えっ、シスコン魔王様とスイッチ姫みたいな力ですか?   作:のんのんびり

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第二十四話 連携

 

 

 

「ほぉーれ、焼けたぞ。こいつの内臓の一部は珍味にもなっていて、酒のつまみにいいんだよなぁー」

「先生、今更ですけど冥界のものを俺たちが食べて大丈夫なんですか?」

「槍をぶっ刺せよ」

「ごもっともです」

 

 俺の神器、超便利ですね。俺は相棒に確認した後、槍を焼き上がった肉に突き刺して危険なものを消滅させる。ついでに先生が作った機械で安全を確認してもらい、許可が下りたのでラヴィニアと一緒に手を合わせた。挨拶は俺の真似らしい。恐る恐るかぶりつくと、なかなか弾力のある肉で噛み切るのが大変だった。ちょっと不思議な感じだけど、素直においしいと思った。

 

「おいしいのです、カナくんが倒したトカゲさん」

「そうだな。カナタが槍でトカゲの顔面吹っ飛ばして倒した肉は」

「食欲なくなるのでやめてください」

 

 アザゼル先生の困ったところは、こうやって人をからかうところだよな。「修行が足りんぞー」とか言って、よくリアス・グレモリーさんをからかっていたし。あれから気絶したトカゲたちはそのままで、倒したトカゲをラヴィニアが冷凍保存して、先生ぐらいの身長の氷姫を作って荷物持ちをさせていた。そんな使い方があるのか、と驚くと、俺の神器の縮小を見て色々便利そうだからと覚えたらしい。さすがだな。

 

 気絶したトカゲたちがもうすぐ目を覚ましそうなので場所を変え、ラヴィニアが魔法で結界を張って、三人でお昼の準備に取り掛かったのだ。最初はあのトカゲを食べることに嫌な気分になったが、このままただ殺すだけで終わるよりも、ちゃんと糧として扱おうと考えを改めた。

 

 それから、魔法・神器・光力と色々入り乱れた調理風景になったが、なんとか食べられるようになったので良しとしよう。ラヴィニアが用意してくれていた調味料と、俺の清め用の塩のおかげで、おいしく食べることができました。ニンニクをスライスしたら、ガーリック風味にもできた。なんでも持ってくるもんだな、うん。

 

「しっかし俺が教えたとはいえ、お前の戦い方って本当に暗殺者みてぇだよな」

「あの先生、今回の戦い方で改善するべき個所はありましたか?」

「そうだなぁ、まずは自分の居場所が相手に割れないようにしろ。槍の投擲地点から絞られたから、今回最後の一匹にお前は見つかったんだ。ずっと同じ場所に潜むんじゃなくて、もっと相手を翻弄させて、居場所を掴ませないような工夫が必要だな。あとは、お前目の前の相手に集中しすぎだ。周りへの警戒が疎かになっていたぞ」

「今回は私たちがいるので大丈夫ですけど、乱入の危険性はいつだって起こります。特にこういった自然の溢れる土地は、日本のことわざにもある「漁夫の利」を得ようと頭を働かせる相手が数多くいるのです」

「現に、お前が戦闘している時に怪鳥が一匹近くを飛んでいた。俺らがいたから逃げて行ったが、お前だけだったら奇襲されていたかもしれねぇな」

 

 うわっ、そんなやつが近くにいたのかよ。空の上は完全に盲点だった。横の方はそれなりに警戒していたつもりだけど、上の警戒は疎かになってしまっていた。やっぱり実戦って難しいな。色々考えることが多すぎる。

 

「だが、能力の切り替え速度は実戦で使えるレベルにはなってきたな。充填や切り替えの速度、投擲術と伸ばさなきゃ速い相手には通じねぇだろうが、そこは要訓練ってところだ」

「はい、わかりました」

「という訳で、これからの道のりはお前ら二人に任せるから、頑張って戦闘経験を積んで来いよー」

「えっ!?」

 

 戦闘には参加するつもりだったけど、先生は一つも参加する気ないの!? これから先、さっきみたいなやつがわんさか出てくるんだよね。ビームは使えなくても、この人なら正直拳一つでこの辺りの魔物ぐらいなんとかなるだろ。ラスボス先生だし。

 

「俺がやると、ここら一帯が原稿用紙数行で終了するからな。つまんねぇだろ」

 

 それ、どっかで聞いたことがあるようなセリフですね。

 

 

「わかりましたのです。頑張りましょう、カナくん!」

「う、うん。まぁ、俺一人でやれって言われた訳じゃないしな」

「そうだ、戦闘するならお互いに連携できるようになっておけよ。メフィストは、基本的にお前らをセットにして動かすつもりらしいからな」

「連携、ですか」

 

 アザゼル先生から話を聞くと、神滅具持ちのラヴィニアと特殊効果持ちの俺を一緒にくっ付けておくことで、お互いに護衛や援護ができるようにするつもりのようだ。戦闘はラヴィニアが上だが、情報収集や補助は俺の方に軍配が上がる。彼女の神滅具は独立具現型だから、どうしても本体の守りが手薄になる。魔法使いとして純粋な地力はあるが、俺がそのあたりをカバーできれば、ラヴィニアの戦術の幅も広がるかもしれないってことか。

 

「お前らの場合、連携の際の相性も悪くない。お互いの長所を生かして、短所を上手く消すことができるだろうぜ」

「長所と短所をですか」

「ああ、例えば悪魔のやっているレーティングゲームで表すなら、ラヴィニアはウィザードタイプでテクニック寄り、お前はサポートタイプでテクニック寄りってことになる」

「それって、パワーが足りない?」

「ラヴィニアの場合はパワーも出せるがな。それでも超火力は難しいんだ。故に、そこをお前の能力が補ってやる。カナタは単純にパワー不足だから、格上相手に決定打がすくねぇ。だが、格上を自分と同じフィールドに引き摺り落とすことなら可能だ。そこをラヴィニアがつく。……色々、戦術は広がると思うぜ」

 

 なるほど、火力が足りないのならテクニックで翻弄したり、隙をついて相手の能力を下げたり罠を張ったりして、勝ちを拾っていくということか。俺はテクニック寄りだから戦闘もできるけど、どちらかというとサポートとして味方のために動く方が利点が高い。俺の能力が体力と直結しているため、消耗の激しい戦闘は味方に任せて、俺は能力にできるだけ集中した方がいいのだろう。

 

 初期の頃の兵藤一誠が使っていた、『Transfer(トランスファー)』で味方を強化しながら戦うサポート戦法の逆バージョンだな。俺は『Delete(デリート)』で敵を弱体化させ隙をつくり、そこを味方が討つサポート戦法って訳か。単純だけど、やられる方にしたら面倒なタイプだろうな、これ。

 

「ただお前らの場合気を付けるべきは、圧倒的なパワータイプやスピード方面に秀でたやつらだ。生半可な小細工なんか通じねぇ相手は、一気に形勢を逆転してくる。特にお前らは人間だから、スピードのある相手だと掠られただけでも致命傷につながりかねない。基本は回避に力を入れ、無茶は絶対にするな。敵を上手く躱し、時には撤退する。逃走手段も考えておけよ」

 

 アザゼル先生って、こういった戦術とかを考えるのが単純に好きなんだろうなと思う。俺の貸した格闘ゲームや育成ゲームでも、相性とか技のコンボとか役割理論とかすごいもんな。この二人とゲームをすると、俺はほとんどカモられる。おかしいな、俺の方がゲーム歴は長いのに。一緒に狩りでもする方が、一番精神的に優しいよ。

 

 

 

――――――

 

 

 

 そうしてお昼ご飯のトカゲ肉を完食した俺たちは、火竜の巣に向けて再び歩き出した。俺とラヴィニアが先頭に立ち、俺は神器を彼女はスティックをそれぞれ手に持って、常に神器に意識を通して辺りの気配を探り続ける。二人で話し合い、そこら辺にいる通常の魔物の露払いは俺が担当し、俺が倒し切れなかった分は彼女が担当することで、お互いの消耗を抑えるようにした。傷は回復できるけど、失った魔法力を元に戻すことはできないからな。

 

 俺の能力は「自らが受けた」ものならなんとかなるが、「自らが失った」ものに消滅の効果が発動できないのだ。「受けたもの」と認識すれば、0→1になったものを1→0に消滅させることができる。でも0のものをいくら消滅させても、結果はずっと0だ。蓄積したダメージや疲労は消せても、失った血液や魔法力には干渉できない。

 

 これが結構面倒である。俺の能力は単純な回復技ではなく、疑似回復技でしかないのだ。例えば、原作でアザゼル先生が旧魔王派のカテレア・レヴィアタンとの戦闘で片腕を失った展開がある。ここで重要なのは、その片腕を失った状況なのだ。

 

 「敵の攻撃を受けて切り飛ばされた」と受けた傷として定めることで腕を疑似再生させることなら、今の俺には厳しいができるかもしれない。でも、「自ら腕を切り飛ばした」だとたぶん力を発揮できない。受けたのではなく、自ら手放したものだと定められてしまうからだ。ちょっとの違いなんだけど、自爆を疑似回復するのは難しいという訳だな。

 

 傷なら自爆でも負ったものと定めたら問題ないけど、自爆で失ったものには作用できない。原作では確かアザゼル先生自身がカテレアの道連れを防ぐために、自ら腕を切り飛ばしていたような気がする。あの状況だったら仕方がないかもしれないけど、もし機会があったら忠告できたらいいかもしれないな。

 

「カナくん、お願いなのです」

Analyze(アナライズ)

 

 ラヴィニアの魔法によって簡単な気配遮断の効果を得たので、消滅の投槍のストックも三本使える。相手は大きなツノを持った四本足の牛のような魔物だ。数もちょうど3匹なので、俺はまず二本の槍を連続で投擲し、続けてもう一本も続けた。

 

空気抵抗の消去(デリート)

 

 高速で飛来した槍が牛の魔物二匹にしっかり命中したが、もう一匹には気づかれたのか角で横から弾き飛ばされる。俺たちの存在を把握した相手は、ツノを向け地を勢いよく蹴ろうとした。

 

「任せるのです」

 

 ラヴィニアがスティックを魔物に向けて、足元を凍らせて動きを止める。その間に俺は槍が刺さった二匹の意識を奪い、分解した槍を戻して牛の角が当たらない横合いに移動し、再び分解して投槍を向けた。ラヴィニアの補助のおかげで簡単に槍は牛に突き刺さり、すぐに相手の意識を消滅させることができた。

 

 俺はアザゼル先生からもらった腕輪に意識を向けて、ゲージを確認しておく。消滅の効果を最小限に抑えているからまだまだ余裕だけど、でっかいのが来たらその分消耗量は増える。このまま油断せずに進むべきだろうな。

 

「援護ありがとう、ラヴィニア」

「はいです。次は私がいくのですよ」

 

 ラヴィニアの意識は、次の相手へと向けられていた。先ほど倒した牛たちの後ろから、何やら巨大アメーバーみたいなやつが森から現れた。えっ、何あれ。普通に気持ち悪い。俺が軽く引いていると、アメーバーみたいな魔物は触手のようなものを倒れた牛に伸ばし突き刺した。そのまま触手が脈動し、牛から養分を吸い取っているのがわかる。徐々に骨と皮だけになっていく牛に俺は思わず口元を押さえ、表情が引きつった。

 

 さすがはファンタジー。ゲームでスライムのようなジェル状の敵は知っていたけど、実物は気色わりぃな…。それにしても、こいつって意識はあるの? というか、槍が刺さるのか? 俺の神器は槍そのものか刺さらないと効果が発動できない。物理攻撃が効かない相手って、もしかして相性最悪なんじゃないのか俺。

 

「カナタでも倒せる方法はあるが、リスクが高ぇな。物理攻撃が効かない相手だと、お前の神器は相性が悪い」

「その時はどうすれば」

「その時は、素直に仲間に任せておけ。仲間がいないのなら戦闘は避けろ。対策をしたいのなら、神器以外の能力を身に付けるのが手っ取り早いな。何事も相性ってことだ」

 

 なるほど、無理に俺が倒す必要はないってことだな。とんでもないパワータイプである兵藤一誠だって、カウンターができるテクニックタイプの相手に苦戦させられていた。避けられない戦いはあるだろうけど、それ以外は逃げるべきってことか。アザゼル先生の言葉にうなずく俺の隣で、ラヴィニアが前に出てスティックを突きだす様に向けた。

 

 そんな彼女の行動に魔物は身体から触手を数本生やし、ラヴィニアに向けて飛ばしてくる。彼女はそれを軽やかに躱し、杖の先に魔方陣を展開させて火球を作り出した。伸ばされた触手を全て焼き払い、それに相手が怯んだのがわかった。

 

Ruin(ルイン)

 

 相手への攻撃はできなくても、援護はできる。俺はジャベリンでアメーバーっぽい魔物の足元の地面を消滅させ、それにより敵は陥没した地面に落ちた。再度伸ばそうとした触手はあらぬ方向に飛んでいき、動きが阻害された魔物はそのまま彼女が放った火の魔法によって燃やし尽くされたのであった。さすがは魔法使いである。

 

 ラヴィニアに目を向けると、指を二本立てて嬉しそうにピースをしていた。こういうところは子どもらしいな。俺はそれに小さく噴き出しながら、同じようにピースを返しておいた。

 

 

 

――――――

 

 

 

「よーし、着いた。ここが火竜たちが暮らす渓谷だぜ」

「わぁ、大きいのです!」

「やっと、……着いた」

 

 ニヤリと目的地に指をさす先生と、元気に声をあげるラヴィニアと、疲労でくたくたな俺。戦闘も大変だったけど、何より道のりが長かった。空を見上げると、相変わらずの紫の空が広がっているが昼よりも暗くなっていると思う。薄らと月まで見えてきた。とりあえず、夜になる前に目的地にたどり着けてよかったと考えるべきだろう。

 

 ちなみに冥界の空や時間の流れは、人間界と同じになるように再現されているらしい。冥界に本来は朝も夜もなく、月だってない。これらは悪魔の魔力によってつくられた疑似的な空なのだ。時間の流れも、魔王様たちによって特殊な術法で保たれているみたい。理由としては、転生悪魔や人間界で暮らす悪魔たちのためなのだそうだ。どんな理由であれ、人間界暮らしの俺にとってはわかりやすくて助かる限りである。

 

 それにしても、アザゼル先生による修行やメニューのおかげでそれなりに体力はついたけど、キツイものはキツイ。ラヴィニアは神器を使うことなく、魔法力だけで切り抜けてきた。俺の場合、能力を使うにしても体力を消費していくので疲労度がやはり大きい。やっぱり神器以外の戦闘方法も必要だな。俺一人なら疑似隠密で切り抜けられるかもしれないけど、これからラヴィニアと組んで仕事をするなら、その辺りも考えないとまずいだろう。

 

「せんせーい、夜までに目的地には着けましたけど、俺たちは次にどこへ向かえば?」

「ん」

 

 先生は、カッコよく親指を渓谷の先へ向けた。すみません、山や崖しか見えないのですが。まさかこの渓谷を登ったり、降ったりこれからするのですか。野宿は覚悟していたけど、もう少しまともな場所で寝られると思っていたよ。俺はぐったりと肩を落とし、遠い目で渓谷の先を見据えた。

 

「……あれ?」

 

 何かが来る? 先生が親指を向けていた先から、黒い点が見えた。空が薄暗いから見間違えかと思ったけど、その黒はどんどん大きくなってくる。もしかして、あれって生き物なのか。ものすごいスピードで俺たちの方へ向かって来る影に俺は目を見開き、慌てて神器を構えた。ラヴィニアも警戒するようにスティックを構えたが、そんな俺たちの行動を先生は片手で制止させ、余裕そうに腕を組んでニヤニヤと笑っていた。

 

 

「よう、タンニーン。随分と早いお着きじゃないか」

「えっ…」

「メフィストから聞いていたが、まさか悪魔の領土に、それも子どもの引率で堕天使の総督殿が来るとはな」

 

 薄暗かった空が、突如暗闇に覆われる。アザゼル先生の軽い挨拶に応えるように、重く威厳に満ちた声が辺りに広がった。身体が本能的に震え、心臓が鷲掴みにされたような重圧を感じる。恐る恐る上空を見上げると、翼がはばたく音と一緒に強い風圧を受け、浮き上がりそうになった身体を慌てて足に力を入れておさえた。

 

 それからすぐ地響きが響き渡り、土煙が周辺を舞った。大きく揺れた地面に遂に俺は足を滑らせ、尻餅をついてしまう。痛みに顔を顰めるが、俺は砂が目に入らないように気を付けながら、その正体を真っ直ぐに見据えた。

 

 デカいなんてもんじゃない。十メートル以上は確実にあるだろう巨体。雄々しく引き締まった肉体を覆う紫色の鱗。頭部に生えた二本の角は、俺よりも大きいだろう。二足歩行で身体の関節を守る様に鎧が張り付き、背にある両翼が砂を巻き上げていた。その正体は獰猛な牙を見せながら、太い腕を組んで俺たちの前に堂々と姿を現したのであった。

 

 これが、『ハイスクールD×D』の代名詞ともなっている種族の姿。聖書に記されし伝説の怪物。強大な力を持ち、神や魔王さえも危険視した存在。魂すら震わせるその種族たちを人は――ドラゴンと呼んだ。

 

「お久しぶりなのです、タンニーンさん。ご依頼を受けに来たのです」

「あぁ、ラヴィニアか。わざわざ冥界まですまなかったな。……それで、そっちの子どもがメフィストが言っていた例の少年か」

 

 ギョロリ、とアメジストのように強い輝きを宿した目が俺に向けられる。それに一瞬身体が震えたが、俺は唾を飲み込んで畏怖を抑え込み、座り込んでいた体勢から勢いよく立ち上がった。息を深く吐き、真っ直ぐに相手と目を合わせる。その姿を焼きつけるように瞳に映しながら、俺は口を開いた。

 

「はい、初めまして。倉本奏太と言います。ラヴィニアの仕事の付添いで来ました。どうぞよろしくお願いします」

「ふっ、そうか。知っているだろうが、俺も自己紹介をしておこう。俺は『魔龍聖(ブレイズ・ミーティア・ドラゴン)』と呼ばれる、メフィストの「女王」。転生悪魔のタンニーンだ。冥界まで遥々よく来たな、歓迎しよう」

 

 まさに大胆不敵。そこに立っているだけですごい威圧感だ。俺はタンニーンさんからの言葉に、声が上擦らないように気を付けて返事をする。それにしても、会えるかもしれないとは思っていたけど、こんなにも早く邂逅できるとは思っていなかった。本当にすごい迫力である。

 

 こうして俺は、六大龍王と称されていた元龍王にして、「ドラゴンの王様」と評される最上級悪魔。タンニーンさんと出会ったのであった。

 

 


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