東方光剣輝   作:”蒼龍”

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第7話となりました。
さて、今現在の幻想郷にはどの辺りまでのカードが出ているのかこの話で判明しますよ。
因みにこの回も8000字突入直前………バカテスファイトでは5000字〜6000辺りが主流なのに如何してこうなった⁉︎
てな訳で、長文ですがどうかご容赦下さい。


第7話「蒼き波の竜と神域の聖なる竜」

蒼波竜が姿を現し、ブライトも警戒心を引き上げる。

何故ならば、現在の幻想郷にはリミットブレイクやブレイクライド以外にも強力なスキル(例としては双闘(レギオン)等)が広まりつつあり、最早ダメージ4枚から本番のリミットブレイクではファイトのスピードに追い付き辛くなっているのだ。

そんな中でのテトラドライブ・ドラゴンの採用。

ブライトはその時点で何かあると確信していた。

 

「さて、『蒼嵐艦隊のアオザメ兵』、『蒼波水将 フォイヴォス』、『発光信号のペンギン兵』をコール!

ペンギン兵のスキル、SB(ソウルブラスト)(2)して1枚ドロー!」

 

「むっ?

『蒼波水将 フォイヴォス』、『蒼嵐艦隊のアオザメ兵』…………僕が聞いた事の無い《アクアフォース》………BT15より後に出たユニットなのかな?」

 

更にはブライトの記憶に無いフォイヴォス、アオザメ兵と言うユニットまで現れ、ブライトの警戒心を強める。

実はこのフォイヴォスはBT(ブースターパック)収録のユニットでは無くCB(クランブースター)と呼ばれる1種類のクランしか収録されていない特殊なパックに入っている非常に強力なカードだったりする。

アオザメ兵はBT17で収録され、スキルがリミットブレイクのサポートに特化されたユニットである。

 

「じゃ、タイダル・アサルト単体でヴァンガードにアタック。

パワー9000のタイダルは11000のセイクリッド・ういんがるにはヒットしないけど、スキルは問題無く発動する!

パワー-5000してスタンド。

そしてテトラドライブでヴァンガードに単体アタック!

ツインドライブ『蒼波水将 フォイヴォス』『蒼嵐覇竜 グローリー・メイルストローム』」

 

そして極め付けは、チルノのダメージがまだ3枚にも関わらずテトラドライブ・ドラゴンのLB(リミットブレイク)に必要な攻撃順番を満たした事。

テトラドライブは『ターン中通算2回目のアタックをヴァンガードに対し行い、その終了時に【通算4回目のアタック終了時、アタックがヴァンガードなら手札2枚をドロップし、CB(カウンターブラスト)2枚を払いスタンドする】を得る』LB(リミットブレイク)を持つ。

つまりは、2回目にテトラドライブが相手ヴァンガードにアタック→適当なユニットで4回目のヴァンガードに対するアタックをすればコストを払ってスタンドする複雑な物だ。

しかしLB(リミットブレイク)はダメージ4枚から有効なので本来ならばこのスキルは不発となる。

………但し、アオザメ兵が居なければの話である。

 

「よっし、テトラドライブのリミットブレイク発動‼︎」

 

「………えっ?

リミットブレイクはダメージ4枚から有効の筈じゃ……」

 

「蒼嵐艦隊のアオザメ兵のスキル、あたいのリミットブレイクを持つユニットはダメージ3枚以下から有効になる‼︎

よってテトラドライブ・ドラゴンのリミットブレイクは有効化されるのさ‼︎」

 

「ナ、ナンダッテー⁉︎

Ω ΩΩ」

 

「あ〜、そういやあんなタイプのユニットも出てたな」

 

「そうなの?」

 

チルノのスキル説明にブライトは驚きを隠せずにいた。

あのLB(リミットブレイク)がダメージ3枚以下でも使用出来る。

つまり、CB(カウンターブラスト)(1)やアタックしただけで発動するタイプは直ぐに使える事になり、CB(カウンターブラスト)(3)であってもダメージ3枚で発動可能になり、昨今のヴァンガードの環境に対応しうるスピードを得られるのだ。

ブライトはアオザメ兵互換のユニットを手に入れれば、『サンクチュアリガード・ドラゴン』が更に使える様になる事をイメージし、目を輝かせた。

 

「じゃ、フォイヴォスでヴァンガードにアタック!

スキル発動、連波(ウェーブ)3‼︎

連波(ウェーブ)は、〈アクアフォース〉特有の指定攻撃回数とかをキーワード化した奴だよ!

で、フォイヴォスは『蒼波』のヴァンガードが居れば、通算3回目でヴァンガードにアタックした時にCB(カウンターブラスト)(1)を払ってパワー+2000と、アタック終了時にスタンドするよ‼︎」

 

「げっ、タイダル・アサルト互換か!

………ノーガード!

ダメージチェック『まぁるがる』『引』ドロートリガーゲット‼︎

1枚ドローしてういんがるにパワーを‼︎」

ブライトは遂に4枚目のダメージを受け焦り始めたが、ドロートリガーの恩恵でガード用の手札を確保し、パワーもタイダル・アサルトのラインが完全にヒットしなくなり少しは気が楽になる。

が、フォイヴォスはスタンドし、単体で11000と化している為、トリガー次第では危なくなっている。

 

「……まあ、此処でヴァンガードにアタックしないとテトラドライブはスタンドしないから、タイダル・アサルトでヴァンガードにアタック!

そしてテトラドライブのスキル発動‼︎

手札2枚をドロップ、CB(カウンターブラスト)(2)を払い、テトラドライブ………最強スタンド‼︎」

 

「起き上がったか………」

 

ブライトの予測通りテトラドライブ・ドラゴンがスタンドし、バブルエッジのブーストを入れてバワー16000の攻撃が飛んで来る。

が、ブライトはドロートリガーで得たカードに手を掛け、それをガーディアンとして場に出す。

 

「『必殺の探索者(シーカー) モドロン』でガード!「げっ、ツインドライブ!『蒼波竜 テトラドライブ・ドラゴン』『スーパーソニック・セイラー』『☆』

クリティカルトリガー、全部フォイヴォスに乗せる‼︎

ペンギン兵のブースト、フォイヴォスでアタッ」これまたモドロンでガード!」

 

クリティカルトリガー2枚で防ぎ切り、ダメージも1枚受けたのみで止めたが、この後もブライトはテトラドライブ・ドラゴンのリミットブレイクによる強襲を受ける事となる。

なので、早急に決着をつける必要があった。

 

「ふう、ギルダスを狙われたらアウトだった………ドロー!

そしてシークメイト‼︎

シングセイバー、モドロン2枚、ハロウドブレス・ドラゴンを山札に戻して、レギオンメイトのブラスター・ブレード・探索者(シーカー)を1枚探して双闘(レギオン)‼︎

更にギルダスのスキル発動、ヴァンガードが双闘(レギオン)した時、CB(カウンターブラスト)(1)を払い、デッキから探索者(シーカー)1体をスペリオルコールする!

『連節棍の探索者(シーカー) イスバザード』をコール!

更にイスバザードのスキル、ヴァンガードが双闘(レギオン)している時にコールされれば、パワー+4000を得る!

セイクリッド・ういんがるの双闘(レギオン)スキル、このユニットが双闘(レギオン)した時、デッキからグレード2以上の探索者(シーカー)を探してスペリオルコールする!

『爛漫の探索者(シーカー) セルディック』をコール‼︎

更に手札から、『探索者(シーカー) トランキル・ユニコーン』をコールしてスキル発動、SB(ソウルブラスト)(1)を払ってギルダスのパワー+5000‼︎」

 

ブライト:布陣

 

ギルダス、ブラブレ探/ういんがる セルディック

トランキル、ファイル、イスバザード

 

トランキル・ユニコーン:P5000、C1

イスバザード:P7000→11000、C1

セルディック:P9000、C1

ギルダス:P9000→14000、C1

 

ブライトは双闘(レギオン)とギルダスのスキルを用いて、手札消費たった1枚でリアガードをフル展開し、明らかにタイダル・アサルトやフォイヴォスを狙ったパワーラインを形成する。

ヴァンガードは同じパワーならヒットするので、現在ブーストを入れたギルダスのアタックは19000。

よって、フォイヴォスかタイダル・アサルトをこのパワーで狙われれば、手札からシールド15000を出さねばならず、必ず手札を2枚失う計算となる。

 

「うぎぎ………最強のあたいでも分かる、タイダルかフォイヴォス、どちらかしか守り切れないと‼︎」

 

「じゃあ、トランキル・ユニコーンのブーストを入れたギルダスでフォイヴォスをアタック!「ガード、マリカとスーパーソニック・セイラー!」

セイクリッド・ういんがるとブラスター・ブレードの双闘(レギオン)アタック‼︎

勿論ブーストが入るからパワーは合計27000‼︎

ツインドライブ『探索者(シーカー) ラヴィング・ヒーラー』『治』ゲット、ヒールトリガー!

パワーは勿論セルディックに与えてダメージを1枚回復!

セカンドチェック『護法の探索者(シーカー) シロン』じゃあ………イスバザードのブースト、セルディックでタイダル・アサルトをアタック‼︎「………ノーガード」

ターンエンド!」

 

ブライトはこのターンはチルノに1枚しかダメージを与えなかったが、これにはしっかり意味がある。

先ずテトラドライブ・ドラゴンのLB(リミットブレイク)を使わせない事と、1枚でもクリティカルを引いたらヒールを返しで引かれなければ勝ちになるのでヴァンガードのアタックを強制ガードさせる。

勿論双闘(レギオン)しているので、チルノの手札を圧迫し、更にコールするユニットもガードに回さねばならず、譜面もボロボロに出来る様になる。

これらの理由があったので敢えて与えたダメージが1枚になったのである。

 

「ヒールでダメージ回復された上に、こっちは使えるCB(カウンターブラスト)は1枚、テトラドライブは使えないしフォイヴォスかホイール・アサルトのスキルでスッカラカン………ふふふ、最強のあたいが戦う相手はこうでなきゃね‼︎

ドロー………テトラドライブをコール!

バブルエッジのスキル、ソウルに移動してフォイヴォスに『4回目以降にヴァンガードにアタックすれば、1枚ドロー』のスキルを与える!」

 

チルノはフォイヴォスにバブルエッジのスキルを与えて、手札を増やして次のターンに備える。

完全ガードを2枚引き、ドロートリガーも来れば文句無しでガード出来る上にフォイヴォスのコストを確保出来るが、それらトリガー等が無かった時の保険であるからだ。

それを見切っているブライトは次のターンで仕留める為の算段をし、ファイト開始前にしておいた『デッキから抜いた裏面が銀色のカード』2枚に目を向ける。

次のターンならそのカードが最大限に力を発揮するのだ。

しかし、此れもあくまでリアガードを削られなければだ。

リアガードを削られた時点でその2枚は若干制圧力を失い、次で仕留められる確率が下がってしまうのだ。

よってブライトは、出来ればヴァンガードにのみ攻撃を集中して欲しいとも思っていた。

 

「リアガードのテトラドライブでアタック‼︎「ダメージ……『探索者(シーカー) ラヴィング・ヒーラー』『治』ヒールトリガー、パワーをういんがるに‼︎」

ならばヴァンガードのテトラドライブだ‼︎

喰らえ「イスバザードでガード‼︎」ちぃ、ツインドライブ『碧玉の盾(エメラルド・シールド) パスカリス』『タイダル・アサルト』うぐぐ………フォイヴォス、セルディックをアタック‼︎「ラヴィング・ヒーラーでガード‼︎」

………ぬ、ぬっふっふ、良く防いだな!

だが次のあたいのターンで終わりだ‼︎

ターンエンド‼︎」

 

「(いや、完全ガードを削れなかった時点でアウトじゃ………いや、止そう。

私の勝手な推測で皆を混乱させたくない………しかし、ブライトの奴、こーりんから貰ったコレクションの中に『あのカード群』があったのか?

私もまだ手にしていないアレを)」

 

チルノは『デッキ外』の2枚のカードなどに目をくれないが、知識はそれなりにある魔理沙や勘の鋭い霊夢はその2枚のカードがあるカード群………『Gユニット』であると確信して注目する。

『Gユニット』とは、全てが『グレード4』で構成され、パワーも15〜16000+となっており、特殊なカードとして名を馳せ始めている。

スキルもそれぞれが強力な物が揃っており、デッキ外から出るワイルドカード的な存在である。

そして、ブライトはリアガードが削られなかった事により、シングセイバーでは無く『Gユニット』の方を使う事に決める。

 

「スタンド&ドロー。

さてチルノちゃん、ヴァンガードにはグレードは幾つまで存在するかな?」

 

「うん?

そりゃ、トリガーとかFV(ファーストヴァンガード)のグレード0から『超越龍 ドラゴニック・ヌーベルバーグ』や『Gユニット』のグレード4まであるでしょ?

それがどうしたのさ!」

 

如何やらチルノは『Gユニット』の事も知っていたらしいが、ブライトが『G(ジェネレーション)ゾーン』と言う『Gユニット』を置く新しい領域に件の物を置いているのに無視して気付かなかったらしい。

それを聞いた霊夢と魔理沙はジト目でチルノを見ていた。

 

「うん、その通り。

じゃあこの銀色のカードは?」

 

「それは『Gユニット』だな。

『Gユニット』はデッキの中にじゃなくて『G(ジェネレーション)ゾーン』に置くルールがあるから、混ざらない様にする為の措置だな!

…………あっ、何故『Gユニット』を持っている⁉︎」

 

そして漸く気が付き慌て始めるが時既に遅く、ブライトはライドフェイズに入り、新たに設けられた『超越(ストライド)ステップ』に移行していた。

 

「さて、Gユニットの使い方は先ず、互いのヴァンガードのグレードが3以上の時に、『G(ジェネレーション)ゾーン解放』と宣言して、手札からコストとして合計グレードが3以上になる様にドロップする。

僕は『探索者(シーカー) シングセイバー・ドラゴン』をドロップ!

そして、其処からGユニットをG(ジェネレーション)ゾーンから表向きで、Vに置く‼︎

此れが双闘(レギオン)と同じくヴァンガードに追加された新要素、『超越(ストライド)』だよ。

さあ、時空を超えて現れよ、神域に君臨せし聖なる竜よ!

ストライド・ジェネレーション‼︎

『神聖竜 レリジャス・ソウルセイバー』‼︎」

 

レリジャス・ソウルセイバー:P15000+、C1

 

まさかのGユニットの登場にチルノは言葉が出ない程驚き、魔理沙や霊夢は関心が高まりファイトを更に注視する様になる。

 

「うん、超越(ストライド)完了!

因みに元から居たグレード3のヴァンガードは『ハーツカード』と呼ばれる状態になってその場に居るには居る状態になる。

そしてそのグレード3の元々のパワーと名前は超越(ストライド)したGユニットに引き継がれる。

だからこそのパワー15000『+』なんだよ。

あ、ヴァンガードが双闘(レギオン)していた場合はレギオンメイト共々ハーツカードになってどっちかの名前とパワーを引き継ぐよ。

さて、僕はセイクリッド・ういんがるのパワーと名をレリジャスに引き継がせ、更にスキル発動‼︎

G(ジェネレーション)ゾーンの同名カードを表向きにするGペルソナブラスト‼︎

そして別途のCB(カウンターブラスト)(1)を払い、Vに出た時にハーツに『ブラスター』の名を持ったユニットが居れば、僕の3体のユニットを選んでパワー+5000を与えるよ。

セルディック、ギルダス、トランキル・ユニコーンの3体をパワーアップ!」

 

レリジャス・ソウルセイバー:P15000→26000

セルディック、:P9000→14000

ギルダス:P9000→14000

トランキル・ユニコーン:P5000→10000

 

セイクリッド・ういんがる、及びブラスター・ブレード・探索者(シーカー):ハーツ化

 

レリジャス・ソウルセイバーのスキルが発動し、全てのパワーラインが21000オーバー、センターに至っては31000と、最早殺しに掛かって来ているとしか言えない程の圧力でアタックフェイズに移っていた。

それらを全て見ていたルーミア達はと言えば。

 

「わは〜。

やっぱりお兄さんは凄く強いな〜。

でもチルノちゃんには同情したくなっちゃう………(汗)」

 

「チ、チルノちゃん………」

 

「………うん、これは酷い」

 

「もう悲鳴すら聞こえないとはこの事だね〜。

チルノちゃん、実力差があり過ぎるのに挑んだ結果だよね〜。

だからもう少し強くなろうかな?」

 

チルノがこの後迎える結末を予想したのか、同情していた。

ミスティアはさらっと毒を吐くが、悪気も無い上に本人はチルノを慰める為に言っているので問題無し………と、バカルテット達の間では暗黙の了解となっている。

 

「じゃ、ファイルのブーストを入れたレリジャス・ソウルセイバーでヴァンガードにアタック!「完全ガード……」

さあ此処からが本番。

Gユニットはドライブチェックもグレード3のユニット達とは一線を画していて、チェックする数は何と3枚、つまりはトリプルドライブトリガーが出来るんだ!

てな訳でトリプルドライブ『探索者(シーカー) ハロウドブレス・ドラゴン』『☆』『必殺の探索者(シーカー) モドロン』『☆』『必殺の探索者(シーカー) モドロン』『☆』トリプルクリティカル!

1枚はギルダスに、残りは全てセルディックに与えるよ!」

 

セルディック:P14000→24000、C1→3

ギルダス:P14000→19000、C1→2

 

その上でトリプルクリティカルトリガーを引き当て、もうヒールトリガーに賭けると言う選択肢すら潰し、完全にチルノを圧倒するブライト。

因みに内心では少し謝っていたりする。

何故なら、ブライトは此処でヒールorドロートリガーを引くだけに止めたかったからでもあり、この3枚のクリティカルトリガーはセイクリッド・ういんがるが双闘(レギオン)する為に戻したコスト(と言う名のアド塊)で戻したクリティカルトリガーだったりする。

本当にチルノはこの時ばかりは同情されても良い状況、正に泣きっ面に蜂であった。

 

「トランキル・ユニコーンのブースト、ギルダスでアタック!「…………ガード………しない‼︎『戦場の歌姫(バトルセイレーン) マリカ』『引』『カップルダガー・セイラー』

………ぬっふっふ、ぬっふっふっふ、ふっはははははー‼︎

これで勝ったと思うなよ〜‼︎」

うん、最後に一言だけ。

何かごめんなさい」

 

トリプルクリティカルの結果、チルノは惨敗。

ブライトはファイト終了時にチルノに謝り、魔理沙や霊夢は合掌してチルノがこれをトラウマにしない様にと願っていた。

 

「だ、だかあたいを倒しても第2第3のチルノと続き、最後の勝利を得るまで戦うだろう‼︎」

 

「いやいや、チルノちゃんは死んでないし妖精だから死んでも一回休みになるだけだから落ち着こう、ね………?」

 

「うぐぐぐ………‼︎」

 

だがチルノは元気良く某サイボーグのパロセリフをブライトに放ち、ルーミアはそれに少しツッコミを入れながら宥めていた。

そのやり取りは正に子供同士の拙い会話その物である。

 

「いやはやごめんごめん………お詫びにさ、これから僕らはこの人里で本を見たりカードを少し買おうとしてるんだけど、付いて来る?」

 

「あ、はいお願いします。

ほら、チルノちゃんも機嫌を直そうよ」

 

流石にこのまま何もしないのはアレかと思ったのか、ブライトはチルノ達を自分達の買い物等に誘い、機嫌直しを図る。

それに対する反対意見は一切出なかったので概ね賛成となり、ブライト達は人里を回り始めた。

だが………それを遠目に見る人影が一つあった。

 

「へっへっへ、妖精がテトラドライブ・ドラゴンを持っているなんざ宝の持ち腐れだな。

俺が有効に活用してやるとするか………」

 

その人影はチルノのテトラドライブ・ドラゴンに目をつけ、他の人に紛れながら後をつけ始める。

この人物は、昨今の幻想郷で高額取引される高入手ランクのカードを違法トレードやファイトルールのアンティルールを利用して奪ったりする問題集団、『カードハンター』の1人である。

そして、カードハンターは欲に塗れた笑みを浮かべてチルノ達やブライト達を見て、カードを奪う算段を立てていた……。




少し変更点を紹介。
カウンターブラスト、ソウルブラストをルビ振り記号化にしました。

さて、本編の通り『蒼波水将 フォイヴォス』等の割と最近のカードも登場します。
因みに幻想郷では双闘(レギオン)超越(ストライド)は本格的に出たのは同時と言う設定となっています。。
テストで片方ずつをチョロっと使ってみたら………両方を同時に出さないとパワーバランスが完全崩壊すると妖怪の賢者さんが判断した為と思って下さい。

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