、『レミリア・スカーレット』の住居であり1大勢力の拠点となっている『紅魔館』の中庭にて、オリオンは主人のレミリアに呼び出されて話をしていた。
「………オリオン、貴様は仇敵に再会したな?
そして、そいつを合法的に亡き者にしようと牙を研いでいる……。
隠し立ては無駄だ、従者の動きは全て把握している………咲夜がこの事を私に隠し立てしようとした事もな」
「…………はい、全てその通りです」
オリオンはレミリアに全てを悟られている事を言われ、否定を許さないその威圧的態度に全てを肯定し、特には否定はしなかった。
それを聞いたレミリアは溜め息をし、再び口を動かす。
「………お前が何を成そうとしているのかは理解出来る。
否定もせん、それはお前の感情なのだからな。
しかし、それをする事は許さん。
それを成せばお前は死に至るだろう………それが私には見える。
だからこそ、現状維持のままで居るのだ。
今は見逃すが次に命を反故にすれば………分かるな?
これは紅魔の主、レミリア・スカーレットの至上命令だ」
「………『運命を操る程度の能力』、それで俺の『行動を起こした果ての運命』を知ったのですか…………至上命令であるならば従者はそれで従うが使命。
承知致しました」
レミリアからの至上命令を受けたオリオンはそれを承知し、その場を後にしようとする……………が、レミリアには分かっていた。
オリオンがこの命を不服に思っている事を、至上命令でなければブライトを×しに行っていた事を。
その命を受けた瞬間血が滲みそうになる程力強く握り拳を作っていた事を。
だが、そんな従者の負の感情を知りながらもレミリアは止めざるを得なかったのた。
従者の命を守る為に。
これ以上、『大切なモノ』を失わない為に。
「………そう、失ってはならない。
これ以上、私の『大切なモノ』を………それこそが、スカーレット家当主としての私の使命だ………」
そう呟くとレミリアは中庭を後にし、館の中に入る。
そしてレミリア達が居なくなった中庭は月明かりに照らされ、微風により薔薇の花は靡き、花弁が舞うだけであった…………。
次回予告
博麗神社の境内に現れた行倒れの2人組の女性。
片や〈ゴールドパラディン〉を、片や謎のクランを使う彼女達にブライト達は関心を覚えファイトを挑む。
一方、紅魔館に突如として来訪する『妖怪の賢者』。
その口からオリオン達にある『お願い』が語られるがその真意は?
そして、ブライトのデッキに起きる異変。
「(そんな………Gユニットが使えなくなった⁉︎)」
「俺達はそいつらに用があるだけだ」
「なんだ急に粘着を恥目た>>オリオン」
「大丈夫大丈夫、私の『
「私の『お願い』、それは………」
それらが交錯する時…………運命の歯車が回り始める。
第1章『始まりの時』
感想、指摘をお待ちしています。