東方光剣輝   作:”蒼龍”

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少々手違いがありましたので最新話を削除しましたが、内容自体は変わっていません。
読者の皆さんすみませんでしたm(_ _)m

気分を変えて問題です、蓮子は〈ゴールドパラディン〉を使っていましたが、対してメリーの使うクランは何でしょうか?
ヒントは現在も主役〜準主役級の活躍をするクランです。
正解しても商品はありませんが、良かったら予想して見て下さい。
では、どうぞ。


第15話「次元を超えし星の輝き」

紫からのお願いを聞いてから約十数分後、オリオンはレミリアの許可を得て咲夜の同行と幾つかの条件付きでそのお願いを果たす事になり、目的地に向かっていた。

結局レミリアは紫からのお願い事を充分な見返りで引き受ける事になったのだ。

しかも内容は別段オリオン達に任せなくとも難しく無いものの為、首を縦に振ったのだ。

 

「しかし、妖怪の賢者を疑う訳では無いのだけど………この件、本当に引き受けて大丈夫なのかしら?」

 

「レミリアお嬢様の決めた事だ、従者は基本的にそれに従い、間違っているならそれを進言するだけだ………お嬢様に限って間違いなどありはしないがな。

それに見返りとして『撃退者(リベンジャー) ファントム・ブラスター“Abyss”』と『ブラスター・ダーク・撃退者(リベンジャー)“Abyss”』………フランお嬢様の消えたカードの所在を教えるとも言っている、ならば俺はその情報を得る為にも引き受けるべきだと思っていた」

 

オリオンは咲夜の疑問を自らの心中とレミリアの意思を交えて答え、それの思考を終わらせる。

そう、今のオリオンにとって大事なのは主人のレミリア・スカーレットの命があるか否か、それだけである。

故に命が下されれば、正しい限りその通り動く………例えそれが第三者の意思が介在しようとも。

それこそがオリオンの従者としての矜持なのだ。

 

「さあ、そろそろスピードを上げるぞ。

目指すは東の端………博麗神社だ」

 

「………ええ」

 

そうして2人はスピードを上げて目的地、博麗神社へと飛んで行く。

一刻も早く目的を…………宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーン、両者が大きく関わる紫からのお願いを果たす為に。

すると、オリオンは博麗神社の方角から何やら妙な気配を感じ取る。

その感覚は『ドラゴニック・オーバーロード“The Яe-brth”(ザ・リバース)』に似た………しかし、根本的な物が違う物で、例えるなら魔力でも体内生成した魔力と自然発生した魔素を凝縮した魔力の違い程ある。

しかも、神社の方から感じるものには生命の息吹や気高い気質は無く………恐ろしく、冷たく、虚無的で邪悪な気質を包み隠さず感じさせていた。

これには咲夜も感じざるを得ず、無言で2人は互いを見合いその直後に全速力で神社へと行く。

その理由には、この気配に嫌な予感を感じてしまったからに他ならなかったからである……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 ダメージチェック…………『両断の探索者(シーカー) ブルータス』『ブラスター・ブレード・探索者(シーカー)』負けました」

 

「うぅ〜ん、蓮子ちゃんのパーフェクトビクトリー‼︎

ねぇねぇメリーさん、この完璧な大勝利をその目で見てましたか!」

 

「へぇ〜、ルーミアは〈ダークイレギュラーズ〉を使うんだね。

また今度ファイトしてみようね」

 

「うん、メリーとファイトしたいのだ!」

 

「ガァーン‼︎」

 

場所を戻し博麗神社、蓮子はブライトに6ダメージを与えて勝利し、それをメリーに自慢しようとドヤ顏で話し掛けるが肝心のメリーはルーミアとほのぼのと会話して蓮子のファイトを見ていなかったらしく、蓮子はショックを受けてそのままヘタレ込んでしまう。

しかしメリーはそんな蓮子をさっさと退かしてファイト準備に入り、蓮子は益々泣いてしまう(但し嘘泣きである)。

 

「蓮子が〈ゴールドパラディン〉の『解放者(リベレイター)』軸だったけど、メリーはどんなデッキかしらね………」

 

「ぬっふっふっふっふ、メリーのデッキはそれはそれは珍しいクランで構築されたものなのよ!

幻想郷じゃあまだ出ていないかもね‼︎」

 

「蓮子、自分の事じゃないから自慢しない」

 

霊夢もファイト準備をし始め、メリーのデッキがどんな物なのか気になっていた所で蓮子が復活してメリーのデッキを自慢していた。

すると霊夢は珍しいクランと聞いてある名前が彼女の口から出て来る。

 

「珍しい……咲夜の〈ギアクロニクル〉みたいな物なのかな?」

 

「………ギア………クロニクルだって………⁉︎」

 

「あれ、ブライトは知っているのか、〈ギアクロニクル〉?」

 

〈ギアクロニクル〉、その名を聞いた瞬間ブライトは驚き、魔理沙はそんなブライトの反応から〈ギアクロニクル〉を知っていると思い聞いてみる。

そんな魔理沙からの質問にブライトは頷き、反応を返す。

しかし、、ブライトは〈ギアクロニクル〉をただ知っているだけでは無いのだ………そう、彼は知っているのだ、〈ギアクロニクル〉と言う時間の番人を。

 

「じゃあ、スタンドアップ・ヴァンガード!」

 

「スタンドアップ・ヴァンガード!」

 

「『祈りの神器 プレイ・エンジェル』!」

 

「『星輝兵(スターベイダー) ロビンナイト』!」

 

そんな中で霊夢、メリーはFVをスタンドアップする。

霊夢はプレイ・エンジェル、〈ジェネシス〉と言うソウルを大量チャージ&大量ブラストしてスキルを発揮するクランでメリーはロビンナイト…………幻想郷に於いてまだ市販されていないクラン、〈リンクジョーカー〉の『星輝兵(スターベイダー)』名称軸のFVであった。

 

「おお、霊夢は『戦巫女 アメノホアカリ』から変えたのか〜!

で、メリーは………あのクランは何なのだ?」

 

「…………嘘……………〈リンクジョーカー〉……⁉︎」

 

ルーミアがニコニコしながら2人のFVを眺め、メリーのクランは初めて見たので何なのか疑問を浮かべた。

それは魔理沙も同じでじっくりと観察しようと決めて静かにそれを見ている………が、1人だけ全く別の反応をした者がこの中に居た。

それはブライトである。

 

「(そんな馬鹿な、何で〈リンクジョーカー〉が何の違和感も無く一般デッキに紛れ込んでいるの⁉︎

あり得ない、だってあれは…………‼︎)」

 

メリーのクラン、〈リンクジョーカー〉を目にした事でブライトは完全に青ざめ、このファイトから目が離せなくなってしまう………無論、悪い意味でだ。

この〈リンクジョーカー〉はブライトにとって………オリオンにとってもだが………彼らの中で印象が最悪なクランであり、また、心を許す気にはなれないものだ。

何故こんなにも〈リンクジョーカー〉に拒絶反応を見せるか………無論それは彼の生まれ………彼が幻想郷に来る前まで過ごした地に理由があるが、これが語られるのはまだ少し先であり、今はファイトの方が重要だった。

 

「〈リンクジョーカー〉………確かに私も知らないクランだけど、6ダメージを与えれば勝ちなのは変わりないからこのまま行かせて貰うわね。

ライド、『オレンジの魔女 バレンシア』。

プレイ・エンジェルを先駆でヴァンガードの後ろに移動してターン終了」

 

「ドロー、『星輝兵(スターベイダー) ボルトライン』にライド!

ロビンナイトは先駆でヴァンガードの後ろに移動して、そのままブーストしてアタック!

ドライブチェック『星輝兵(スターベイダー) コロニーメイカー』うん、良い引きね。

ターンエンド」

 

霊夢はバレンシアにライドし、後々のソウルブラストに備えて行くのに対してメリーはコロニーメイカーを引き当てて、グレード3になった瞬間に動き出そうと準備をする。

すると魔理沙はこのファイトを見て、ブライトと蓮子のファイトが動に例えるならば此方は静、静かに展開して行き後々大爆発するタイプだと感じて関心している。

ルーミアもいつこの2人が動くのかワクワクしながら見ていて、目を輝かせている。

 

「ドロー、『烏の魔女 カモミール』にライド、『運命の神器 ノルン』をコールして、ノルンでアタック!「『星輝兵(スターベイダー) ネビュラキャプター』でガード」

カモミール、ヴァンガードにアタック!『慈悲の神器 エイル』『治』

無駄ヒール………「ダメージチェック『回想の星輝兵(スターベイダー) テルル』『治』ヒールトリガー、こっちも無駄ヒールね」

あらら………ターン終了」

 

「ドロー、幾多の時が過ぎようとも輝き続けよ、私の半身!

ライド、『伴星の星輝兵(スターベイダー) フォトン』!

このままアタック!『星輝兵(スターベイダー) アトムルーター』」

 

次に霊夢はカモミールにライドして2枚のダメージを与えれようとノルンもコールするが、互いが無駄ヒールを出してしまうと言う何とも言えない結果が出て苦笑を浮かべる。

対するメリーはフォトンにライドしてアタックするだけで終わる。

ブライトはメリーの動きが霊夢以上に静か過ぎるのを見て改めて〈リンクジョーカー〉の特性を思い返し、このクランが速攻性が無い事を思い出していた。

しかし、ブライトには気掛かりな事があった。

それは、ヴァンガードとして立っているフォトンだ。

ブライトの記憶の中には、フォトンなどと言う〈リンクジョーカー〉は存在していないのだ。

しかもロビンナイトも居ない………其処である考えに至る。

フォトンなどは〈リンクジョーカー〉の新たなるユニット………新たなる『侵略者』だと。

 

「ライド、『叡智の神器 アンジェリカ』!

コール、『猫の魔女 クミン』!

クミンのスキル、リアガードかヴァンガードとして場に出た時にSC(ソウルチャージ)(1)、アンジェリカでアタック!

ツインドライブ『宇宙の神器 CEO ユグドラシル』『遠見の神器 クリア・エンジェル』『☆』クリティカルトリガー、パワーはノルンに与えてクリティカルをヴァンガードに!「ダメージ『閃銃の星輝兵(スターベイダー) オスミウム』『星輝兵(スターベイダー)ネビュラキャプター』『引』ドロートリガー、パワーをヴァンガードに与えて1枚ドロー」

ノルン、アタック!「『星輝兵(スターベイダー) ネビュラキャプター』、フォトンでガード」

ターン終了」

 

霊夢は此処で3枚目のダメージをメリーに与えてダメージレースは1:3となり優勢に立つ。

それを見ていた魔理沙達も良しと思っていたが、ブライトは違う。

ブライトの場合は〈リンクジョーカー〉の前で不用意に展開、ダメージを多く与えるのは悪手だと理解しており、少し不安になっていた。

但し、霊夢には〈リンクジョーカー〉の情報が一切無いので此処は仕方が無いとも思っており、後はファイトが進むしか無いのである。

 

「スタンド&ドロー。

凶悪なる意思をもって世界を変えなさい、ライド、『星輝兵(スターベイダー) ガーネットスター・ドラゴン』!

更に『閃銃の星輝兵(スターベイダー)オスミウム』と『星輝兵(スターベイダー) アトムルーター』をコールしてアトムルーターのスキル、SB(ソウルブラスト)(1)を払ってオスミウムにパワー+5000。

さてと……そろそろ動こうかな?」

 

メリーはグレード3になった瞬間に動き出そうとリアガードを展開、更にドロップゾーンを4枚以上にすると言う動きを見せたので、霊夢は早速双闘(レギオン)を警戒して、手札に手を掛ける。

〈リンクジョーカー〉の情報が無い分双闘(レギオン)スキルがどんな物かも分からないので警戒は十全にしている………そして、この中でブライトだけは予測が出来ている、どんな物が飛んでくるかが。

 

「シークメイト、フォトンを1枚探して双闘(レギオン)!

そのままガーネットスターのスキル発動、ノルンとプレイ・エンジェルを選んで…………呪縛(ロック)!」

 

霊夢:布陣

 

R、アンジェリカ、【●】

R、【●】、クミン

 

【●】:呪縛(ロック)状態

 

「………えっ⁉︎」

 

「なっ、『ドラゴニック・オーバーロード‘‘The Яe-birth’’(ザ・リバース)』と同じスキルを相手リアガードに放っただって⁉︎」

 

「………そう、これが〈リンクジョーカー〉の特性、呪縛(ロック)

呪縛(ロック)されたリアガードはリアガードではなく呪縛(ロック)カードとなってサークルも呪縛(ロック)属性となり、そのサークルごと封じられる。

アタック勿論、ブーストも前後の移動もスキルの発動と対象化、張り替えも不可能となってしまうわ。

尤も、貴女のターンの終わりには解除されるわ………通常は、ね。

次に『星輝兵(スターベイダー) コロニーメイカー』をコールしてスキル発動、CB(カウンターブラスト)(1)を払い、相手に呪縛(ロック)カードが1枚以上あればグレード1以下の『星輝兵(スターベイダー)』をデッキの中からコール出来るわ。

コロニーメイカーの後ろにボルトラインをコール。

そしてアタックフェイズ、アトムルーターのブーストでオスミウムでヴァンガードにアタック!「ノーガード」

アタックヒット、オスミウムのスキルを発動!

相手の呪縛(ロック)カードを1枚選んで『Ω呪縛(オメガロック)』に変えるわ!

勿論対象はノルンだった呪縛(ロック)カード‼︎」

 

ノルン:Ω呪縛(オメガロック)(持ち主のエンドフェイズで『解呪(アンロック)』されない)状態

 

メリーがオスミウムのスキルを発動した瞬間、その口からΩ呪縛(オメガロック)と言う単語が出て来る。

Ω呪縛(オメガロック)、それは〈リンクジョーカー〉の道化竜が開発した終末兵器が保有していた悪夢の力、呪縛(ロック)を超えた呪縛(ロック)として現れ、ブロントさんが保有する切り札『救国の獅子 グランドエイゼル・シザーズ』を敗走にまで追い込んだのだ。

そしてその終末兵器………『星輝兵(スターベイダー) ‘‘Ω’’ グレンディオス』は『ブラスター・ブレード・解放者(リベレイター)』と『解放者(リベレイター) モナークサンクチュアリ・アルフレッド』によって破壊されている。

その終末兵器のΩ呪縛(オメガロック)が再び世に現れ、ファイトで使われた…………これを見たブライトは恐怖していた。

まさか〈リンクジョーカー〉の新たなるユニットだけではなく、Ω呪縛(オメガロック)まで現れたのだから。

 

Ω呪縛(オメガロック)………‼︎

そんな馬鹿な、あり得ない…………何故グレンディオスの力が…………‼︎」

 

Ω呪縛(オメガロック)を受けた呪縛(ロック)カードは持ち主のエンドフェイズが来ても解呪(アンロック)………呪縛(ロック)は解除されなくなるわ!

つまり、呪縛(ロック)がもう1ターン継続されるのよ!」

 

「な、何なのだそれ⁉︎

それじゃあ2ターンもノルンのラインからアタックもインターセプトも出来ないよ‼︎」

 

「おいおい、インチキスキルも大概にしろよな⁉︎」

 

ルーミアと魔理沙もΩ呪縛(オメガロック)の異常な拘束力に驚き過ぎて心の中で思っていた事が口から出て来る。

しかしそんな中でも霊夢は至って冷静に盤面を見て、また魔理沙達とは全く違う驚き方をしたブライトに注目していた。

霊夢はその驚き方から、ブライトは何かファイト以外の事を考えていると判断して後で聞いてみようと思い、そのまま視線をメリーに戻して行く。

ファイトに集中して勝てる様に動く為に………そして、ガーネットスターとフォトンが動き出し、アンジェリカに襲い掛かろうとしていた。




さて、今回の回でブライトに関しての情報をチラホラ出してみました。
これがどんな意味を持つのか楽しみにして下さい。
そしてメリーが何故〈リンクジョーカー〉なのかと言えば…………〈リンクジョーカー〉は第4期まで『絶望』の象徴として存在しています。
更に時と次元を越え現れた異次元からの侵略者とも…………これらの設定が絡め易かったのでこのクランとなりました。
『メリーなら○○だろJK』と思っていた方々には申し訳ありませんm(_ _)m
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