本当にこんな展開にしてゴメンなさい………。
数少ないお気に入り登録を減らす様な真似をしてますが、当作品ではこの展開から物語を広げて行く感じになっています、なので何とぞご了承してくだしあ(; ;)
では改めて、どうぞ。
「もう一回アグロヴァルをコールしてスキル発動!
山札の上から3枚を見て『
うん、『きゃっちがる・
更にきゃっちがるのスキル発動!
デッキからコールされたらデッキボトムに置き、山札の上から3枚を見てきゃっちがる以外をコールしてデッキをシャッフルするわ!
う〜ん、我ながら見事な引きねぇ〜。
はい、ブルーノさん2枚目‼︎
1枚目のブルーノは『
2回コールされたからパワー+6000‼︎」
「うおっ、もうブルーノが2枚揃って、1枚目がパワーアップした⁉︎」
蓮子は2枚目のアグロヴァルを使い1枚目のブルーノをパンプし、更に2枚目のブルーノすら揃えて布陣を完璧な物にする。
しかもこの状況では手札を投げ打てば一応
しかし、あくまで『ほぼ』であり、あるカードを引けば意外と簡単に
ブライトはそれが来るのを待ってるのだ。
「2枚目のブルーノのブースト、2枚目のアグロヴァルでギルダスをアタック!「モドロンでガード‼︎」
次、パーシヴァル!」
チアーアップのブーストを受けたパーシヴァル(蓮子イメージライド)がブラスター・ブレード・
両者の剣技はほぼ互角で、時に空中、時に地上で何度と刃を交えるが決定打を打つ事が出来ず鍔競り合いに入る。
イメージライドしているブライトに蓮子のイメージ力、ファイト技術がこのイメージの中で肌で感じ、彼女はかなり強いと確信を持つ。
すると突如、パーシヴァルの剣が青き炎を纏い、その瞬間パーシヴァルのパワーが上がり鍔競り合いが一方的に均衡を破られた上に弾かれてしまう。
其処で生じた隙を見逃さなかったパーシヴァルは2度ブラスター・ブレードに剣を叩き込む様に振り、彼を吹き飛ばして壁にめり込ませる。
一方の現実では、何と蓮子がエルキア………ヒールトリガー以外に『幸運の
これに対してブライトはダメージトリガーをチェックし、1枚目は切り札の『
しかし2枚目はラヴィング・ヒーラーだったので早速ダメージ落ちしたシングセイバーをドロップゾーンに送り、ダメージを2枚に抑える。
「むむむ………ギルダスかヴァンガードか………ダメージは与えたいけどギルダスで
ブルーノのブースト、アグロヴァルでヴァンガードにアタック!」
ブライトのダメージを見てアタック先に悩んだ蓮子だったが、結局当初の予定通りにヴァンガードにアタックしてダメージを与える。
因みにこの時落ちたダメージはまたしてもシングセイバー・ドラゴン、これでシングセイバーによる連続アタックがいよいよもって難しくなって来ていた。
これにはブライトも流石にシングセイバーへのライドは諦めざるを得なくなり、一応セイクリッド・ういんがるの枚数を減らしてセルディックを抜かして代わりに入れた
「………うん、やっぱりあのカードを引かないと
なら、ドロー。
…………来た!
不屈の勇気と気高さを持ちし獣、ライド!
『
更にギルダスの後ろに『聖棍の
オクタウィウスのスキル、前列に他の『
そして、ドロップゾーンが4枚以上でお互いのヴァンガードのグレードが3以上なのでシークメイトを発動‼︎
シロン、ブラスター・ブレード、シングセイバー、ラヴィング・ヒーラーを山札に戻して、ブラスター・ブレード・
ファイルのスキル、ヴァンガードが
ブラスター・ブレード・
どっちも同じだから変わらないけど、左のアグロヴァルを退却!
ギルダスのスキル、ヴァンガードが
『ぐりんがる・
セイクリッド・ういんがるのスキルは発動しないっと………よし、このままアタックフェイズだ!」
オクタウィウスを引き当てたブライトはセイクリッド・ういんがるにライド→オクタウィウスをコールしてスキルを使う→シークメイトを発動→ファイルのスキルを使う→ブラスター・ブレード・
これも蓮子がギルダスかシンリックをアタックしなかったお陰だがそれを差し引いてもブライトのファイト力が高い事を裏付けるプレイングだった。
それを蓮子は楽しそうに見つめ、これから先のファイト展開に期待している……そう、シビアなファイト展開を。
そう思いイメージを膨らませると既にギルダスが弓を引いて狙い撃っていた。
「おっと、エルキアでガード!」
「ならぐりんがるのブースト、ういんがるとブラスター・ブレードで
更にぐりんがるのスキル、ブーストした際に同じ縦列にブラスター・ブレード・
ガードは「しない、ノーガード!」ツインドライブ『合力の
ヴァンガード、リアガードのフルアタックで2枚のダメージを与えるも、決定打には程遠くドライブで確保したカードも今来ても余り嬉しく無いものばかりでファイト展開が微妙な方向に向かっていた。
しかし逆に蓮子は手札が絶好調であろうが不調だろうがデッキからのスペリオルコールが出来るか出来ないかで左右する布陣を完成させているので手札はある程度自由が利き始めていた。
更にドロップゾーンは既に4枚以上のカードがあり、何時でも
「ドロー。
うーん中々真っ直ぐなファイトをするねぇ。
そう言うの、蓮子ちゃんは嫌いじゃ無いよ。
てな訳で私も本気出しちゃうよっ!
シークメイト、エルキア2枚、アグロヴァル、モナークサンクチュアリを山札に戻して『誓いの
集え、絆に結ばれし友よ!
穢れより世界を守る剣とならんが為に、
「わぁ、
一体どんなスキルが出るのかな、楽しみなのか〜!」
蓮子がパーシヴァルを
一概に
例えばシングセイバーとブラスター・ブレードではメイトは前列退却だが、シングセイバーはVスタンド、ヴァンガードが連続アタックするスキルだ。
これは確かにブラスター・ブレードの前列退却でインターセプトを潰してから連続アタックするのは合致している様に見えるが、コストの面でシングセイバーとブラスター・ブレードは被っているので全部合致しているとは言えないのだ。
しかし、これがセイクリッド・ういんがるならば別で、ういんがるの場合はグレード2以上の『
この様な例が幾つかあるので
そんなブライト達を見て蓮子が答え合わせを始める。
「パーシヴァルの
じゃあ私は………『理力の
ゾロンのスキル、デッキからコールされたらソウルに移動してデッキの上から3枚を見て『
因みにこれはリアガードが居ないサークルにコールじゃないので上書き可能!
アグロヴァルの上に新たなアグロヴァルをコールして、前のアグロヴァルは退却してスキル、デッキの上から3枚を見てリアガードが居ないサークルに『
きゃっちがるをコールしてスキル、デッキの下に移動してデッキの上から3枚を見てリアガードが居ないサークルにユニットをコール‼︎
今度は『王道の
そして2体のブルーノのスキル、デッキから〈ゴールドパラディン〉が4回コールされたのでパワー+12000‼︎」
ブルーノ×2:P7000→19000
「凄い………不確定コールなのにブルーノをあそこまでパワーアップさせられるなんて相当の運と実力じゃないと無理よ!」
「宇佐見蓮子………ただウザ可愛いだけじゃなく実力派ヴァンガードファイターとしての一面を持つとは………へへ、ファイトするのが楽しみになり過ぎて待ちきれないや!」
「ありがとね〜。
後ウザカワじゃなくてモテカワだからね!」
霊夢や魔理沙が蓮子のプレイングを見てヴァンガードファイターとして早くファイトしたいと、特に魔理沙がウズウズしていたが、対してブライトは気が気では無かった。
ただ
今のは下手をすれば延々に連鎖して7回以上もパワーアップしていたかもしれない可能性すらあり、これには幾らシングセイバーと言うチートユニットをデッキに入れてるブライトでも絶句すらするレベルの運と実力であった。
これをどう凌ぐかでファイトの行方が決まる………ブライトはそう確信し、この後のアタックフェイズの処理を考えていた。
「じゃ、ブルーノのブースト、アグロヴァルでアタック!「ノーガード‼︎『両断の
パーシヴァル、アグロヴァルの
パーシヴァルのスキル、ヴァンガードにアタックした時にパワー+2000!「…………ええい、ノーガード‼︎」
ツインドライブ『白虹の
何とかこのターンを凌いだブライトだったが、ダメージが逆転した上で今の様なアタックが来れば完全ガード1枚程度では防げない………そう判断し、必ず次のターンで決着をつけると決める。
だがそうしようにも手札には他のグレード3が無く、『合力の
そう、言わばこの場面こそが勝負の分かれ目となる場面なのだ。
「………うん、考えるのは引いてからだ、ドロー!
………
コストはロクリヌスとシンリック、合計グレードは3なので成立!
今こそ輝き、騎士達に神秘なる力を齎せ、聖域に住まう聖竜よ‼︎
ストライド・ジェネレーション、『神聖竜 レリジャス・ソウルセイバー』‼︎
ハーツはブラスター・ブレードにしてレリジャスのスキル、Gペルソナブラストと
レリジャス・ソウルセイバー:P15000→24000
シンリック:P7000→12000
ギルダス:P9000→14000
ブラスター・ブレード・
しかし、結局無理矢理
そして3体のリアガードのパワーを上げて総合攻撃力を上げて全力で殴り倒しに行こうとする。
と言うより、グレード3が引けなかった時点で最早こうするより他に無く、もう出来る事は全てやり尽くして後はアタックするだけだったのである。
「ぐりんがるのブースト、レリジャス・ソウルセイバーでヴァンガードにアタック‼︎「マルクで完全ガード!」
トリプルドライブ『合力の
オクタウィウスのブースト、ギルダスにアタック‼︎「ダメージチェック『青き炎の
シンリックのブースト、ブラスター・ブレード‼︎「アグロヴァルでインターセプト、エポナでガード!」
だが蓮子はダメージが5になる様に調整してガード、モナークサンクチュアリの
これにはブライトもとっくに予測してはいたが、あの場面ではこうする以外に勝ちに行く算段が無かった為に敢えてそれに乗ったのだ。
だが、それが蓮子に止めの一手を打たせる引き金になるのは最早皮肉としか言いようが無く、更にダメージを1枚与えただけでも
否、蓮子だけで無くルーミアや魔理沙、メリーや霊夢も少し差はあれど笑っている………TCGの完成形である観戦者もプレイヤーも楽しくゲームを見て、プレイするがこの小さな神社で体現されているのである。
「ふふふ、本当にやるわね君。
なら、最後まできっちりと本気を出して倒すのもまた礼儀だね…………ライド、『
ブラスター・ブレード・
さあここからラストスパート、この超完璧モテカワ部長の蓮子ちゃんについて来られるかな!」
「何処までも喰らい付きますとも‼︎」
こうして2人のファイトが最終局面を迎える。
魔理沙立ち飲み守る中、勝利の女神はどちらに微笑みかけるのか………それはファイトを進めている当人達でも分からなかった。
だが、分からないが故に、ファイター達は全力を尽くして勝利を得ようとするのだ。
そしてファイトは進んで行く、一つの結末へと………。
場所を変えて紅魔館のとある一室、オリオンは其処で椅子に座り誰かに声を掛けている。
その誰かは、この紅魔館で特別な立ち位置に立つらしくオリオンがレミリアやその友人『パチュリー・ノーレッジ』以外で唯一敬語を使う人物であるらしい。
「………それで、アイツ………ブライトが遂にこの幻想郷にやって来たのです。
本当に、因縁とは結界では阻めぬものらしいと言うのを理解しましたよ………」
「……………………」
「………怒っておられるでしょうね、貴女様との約束を破ろうとする愚かな従者に。
ですが、ご安心を。
レミリアお嬢様の至上命令もあります、故に…………誠に自分勝手ながら、不服ではありますがそれに従い、奴には手を出す事はありません。
ですからご心配なさらずに…………では、本日のお話はここまでとして、私めは上に戻り、悪魔の従者としての業務に戻ります」
何も答えないその人物に対してオリオンはブライトに向けていた敵意など一切見せず、寧ろ本来の姿は此方と言わんばかりに穏やか………しかし何処か悲しげな表情を見せ、その人物の手を取りながら優しく話し掛けていた。
そんな中休憩は終わったのか、オリオンはその人物の手を離して椅子から立ち上がり、椅子を机に仕舞うと部屋の外に通ずるドアを開けて、振り返りながら最後の一言を掛け始める。
「では、ごゆっくりお休み下さいませ………我が主人、『フランドール・スカーレット』お嬢様」
自らの主人であるフランドールにそう一言を掛けた後、オリオンはそのままフランドールの一言を聞かずに業務に戻って行く。
否、聞ける訳が無いのだ。
何故ならば…………フランドール・スカーレットは4年前……………オリオンが幻想入りし、紅霧異変と呼ばれる異変から1年後から、今の今までずっと眠り続けているのだから…………………。
地下室から上に戻り、担当の部屋の掃除に行こうと近道のホールに入ると、其処にはレミリアと咲夜が険しい表情を浮かべてある人物を見ていた。
そう、この者は紅魔館の者では無いが、この幻想郷の管理者にして妖怪の賢者と呼ばれる者、『八雲紫』その人なのだ。
「レミリアお嬢様、咲夜、何故八雲殿が此方に?」
「あら、漸くお話がある方が揃いましたね。
では改めてお話をさせて頂きますわ」
「はぁ、オリオン貴様………何とも間が悪い……」
オリオンはレミリアの反応と紫の態度を見て、妖怪の賢者はこの紅魔館に厄介事を持ち込みに来て、レミリアがそれを聞かない様にしようと追い返している所だったと理解し、しまったとばかりに嫌そうな表情を浮かべるのであった。
しかし、この賢者の用事がある人物が揃ってしまったが為聞かざるを得なくなり、レミリアもかなり嫌悪ある表情を見せながらも紫の話を聞く事にし、声を掛け始めた。
「それで妖怪の賢者、貴様がこの紅魔館に何の用だ?
事と返答次第では只では済まさんぞ」
「あらあら私ったら嫌われ者ですわね〜。
でもご心配なさらずに、別にこれと言って難しく、貴女達には一切害が無いお願い事ですわ」
「……………お願い?」
紫の口からお願いと言う言葉が出た瞬間、レミリアと咲夜とオリオンは互いの見合って疑問を浮かべる。
何故なら妖怪の賢者である紫はその力もあり、大抵の事は誰かに頼まずとも問題を片付けられる様な大妖怪であり、更には余り交友関係が良いとは言えない者にはお願い事など一切頼まないタチなので、流石に敵意をやや向けているレミリアも少し耳を傾けてしまう。
「……ほう、貴様が我々にお願い事と…………実に面白い事を言うな、話だけは聞いてやろう」
「あら、ありがとうございます。
じゃあ改めまして、私が貴女達にお願い、それは…………」
そうして紫はレミリア達にお願いを話し始める。
しかしその内容はオリオン達に頼むものとしては本当に些末なものであり…………オリオンがフランドールに言った事の一部を結果的に曲げざるを得なくさせる様な爆弾を抱え持つものだった。
しかし、3人はそれには気が付かずにそのお願いの話を最後まで聞いてしまうのであった…………。
後書きにてぶっちゃけますと、今後もこんな感じの展開が続く予定です。
これも全て、こんな展開しか思い浮かばなかった自分が悪いです。
そして、この回を投稿する直前に思った事ですが、「ああ、数少ないお気に入り登録してくれてる人が解除するな」と………。
感想、指摘をお待ちしています……。