遅れてすいません…。
検閲も全くしてないので、誤字脱字、または何かしらおかしなところを指摘してくれたら幸いです。
それでは、どうぞ。
※5月21日追記
すみません、ラストを大幅に改稿しました。
1話の中で矛盾とか…どんだけバカなんでしょう私…。
返す返すすみませんでした。
時、2015年、7月16日。
天気、大雨。
場所、東京都内、ライブハウス・「
「―――ことり、そこ少し遅くなってるわよ!!もう少しテンポを早めて!!」
「…りょー、かいっ!」
―――メロディーと一緒に、
「…
「了解、よっ!」
「ごめん、にゃーっ!!」
―――華やかに、爽やかに、
「にこ、そこで左腕伸ばす!…そして、右、下、左!!思い出した?」
「…分かってる、わよっ!!」
―――互いに切磋琢磨しあいながら。
「
「ありがとう、
「…、うんっ!!!」
―――時に褒めて、時に叱って、時に魅了し、時に
「はい、
「「…はいっ!!!」」
―――さながら宴の如く、楽しげに。
「個人パートはしっかり見せつけるように、大きく動いて!!…
「…うちも、出来る、よっ!!」
―――メロディーを奏でて、
今、ライブハウス「
華やかな音楽に合わせて、ミラーボールがくるくると回る。
その光に照らされて、ステージを縦横無尽に駆け回る彼女らは笑顔だが、まだ少し固い。
歌を披露する新入生歓迎会まではまだ日付はあるが、まだまだ納得がいかないのか。
どこまでもストイックに、よりよいものを求めて、彼女らは踊る。
柊哉はそれを見ているだけ。
ただ、仕事の手を止めて、ただ、観ているだけ。
柊哉が彼女たちにしてやれることは、それしかないのだから。
だから、それだけ。
―――それ、だけ。
――――――。
「はい、最後!!みんな、ビシッと決めるわよー?」
「「「「「「「「せー、のっ!!!」」」」」」」」
―――本当に、それだけなのか?
柊哉はふと浮かんだその疑問の答えを求めて、彼女らの姿を観続ける。
もしくはどこか狂ったように、その宴へと身を投げる。
―――音符が飛び跳ね、旋律が悦楽を語らう今。
―――音の女神の振りまく音楽に、柊哉は酔い痴れる。
どこまでも、沈んでゆくような浮遊感。
夏の海に飛び込むときのような、心地よい爽快感。
土砂降りの外と対比するかのように、鮮やかな7色の光が、世界を彩る。
「―――はい、お疲れさま。一応、これで3回目は終わりよ」
「…う~ん、まだまだ直すところ、いっぱいあるかぁ~」
「絵里から指摘される場所は減って来てはいるものの…それでも多いですね」
「一朝一夕じゃ上手くなんていかないわよ、アイドルなんて。…じゃ、さっきの反省会、しましょ」
「はぁーい。…うぅ、凛、またあそこで間違えちゃったー…」
「凛ちゃん、あんまり気負いしないほうがいいよ?…次が、あるんだから、ね?」
それが、急に。
ぷつん、と。
切れた。
それが、曲が終わったせいだと気づくのに、柊哉は少しの時間を要した。
我に返った柊哉は、もう一度仕事へと戻る。
言葉を変えるなら、仕事に戻ろうとする。
だが仕事を始めてすぐに、その手は動くことをやめてしまった。
心ここに非ず、とはまさにこのこと。
仕事に身が入らない、というのも全くその通り。
ぼやっとしたままの柊哉は、無意識にステージへと視線を動かす。
今の宴でどこがおかしかったか、どこをどのように修正すべきなのか。
そして、どの点で「
今までの華やかな雰囲気はどこへやら、それはわずかにピンと張った美少女の集まり。
ゆっくりと、だが確実に、
柊哉はその流れで初めて、今の歌は練習だったのか、と認識した。
普段通りの柊哉ならば見れば分かるであろうその違い。
今回は分からなかった。
分かれなかった。
―――否、分かることを放棄していた?
柊哉は何かを間違えたような錯覚を起こして、既に自分は
―――もう1回。
―――もう1度。
―――何度でも、何度でも、澄んだ音色を、
叫ぶ。
柊哉の心に潜む
自我へ熱心に語りかける
だがそれでもなお、柊哉は何かを隠して、普段通りに彼女らへと混ざった。
荒れ狂う
大好きな美少女に迷惑をかけることを第一に恐れて。
そして曖昧な「いつか」を信じて、柊哉は女神へと歩み寄る。
「―――…やっぱ、お前ら最高だけどなぁ?…見てただけの人として、あんま強くは言えんが」
★
練習はつつがなく進行し、18時40分ごろに終了した。
それぞれの恰好で「
「―――お疲れさま、皆。ほれ、飲み物」
「ありがとー………っぷはぁっ!!あぁ~、生き返るーっ!!」
「…今日は湿気臭かったからー…汗がいつもよりも多いなぁ…」
「仕方ないよー、外は大雨だしー…柊哉、ライブハウス取ってくれて本当にありがとね」
「マネージャーの仕事の
「でも、その知り合いに頼んでここ取ってくれたの、柊哉くんやろ?…だったら、柊哉くんのおかげやん!」
「そんな風に言われると、なんだかすげぇ照れるんだが…」
じめじめと湿気に満ちた外の空気。
ここはそんな鬱屈とした空気も吹き飛ばしてくれたのだろうか。
柊哉の目の前に座る
太陽のような眩しい笑顔に、ミステリアスに癒す笑顔。
見ている柊哉まで、心から嬉しくなってくるような笑顔。
それらを向けられた柊哉は、なんとなく照れくさくなって目線を外す。
(…うーん、美少女の喜ぶ顔も可愛いもんだね。照れよりも嬉しさのほうがでかいわ正直)
柊哉が嬉しさと照れくささをごちゃまぜにしていると、思い出したように「あ、そうや」と手を叩いた希が、こちらのほうに言葉を投げかけて来た。
「そうそう。柊哉くんに言いたいことがあったんや」
「?へい、なんでございまひょ?」
「―――柊哉くん、7月20日に、大きい夏祭りがあるの、知っとる?」
「ん、あー、あれか。
そういえば。
そろそろ花火大会の季節であった、と柊哉は思い出した。
納涼、という
花火とは日本の華だ。
何とも気の抜けたひゅるるるるという音で打ちあがり、ドォンと腹に響いて大きく光をまき散らす。
それは日本の文化の粋を極限まで詰め込んだ、和の美の象徴だ。
夜空に咲く大輪の花は、えもいわれぬ哀愁と喩えようのない美しさを醸し出す。
「風流」なんてキザったらしい言葉を使わずとも、「風物詩」という言葉だけでその華やかさは伝わるだろう。
柊哉はそれが大好きだった。
パッと咲いてパッと散る、その潔さが好きだった。
だから柊哉は尋ねる。
「…で?それがどったん?一緒に行こうって?」
「うん、柊哉くんは最初から誘おうと思っとったよ」
「え、
「―――なんか急に連れて行く気失くしたんやけど…」
「わぁあごめんなさいごめんなさい!ちょーっとふざけすぎました!」
「…冗談やって。そんなひどいことはせんよ…連れて行かんとえりちが怒るし」
「?…まあいいや。ということは俺氏を連れて行ってくれるのね?わぁ楽しみ!」
「…うぅん、ちょっと違うなぁ」
「?…というと?」
希との会話の中で、突然変わったテンポ。
柊哉はそれを不思議に思って、ふと希を見つめる。
「―――実はな、柊哉くん」
視線の先の希は、ちょっと困ったような笑いを零していた。
「―――うちら…正確に言うなら真姫ちゃん、凛ちゃん、花陽ちゃん、にこっち、えりち、そしてうちの6人は、…花火大会に、行けないんよ…」
「…は?」
柊哉は思わず素っ頓狂な声を漏らす。
突然告げられたその事実に、柊哉は言葉を失う。
行き場のない、または形容出来ない事実がぐるぐると回りだす。
そんな中で、3分の2、という数値が、頭で一際チカチカと光っていた。
ぐるっと辺りを見渡してみても、1年生は顔を逸らして、3年生は目を伏せるのみ。
どことなく嫌な気持ちがもんにゃりと心を満たす。
そしてそれらは自己主張を始め、無意味な焦燥を引き連れて来た。
柊哉は「つまり」という言葉で事実らをまとめて、黙らせる。
「…ええと、つまり?柴又に行くのは、俺と穂乃果たち2年生組だけになったってこと?」
「…そういうことや。ほんと、ごめんなぁ…」
「いやいやいやいや!希が謝ることなんてないさ。…そっか、そりゃ残念だ」
しゅん、としてしまった希に、柊哉は「大丈夫」と笑いかけた。
どうせどうしても外せない用事、というのがあるのだろう。
それに柊哉は干渉する気はない。
何せμ’sは忙しい、超売れっ子のスクールアイドルなのだ。
第2回、第3回「ラブライブ!」覇者、第5回スクールアイドル総選挙・1位、第17回「今ノリにノっているアイドルBEST20」1位、第3回「ラブライブ!」
こうして一緒に生活しているが、彼女らは女子高生であると同時にアイドルなのだ。
故にそのくらいの用事があっても仕方がないのである。
むしろここ3日くらいのように柊哉と過ごせているほうが珍しいのかもしれないのだ。
だから柊哉は大人しく引き下がった。
そこに「断れ!!」なんてナルシストなことを言う気はさらさらない。
ただでさえしおらしい美少女を困らせるような言葉を喋る気も全くない。
自らのワガママを強引に押し通すようなこともしない。
それらは柊哉のポリシーに反するどころか、男としてどうかと思う。
―――でも。
(…なんでか、ってのはどうしても気になってしまうんだよねぇ)
だから柊哉は、出来た会話の隙間を埋めるように声を出した。
「え、でもさ、どうしてなん?」
「…何が?」
「いや、なんで行けないのかなーって。もしかして、外せない用事でも出来たん?」
「―――ええ、その通りよ。『残念な』ことに、ね」
「おぉ、
「実は…私たちに、どうしても『Love wing bell』を歌って欲しいっていう依頼が来てね…」
「は、なんでそれで…って、ああ、そゆこと…」
そして絵里から語られた理由に納得する。
確かにそれならきちんとした「用事」である。
私情や強制などされない、正式なμ’sの「依頼」である。
それに、もし私情が挟まっていたとしても、「歌って欲しい」などと懇願されては、心優しい彼女たちは断れなかったはずだ。
そしてその歌のチョイスから、2年生だけ来れることにも柊哉は納得。
「Love wing bell」は、μ’sの曲の中で唯一、1年生と3年生だけで歌う曲だ。
なんでも2年生が修学旅行に行っている間に作った歌らしい。
MVを見る限り、凛センターもウエディングドレスみたいな衣装も魅力的で、名曲だったと柊哉は記憶している。
(―――花陽推しだから凛センターもカバーしてたしてた。昔カラオケでこれしか歌わんかったし)
柊哉が何とも言えない過去を振り返っていると、絵里がそれを静かに呼び止めた。
「本当なら断っていたんだけどね…『花嫁さんを喜ばせたい』なんてお願いされると、断ることなんて出来ないでしょう?」
「結婚式か…ま、そりゃあそうだな」
さらに「結婚式」と来れば、もう柊哉は何も言えない。
一生に一度の晴れ舞台、μ’sファンの花嫁を喜ばせるために努力した花婿。
彼女の笑顔が見たい、その一心でアイドルに依頼し、見事掴み取ったチャンス。
もし柊哉がその立場だったらそうしているだろうし、柊哉にそのチャンスを汚す権利なんてあるはずがない。
そういうわけで、柊哉は潔く諦めた。
これは柊哉がどう口出ししても変えられないものだ。
―――いや、変えてはいけないものだ。
μ’s10人目のメンバーとして、柊哉はその活動に肯定を返す。
「…ん、了解。精一杯歌って、花嫁さんを喜ばして来てな」
「ありがとう、柊哉。それじゃ、夏祭り、私たちのぶんも楽しんできてね」
「おう。ちゃんとお土産買ってくるよー」
「―――そう。…期待してるわ?」
悪戯っぽくウインクした絵里に、柊哉は苦笑。
なんか意外とハードル高そうだなー、と勝手に思って、お土産は真面目に選ぼうかなー、と決意する。
絵里が隣にいた希と話を始めたので、柊哉は2年生のほうへと歩みを向けた。
もちろん一緒に夏祭りへ行こうと誘うためである。
(…さて、と)
彼女らはすぐに見つかった。
ステージの隅で、いかにも楽しげに談笑していた。
疲れているとは思えないほど溌溂とした表情。
純粋な笑顔を散りばめて、何かについて同じ話題を共有している。
(…何話してんだろ)
その「話題」が気になった柊哉は、サラリとそこへ混ざった。
「―――よー、穂乃果、ことり、海未」
「わっ、柊哉!」
「柊哉さん!?」
「しゅう君!?」
「あり、どうしたよそんな驚いた顔して」
「あー、びっくりした…」
「突然後ろから出て来ないでください!…驚いてしまったではないですか…」
「おっと…驚かしちまったか。それはごめんなさいねー」
ただ混ざるのが突然だったからなのか、3人にすごく驚かれてしまった。
柊哉は反省。
(『驚いてる姿も可愛い』…は、いかんいかん。まずは事情を説明するべきだ)
そして一瞬よぎった邪念を吹き飛ばして、さっそく本題を切り出す。
「…まぁそれは今いったん置いといて、だ。今、迷惑?」
「ううん、そんなことないよ。さっき話してたのも、あんまし大切な話ってわけじゃないし」
「そっか。じゃ、ちと言わしてくれな、ことり」
「うん」
「―――えっと、みんなは、数日後に柴又の花火大会へ行くのは知ってるよな?」
「え?うん、そうだよー?…私楽しみなんだよね。去年は行けなかったから、今年こそは観たかったんだ」
「およよ、そうなのか…」
「去年は合宿に行ってたからね。ちょうど時期がかぶっちゃってて…」
「なるほど…」
「それで?…それがどうかしたのですか?」
「ああ、いや………じゃあ、1年生と3年生がそれに行けなくなったことは?」
「…うん、それも絵里ちゃんから聞いてるよ?残念だけど…」
「知ってたのかー…んじゃあさっきの話はナシってことで」
「はあ…」
だが聞いた限り、柊哉が希や絵里から聞いたことは、3人は既に知っているようだ。
なんだかいいところを取られたような気がして、気持ち小さく肩を落とす。
しかし柊哉は「それはそれとして」と手を一つ叩いて、すぐに気持ちを切り替えた。
「それでは次の話。…実はその花火大会、俺行くことになったんだよ」
「そうなの!?良かったぁ、しゅう君だけ仲間はずれってわけじゃなかったんだ…」
「は?…なんで俺が仲間はずれって?」
「いやー、最初に海未ちゃんから言われたメンバーの中に、柊哉の名前がなかったから…てっきり、柊哉は来ないものかと…」
「おいおい海未さんよぉ。ナチュラルに俺をハブるのはどうかと思うぜぇ?」
「別に邪険に扱ってなどいませんよ。その話題を出した時に柊哉さんがいなかっただけです」
「それはそれで半端にリアルな話だなぁ…まぁ、行けるからいいんだけどさ…」
「あはは………」
何ともリアルな言葉に、柊哉はツッコミ辛さとやりきれなさをため息とともに押し出す。
自分はまだまだμ'sメンバーからの信頼は足りていないようだ。
今更ながらのその事実に気が付いて、自分自身に幻滅する。
気分が重くなった柊哉。
だがとりあえず最後まで伝えることを優先させるために、もう一度気持ちを立て直そうとした。
とっておきの方法にして、最大級に効く方法で。
―――具体的には、目の前の海未たちのきょとんとした顔を愛でることによって。
(…ああうちのアイドルメンバーは可愛いことよ…!)
おかげで柊哉のMPは一気にうなぎ上り。
わずかな時間で超回復を果たした柊哉は、元気よく次の言葉をつなげる。
「―――まあそれはいいや。じゃ、花火大会の時の予定立てようぜ」
「今ですか?…まあ、嫌というわけではありませんが…」
「いいじゃんいいじゃん。今こうして集まってるんだし、そのほうが効率的だよ!」
「穂乃果の言う通り。出来るときにしてしまえばいいのさー」
「―――それでは勝手に決めますね。16時に秋葉原駅前でどうでしょう?」
「いつもの場所だよね?」
「ええ。…柊哉さん、いつもの、というのは、電気街口のほうです」
「おお、了解」
「じゃあ、私は大丈夫。…穂乃果ちゃんも、それでいいでしょ?」
「うん!道に迷わないように頑張るよ!」
「それは本当に頑張ってくれ…」
「あはは…」
回復したはずのMPが何故かごっそりと減った。
ぼんやりと先行き不透明な未来が見えた柊哉は、疲れたようにツッコミを返す。
実は彼女は意外と方向音痴ではなかった!という
柊哉はこの先の未来に冷や汗を流す。
正直な話、はぐれたとしても柊哉が探すだけでいいのだが、それによって周りの人に迷惑をかけてしまうのはいただけない。
何も穂乃果だけの責任だと割り振れる確証はないのだから。
「海未とことりと穂乃果は俺が守る!」と小さく呟き、頓珍漢な決意をした柊哉。
瞬間、全員がこちらを振り向いたような気がして、柊哉はとっさに目を逸らす。
(…あれ、聞こえてた?)
そっと様子をうかがうが、3人は普段通り。
とりあえず聞こえてなさそうだったので、柊哉はただの自意識過剰とそれを割り切る。
柊哉がほっと息をついた直後、海未の苦笑が、手を叩いたぽんという音に変わった。
「それでは、これで決まりですね。そろそろ帰りましょうか」
「ほら、柊哉は出ていきなさい。早く、早く!」
「わ、ちょっ、了解しますたから!押すな押すな」
その言葉を合図としたのか、途端柊哉はにこにホールから締め出された。
おそらく着替えたりするのだろう、と柊哉はあたりをつけて、おとなしく待つ。
ふと見上げたロビーの夜色の天井は、どうにも薄っぺらく見えた。
星が瞬くように光るライトも、少しだけ
そして柊哉は気づく。
それは自分の気持ちの問題だった。
ネガティブな心が、自分の虹彩を閉じて、光を瞳に入れないようにしているのだ。
意識すれば開けられるはずなのに、それから逃げて、閉ざしているのだと。
無理にポジティブへは変えられない。
今更大きなキャラ変更なんて出来やしない。
しかし少しずつなら。
たとえそれが誰にも気づかれないようなわずかな変化だったとしても。
本人には小さな、しかし他人には大きな変化だったとしても。
それが「変化」と呼べるのなら、それだけでいいのではないか。
―――なんて思ってみて、柊哉はポジティブな心を吸収する。
(…よし、今度は俺も、仕事するか!)
そして自分の両頬を叩いて、モードを「仕事モード」に切り替える。
宴の
宴の
宴の
宴には不可欠な、大切な3つの要素。
ゆえに彼女らは宴を回し、宴を楽しむ。
―――ならば自分は何なのか。
柊哉はその自問に、薄く自嘲的な笑みを浮かべて自答する。
「
―――と。
だから柊哉は
自分は目立たなくたっていい。
目立つようなことをしてはならない。
所詮―――
一度ネガティブになった心をポジティブにするのは、無理だったのかもしれない。
柊哉は仕事モードのまま、そう思って、自己嫌悪して、嘲るように嗤った。
いかがでしたでしょうか?
私は4月24日からのアニメ2期、3話のA-RISEに半分発狂しかかってました。
あれはよかったんです。「ユメノトビラ」もよかったですけどね。
やっぱり自分は箱推しなんだなあ。
それではまた、21話で。
希ちゃんの誕生日が近づいてきました…。